「ad:tech tokyo 2021」の会場の様子は? リアルとオンラインの開催で人出はどう?

今年はリアルとオフラインのデュアル開催の「ad:tech tokyo」の様子は? 人の入りはどのくらい? 感染対策はどう? 1日目の朝に参加して、様子をレポート。

2021年11月1日(月)、2日(火)にコムエクスポジアム・ジャパンが東京国際フォーラムとオンラインにて、「ad:tech tokyo」を開催。

コロナウイルスの影響でリアルイベントの機会があまりなかったが、今回の「ad:tech tokyo」はリアルとオンライン、両方で開催した。

リアルとオンラインで開催している「ad:tech tokyo」

会場の雰囲気・様子

会場に入ると、来場者はまず検温と消毒をし、受付へ。事前登録したチケットを事前にA4サイズで印刷していたので、それを受付に渡し、バーコードを読み込んでチェックイン。印刷したチケットを線に沿って4つ折りにしてパスケースへ入れ、首から提げる。

検温と消毒をして受付

今年は例年配っているガイドブックやトートバッグがない代わりに、受付を済ませてすぐのテーブルに「amazon ads」の除菌ウェットティッシュが「ご自由にお取りください」と置いてあり、感染対策への配慮が感じられた。

パスケースとamazon adsの除菌ウェットティッシュ

久々のリアルイベントで隣席と挨拶

2日間で総勢230名超のマーケターが登壇するが、今回はDAY1の「Keynote #1」の様子をお伝えする。

Keynoteセッションが行われる「Hall E」の入り口には、プログラムと肖像権に関しての注意書きの看板があった。プログラムはQRコードからスマートフォンで読み取り可能だ。また、肖像権についてきちんと会場でも明記することで、権利問題への意識の高さも伺える。

肖像権の注意書きとプログラムの看板

「Hall E」に入ると、前方の席はすでに埋まり始めていた。

埋まりつつある前方席。参加者はなんとなく1個おきに座って間隔を取っていた

Opening Remarksが始まり、ad:tech tokyo事務局の代表として、古市氏が登場。無事に開催できた喜びと、スタッフへの感謝を述べた。さらに、久々の大きなリアルイベントということで、来場者へ隣に座っている方、前後に座っている方との挨拶が呼びかけられた。私は挨拶もそこそこに、隣の方とカメラの話をしてしまった……。

「ad:tech tokyo」事務局代表 古市 優子 氏

そしていよいよ、イベントのオープニングを飾るセッションがスタート。NO WALLの久保田氏と日本マクドナルドのズナイデン氏が登壇。登壇者同士の距離はしっかりと取りつつ、「本質に迫るマーケッターとは?」というテーマについてセッションが始まった。

距離を取りながらセッションが始まった
NO WALL コミュニケーションテラー/事業構想大学院大学 客員教授 久保田 和昌 氏
日本マクドナルド株式会社 上席執行役員 CMO ズナイデン 房子 氏

Keynoteでは、ズナイデン氏がマーケターの本質やプロジェクトの進め方をオーケストラに例えつつ解説。久保田氏が話をまとめたり、質問をしたりと司会の役割を務めていた。

10時を過ぎると参加者も増えてきた

オープニングのKeynoteが終わると、時刻は10時25分。続くプログラムを聴くために集まった参加者で「Hall E」の席は大分埋まっていた。

中央だけでなく、左右のスクリーン前の席も埋まって来ていた

朝は人がまばらだった展示ブースの方にも、段々と人の流れができて、立ち止まって話をする人も増えてきた。

ブースで立ち止まって話す人も増えてきた

11時過ぎに会場を後にしたが、途中すれ違う人も多く、午後に向けて参加者が増えていったものと思われる。

会場を出るころにはTwitterのハッシュタグ「#adtechtokyo」への投稿も増えていた。ハッシュタグをつけてセッションのメモを呟いている人も多いので、他のセッションが気になっていた人や、振り返りをしたい人、明日のセッションに参加する前に雰囲気を掴みたい人は目を通してみると良いだろう。

今年は例年に比べて出展企業が少なかったが、その分短時間でも情報を得ることができた。来年はこれまでのように多くの企業、セッションを楽しめるイベントが開催できる状況になっていることを願う。

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