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eBayが販売手数料の支払い猶予など新型コロナウイルス感染拡大に伴いセラーへ3つの特別措置

5 years 8ヶ月 ago

米eBayはこのほど、新型コロナウイルス感染拡大に関する特別措置として、出品するセラー(売り手)に対し「セラーパフォーマンス(評価)の保護」「販売手数料の支払い猶予」「追加出品手数料の無料化」を実施する。

新型コロナウイルス対策についての最新情報を、日本のセラー向けサポートサイト「セラーポータール」でも紹介している(※ログインにはeBay ID 登録が必要)。

特別措置の詳細は、以下の通り(プレスリリースから抜粋)。

■「新型コロナウイルス感染拡大に関しての特別措置」概要

① セラーパフォーマンス保護

通常より配送が遅延したり、やむを得ない理由で注文のキャンセルが発生した場合においては、セラーパフォーマンスに影響がでないよう保護します。

  • 対象期間:2020年3月20日~6月20日の評価分
  • 対象セラー:eBayの全セラー
※アカウントパフォーマンス改善の場合は、通常通り、セラーレベルが上がります。

② 販売手数料の支払い猶予

販売手数料(Selling Fees)については、30日の支払い猶予を設けます。

  • 対象セラー: eBayにストア登録されていて、一定条件を満たしたセラーが対象        

※本件の適用には、事前の申請および許諾が必要です。

③ 追加出品手数料の無料化

期間中、各月50,000品(2か月で最大100,000品)までの、固定価格で出品された商品の出品手数料を追加で無料化します。

  • 対象期間:2020年3月1日~4月30日

※本件の適用には、事前に参加登録およびストアの登録が必要です。また、一部対象除外カテゴリーや条件があります。

ネットショップ担当者フォーラムでは、新型コロナウイルスの感染拡大により影響を受けているEC・小売り・メーカーの取り組み例および、周辺支援事業者によるサポートなど、事業推進に向けた取り組みに関する情報を募集しています。下記のバナーをクリックいただくか、以下メールアドレスまで情報をお寄せください。

※すでに関連リリースがある場合は、直接こちらにお送りください。宛先: netshoptan@impress.co.jp (担当:公文)

公文 紫都
公文 紫都

新型コロナ対策支援で、「売れるネット広告つくーる」を2か月無料提供

5 years 8ヶ月 ago

通販・EC事業者の支援を手がける売れるネット広告社は、新型コロナウイルス対策支援として、ネット広告・ランディングページ特化型のクラウドサービス「売れるネット広告つくーる」(通常月額利用料、14万9,800円/税別)を2か月間無料で提供する。

対象は、4月2日から4月30日までに新規で申し込んだ事業者

決済代行会社の料金は含まれず、アクセス従量課金は別途発生する。アカウント開設日から2か月経過後は、有料契約に移行することも可能。

売れるネット広告社は、20年にわたり大手通販会社の広告出稿を支援し、1000回以上のA/Bテストを繰り返してきた。

通販・EC事業者の支援を手がける売れるネット広告社は、新型コロナウイルス対策支援として、ネット広告・ランディングページ特化型のクラウドサービス「売れるネット広告つくーる」(通常月額利用料、14万9,800円/税別)を2か月間無料で提供
売れるネット広告つくーるの紹介ページ(画像は売れるネット広告社のサイトから編集部がキャプチャ)

「売れるノウハウ」をすべての単品通販企業が、“安く・簡単に・効果的に”使えるように開発したのが、ネット広告の仕組み(クリエイティブ・システム・CRMなど)を最適化した「売れるネット広告つくーる」という。

無料提供に至った理由について、代表取締役社長CEO 加藤公一レオ氏は、プレスリリースを通じて次のようにコメントしている。

昨今のコロナショックは、日本経済および世界経済に大きな打撃を与えています。すでに「コロナ関連倒産」のニュースを何度も見聞きしていますが、今のような状況が続けば、日本経済および世界経済はますます深刻な状況に陥り、「コロナ関連倒産」も増える一方です。

そこで、このような状況を少しでも改善すべく、『売れるネット広告社』にできる支援を考えた結果、『売れるネット広告つくーる』を2ヵ月間無料で提供することにしました。

「巣ごもり消費」に象徴されるように、ネット通販(D2C)への需要が高まっている中、『売れるネット広告つくーる』をご利用いただくことで、一社でも多くの単品通販(D2C)会社が売上を上げて、成功を手にされることを願っております。

微力ではありますが、業界のリーディングカンパニーとして、今後も『売れるネット広告社』が日本経済に貢献できる方法を模索していきたいと思います。

『売れるネット広告社』は、今後も単品通販(D2C)会社におけるネット広告の費用対効果を最大化・売上アップに直結するサービスを提供できるよう取り組んでまいります。(原文ママ)

 

 

ネットショップ担当者フォーラムでは、新型コロナウイルスの感染拡大により影響を受けているEC・小売り・メーカーの取り組み例および、周辺支援事業者によるサポートなど、事業推進に向けた取り組みに関する情報を募集しています。下記のバナーをクリックいただくか、以下メールアドレスまで情報をお寄せください。

※すでに関連リリースがある場合は、直接こちらにお送りください。宛先: netshoptan@impress.co.jp (担当:公文)

公文 紫都
公文 紫都

簡易型宅配ボックスを100台無償提供。コロナで⽣じた不安を「非対⾯受け取り」で解消(ナスタ)

5 years 8ヶ月 ago

ナスタは、非対面で荷物の受け取りができる非売品の簡易型宅配ボックスを100台無償提供すると発表した。

簡易型宅配ボックス(非売品)
対象商品の簡易型宅配ボックス(非売品)

同社が今年3月に戸建て用宅配ボックス「スマポ」を1,000台の無償提供した際は、5日間で応募枠を遙かに超える応募があり、「非対面で荷物の受け渡しが可能となる置き配は、ウイルス感染防止にも役立つと考えられ、宅配ボックスに興味関心を持った消費者から多くの反響をがあった」(ナスタ)としている。

簡易型宅配ボックス(非売品)の設置イメージ
設置イメージ

今回の対象商品は非売品の簡易型宅配ボックスで、応募期間は4月12日(日)まで。応募は1世帯1回限り有効、発送期間は4月15日〜17日。応募は応募フォームから。

内山 美枝子
内山 美枝子

今こそチェックしておきたいSEOのポイント

5 years 8ヶ月 ago

緊急事態宣言が出て、先もなかなか見えない中ではありますが、暗くなってばかりいても仕方ありません。止まない雨はないと信じて、雨が止んだときに楽しめるようにこういうときだからこそできるSEOの施策をいくつかやっておこうと個人的に考えています。

リモートワークになり出張や外出が減り、ミーティングも減っていつもよりも考える時間があるという方もいらっしゃると思います。普段は忙殺されていてなかなか整理したいことやじっくり考えたいことが後回しになっている人も、今時間が空いているようであれば自サイトのSEOについて再度整理してみるのはいかがでしょうか?

