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有料リンクは未だに上位表示に効果あり?

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有料リンクは未だに上位表示に効果あり?
★★★★☆ さらなるグーグルの進化が必要 (WebmasterWorld)

WebmasterWorldに、次のような投稿があった。

そこそこ競争が激しくて儲かるキーワードで上位表示しているサイトを所有しているが、競争を挑んできたサイトが登場した。本当にひどいスパムドメインからの有料リンクを大量に購入してそのサイトは順位を上げてきている。どれくらいひどいかというと、カジノ、保険、債務整理のサイトからのリンクで、なかにはアレを大きくするためのサイトからのリンクもある。

しかもこのサイトはそういったスパムサイトからだけしかリンクを得ていない。グーグルの有料リンクを検出したり関連性を判断したりするアルゴリズムは一体全体どうなっているんだ?

同じような事実に気付いているという同調コメントがいくつも寄せられている。

「(スパム的手法による上位表示は)そう長くは続かないさ」と言う決まり文句に対して、フォーラムのベテランメンバーの1人は次のようにコメントしている。

自分もそう言うだろう。と同時に、スパム手法は株式市場の大暴落を予想するようなものだとも言いたい。

リスクの高い戦略だ。1か月続くことがあるし、2年間続いたのを見たこともある。だが、ほぼ必ずといっていいほど悪行の報いが来る。スパム手法が通用するというのも、いつかは終わるというのも両方とも正しい。上位表示は、上位表示しなくなるまで続くものだ。

逆に言うと、取り締まられるまで1~2年かかるのならば、金を稼ぐにはいい手段になってしまうだろうことも事実だ。

有料リンクのようなスパム手法で上位表示しているサイトが存在するのはご存知のとおりだ。しかしそういった手法にはリスクが付きまとい、いつかは報いを受けることになるだろうことも事実である。

リンクが自然かどうかを決定する要因×8
★★★★☆ リンクが“自然に”集る施策を練ること (SEO wizz)

ナチュラルリンクに求められる、さらに重要になってきた要因をSEO Wizzが8個リストアップした。

  1. バリエーションに富んだキーワードでのアンカーテキスト
  2. ブランド名(サイト名や会社名、サービス名など)でのアンカーテキスト
  3. 同じ国・地域にあるサイトからのリンク
  4. サイドバーやフッターなどサイト共通のテンプレート部分からではなく、そのページ固有のコンテンツ中からのリンク
  5. オーソリティのあるサイトからのリンク
  6. ディレクトリやブログ、ソーシャルサイトなどさまざまなタイプのサイトからのリンク
  7. 絶えずリンクが集まるようにコンテンツを増やし続けること
  8. 質が高くて関連性のあるリンクしかないと、かえって不自然に見えてしまう

ドメイン名にキーワードを含んでいても上位表示できるわけじゃない
★★★☆☆ そりゃ公式にはそう言うよね (Google Webmaster Central Help Forum)

数か月前に他人からドメイン名を購入してサイトを運用しているがなかなか順位が上がらないサイト管理者に対してグーグルのジョン・ミューラー氏が次のようにアドバイスした。

口を挟むようで役に立たないかもしれないが、以前から使われていたドメイン名でサイトを運用しているようだね。そしてターゲットにしているキーワードがそのドメイン名には含まれているということだね。

中古ドメイン名は役に立つこともあるが、それでも基本的には新しいサイトを持っていることになる。ドメイン名にキーワードを含んでいるからといって、それが自動的にそのキーワードで1位になるわけではない。我々のアルゴリズムはドメイン名のキーワード以上のものを見ているのだから。

いずれにしても見栄えのいいサイトだ。その調子で頑張ってほしい。

「長く使われてきたドメイン名だから」「キーワードを含んだドメイン名だから」……そんなことで簡単に評価が上がると思ってはいけないということだ。

rel="canonical"タグを使ってペナルティから脱出できる?
★★★☆☆ 一時しのぎでしょう (WebmasterWorld)

次のようなレポートがWebmasterWorldフォーラムに寄せられた。

スパム的な方法で上位表示していたサイトが検索結果から消えた。ペナルティを受けたと思われる。しかし似たようなサイトを新たに作成し、ペナルティを受けたサイトからrel="canonical"タグで指し示したところ、ペナルティを受けたサイトが元いた順位に、新しく作ったサイトが表示され始めた。

グーグルのアルゴリズムの隙を突いた裏技なのかもしれない。いずれは対策されるはずだ。今回のケースと同じようにペナルティを受けたサイトを別のサイトに301リダイレクトしペナルティから逃げるという策をとる人もいる。ただこちらも根本的なペナルティ要因を排除しない限りは、たいてい再びペナルティを受けることになる。

こうしたことを「SEOテクニック」と称して喧伝する輩がいるだろうことから、そういう抜け道が効く場合もあるが本筋のSEOではないことを知ってもらうために、ここで伝えておく。

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