なにこれ、超楽じゃん。会議の議事録を自動でいい感じに作成するclarke.aiがイケてる
おはようございます、小野寺です。
みなさん、会議や打ち合わせのときに議事録をとると思います。
相手との認識のズレを防いだり、決定事項を周知したりするのに非常に重要だと思います。
ただ正直、議事録とるのってめんどくさくないですか? せっかく作った議事録もあまり読まれてなかったり…なんてのもよく聞く話。
そんなめんどくさいことは機械に任せて、もっと会議に集中したいものです。
今回はまさにそんなことをしてくれる議事録作成AI『clarke.ai』を紹介します。
これは、会議の生産性を変えるかもしれません。
サマリーだけでなくToDo管理も。めちゃくちゃできる書記AI“clarke.ai”
clarke.aiは会議の音声を認識・分析し、議事録を作ってくれるツールです。
しかも、ただのメモをするのではなく、会議で、何が重要で、でてきたタスクをだれがいつまでにしないといけないか、などまで整理してまとめてくれるんです!
しかもしかも、できた議事録は、slackや、Trelloなどのタスク管理ツール対して送ることができたり、メールで参加者に簡単に共有ができてしまうとか。
すごいっす。こうやって書くだけでもかなり便利な感じしますよね!
現状は英語のみ対応ですが、海外展開も視野に入れているそうで、今後日本で使える日がくるかもしれません。
ただ、ちょっと問題なのは、現在はなぜか電話会議にフォーカスしているところ。
- clarke.aiのアプリを使用した電話
- スカイプ forビジネス
- Googleハングアウト
- UberConference
- FreeConference
などのサービスで扱えるようです。会議の音声データだけを渡すと議事録を作ってくれる…なんてサービスになればいいですね。
もっともっと人に寄り添った議事録係へ。clarkeは学習で強くなる
clarke.aiでは、作成した議事録のフィードバックを通してclarke.aiをよりパーソナライズできるようになっています。
- もうちょっとこの部分については、詳細に残しておいてほしいな…
- ここの情報については、あまり重要じゃないから今後はいらないかも
なんて風に、clarke.aiにフィードバックをかけることでどんどんと賢くなり、よりその会議体にあった議事録を作成してくれるようになります。
また、実際に電話会議をしている間に、clarke.aiに下のような指示を飛ばすこともできます。
- タスクのリマインド
- スケジュールのフォローアップ
- スケジュールのリスケ
- メモをアドレスあてに送信
例えば、会議中に「Clarke! note this down.」(クラーク!これをメモして。)というと、指示通りに、話していることをメモしてくれるという感じです。
スケジュール調整までしてくれるので、会議中に時間が取られることがなくなって効率化されますね。
なんだか議事録作成だけでなく、秘書的な業務もおこなってくれるということで、「1人書記係を雇った」以上の効果がこのclarke.aiにはあるような気がします。
いやー、なんだか未来がきた感じしますよね。
実際に使ってみようとしたものの…
コンセプトやできることがすごいのはめっちゃ伝わってきたのですが、肝心なのは実際使ってみてどうなの…?という部分。
デジマラボでも実際に使ってみようと、アカウント登録してみました。が、現状アメリカの番号じゃないと使えないみたいです…残念!
ただ、サイトの説明を見る限り、使い方としては非常に簡単なようで、
- アカウント登録
- 会議にクラークを呼ぶ
- クラークが勝手にメモしてくれる
だけのようです。
あとは、クラークがとってくれたメモを参加者だったり、休んだ人に送るだけ。これで、議事の記録と共有が終わります。楽チン。
もう、以前のような議事録係はいらないのか
自動で議事録をとるサービス、いかがでしたか。
議事録を自動でとって、さらに要点をまとめてくれるだけでもめちゃくちゃ楽ですよね。
議事録をとるだけのために打ち合わせに1人参加させるのは、効率的ではないですし、ToDoの管理やスケジュールの調整など、正直クリエイティビティーはそこまでいらないような気もしています。
今後、こういった作業はどんどんAIに代替されるんでしょうね。すると、もっとクリエイティブなことに時間を避けるようになります。
そのときに人間にはどういったスキルが必要なのか・・・なんて、ちょっと考えてみたりするのも面白いですね。
以上、小野寺でした。
「BITA デジマラボ」掲載のオリジナル版はこちらなにこれ、超楽じゃん。会議の議事録を自動でいい感じに作成するclarke.aiがイケてる2017/02/13
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