 

いざ整理してみるとしてもサイトの規模や運営体制、いまおかれている状況によってそのポイントはさまざまだと思います。

そのため、今回はあくまで私の場合です。

私が見ているサイトの多くは大規模サイトなので中小規模のウェブサイトには不要なこともたくさんありますし、逆に中小規模サイトのSEOに必要なところが抜けることもあるかもしれませんがご了承ください。

1,サイトのコンテンツの見直し

1-1,不要なコンテンツの削除や統合

特に大規模サイトにおいては不要なコンテンツや内容に乏しい品質の低いコンテンツを削除することによってSEOの効果が高まることがあります。

これは大規模なサイトにつきもののクロールバジェットの問題が軽減されることによって、重要なコンテンツによりクロールがなされるようになることが原因のこともあれば、ユーザー行動が改善されることが原因のこともあれば、サイト全体としてのコンテンツ品質が低いと見られているものが解消されることが原因のこともあるでしょう。

今までの私のたいして多くない経験の中でも、

  • スパムコンテンツの大量削除
  • システムによる自動生成コンテンツの削除
  • 重複コンテンツの大量削除またはcanonicalによる正規化

等によって検索流入がサイト全体として増加したケースがあります。

一点注意が必要で、検索流入がないページがすべて不要なわけではなくユーザーにとって必要なページは残しておくべきです。

その中で検索者には役立たなそうなものはクローラーをブロックしたりnoindexしたりということが考えられます。

検索流入はないけれど、検索流入したひとが回遊して役立ちそうなものは残しておくべきだと思います。

例えばECサイトで「商品ページが検索上位に上がってくるからオウンドメディアでその商品の上手な使い方を作っていたけど削除したもいいや」というのは間違いです。

商品ページから回遊して役立つページになると思いますので、そういったページは削除しないようにしましょう。

 

個人的には、Search Consoleのカバレッジ>除外のSearchConsole除外画面

クロール済みインデックス未登録のリストを見て、どんなものがGoogleから「indexしても意味がない」と思われているかを確認して、基準作りの参考にするようにしています。

1-2,必要なコンテンツの作成

別にこういうときでなくても必要なコンテンツは作らないといけないのですが、やれ無駄なミーティングだ、やれ上司に無駄な報告だ、やれ無駄なレポート作成だ、やれ有用な飲み会だと何かと忙しくて、わかっちゃいるけど作れないという方もいらっしゃると思います。

 

これは何も狙うべきキーワードのコンテンツが作れていない!という情報メディアによくありがちな話だけではありません。

意外とあるのが、メーカーさん等で商品の魅力を伝えきれていないものです。

画像等でビジュアルではその商品の魅力が伝わるものの、どういう人に合っているのか、どういうシチュエーションで使うと良いのか?使い勝手は?使い方は?などユーザーが知りたいことに応えられていないケースがときどき見られます。

Webサービスでもよくあります。特に競合の商品がある場合にはそこと差別化できる「強み」を伝えられているかチェックする必要があると思います。

また、商品について細かく伝えたいときはFAQコンテンツを作るのも良いでしょう。

QuestionとAnswerで1ページずつコンテンツを作れるくらいボリュームができると質問に関するロングテールのクエリで検索流入が得られることもあると思います。

(薄っぺらいコンテツになるなら1ページずつ独立しないほうが良いと思います)

2,ページやサイトの作りについて見直す

2-1,構造化データが正しく使えているか見直す

構造化データがしっかり使われているサイトはかなり増えてきていますが、古くから運用されているサイトではまだ導入されていないサイトもあるでしょう。

このタイミングでもしリソースが空いているようであれば、構造化データをしっかりセットしておくのも良いと思います。

構造化データがSEOにどう寄与するのか、リッチスニペットに反映されること以外はあまりはっきりしたことは言えませんが、今構造化データをなんらかのヒントにしている可能性はありますし、今使っていなくても今後ヒントに使うかもしれないと思います。

リソースに余裕があるときでないと、SEOに保険をかけることはなかなかできないと思いますので、リソースに余裕があれば保険をかけておくと良いのではないでしょうか?

Googleのドキュメントとしては「構造化データの仕組みについて」、正しく使えているかどうは、Search Consoleや「構造化データテスト」を活用しましょう。

 

2-2,<title>,<h1>等がコンテンツ内容を正しく伝えられているか確認する

titleもh1もSEOには不要という人もたまにいらっしゃいますが、、、、やはり検索エンジンにはヒントになるものだと思っていいと思います。

そしてユーザーが見出しを見たときに、そこに何がかかれているのかを一目でわかるようにすることは重要だと思います。

titleキーワードとSEO

上位50位に入っているもののほとんどはしっかりキーワードが入っています。

(5位ずつの箱ひげ、縦軸はキーワードの出現回数、複合ワードの場合に例えば2語の複合で片方しかtitleに入っていない場合は0.5として算出する)

2-3,パフォーマンス(表示速度)改善をする

これは普段から取り組んでいる方が多いと思いますが、たまたまエンジニアの方の手が空いている!なんてことがある方はトライすると良いと思います。

コロナウイルスが流行してから検索結果がおかしな方向に変わることを避けるためか、Googleには大きな順位変動はありません。コアアルゴリズムアップデートも発表されていません。

それでもいつかコアアルゴリズムアップデートがあったときに、どのサイトであっても大きく検索流入を下落させる可能性があり得ます。

そしてコアアルゴリズムアップデートによる検索流入低下時には、運営者のなんらかの努力でその流入数を元に戻すことは現時的ではありません。

となると、訪問してくれるユーザーさん一人一人をより大切にしなければいけないわけです。

パフォーマンス改善はこのような有事の際の保険にもなりますので、ぜひ取り組んでおきたいものです。

実際の表示速度とは必ずしも一致しないかもしれませんが、"検索から来た人のUXを改善する"という意味ではPageSpeed Insightsは外せないと思います。

PageSpees Insihgts

私も頑張ります(汗

2-4,MFI対応に問題がないか確認する

先日、9月以降にMFIへの強制移行がはじまるとの告知(英語)がありました。

まだMFI移行されていないサイトは、このタミングでMFIが来ても問題がないかチェックする必要があるでしょう。

詳細は先日投稿した記事をご覧ください。

もう一度モバイルファーストインデックス(MFI)について振り返ってみた

3,クロールの最適化について見直す

大規模サイトにしか必要ではないと思いますが、大規模サイトのSEOだと取り組まなければいけない課題になることが多いと思います。

3-1,ページの重要度において傾斜をつける

SEOにおいて重要なページとそうでもないページがあると思います。

  1. Landing Pageになり得るページ
  2. Landing Pageをあげることをアシストするページ
  3. SEOには役立たそうなページ

があったときに、1 > 2 > 3の順にクローラーに積極的にプッシュしていきます。

1はsitemapに掲載する、2は何もしない、3はクローラーを回さないなど、ここはサイトそれぞれにカスタマイズする必要がありますが、大事なものはクローラーが見つけやすいようにし、不要なものはクローラーに見つからないようにするという意識が必要だと思います。

(ここは中途半端に書くと誤った方法で大失敗してしまうケースがあると思いますので、敢えてざっくりした表現に留めます。

慣れていない方は専門家に相談されることをおすすめします。)

3-2,不要なページへのクロールを回避する

先ほど記述したようにSEOに役立たない、むしろクロールバジェットなどの観点からマイナスになり得るようなものはクローラーを回さないようにすることが有効なケースが大規模サイトの場合あります。

noindexにしてもindexが回避されるだけでクローラーは回ってきますので注意してください。

(クロールの頻度は下がるように思いますが)

クロールの回避には、サイト内リンクでそのページへのリンクに rel="nofollow" を設定するというのがありますが、それよりもクロールさせたくないURLを特定のURLパターンにして、robots.txtにてdisllowするというのが確実性が高いと思います。

本当は品質の低いコンテンツは作らないのが一番ですが、どうしてもそれが回避できない場合に、かつて特定のディレクトリに格納してクローラーをブロックするという方法をとったことがあります。ブロックしたいものや無駄なものを別のサブドメインに逃すというのでも良いでしょう。

disallowの方法

4,被リンクやサイテーションついて見直す

まずいないとは思いますが、有料リンクをまだ購入しているという人はこのタイミングできっぱりとやめましょう(笑)

4-1,被リンクが獲得できないか検討する

被リンクというのは非常に獲得し辛いものです。特にSNSからではないdofollowのリンクは獲得が難しい時代になっています。その分SEO効果が期待できるということもあり、それで有料リンクがなくならないというのはあると思いますが、当然バレれば厳しいペナルティ(手動対策)が待っていますので気をつけましょう。

被リンクでこういうときだからこそチェックしておきたい例としてもらえるはずのリンクがもらえていないケースです。

例えば

「グルメサイトAを運営しているとして居酒屋αが掲載されている。αの公式サイトからはグルメサイトB,Cに掲載されている旨は書いてあってリンクもあるが、Aにはない」

とか

「宿泊予約サイトAを運営しているとして、ある観光情報サイトに旅館αの情報が記述されている。そこからは宿泊予約サイトBとCの予約ができる詳細ページにリンクされているがAにはない」

こういうときに「うちにもリンクしてください!」とお願いをしてみるのはありだと思います。

特に後者で公共性の高い機関(観光協会のようなところ)がやっている場合はそういう機関だからこそ中立性担保のためにリンクしてくれることが多いです。

最近でも一社スタートアップの会社がそれでリンクを獲得していました。

 

