認知率ほぼ100%になったYouTube、利用率も6割超え。一方で「投稿もする人」は何%?【ドコモ・モバ研調べ】
YouTubeへの投稿は女性より男性が多い。男性10~30代は約10%が投稿経験あり。
2021/6/23 8:00 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
NTTドコモ モバイル社会研究所は、「動画サービス利用とYouTube利用動向」について調査した結果を発表した。全国の15~79歳男女(スマホ・ケータイ所有者)8,837名から回答を得ている。
YouTubeが認知率96.9%・利用率65.8%で、動画サービス1位に
まず、YouTube、ニコニコ動画、GYAO!、TVer、ABEMA、LINE LIVEといった動画サービス全般について、認知率と利用率(月1回以上利用)を聞くと、「YouTube」が認知率96.9%・利用率65.8%で、他を大きく上回り1位となった。「ニコニコ動画」は認知率2位(80.4%)ながら利用率4位(8.3%)、逆に「TVer」は認知率4位(67.5%)ながら利用率2位(13.4%)だった。認知率より利用率で各サービスのギャップが目立つ結果となった。
「YouTube」について、性年代別で認知率・利用率を見ると、15~79歳のどの世代でも9割以上に認知されており、やはり若年層ほど認知率・利用率ともに高かった。もっとも利用率が高いのは、女性10代。男性は全世代で過半数が利用しており、女性も70代を除き、過半数がYouTubeを利用している。
さらに投稿率(自分自身で撮影した動画をYouTubeに投稿している人)を見ると、全体の4.8%が投稿経験があった。性年代別では、男性10代がもっとも高く16.4%で、20代男性11.5%がそれに続いた。身の周りの出来事を短尺で投稿するInstagramやTikTokなどに比べ、作り込んだ動画が多いこと、YouTuberが活躍していることなどから、一般人の場合YouTubeへの投稿のハードルは、やや高いようだ。
調査概要
- 【調査対象】全国15~79歳男女(スマホ・ケータイ所有者)
- 【調査方法】Web
- 【調査期間】2021年1月
- 【有効回答数】8,837(性別・年齢[5歳刻み]、都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付)
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