アドフラウド率、世界的には低下傾向を見せるが日本は増加し世界最低レベルに【IAS調べ】

アドフラウド、ブランドセーフティなどの最新状況を調査した「メディアクオリティ レポート」をIASが発表。
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Integral Ad Science(IAS)は、アドフラウド、ブランドセーフティ、ビューアビリティについて最新状況を指標化した調査「メディアクオリティ レポート2020年下半期版」を発表した。

インプレッションなどを水増しする広告不正「アドフラウド」、ブランドの毀損を防止する「ブランドセーフティ」、ユーザー視認の確実化を計る「ビューアビリティ」などの各指標を、デスクトップ/モバイル/コネクテッドTVの端末、ウェブブラウザ/アプリの環境、ディスプレイ/動画の広告フォーマットごとに、集計している。

各用語の定義

アドベリフィケーションの各指標で日本は低水準

2020年下半期において世界のアドフラウド率は、すべての端末・環境・広告フォーマットでアドフラウド率は低下し、グローバル平均は0.7%(2019年下半期)から0.4%(2020年下半期)まで改善した。

一方、国別のデータでは、日本とオーストラリアのみアドフラウド率が上昇し、日本のデスクトップ ディスプレイでのアドフラウド率(対策済みインプレッション)は前年同期の2.6%から2.9%に悪化した。これは調査対象全20か国のなかで最も高い数字だという。

ブランドセーフティにおいて、危険度を示す「ブランドリスク」のグローバル平均値は5.8%(前年同期比:5.7%)。コロナ禍で動画広告のリスクがわずかに上昇傾向を見せた。

一方日本は、デスクトップ ディスプレイ、モバイルウェブ ディスプレイのいずれでも高い増加率を示した。日本は、デスクトップ ディスプレイのブランドリスクが5.6%(2019年下半期:3.2%)に、モバイルウェブ ディスプレイのブランドリスクが10.4%(2019年下半期:7.6%)にまで上昇しており、いずれも世界で1、2を争う高さとなっている。

またビューアビリティにおいても、日本はデスクトップ ディスプレイでは55.7%と、グローバル平均の68.8%を大きく下回った。モバイルウェブ ディスプレイでは日本の数値は46.4%(2019年下半期:43.5%)と改善が見られたが、グローバル平均の62.9%と比較すると非常に低い。なおIASが提供する指標「タイムインビュー」について、日本のデスクトップ ディスプレイのタイムインビューは23.53秒で、前年同期の21.95秒から若干伸びているが、モバイルウェブ ディスプレイでは16.6秒から14.72秒と逆に短くなっていた。

調査概要

  • 【調査対象国】アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、スウェーデン、オーストラリア、ニュージーランド、日本、シンガポール、インド、インドネシア、メキシコ、アルゼンチン、ポーランド、ブラジル、ベルギー、ベトナム
  • 【調査指標】ビューアビリティ、ブランドセーフティ、アドフラウド、タイムインビュー(全4指標)
  • 【対象デバイスとフォーマット】デスクトップ ディスプレイ、デスクトップ 動画、モバイルウェブ ディスプレイ、モバイルウェブ 動画、モバイルアプリ ディスプレイ、コネクテッドTV(CTV)(全6種)
  • ※コネクテッドTVはグローバル平均値、ビューアビリティのみ
  • 【調査期間】2020年下半期(7月~12月)
  • 【調査国数】全20か国
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