サイトに誤って個人情報を公開した際の緊急連絡サービス「個人情報漏洩監視くん」開始

ヴィクセス、AIが定期的に監視、公開を検知すると電話で緊急報告、被害を最小限に抑制

AI(人工知能)ソリューション事業のヴィクセスは、企業などがウェブサイトに誤って個人情報や名簿を公開してしまった際に緊急連絡するサービス「個人情報漏洩(ろうえい)監視くん」を6月22日に始めた、と同日発表した。顧客企業のサイトをAIが定期的に監視し、公開を検知すると電話で報告する。情報漏洩による被害を最小限に抑えられる。

一度情報漏えいが起きると損害賠償、費用損害、風評被害など大きな損害が発生するが、人為的なミスが原因のため、完全に防ぐのは難しい。企業、自治体、教育機関のサイトで個人情報を掲載してしまう事例が増えていることから展開する。個人情報漏洩監視くんは利用企業の社内情報、システム開発、サーバーへのインストールの必要がない。

AIがサイトを監視する頻度は、1日1回、1時間に1回などプランから選択できる。AIの検知対象は、サイトのページ内の個人情報を含む文字列、「エクセル」ファイルなど。誤った公開を検知した時は、担当者から利用者に電話で緊急連絡して対応を促す。月額制のサービスとなり、最低利用期間は1カ月。手続きからサービス導入まで1~3営業日。

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