「無許諾音楽アプリ」は違法アプリ、この1年で利用者はストリーミングサービスに乗り換え【LINE MUSIC調べ】

お気に入りのアーティストが反対するなら、3分の1が「無許諾音楽アプリ」利用を停止。
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LINE MUSICは、「無許諾音楽アプリ」に関する調査結果を発表した。15~59歳男女が回答している。

2018年4月に、漫画の違法配信サイト「漫画村」が閉鎖され運営者が逮捕され、改めてコンテンツの無断配布に注目が集まった。一方で、「Music FM」「Music box」といった違法性の高い「無許諾音楽アプリ」が、若年層を中心に広まっており、いまだに類似ソフトが現れている。2020年10月1日には改正著作権法が施行され、無許諾音楽アプリは違法になった。

無許諾音楽アプリの利用者が減少、代わりにストリーミング利用者が増加

前年の2019年9月の調査では、「直近3か月の音楽の楽しみ方」について「無許諾音楽アプリ」と15%が回答していたが、今回の調査(n=55,083人)では11%まで減少していた。特に10代・20代の利用が減少を示したという。一方「音楽ストリーミングサービス」の利用が、前年の15%から21%と上昇しており、ちょうど入れ替わった形だ。なお「単独ライブやイベント、フェス」「カラオケ」が10ポイントほど減少しているが、これは新型コロナの影響と考えられる。

 

そこで、過去に無許諾音楽アプリを使ったことのある利用経験者(n=271人)に、「利用をやめた理由」を聞くと、「アーティストにお金が支払われないから」41%が最多。続いて「安心/信頼できないから」33%、「アプリの開発/運営元があやしいと思うから」29%が続く。ベースとして違法性や開発元への不信感があるが、それ以上に“アーティストを正当に応援したい”という気持ちから、利用を止めているようだ。

 

お気に入りのアーティストが反対するなら、3分の1が利用を停止

一方で、無許諾音楽アプリを利用している人もまだまだ多い。音楽を楽しむのに無許諾音楽アプリをもっとも使っている人(最頻利用者、n=1,389人)を年代別で見ると、20代が31%で最も多い。また男女別では女性のほうが57%と男性より多い。

 

なお「アーティストにお金が支払われていないとしても、引き続き使う」と回答した利用者は、そのうち64%(今後も使う+今後もたぶん使うの合計)で、「使わない」の14%を大きく上回っている。また使っている理由については「十分満足できるサービスだから」「便利なサービスだから」という回答が多く、利用者にとっては満足度が高いサービスであることが判明している。

最後に「お気に入りのアーティストがふだん使っている音楽サービスの利用を反対していると知ったら、どうしますか?」と聞くと、無許諾音楽アプリの最頻利用者の約3分の1が「今後は使わないと思う」と中止の意向を示した。特に10代女性・40代女性で、利用を止めるという人が多かった。

 

調査概要

  • 【調査対象】日本全国在住の15~59歳男女
  • 【調査方法】「LINEリサーチ」プラットフォーム利用の調査
  • 【調査期間】事前調査2020年9月4日~7日、本調査2020年9月4日~7日
  • 【有効回答数】事前調査55,083人、本調査3,553人(有料サブスク最頻利用者2,164人、無許諾音楽アプリ最頻利用者1,389人)
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