VRI、スマートデバイスユーザーを抽出するための予備調査でスマートフォン所有率は40.2%
インターネット利用状況調査のビデオリサーチインタラクティブ(VRI)は、3月末のスマートフォンユーザーとタブレット端末ユーザーにおけるアプリや専用サイトなどのコンテンツの利用状況を把握する調査レポート「SmartPhone Contents Report (vol.04)」の提供開始にあたり、スマートデバイスユーザーを抽出するための予備調査を行い、2月21日、調査結果を発表した。調査結果のおもなポイントでは、15~69歳のPCインターネットユーザーにおけるスマートフォンの個人所有率は全体で40.2%であり、2012年8月の前回調査から5.5ポイント増加した。2011年8月から2012年2月の8.2ポイント増、2012年8月から2012年8月にかけての7.6ポイント増に比べ、増加ポイントはやや鈍化した。調査は2月8~12日に、15~69歳のPCインターネットユーザーに対し、インターネットを利用して実施。有効回答数は2万1789だった。
スマートフォン所有率を性別でみると、男性は42.5%、女性は37.8%だった。女性の所有率の増加に伴い、男女の差は縮まっていることが分かった。スマートフォンは20代を中心に浸透しており、20代の所有率は男女とも60%以上となっている。そのほかの年代では、男女の15~19歳、男性の30代で所有率は50%以上となっている。タブレット端末の所有率は、全体で11.3%と、前回調査時点から2.1ポイント増加した。男女では男性が14.5%、女性は7.9%だった。また、スマートフォン所有者におけるタブレット端末所有率は17.1%だった。スマートフォン以外の携帯電話、PHS(フィーチャーフォン)の個人所有率は、全体で54.1%となり、前回調査に比べて5.6ポイント減少した。
ビデオリサーチインタラクティブ
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