海外では、「SEMrushとかAhrefsとかMajesticなどを使って競合の被リンクを調べてギャップを埋めましょう」なのが多い気がしますが、基本的には上記と同じようなことになるかなと思います。

 

メディアだと"被リンクが集まるコンテンツを作ろう"的考え方になると思いますが、どうやったら被リンクがもらえるコンテンツになるのかは私には分かりませんし、被リンクを目的にコンテンツを作るのもなんだかなあと思いますので、まずは被リンクする価値があるようなそこにしかない情報が含まれて高品質なコンテンツを作るということになると思います。

4-2,サイテーションが獲得できないか検討する

ここで言うサイテーションは、被リンクがあろうがなかろうが、そのサイトや会社や製品についてオンライン上で言及されるとか、指名検索されると考えてください。 

先の被リンクの話がそのままサイテーション獲得に結び付くと思いますが、サイテーションだとSNSに対しての意識をより強めたほうが良いと思います。

このタイミングでSNS運用に力を入れてみるというのもできるのであればアリだと思います。

個人的にSNS運用がうまい(強い)ところはSEOが成功する可能性はかなり高まると思います。

強力なSNSアカウントでシェアされたコンテンツは自社コンテンツであっても伝播する可能性が高まるでしょう。

そのようなものが直接的にオーガニック検索で上位になるかどうかは別として、多くの人に見てもらうことによってリンクしてくれる人がいるかもしれませんし、様々なシグナルがGoogleに送られる可能性が出てくると思います。

とは言え、SNS運用には組織の理解が必要なので組織によってはこの時期だからこそやりにくいというのはあると思いますし、このような時期は炎上リスクが高まる時期とも言えるので慎重に運用する必要はあると思います。

5,ユーザー行動におけるボトルネックを見直す

5-1,まずは理想的なユーザー行動について考える

理想的なユーザー行動はそのサイトやコンテンツによって変わります。

この理想的なユーザーはサイト運営者都合で考えすぎないことです。特に日本ではPVが重要視される傾向にあります。

そのため、情報コンテンツだと頭の部分だけ少し見せてから「もっと見る」「この記事をもっと読む」「全文を表示する」などで1ページ目を初めて表示するなどのUXが多くなっています。

また、情報コンテンツではそのコンテンツからいかに回遊するかで頭を悩ませる人も多いと思います。

これは、広告収益で運営しているサイトにとっては生命線なので理解できることではありますが、ユーザー側の視点に立つと情報コンテンツはそのページで課題解決できることが理想なわけです。

「換気扇掃除」のコンテンツがあり、

"そのページを読んだけど、いまいちしっくりこなくて別のページも探してやっと自分にあいそうな方法を見つける"

よりも

"そのページに自分にぴったりのものがあってそこから掃除をはじめる"

ほうが理想的なわけです。

一方で先に記した通りPVを稼がないといけない事情もあるでしょうから、ここはバランスをとる必要があると思います。

5-2,理想的なユーザー行動のためのボトルネックを見つけて修正する

理想的なユーザー行動が定義できたら、理想的なユーザー行動を阻害するものを仮説だったりツールを使った検証で発見して修正する必要があります。

表示が遅くて即離脱ばかりとか、(クリックされず収益にもならない)広告が多すぎるとか色々見えてくると思いますので、ひとつひとつ改善していく必要があるでしょう。

SEOの担当者だけでできないこともあるかもしれませんが、協力を仰ぐためにも可能な限り仮説と検証を行なっておきたいところです。

6,Googleの品質評価ガイドラインを読み直す

一番現実的なのがこれかもしれません(笑)

時間がある方かつ今までちゃんと読んだことがない方は本当に読んだほうがいいと思います。

読んだのが2年前だみたいな方も読み直したほうが良いと思います。

複数回読んだことがある人は個人的には評価例を見ると面白いと思います。

"Googleはこういうものを良いコンテンツだと考えているのか!"

というのが具体的に分かると思います。

長期戦になりそうですし、仮にかなりの長期戦になった場合で一時的にSEOがストップされるみたいなことがあったとしても、長期戦が明けたあとのSEOに必ず役立つと思います。

個人的には品質評価ガイドラインを読むと、そのたびにSEOレベルが1上がるような感覚があります。英語で読むのは大変ですが、読後の満足感も高いので悶々としやすいこの時期に読み切れると精神的にも良いのではないでしょうか?(謎)

 

Google品質評価ガイドライン

Google 品質評価ガイドライン (General Guidelines) [PDF]

7,サイトやサービス、製品そのものの見直し

JADE長山さんが、昨年のWebmaster Conferenceで言われていたことと同じです。

今のSEOはウェブサイト上だけで完結しないことが多くなっています。

SEOで成功するには、そのプロダクトそのものが評判になったり、好意的に受け止められたり、人が紹介してくれることが必要なことが多くなっています。

また、コンテンツだけとってみても、既視感のあるものは上がりにくくなっています。

どれだけ人を惹きつけられる魅力的な、ユニークな、オリジナルな要素があるかというのがこれまでになく重要になっているはずです。

そして、ユーザーが使いやすいこと、良いユーザー体験を提供することもSEOには直接的か間接的かは別として重要になっているはずです。

既存のSEOという概念に囚われず、このタイミングで一度、より広い視点で考えてみると良いと思います。

おわりに

個人的にはセミナーができないとかミーティングが一部なくなったりとかで普段よりは時間がありますので、これらのことを考えてみたいと思っています。

皆さんはいかがでしょうか?ここに出ているものは私がここで考えてみようと思っていることです。

皆さんの置かれた環境、いまの状況によって考えるべきことは異なると思いますが、少しでも"考えるきっかけ"になったら嬉しいです。

先が見えない時代ですが、そもそもSEOなんて先が見えないことが多いので(笑)この状況でもやれることをやっていきたいものです。

 

@kimuyan

 

新型コロナで受注増のオイシックス・ラ・大地、電話対応強化+留め置き対応

5 years 8ヶ月 ago

農産品や加工食品、ミールキットなどの食品宅配を展開するオイシックス・ラ・大地は4月6日、食品宅配サービス「大地を守る会」において、新型コロナウイルスの感染拡大による影響を考慮した対応策を強化すると発表した。

顧客からの電話注文による対応を強化するほか、商品お届けの際に「留め置き」を選択できるようにし、配送員と接触しないで商品が受け取れるようにする。

オイシックス・ラ・大地は4月6日、食品宅配サービス「大地を守る会」において、新型コロナウイルスの感染拡大による影響を考慮した対応策を強化 置き留めを実施
商品お届けの際に「留め置き」を選択できるようにした

大地を守る会では、冷凍食品や米、缶詰や乾物など、保存のきく食材の売り上げが伸びている。また、生活雑貨も売り上げが伸びており、平常時よりも外出を控え、宅配サービスを活用する機会が増えていることがうかがえる。

2019年4月8日~2020年2月24日に配送した商品売上の平均値と、2020年3月30日~4月5日に配送した商品売上を比較すると、冷凍食品は137.0%、米は174.5%、缶詰や乾物は122.6%、生活雑貨は128.7%などとなっている。

受注増の状況を踏まえ、従来から行ってきた顧客からの電話による商品注文への対応を強化する。1月と比較して3月末時点での電話注文数は25%程度増加。コールセンターの体制を強化することにした。

希望する顧客には、パソコンやスマートフォンを使用して注文する方法を、電話で会話しながら説明するといった対応も行っている。

大地を守る会の配送員は、マスク着用、体調管理、毎日の検温の実施を徹底している。物流センターの従業員においてはマスクと帽子の着用、アルコール消毒、毎日の検温の実施を徹底。さらに、商品お届けの際に消費者が「留め置き」を選択すると、配送員と接触することなく荷物を受け取ることができるようにした。

石居 岳
石居 岳

Google Discoverへの最適化と、注力すべき領域

5 years 8ヶ月 ago

すでに無視できないほどの流入獲得を見込めるGoogle Discover。SEO Japanでも何度か取り上げていますが、まだまだ解明されていない要素も多いです。そのため、最適化を行える箇所は、通常のSEOと比較すると、少ないと言わざるを得ません。もちろん、従来の最適化は確実に必要なのですが、Google Discoverに焦点をあてると、どの部分の最適化が重要なのでしょうか。今回紹介するSearch Engine Journalの記事が1つの参考になればと思います。 続きを読む

