YouTube、認知は9割超だが「実際に利用している」67.7%。投稿までしているのは4.4%どまり【ドコモ・モバ研調べ】
他の無料動画サービスは認知は7割台だが、利用率は2割未満と判明。
2023/6/7 8:00 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
NTTドコモのモバイル社会研究所は、「動画サービス利用とYouTube利用動向」に関する調査結果を発表した。15~79歳の一般ユーザー(スマホ・ケータイ所有者)6,559人が回答している。
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YouTubeの利用や投稿、20代と30代の間に壁?
まず「無料動画サービスの認知と利用(視聴)状況」を聞くと、「YouTube」96.5%が突出して高い。「ニコニコ動画」76.3%、「TVer」75.1%、「ABEMA」72.2%が続くが7割台にとどまっている。
さらに利用率(月1回以上利用)を見ると「YouTube」67.7%に集中しており、他サービスは2割未満で、認知はあっても実利用はされていないものが多い。なおYouTubeの利用率は、2020年から6割台で横ばいだ。
年代別で「YouTubeの認知と利用状況」を見ると、どの世代でも9割超が認知。70代でも90.7%が認知しており、全体平均は96.5%に達する。利用率は全体平均で67.7%。10~20代が8割超、30~40代が7割超、50~60代も半数を超える。唯一70代が49.0%で半数を割った。
さらに「自分自身で撮影した動画をYouTubeに投稿している」という人は全体の4.4%。世代別では10代8.3%、20代8.1%だが、30代になると4.3%まで急減する。以降は年齢があがるにつれ基本的に減少し、全体平均は4.4%だった。
調査概要
- 【調査対象】全国・15~79歳男女(スマホ・ケータイ所有者)
- 【調査方法】Web
- 【調査時期】2023年1月
- 【有効回答数】6559
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