いまどきの高校生は、平日より休日に夜更かし。通常の入眠時刻は0時だが、休日は1時まで延長戦【LINEリサーチ調べ】
LINEの調査サービス「LINEリサーチ」は、全国の高校生を対象に「睡眠」について調査した結果を発表した。調査時期は2021年2月8日~9日で、高校1年生~3年生の男女1,043人が回答している。
高校生は平日0時台・休日1時台に就寝、眠くなるのはお昼ご飯のあと
まず「ふだん何時に寝て、何時に起きているか」を平日・休日それぞれで聞くと、平日の起床時間は午前6時台・平日の就寝時間は午前0時台、休日の起床時間は午前8時台・休日の就寝時間は午前1時台、という回答が最も多かった。学年別で見ると、平日の起床時間は低学年ほど早い傾向が見られる。部活の朝練などが影響している可能性が考えられる。休日の起床時間は高学年ほど早いのは、その反動が考えられる。
社会人だと“翌日の仕事に差し支えないよう休日は早めに寝る”という人も多いが、高校生の場合、“休日は遅く起きて、そのぶん夜遅くまで起きていたい!”という考えが多いようだ。
次に「学校で眠くなるタイミング」を聞くと、「昼休み/お昼ご飯を食べたあとの授業」がもっとも多く、どの学年でも6割前後を占める。以下「だれかの話を聞くことが中心の時間/授業」「夜更かしした次の日の授業」がそれに続いた。学年別では、1年生ほど2~3年生と比べて多いようだ。一方で、「学校では眠くならない」との回答は1割未満に留まっており、高校生が眠気と戦っているのは、いつの時代でも同じだ。
実際に「授業中につい寝てしまうことがあるか」を聞くと、「よくある」40%、「たまにある」31%、「あまりない」15%、「まったくない」14%だった。
そこで、「寝てしまうことがある」とした902人に、「寝かた/姿勢」を聞くと、「いつの間にか、うとうとと寝る」59%が最多だったが、「考えごとをしている・うつむいている感じで寝る」45%、「机の上の腕・カバンなどを枕にして、伏せって寝る」35%といった回答が多かった。いまも昔も、授業中の眠気は、学生の大敵のようだ。
調査概要
- 【調査対象】日本全国の高校1年生~3年生の男女
- 【調査方法】LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
- 【調査期間】2021年2月8日~9日
- 【有効回答数】1,043サンプル
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