投稿 Google Discoverへの最適化と、注力すべき領域SEO Japan|アイオイクスのSEO・CV改善・Webサイト集客情報ブログ に最初に表示されました。

【モバイルファーストに最適な決済フローとは?】モバイルでの購入体験を改善する10の方法まとめ | モバイルファーストに最適な決済フローとは? 顧客体験調査で見えた自社ECサイト10の改善アイデア

5 years 8ヶ月 ago

このコーナーではここまでカゴ落ちが発生する理由と、10の改善ポイントについて解説してきました。今回はその総集編をお送りします。

大規模なECサイトの平均的な決済フローには、ユーザビリティの点で39の問題があると言われています。このため、モバイルにいて「最先端」の購入体験を提供し、決済のコンバージョン率の35%増を達成するには、より一層の改善が必要であることは明らかです。

モバイルでの購入体験は、次の改善アイデアを応用することで改善できます。モバイルでの決済UXの最適化のきっかけとして、まずはこの10の改善アイデアを採用すると良いでしょう。

モバイル決済フロー改善アイデアまとめ

改善アイデア① ゲスト購入を選択肢として用意して目立たせる

アカウント選択の場面で「ゲスト購入」を最も際立つオプションにし、お客様が「サインイン」または「アカウントを作成」オプションを選択するまでユーザー名とパスワードフィールドを非表示にします。

改善アイデア② 適切なタッチキーボードのレイアウトを用意する

一部のフィールド用(メールアドレス、クレジットカード、郵便番号などのフィールド)に適切なタッチキーボードのレイアウトを用意します。これにより、お客様は素早く簡単に情報を入力しやすくなします。

改善アイデア③ クレジットカード欄に自動的にスペースを入れ、実際の表記と一致させる

お客様によるクレジットカード番号の入力と確認が簡単になるよう、実際のカードの印字様式に合わせてスペースを自動的に入れることで、カード番号を区切ります。

改善アイデア④ クレジットカードの有効期限欄を実際のカードと一致するように書式設定する

クレジットカードの有効期限欄を実際のカードと一致するように書式設定します。

改善アイデア⑤ プログレスインジケーターを表示させる

モバイルでの決済フローにおいてお客様がどの地点にいるのかを把握できるよう、各決済ステップに「プログレスインジケーター」を表示します。

改善アイデア⑥ 請求先住所 = 配送先住所をデフォルトにする

不要かつ重複することの多いフィールドの表示を避けるため、お客様の「請求先住所」をデフォルト設定で「配送先住所」にしておきます。

改善アイデア⑦ 決済が完了する前に合計注文額を表示する

お客様が十分な情報に基づいて購買判断ができるよう、決済情報の入力を求める前に合計注文額を提示します。

改善アイデア⑧ 注文の確認ステップの上部に「注文を確定する」ボタンを表示させる

お客様が注文確認ステップと注文確定ステップの違いを理解できるよう、注文確認ステップ画面の上部に2つ目の「注文を確定する」ボタンを配置します。

改善アイデア⑨ 同じ情報を何度も入力させない

お客様が同じ情報を再入力せずに済むよう、チェックアウト中に同じ情報を2回尋ねず、必要ならすでに入力された情報を再利用します。

改善アイデア⑩ ID決済オプションを用意する

お客様には、最低でも1つはID決済オプションを用意します

上記の改善アイデア10選が、モバイルでのより良い決済フローを構築するポイントとなります。

Amazon Payで実現するカゴ落ち対策

ここからは、Amazon Payによるカゴ落ちへの対応、またそのメリットがモバイルの最適化に向けた改善アイデアをベースにしている点についてご説明します。

Amazon Payのメリット① アカウントの新規作成が不要

ベイマード・インスティテュートの調査対象となったお客様の34%は「訪問したECサイトがアカウント作成を要求した場合に決済完了を放棄する」と回答しています。これはカゴ落ちで2番目に多い理由です。

Amazon Payでは、お客様が各ECサイトで新たにアカウントを作成する必要がありません。お客様が普段から利用し信頼しているAmazonアカウントIDとパスワードでログインし、各自のAmazonアカウントに保存された決済情報を用いることで、簡単かつ速やかに決済を完了できます。

Amazon Payのメリット② 信頼感が高まる

お客様の17%は、自分のクレジットカード情報を提供するにあたって特定のサイトを信用できなかったため、オンラインショッピングをやめてしまったと回答しています(これは5番目に多いカゴ落ちの理由です)。

これまで利用したことのないオンライン販売事業者様と、個人情報および金融機関情報を共有することに不安を感じるお客様にも、Amazon Payであれば安心してご利用いただけます。

Amazon Payのメリット③ Amazonマーケットプレイス保証が適用される

お客様は配送が遅すぎた場合、返金方針に納得がいかないと感じた場合、それぞれ16%と11%の割合でカゴ落ちに至ることがわかっています。Amazonは、Amazon以外のECサイトでのご購入にも、Amazon Payを通じて「Amazonマーケットプレイス保証」を適用しています。

「Amazonマーケットプレイス保証」とは、 Amazon Payでの商品の購入において、お客様を保護するために Amazonが提供している保証です(一部対象外あり)。販売事業者が約束した品質と納期条件で商品が届かなかった場合、お客様は購入代金の補償またはキャンセルを申請できます。

  • Amazonマーケットプレイス保証について詳しくはこちら

Amazon Payのメリット④ ユーザー数が多いから代替決済オプションに最適

最後に、お客様の6%は、決済オプションの少なさを理由にカゴ落ちに至っています。調査によれば、日本におけるAmazonの利用者数は2019年4月時点で5,004万人※と推計されています。

つまり、Amazon以外のECサイトで販売されている商品の購入をご希望されるAmazonのお客様に、代替決済オプションとしてAmazon Payをご用意いただくことがEC事業者にとって有効だと考えられます。

※:出典 ニールセン https://www.nielsen.com/jp/ja/news-center/2019/pressrelease-20190626-ecservice/

Amazon Pay
Amazon Pay

返品サービスの拡充が競争優位性&顧客体験の向上につながるワケ。消費者意識から見えるビジネスチャンスとは | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

5 years 8ヶ月 ago

返品ルールを基準に小売事業者を選ぶ消費者は、10年前には存在しませんでした。eコマースの登場により、消費者はストレスのない返品を期待するようになり、スムーズな返品サービスの提供は小売事業者がビジネスを行う上で基本的なポイントになっています。

過去10年で4倍になったeコマース市場

過去10年間でオンラインショッピングは爆発的な成長を遂げました。2010年、eコマースは米国の全小売売上高のわずか4.2%でしたが、2019年には小売売上高の16%以上を占め、サイバーマンデーには94億ドルの販売記録を打ち立てました。この10年でEC市場はほぼ4倍になり、ご存じのようにショッピング体験を完全に変えました。

2016-2019年のグローバルのEコマース売上高
2016-2019年におけるグローバルのEC売上高(DigitalCommerce360「Global ecommerce sales to reach nearly $3.46 trillion in 2019」より編集部が作成)

あまり知られていない事実ですが、同時にeコマースは小売事業者が抱えるバックエンドの混乱を引き起こしました。消費者は実物を見ずに商品を購入するため、試着をしたり、商品が実際にどのように見え、どのように感じられるのかを事前に知ることができません。その結果、eコマースの返品率は実店舗の3倍になるなど、eコマースが台頭するにつれ、返品の量は増え続けました。

ホリデーシーズンには、1000億ドル以上が返品される

2019年のホリデーシーズンも例外ではありませんでした。年間の返品の約4分の1は、感謝祭(11月の第4木曜日)から1月末までの期間に発生します。この間に、2018年のシーズン比で6%増となる1000億ドル以上の商品が返品されたとた言われています。UPSは2020年の返品ピーク時には、1日あたり過去最高となる190万件の返品が発生すると推定しており、これは2019年比で26%増えることになります。

