スマホでほぼ毎日ネットを利用する人はPCの約2倍、10代ネット利用者の45%はスマホだけでアクセス
インターネット調査のニールセンは、ニールセンインターネット基礎調査の結果を基に、最新のインターネット利用動向を7月28日発表した。16歳以上の男女で2015年6月に家庭のPC、スマートフォン、タブレット、従来型携帯電話(フィーチャーフォン)のいずれかでほぼ毎日インターネットを利用した人は5610万人となり、16歳以上の人口の51%がインターネットを利用していた。デバイス別では家庭のPCで2165万人、スマートフォンが3996万人と、スマホで毎日インターネットを利用する人はPCの約2倍存在することが分かった。スマートフォンのみでインターネットを利用している人の割合では、10代のインターネット利用者の45%がスマートフォンのみでインターネットを利用していた。ニールセンインターネット基礎調査は、日本全国を対象に無作為抽出の電話調査無作為抽出法(RDD)を用いて実施し、日本におけるPC、モバイル、タブレットの保有状況と各機器からのインターネット利用者数、その構成を調査している。
インターネットを月に1度以上利用する人の年代別の割合をデバイス別にみると、10代から40代では、スマートフォンからのインターネット利用が家庭のPCからのインターネット利用を上回っていた。10代ではスマートフォンからの利用がPCよりも38%以上高く、他の年代に比べて突出した開きがあった。50代ではPCからの利用がスマートフォンよりも多く、60代以上ではPCだけでなくフィーチャーフォンの利用割合もスマートフォンを上回っていた。スマートフォンからのインターネット利用は10代だけでなく20~40代でPCよりも多かった。10代ほど突出した開きはないものの、20~40代の30%程度はスマートフォンのみでインターネットを利用していることが分かった。
ニールセン
http://www.netratings.co.jp/
調査報告の詳細
http://www.netratings.co.jp/news_release/2015/07/Newsrelease20150728.html
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