普段やっている運動「ウォーキング・散歩」が断トツ人気、2位と3位は定番の屋内運動【LINE調べ】

ほぼ毎日「間食」している人は約3割、意外と壮年・老年層も間食好き。

LINEの調査サービス「LINEリサーチ」は、「健康に関する調査(運動・食生活)」の結果を発表した(有効回収数:10,848サンプル)。普段の運動/スポーツ、食事や間食の頻度、食事で気を付けていることなどを1万人以上に聞いている。

運動:週1日以上運動している人が過半数、一番人気は「ウォーキング・散歩」

まず「普段の運動量(どのくらい運動/スポーツをしているか)」を聞くと、「まったくしていない」26%が最多で、「週に2~3日ぐらい」18%が続く。「ほとんど毎日」11%、「週に4~5日ぐらい」9%、「週に1日ぐらい」13%と合わせると、週1日以上運動している人は51%とほぼ半数を占める。

年代別で見ると、「ほとんど毎日」「週に4~5日ぐらい」運動している人は10代と60代以上に多く、40代がもっとも運動を“さぼりがち”な世代のようだ。

具体的な運動内容を見ると、「ウォーキング・散歩」42.7%が圧倒的に多く、日頃の運動として取り入れている人が多いようだ。以下「ストレッチ」「筋トレ・ウェイトトレーニング」と屋内の運動が続く。そして4位以降は「ジョギング・ランニング」「サイクリング・自転車」と、場所移動の要素が大きなスポーツが入ってくる。

男女別で見ても「ウォーキング・散歩」はともに1位だが、男性は2位に「筋トレ・ウェイトトレーニング」、女性は2位に「ストレッチ」が入るなど、やはり運動量に差があるようだ。

食生活:ほぼ毎日「間食」する人は約3割、年代差はあまり見られず

次に「1日に食事をする回数」について聞くと、「1日3食」76%が主流で、「1日2食」20%がそれに続く。「1食以下」あるいは「4食以上」もそれぞれ4%ほど存在した。なお年代別でみると、若いほど「2食」が多く、20代は25%となっている。食費の問題や生活スタイルの問題があるのだろう。10代は親元で暮らしているため、こうした問題がないと考えられる。

次に「間食(食事以外のおやつなど)の回数」を聞くと、「ほとんど毎日」33%がもっとも多く、「週に2~3回ぐらい」25%がそれに続く。意外にも年代差はそれほど大きくない。10代が36%、30代・60代以上が34%と平均より高い傾向が見られたが、20代は28%と逆に平均より低い。なお男女別では、女性は「ほぼ毎日」が4割超になり、男性の2割台よりはるかに多い。

最後に「健康のために、食事/食生活で気をつけていること」を聞くと、男女ともに「野菜を食べる」がトップ。とくに女性は57.8%と半数を超える。2位も男女同じく「乳製品を食べる」がランクインした。一方3位は違いがあり、女性3位は「夜遅い時間を避ける」39.0%(男性5位)だが、男性は「発酵食品を食べる」26.5%(女性4位)だった。全体に女性のほうが数値が高めで、食生活に気を付けている傾向が見られた。

調査概要

  • 【調査対象】日本全国の13歳~79歳の男女
  • 【調査方法】LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
  • 【調査期間】2021年8月13日~17日
  • 【有効回答数】10,848サンプル
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