これは大きな問題です。2020年はこれまでになく、2019年10~12月期(第4四半期)の決算で返品の脅威を解決し、軽減するために投資している小売事業者が目につきました。ホリデーシーズンの返品は、小売事業者の考え方の変化と、返品がもたらす金銭的な圧迫だけでなく、環境への脅威にも重点を置いたことから、ティッピングポイントに達したのです。

返品を競争上の優位性と捉える

10年前、返品は小売事業の知られざる問題でした。返品によって棚に戻される商品は50%未満であること、何十億ポンド(※1ポンドは453グラム)という膨大な埋め立て廃棄物が発生していることを知っている人はほとんどいませんでした。さらに、わかりやすい返品ルールを提供しているからといって、消費者を獲得できることはありませんでした。

過去10年間、特に2019年に多くの小売事業者は返品を防止したり、抑制したりすることを考えるのではなく、顧客のロイヤルティを獲得する方法として返品を受け入れる考えにシフトしてきました。eコマースの時代には、ストレスのない返品はビジネスを行う上での重要なポイントとなっているからです。消費者は手間のかからない返品サービスを期待しており、2020年はさまざまな小売事業者がこれまで以上に多くの選択肢を用意して対応しました。

返品された在庫を自社のECサイトで販売する「Optoro」の調査によると、4 分の1以上の消費者が、2019年のホリデーシーズンの購買決定の動機となったのは無料返品であると回答しています。業界を代表する動きとして、Amazonは数千点に及ぶ商品に無料返品ルールを拡大、他の小売事業者も追随するようになりました。同時にTarget(米国の大手ディスカウントチェーン)は、多くの商品の返品期限を90日から1年に延長し、Costcoの自由度の高い返品ルールに対抗しました。

返品ルールの変更以外にも、返品の利便性を高めるために、小売事業者はeコマースで購入した商品を返品できる物理的な場所を提供するといった投資を行いました。Kohl's(米国の百貨店チェーン)は一部店舗で展開していたAmazonの返品商品の受付サービスを拡大、全店舗でAmazonの返品を受け付けるようにしました。

また、UPSとFedExは、自社の店舗内だけでなく、Dollar General(米国のバラエティーチェーン)やWalgreen(米国の薬局チェーン)内にも、返品を受け付ける場所のネットワークを拡大しました。

返品が環境に与えるダメージを考えよう

小売業やファッション業界全体で、2019年はSDGs(持続可能な開発目標)が話題を呼びました。返品も例外ではありません。3,460万ドル以上の売れ残り商品を燃やしたバーバリーのような小売事業者は、過去に返品や不良在庫、売れ残り在庫を無駄にしていたため、消費者から大きな反発を受けました。2020年は、返品による廃棄物に注目が集まっているため、小売事業者は環境に優しいことをアピールして対応しています。

Rothy's(素材にこだわるフラットシューズのD2C)、Toad&Co(米国のオーガニックコットンのアパレル企業)のように、リサイクルに対応した返品可能なパッケージを提供するブランドが増えました。さらに、UPSの返品場所の拡大、実店舗での返品オプションにより、梱包や郵送での返品輸送にかかる二酸化炭素排出量が削減されています。

さらに2019年、The RealReal(米国のラグジュアリー販売企業)、Poshmark(新品または中古のアパレルやアクセサリーなどを販売する企業)、ThredUP(女性服や子供服などの古着販売企業)といった好調な企業と同様に、返品商品や開封済み商品の再販を始める企業の増加も見られました。

Wayfair(米国の家具のEC企業)やOverstock(余剰在庫の家具などを低価格で販売するEC企業)のような大手小売事業者や、BLINQのようなベンチャー企業は、使用には問題ない商品を返品の山から流用し、余剰在庫とともにオンラインで大幅な割引価格で販売しています。

NikeはResku(中古のNikeシューズなどを販売するECサイト)と提携し、返品された靴や開封済みの靴を再販売する取り組みを行っています。また、Nordstrom(米国の大型百貨店チェーン)は、自社の返品ルールによって生じた返品在庫をECサイトなどで再販売するプログラムをスタートしています。

今後10年の予測

小売事業者は返品をカスタマーエクスペリエンスの一部として受け入れ、返品をより環境に優しいものにするために、新しい方法を見つけました。しかし、これまでのソリューションの多くは、環境廃棄物や金銭的な影響といった部分に焦点が当てられたものでした。次の10年を考えると、購入時点から返品を防止する新しいソリューションに大きなビジネスチャンスが残されています。

AR技術は急速に進んでいます。Houzz(米国のインテリアデザインのプラットフォーム)やIKEAのような小売事業者は、自宅で商品を視覚化できるようにAR技術を活用し、消費者がより良いホームデコレーションを決定できるようにしています。

IKEAが展開するAR技術搭載の「IKEA Place」(編集部が追加)

アパレル業界では、TrueFit(米国のAIソリューション企業)やFit Analytics(アパレル向けの機械学習プラットフォームを提供する企業)のような企業が、データ分析を利用して、オンラインで買い物をする人が初回購入時に正しいサイズを見つけられるような環境を提供しています。今後10年間で、これらのテクノロジーは規模を拡大し、消費者がより良い情報に基づいた意思決定ができるよう支援するソリューションが増えるでしょう。

小売事業者は、顧客ロイヤルティを維持するために、返品サービスのルールを厳しくすることはできないと理解しています。現在は、消費者が返品する理由の根本的な原因を解決することに目を向け、それでも発生する返品はすべて顧客のロイヤルティを高める機会として受け入れるようになっています。

◇◇◇

さらに、ソリューションを通じてより良いサービスを提供するために、小売業界ではより多くのコラボレーションとパートナーシップが求められています。AmazonとKohl's、UPS、CVS(米国のドラックストアチェーン)やStaples(米国のオフィス小売企業)などの多くの小売事業者、NikeとReskuなどの事例を見れば、コラボレーションによって返品問題を解決するための適切なリソースと専門知識が集まることがわかります。小売業が激変を続ける中、業界全体の変化を促進するためには、パートナーシップが重要になってくるでしょう。

Internet RETAILER
Internet RETAILER

Google 検索で COVID-19 に関するお知らせをハイライト表示できる新しい方法の導入

5 years 8ヶ月 ago

COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の流行により、多くの組織や団体が、日常生活に影響を及ぼす新型コロナウイルス関連の重要なお知らせを発表しています。

このような状況を受け、Google ではこうした特別なお知らせを Google 検索でハイライト表示するための新しい方法を導入します。各サイトは、ウェブページに SpecialAnnouncement 構造化データを追加したり、Search Console で COVID-19 に関するお知らせを送信したりすることでこれを行えます。

初期段階として、Google は保健機関と政府機関のサイトの構造化データや Search Console で送信された情報を使用して、学校閉鎖や外出自粛指示といった重要なお知らせを Google 検索でハイライト表示します。
現在この機能は積極的に開発が進められており、今後対象のサイトが拡張される予定です。そのため、上記機関以外のサイトのお知らせがハイライト表示されるまでには、少し時間がかかる可能性があります。ただし、Google はこの機能をどのように拡張していくか決めるにあたって、このマークアップを参考にします。

注意: 特別なお知らせ以外にも、イベントのキャンセルや営業時間の変更などの情報をハイライト表示するためのさまざまなオプションが利用可能です。詳細については、この投稿の最後をご覧ください。

検索結果における COVID-19 に関するお知らせの表示形式

ページに SpecialAnnouncement 構造化データを追加すると、通常のスニペットの説明文に加え、その構造化データの内容が COVID-19 に関するお知らせのリッチリザルトで表示されるようになります。COVID-19 に関するお知らせのリッチリザルトには、短い概要説明を含めることができます。この説明は、展開することで追加の情報を表示できます。表示形式は今後変更される可能性があります。また、すぐには結果が Google 検索で表示されない可能性があります。

COVID-19 に関するお知らせの実装方法

COVID-19 に関するお知らせを実装する方法は 2 つあります。

おすすめの方法: ウェブページに構造化データを追加する

構造化データは、ページに関する情報を提供し、ページ コンテンツを分類するための標準化されたデータ形式です。お知らせの実装には、この方法を使用することをおすすめします。理由は、Google にとって情報の取得が容易であり、将来 Search Consoleでのレポート作成が可能になるほか、サイト側で更新が行えるためです。方法の詳細については、COVID-19 に関するお知らせに構造化データを追加するをご覧ください。

