全世代で「スマホからのネット利用」がトップに。60代でもパソコンを超える【ニールセン調べ】

「オンラインに投稿された消費者の意見」、デジタル世代の重要な情報源に。

ニールセン デジタルは、消費者のマルチスクリーン利用状況を発表した。利用動向調査「ニールセン デジタル・コンシューマー・データベース2019」をもとに分析を行っている。同社では、デバイス(スクリーン)とコンテンツ(サービス)の両面から、2012年より継続的にデータ収集を行っている。

すべての世代で「スマホからのネット利用」がトップに、60代でもパソコンを超える

「インターネットデバイス(パソコン、スマートフォン、従来型携帯電話、タブレット)の利用状況」を年代別で見ると、どの年代でも「スマートフォン」でのネット利用がもっとも多かった。10代・20代はスマホが9割を超えており、50代でも7割を超える。60代は大きく下がり3割を切るが、昨年まではパソコンの利用がスマートフォンを上回っていたという。

 

「利用目的」について2017年と比較すると、「商品やサービスを購入するため」「買い物に関する情報を得るため」でスマホが伸長。特に「商品やサービスを購入するため」は、パソコンを抜いてスマホが利用されるようになった。これまでのネットショッピングは“パソコンでじっくりと検討する”といった傾向が強かったが、スマホでの情報収集に消費者が慣れたことで、注文も即スマホから、というスタイルに変化したようだ。

 

「オンラインに投稿された消費者の意見」はデジタル世代では重要な情報源に

そこで、デジタル世代の主流である30代以下に焦点を当て、ショッピング関連の行動について質問した。「オンラインで購入したことがある品目」では、「ファッション」63%、「化粧品」56%、「電化製品」48%、「家具、収納具」46%、「ベビー用品」40%などが上位。一方「実店舗で購入する際にオンラインで検討した品目」でも、これらがトップ5を占めた。

 

最後に、30代以下がどのような情報を信頼するかを、Earned(クチコミ)、Owned(自社メディア)、Paid(広告メディア)、Paid-Digital(デジタル広告メディア)という4つの情報ソースごとに見ると、全ソースのなかで、「知人からの勧め」(Earned)が1位。以下「オンラインに投稿された消費者の意見」(Earned)、「ブランドのWebサイト」(Owned)が続く。とくに「オンラインに投稿された消費者の意見」は、2017年から12ポイント増加し、デジタル世代のなかで大きな比重を占めるようになった。

 

調査概要

  • 【調査対象】スマートフォン、パソコン、タブレットのいずれかのデバイスを通して月1回以上インターネットを利用している日本全国の15歳(高校生)以上の男女
  • 【調査期間】2019年9月6日~9日
  • 【対象者数】2,984人(各デバイスからのインターネット利用者の人口構成比によって割り当て)
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