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SEOスパム前歴があるドメイン名を取得するのはイチかバチかの賭け!?

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SEOスパム前歴があるドメイン名を取得するのはイチかバチかの賭け!?
★★★☆☆ ドメイン名の取得前にWayback Machineで調査 (John Mueller on Twitter)

グーグルのジョン・ミューラー氏にツイッターで次のように質問したフォロワーがいた。

ドメイン名を新規取得したら、不正なリンク操作で以前にスパム判定されていたことがわかりました。

別のドメイン名にすべきか、リンク否認でなんとかなるのか、どう対処すべきか助言をもらえますか?

ミューラー氏は次のようにアドバイスした。

たいていの場合は(ドメイン名を使い続けても)問題ないだろう。

だが、そのドメイン名で過去に行っていた行為のなかには、長期間にわたって影響が残るものもある。

(過去にSEOスパムをしていたドメイン名の取得には)常に、“賭け”や“実験”のような側面があるものだ。

ミューラー氏は回答全体を通じて「ギャンブル」という側面を強調している。つまり、大丈夫かダメか、だれも確実にはわからないということだろう。

新規にドメイン名を取得するときは、以前にスパムサイトでなかったかどうかを必ず調べておこう。過去に与えられたスパム評価が依然として残っていることがありうる。

ギャンブルが好きでないのならば、過去に問題があったドメイン名は避けるべきだろう。

サイトの過去の状態を知るには、Wayback Machineを利用するといい。すべてのサイトにおいて過去の状態をできるとは限らないが、それでも取得を予定しているドメイン名に関しては、取得前にこのツールで調査しておくことを推奨する。

サイトが一時停止したら、検索ランキングにどう影響する?
★★★☆☆ 短期間なら問題なし、長期間なら順位下落もあり (Google Webmaster Central office-hours)

英語/ヒンドゥー語版のウェブマスター向けオフィスアワーで次のような質問が出た。

サイトがオフライン(アクセス不可状態)になることは、サイトの評判にどんな影響を与えますか? 長期間に渡って評判にマイナスな影響が出るでしょうか?

グーグル インドのマリーナ氏は次のように答えた。

そうは思わない。短期間であればサイトへのマイナス影響はない。というのも、メンテナンス目的でたくさんのサイトが停止することがあるのを、私たちは理解しているからだ。

だが、たとえばオフライン状態が長く続くなら(たとえば1年間)、そのサイトは長い間ユーザーに提供されていないのだから、明らかにランキングに影響が出るだろう。

メンテナンスに限らずサイトが停止しても、数日間、場合によっては1~2週間くらいであれば検索に悪影響は通常は出ない。復帰後に順位が下がることはあっても、ほどなくして戻る。

しかし、たとえ503を返していたとしてもオフライン状態が半年も1年も続けば、順位が下がるどころか検索結果にすら出なくなるだろう。実際に、筆者は所有サイトを503状態にし続けたことがあるが、検索結果から完全に消えた。

HTTPSの証明書が無料に!? さすがアマゾンAWS
★★★★☆ セキュア化を推進しているのはグーグルだけではない (AWS Official Blog)

クラウドサービスの最大手、アマゾン・ウェブ・サービス(Amazon Web Services: AWS)が、 AWS Certificate Manager(AWS証明書管理)というツールを公開した。

AWS Certificate Managerは、なんと無償でTLS/SSL証明書を利用できるツールだ。証明書の取得から更新、設定を一元管理できる。

まずは米国東部(バージニア北部)リージョンが対象で、Elastic Load BalancerとAmazon CloudFrontに適用可能だ。

AWSは日本でもポピュラーなクラウドサービスだ。利用しているサイトも多い。リージョンが限られているとはいえ、無償でTLS/SSLを利用できるのは、AWSはユーザーとって非常に喜ばしいことだろう。

元記事は英語だが、すでに日本語で解説している記事もあるので、参考にしてみるといいだろう。

このコーナーでは、グーグルがウェブのセキュア化を目指してHTTPSを推進しているニュースを頻繁にピックアップする。だが勘違いしてはいけない、セキュア化を目指しているのはグーグルだけではない。AWSのTLS/SSL無償提供からもわかるように、HTTPS対応は、ウェブの世界全体でいま最も重要視すべきテーマの1つ(モバイル対応と並んで)になっているのだ。

Fetch as Googleのインデックス送信は画像には機能しない
★★★☆☆ そのページのURLを代わりにインデックス送信するといい (John Mueller on Twitter)

Fetch as Google実行後にそのURLをインデックスに送信すると、Googlebotの速やかな再クロールをリクエストできる。このインデックス送信の機能は、画像に対しても有効なのだろうか?

グーグルのジョン・ミューラー氏によれば、Fetch as Googleからのインデックス送信機能はウェブ検索、つまりウェブページに対してのみ効果があるとのことだ。すなわち画像には使えない(送信はできるだろうが、画像検索用のクローラは来ない)。

ただし画像が掲載されているページのURLをインデックス送信すれば、結果としてその画像もクロールされ更新されるだろうとのことである。

画像は、一般的には更新されることが少ないコンテンツだといえる。そのためクロール頻度が少なく、インデックスされるのは速かったとしても内容が変更されたときの検索への更新の反映が遅い。

ファイル名が同じままで画像を更新したのであれば、その画像を掲載しているページのURLをインデックス送信するとよさそうだ。間接的にクロールをリクエストできる。

サイト全体に渡るフッターからのリンクは価値が低い
★★★★☆ SEO効果を狙ってもかえって危険 (Zineb Ait on Twitter)

グーグルのジネブさんにツイッターのフォロワーが質問した。

私の顧客がクライアントに50サイトを作成しました。同じIPアドレスのサーバーでそれらのサイトを運用しています。その50サイトから自分のサイトに向けて社名でリンクを張っています。

この状況は問題になるでしょうか?

ジネブさんはこう答えた。

1本くらいなら問題ないでしょう。心配ならnofollowをリンクに付けておくこともできます。

ところが1本ではなく、サイトのフッターからリンクしていることがこの後判明する。つまり50サイトの全ページからリンクが張られていることになる。

ジネブさんはこう続けた。

アルゴリズムに関していえば、フッターやヘッダーなどサイトの全ページからのリンクは、それほど重視されません。

サイト作成を請け負ったウェブ業者が、自分のサイトへのリンクを作成したサイトに設置することは珍しくない。問題はその目的だ。

外部サイトからのリンク獲得が目的であれば、数が多いと不正なリンクとして問題視されることがある。問題視されなかったとしても、サイトワイドのリンクは評価が低い。期待するほどの効果はないだろう。むしろリスクのほうが恐い。

単純にPRが目的ならば、nofollowを付けておけば安全だ。問題視されることはない。

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