代替の方法: Search Console でお知らせを送信する

構造化データの実装には技術的な不安があり、サポートを得ることも困難な場合は、Search Console で COVID-19 に関するお知らせを送信する方法を使用できます。ただし、このツールはまだベータ版テスト中であり、変更される可能性があります。

この方法は推奨されておらず、一時的な回避策としての位置づけにすぎません。構造化データを使用した場合は、ページを変更するとお知らせのハイライト表示も自動的に更新されます。一方、このツールを使用した場合は、手動でお知らせを更新する必要があります。また、この方法を使用して送信されたお知らせは、将来 Search Console で利用可能になる予定の特別なレポートでモニタリング対象になりません。

それでもこの方法で送信せざるを得ない場合は、まず Search Console での確認プロセスを完了する必要があります。その後、COVID-19 に関するお知らせを送信できるようになります。


Google 検索が提供するその他の COVID-19 関連リソース

特別なお知らせのマークアップ以外にも、COVID-19 の影響を受ける可能性がある他の種類のアクティビティをハイライト表示する方法として、以下のものがあります。

ご不明な点やご意見がありましたら、Twitter でお知らせください。

新型コロナ、旅行やスポーツの広告に打撃

5 years 8ヶ月 ago
パスマティックスが、アメリカのデジタル広告市場での新型コロナウイルスの影響を調査。ニュースサイトでの広告は増加したが、スポーツサイトでの広告は減少。業種では旅行、スポーツ、エンターテインメントが広告費を縮小している。消費財はブランドによるが堅調。ファストフードはテイクアウトやデリバリーの訴求に切り替えている。
noreply@blogger.com (Kenji)

新型コロナで販路縮小の影響を受けているメーカー・販売代理店向けにポップアップストア出店支援、カウンターワークス

5 years 8ヶ月 ago

ポップアップストアの企画・運営を行うカウンターワークスは、新型コロナウイルスの感染拡大により影響を受けているメーカーや販売代理店の商品販売支援を開始した。

オンラインで簡単に短期貸し店舗やイベントスペースなどを予約できる、オンラインシェアサービス「SHOPCOUNTER」を企画・運営しており、全国1,200以上のレンタルスペースを掲載。9,000以上のブランドが「SHOPCOUNTER」を利用している。

サポート対象は、自社で販路を持たないメーカーや販売代理店など。出店先施設の協力によって、固定費は発生しない。売り上げに対して一定の割合を出店手数料として徴収するが、平常時よりもリーズナブルに取り組める料金体系に設定しているという。

カウンターワークスは今回の取り組みを開始した理由について、以下のように説明している。

メーカーや販売代理店が製造・販売する製品は、流通を経て店舗の棚に陳列されるため、直接消費者に届ける手法を持っていないことが多く、現在の新型コロナウイルスの影響により、衛生日用品のニーズが拡大しつつも、店頭に十分な数が陳列されていないなど流通の滞留が一部発生している。

こうした企業を支援するため、カウンターワークスではポップアップストアを通じて販路を確保していくという。行うのは、出店場所/契約の交渉、什器の準備、レジの手配、人員の調整など出店/運営に関するサポートなど全般

第1弾として、ブリドアのポップアップストア出店を支援。東急プラザ渋谷の特別スペースにて、4月6日〜7日(※政府が発令した緊急事態宣言を受け、東急プラザ渋谷が8日より休業となったため、8日まで予定していた出店を7日に変更)まで、アルコール62%含有クリーンハンドジェル「マシメロ クリーンハンドジェル」を購入できるポップアップストアを出店した。

マシメロ クリーンハンドジェル(700円、税込)

カウンターワークスの三瓶直樹代表取締役CEOによると、初日で「想定の4倍を超える方々に購入いただいた。必要としている人に、必要なものをしっかりと届けられたのではないか」と手応えを感じているようだ。初回の事例を持って、今後も同様の取り組みを進めていくという。

現在、イベントのキャンセル等で廃棄せざるをえない商品を扱っている地方メーカー食品など、多くの企業と話を進めている。柔軟な販路を求めている企業であれば、ポップアップストアを通じて何かしらの支援ができると考えている。(三瓶氏)

ネットショップ担当者フォーラムでは、新型コロナウイルスの感染拡大により影響を受けているEC・小売り・メーカーおよび、周辺支援事業者によるサポートなど、事業推進に向けた取り組みに関する情報を募集しています。こちらまで情報をお寄せください。

※すでに関連リリースがある場合は、直接こちらにお送りください。宛先: netshoptan@impress.co.jp (担当:公文)

公文 紫都
公文 紫都

緊急事態宣言発令で物流はどうなる? 佐川急便、ヤマト運輸、日本郵便の対応まとめ

5 years 8ヶ月 ago

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために政府は緊急事態宣言を発令。これを受け、消費者向け荷物の配送を担う佐川急便、ヤマト運輸、日本郵便は、感染拡大の防止に最大限配慮しながら、配送事業を継続する方針を示した。

佐川急便

4月13日(月)~5月6日(水)の集荷・配達業務について、平日・土曜日も集荷予約制を適用する。計画的な集荷業務を行うことでの時間短縮を目的としている。

集荷予約制は、電話やインターネットで受け付けている集荷依頼は、前日までに連絡するように依頼するもの。時間指定サービスは通常通り利用できる。

また、佐川急便は宅配便の受取時に関するサインの受領フローを3月に一部変更。従来は、宅配便の受け取り時にはスマートフォン(スマホ)を利用した「電子サイン」を推進してきたが、「電子サイン」を使った受領印を控えるようにしたという。

それに合わせて、受領印は伝票への押印・サインで処理するように受取人へ依頼している。

佐川急便が実施している「電子サイン」のイメージ
「電子サイン」のイメージ(画像は2015年のプレスリリースから)

ヤマト運輸

宣言や要請の趣旨に基づき、対象地域のみなさまの生活にとって必要なお荷物の配送を行うため、宅急便などの集荷・お届けを継続してまいります。(ヤマト運輸)

緊急事態宣言の発令により、一部の地域で荷物の配送遅延や、店舗の営業休止などを実施する場合があると説明。最新情報はホームページを随時更新していくとしている。

また、配送スタッフには集配時のマスク着用、物流施設や宅急便センター、配送車両、台車などは1日複数回の消毒などを実施する。

セールスドライバーが送り先住所の自宅に到着した際、受取人が要望した場所へ荷物を届ける「指定場所への配送」方法も継続する。

受取人がインターホンなどで希望場所をセールスドライバーに伝えれば、玄関前などに荷物を置く。従来の業務フローでは受取人の受領品が必要になるが、受取人から希望があった旨をセールスドライバーが配達票に記載することで受領印に代えるとしている。なお、電話などの依頼による不在中の配送は受け付けない。

受取人がインターホンなどで希望場所をセールスドライバーに伝えれば、玄関前などに荷物を置くことも(画像はイメージ)

対面手渡し以外の配送方法としてはオープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」も推奨。設置している駅、スーパー、コンビニ、ドラッグストア、駐車場、公共施設などでの宅急便の活用を案内している。

日本郵便

郵便物等の取集、配達等については、お客さまへの影響と感染拡大の防止に最大限配慮して、継続してまいります。(日本郵便)

郵便局・ゆうちょ銀行店舗・ATMは全て営業を継続するものの、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府、兵庫県、福岡県内の郵便局の一部の営業時間を短縮。郵便窓口も短縮営業となる。

瀧川 正実
瀧川 正実

楽天とShopifyが連携、「Shopify」で「楽天市場」の店舗運営を可能にするサービスを展開

5 years 8ヶ月 ago

楽天とShopifyは、「Shopify(ショッピファイ)」を利用する米国と日本のECサイトを対象に、「Shopify」の管理画面を経由して「楽天市場」で店舗運営を行えるサービスを開始した。

「Shopify」はECサイト構築や商品登録・在庫管理・受注管理などのECサイト運営に必要な機能を提供するECプラットフォーム。さまざまなベンダー企業が開発したアプリを提供する専用アプリストアを運営しており、多店舗運営ツールや倉庫管理機能などはアプリストアから機能追加できる仕組みになっている。

楽天とShopifyの連携は、「楽天市場」の店舗運営に必要な商品登録・在庫管理・受注管理を「Shopify」の管理画面で行える「楽天販売チャネルアプリ」を専用アプリストアで提供するというもの。

これにより、「Shopify」を利用してECサイトを運営している店舗は「楽天市場」を新たな販売チャネルに加えることで、販路を拡大することができるようになる。

米国の利用店舗は「Shopify」を通じて「楽天市場」での店舗運営が可能になるため、日本に向けた越境ECが展開できるようになる。

楽天市場 楽天 Shopify 楽天販売チャネルアプリ 販路拡大 米国 日本 ショッピファイ
楽天とShopifyの連携内容

「楽天市場」の消費者は、米国の「Shopify」利用店舗の「楽天市場」への出店が増えることにより、世界の主要ブランドや日本で入手することが難しい海外商品などを購入する機会が増える。

初期段階として米国と日本で「Shopify」を利用している店舗を対象にサービスを提供し、今後は他の国や地域の利用店舗も対象として順次展開していく予定。

なお、「Shopify」利用店舗はアプリのインストールはできるものの、利用には「楽天市場」への出店審査が必要となる。

「楽天市場」の「個性豊かな店舗を楽天がサポートし、店舗の強みを生かす売り場づくり」という理念と、「Shopify」の「『顧客のブランド価値の保護と最大化』を掲げ、企業の持つ個性を生かした店舗運営をサポートする」理念が合致し、実現に至った。

藤田遙
藤田遙

Google Discoverに出ているものの特徴(4)

5 years 8ヶ月 ago

さてSEOにおいても最近非常に重要性を増しているという、Google Disocoverについてここまで3回ほど書いてきました。

Google Disocverについて書いたのに、2回目・3回目は表示すらされていません(汗

原因はここかなと思うところはあるのですが、そこは検証してからこのブログかTwitterで公開したいと思っています。

 

さて、今回はGoogle Discoverに出ているものの特徴第4回。

ページの特徴について書きたいと思います。連載としては今回が最後です。

(まとめ記事は作るかもしれませんが)

 

繰り返しですが、グラフの見方は詳しくは1回目の記事をご覧いただきたいと思いますが、一番右がGoogle Discoverの特徴、それ以外はInformationalクエリにおける通常検索結果の左から5位刻みの箱ひげ図となっています。

ページのトピックワード出現数とGoogle Discover

キーワード出現回数とDiscover

通常検索ではキーワードが直接的に多く表記されているものが上位になる傾向がずっと高いのですが、Google Disocoverにおいてはそうでもなくなっています.

むしろ通常検索では50位のレンジよりも少なくなっています.

 

ページのトピックワード出現率とGoogle Discover

キーワード出現回数とDiscover

出現回数と同じように、出現率についても通常検索に比べて非常に低くなっています。

 

まず前提として勘違いしていただきたくないのは、キーワードをたくさん詰め込めば通常検索、オーガニック検索で上位になるとは限らないということです。

キーワードの数とは"相関"してはいますが、因果関係は不明です。

個人的にはキーワードがたくさん入っているということが大事なのではなく、キーワードが濃くなることで、ぱっと見でも、読み込んでみてもそのコンテンツがキーワードのトピックに対してのものであるということ、そのトピックに対して詳しくて役に立つことが伝わりやすいのではないかと思っています。

どうにもならない低質な、例えばオリジナル性がないとか同じことを繰り返し言っているだけとかのコンテンツにキーワードをたくさん入れたところで上がることはないでしょう。

さて、話がそれたのでGoogle Discoverに戻します。

ここでトピックキーワードの出現数、出現率が通常検索より少なくてもGoogle Discoverに出てきている件ですが、これは今回の分析手法に依るところでもあります。

トピックキーワードは正式名称で記載されていることが多く、例えば「大韓民国」とか「国際オリンピック委員会」と記述されています。「韓国」とか「IOC」とかの記述になりません。

今回はそのワードの揺れを含められていないのでこのような結果になっています。

Google Disocverはユーザーの興味があることに対してGoogleがプッシュしてくれる仕組みですので、当然ですがどんなコンテンツか?何について書いてあるコンテンツなのか?は重視しているはずです。

キーワードの直接表記回数みたいな単純な話よりも、個々のユーザーが興味を持っているトピックに対して詳しいか、品質が高いかもっと高度な自然言語処理等によってで判断をしていると思います。

そのためキーワードが直接表記されているされていないに関わらず、そのトピックに対して良質なものが出てくるようになっていると考えればよいと思います。

 

ページの文字数とGoogle Discover

文字数とGoogleDiscover

ページの単語数とGoogle Discover

文字数・単語数ともに通常検索の1-5位レベルと同等に多めのものが表示される傾向にありました。

もちろん通常検索もDiscoverもただ文字が多いものが出てくるわけではありませんが、情報量が豊富なものがある程度優位であることはありえそうです。

 

ページの物理的な長さとGoogle Discover

ページの長さとDiscover

文字数が多いものが出やすいので当たり前と言えば当たり前ですが、ページの長さが長いものが出やすい傾向にありました。

メインコンテンツ画像数とGoogle Discover

画像数とGoogleDiscover

Discoverは画像が重要であると言われていますが、画像数が多いものが出やすい傾向にありました。良質は画像をある程度の数配置することは重要だと思われます。

全画像ダウンロード時間とGoogle Discover

画像読み込み時間とDiscover

画像のダウンロード時間が長いものがDiscoverに表示されている傾向にありました。

Google Search ConsoleヘルプのGoogle Discoverの項目にも、「コンテンツに高画質の画像を使用することをおすすめします。」とあります。

高画質にすればダウンロード時間はかかります。もちろん表示のパフォーマンスに極端にしない程度という前提はありますが、やはりGoogle Discoverには一定の画像品質が必要だと思われます。

また、多くの画像をパフォーマンス向上のためRazy Loadを使って表示しているということもあるかもしれません。

Above the foldの画像表示時間とGoogle Discover

ATFの画像表示時間とDiscover

ページの画像全体のロード時間が長いものが多く表示されている傾向がある一方で、Above the fold (ファーストビュー)の画像の表示時間は遅くないほうが良いようです。

離脱を防ぐため高品質な画像をAbove the foldは速く表示できるようにしたほうが良さそうです。

h1の物理的な幅とGoogle Discover

因果関係はまったく分かりませんが、h1の物理的な幅が小さいものが多く表示される傾向にありました。
シンプルにトピックを伝えるものが優位なのか?とも考えましたがもっと多く出ているYahoo!ニュースのロゴが<h1>なのでその影響が大きそうです・・・。

サイト内発リンク数とGoogle Discover

サイト内発リンクとDiscover

通常検索同様にサイト内の発リンクが多いものが優位になっているようです。

通常のinformationalクエリと異なり、同じ情報コンテンツでもDiscoverは平均PV数が多かったり滞在時間が長いものが多く掲載されている傾向にあったので、サイト内リンクを積極的に張って回遊を促すことでDisocoverに出やすくなるという可能性もなくはないと思います。

いずれにしても通常のSEOと同様にコンテンツを読んだあとに、もっと読みたくなるようなコンテンツにリンクしてあげると良いと思います。

 

サイト外発リンク数とGoogle Discover

サイト外発リンクとDiscover

サイト外への発リンクはDiscoverに出ているものは通常の検索結果のものに比べて非常に多いという結果になりました。
ニュースサイトは本来別のニュースサイトで配信されており、そこへリンクバックしているものが多いということもありますし、Discoverに表示される記事を起点にしてインターネット上のコンテンツにアクセスしてほしいというエコシステム的な考え方がGoogleにあるのかもしれませんし、コンセンサスを示すような発リンクが評価されているのかもしれません。
いずれにしてもユーザーの付加価値になるような発リンクは積極的に行うべきだと思います。
オーガニックでも若干ポジティブですし、ページランクスカルプティングなんてものはもうないので。

広告占有面積とGoogle Discover

YMYLの領域など広告が目立つものが表示されなくなる傾向にある場合もあります。

Google Discoverに関しては問題視されないようです。

もちろんメインコンテンツを読むのに邪魔になるレベルでの広告はダメでしょうが、広告があるから出ないというのは現時点ではないと言えます。

ニュースメディア等は広告収入によって運営費が捻出されていますしね。

 

非同期(Client-side Rendering)率とGoogle Discover

非同期率とDiscover

偶然かもしれません、因果関係はないかもしれませんが、SSR率が高いもののほうが出やすい傾向にありました。

JavaScriptを使ってコンテンツを表示するとクロールとレンダリングという2回の処理がされてindexされる性質があることから(詳しくはJADE長山さんの記事をお読みください)、indexがスムーズにされるSSRが有利なのかも・・・と思いましたが、今はSSRとCSRのindex速度の差はほとんどないと言われいますので、やはり単純に相関しているだけかもしれません。

ただ、通常Discoverに出てくる、また出したいサイトはニュースサイトなどの巨大なサイトが多いと思いますので、SSRにしてクロールバジェットの消費を抑えるというのはありだと思います。(自分ならたぶんそうします)

 

コンテンツ公開日とGoogle Discover

コンテンツ公開日とDiscover

データ取得日が少しずれるので上端がDiscoverのほうが上になっていますので相対的に見ていただく必要がありますが、特徴的なのはDiscoverのほうが圧倒的に新しいものばかりが表示されるということです。

ニュース性のあるトピックでニュースコンテンツが表示されることがほとんどなので当たり前と言えば当たり前ですね。

Discoverから多くの流入を得たいのであれば、とにかく新しいコンテンツを作り続ける必要があると言えます。

ページの表示時間/情報量(byte数) と Google Discover

ページの表示時間/情報量(byte数) と Google Discover

上記のinformationalクエリにおける通常検索では相関がない"ページ表示時間/情報量"ですが、実はECサイトなどが対象となるtransactionalクエリでは強い相関があります。

ただ表示が速い遅いではなく、豊富な情報を速く見せているものがtransactionalクエリでは優位性があります。

それと同じように、"ページ表示時間/情報量"つまり豊富な情報を速く表示できているものがDiscoverでは多く表示されていました。

Googleがサジェストしてきたものの表示が遅かったらユーザーとしてはGoogleへの怒りが湧くでしょうから、この傾向は納得できます。

ただし、SEOとかGoogle Discoverとか言う前にユーザー体験のために行っておくべきことではありますが。

 

まとめ

今回はページ内部についてGoogle Discoverとの関係性を検証してみました。

まとめると

  • トピックワードの直接表記ではなくトピックそのものについて詳しいコンテンツに
  • テキスト、画像ともに豊富な詳しいコンテンツに
  • 高品質は画像を使う
  • 高品質な画像でもAbove the foldは素早く表示させたい
  • サイト内外とわずユーザーに役立つ発リンクは積極的に行う
  • SSR(Server-side Rendering)のほうが安全
  • 原則新しいコンテンツが出るので日々更新や追加を
  • 単に表示時間を短くすることではなく豊富な情報をいかに速く表示させるか

というところになるでしょう。

 

以上で4回に渡ってお送りした"Google Discoverに出ているものの特徴"は終了です。

特徴から見て、何をすべきなのかのまとめ記事は書くかもしれませんが、まずはこの4回分の記事をお読みいただき、Discoverが狙いたい方は工夫してみていただけると嬉しいです。

@kimuyan

 

なお、サイバーエージェント広告事業本部のSEOコンサルティングに興味がおありの方は、

こちらからお問い合わせください。

IT補助金の補助率2/3引上などの補助事業特別枠を創設、ECビジネスやデジタル化へのシフトを後押し[新型コロナ対策]

5 years 8ヶ月 ago

政府が閣議決定した経済産業省の2020年度補正予算案によると、IT導入や販路開拓支援などを行う中小企業生産性革命推進事業において、IT導入補助金の補助率を従来の1/2から2/3に引き上げ、持続化補助の補助金を100万円に引き上げるといった特別枠を創設する。

補正予算案額は700億円。2019年度補正予算で既に3600億円を措置済みのため、補助率や補助金の引き上げなどは特別枠で運用する。

中小企業生産性革命推進事業の補助事業は「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進事業(ものづくり補助金)」「小規模事業者持続的発展支援事業(持続化補助金)」「サービス等生産性向上IT導入事業(IT導入補助金)」。拡充内容は次の通り。

  • ものづくり・商業・サービス生産性向上促進事業(ものづくり補助金)
    補助上限は1000万円、補助率を1/2から2/3へ引き上げ
  • 小規模事業者持続的発展支援事業(持続化補助金)
    補助上限を50万円から100万円へ引き上げ、補助率は2/3
  • サービス等生産性向上IT導入事業(IT導入補助金)
    補助額は30万~450万円、補助率を1/2から2/3へ引き上げ

IT補助金では、「中小企業等が感染症の影響を乗り越えるための、ハードウェア(PC、タブレット端末等)のレンタルなども含めたITツール導入を支援するとしている。

IT導入や販路開拓支援などを行う中小企業生産性革命推進事業において、IT導入補助金の補助率を従来の1/2から2/3に引き上げ、持続化補助の補助金を100万円に引き上げるといった特別枠を創設
中小企業生産性革命推進事業の拡充内容

2020年度補正予算案では、補助対象経費の1/6以上が、次の要件に合致する投資であることを申請要件にあげている。

申請要件
  • サプライチェーンの毀損への対応
    顧客への製品供給を継続するために必要な設備投資や製品開発を行うこと(例:部品調達困難による部品内製化、出荷先営業停止に伴う新規顧客開拓)
  • 非対面型ビジネスモデルへの転換
    非対面・沿革でサービス提供するためのビジネスモデルへ転換するための設備・システム投資を行うこと(例:店舗販売からECへのシフト、VR・オンラインによるサービス提供)
  • テレワーク環境の整備
    従業員がテレワークを実践できるような環境を整備すること(例:Web会議システム、PCなどを含むシンクライアントシステムの導入)

「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進事業(ものづくり補助金)」「小規模事業者持続的発展支援事業(持続化補助金)」「サービス等生産性向上IT導入事業(IT導入補助金)」は事業終了後の成果目標を定めているが、3事業とも補助事業実施年度の生産性向上や賃上げは求めないという。

特別枠は、通年で行っている各補助事業の通常枠と同じスケジュールで実施する。なお、補正予算案は4月中に国会へ提出し、月内の成立をめざしている。

瀧川 正実
瀧川 正実

EC企業のためのSEO対策とコンテンツ作りのポイント。「コンテンツ作りの基本は5W1H」「ユーザーの気持ちを読み取るDo-Know-Go」

5 years 8ヶ月 ago

EC企業が2020年移行に向き合うべき検索エンジン対策(SEO対策)のポイントを解説したセミナー「検索No.1-SNSとコンテンツの局地戦で中小企業が大手に勝つ方法-」(主催はフューチャーショップ。後半は「SEOとコンテンツ作りのポイント」「SNSを活用した事例」について、二天紀執行役員でユウキノイン代表取締役の酒匂雄二(さこうゆうじ)氏の講演内容を紹介する。

「小さな池のクジラ」をたくさん育てる

「大海のクジラではなく、池の中のクジラをめざそう」。これは、酒匂氏がスーツ屋で働いていた時、「スーツはすでに強い企業があって太刀打ちするのが厳しいが、モーニングや燕尾服などニッチな市場なら勝てるのではないか」と感じた経験から掲げた理念だ。

Googleアップデートで突然アクセス数が減る

酒匂氏は機能性肌着を取り扱う店舗から「ある日を境にアクセス数と売り上げが落ちた」と相談を受けたという。

「原因はGoogleのアップデート」(酒匂氏)。

Googleは検索品質の評価基準「YMYL(Your Money or Your Life)」という概念を持ち続けている。これは「ユーザーの将来の幸福、健康、経済的安定、人々の安全に潜在的に影響を与えるページ」を指すという。

この概念に基づいてアップデートが行われた結果、身体にかかわるアパレル商品や栄養・効果効能をうたった食品では、商品の紹介に医療的な表現が含まれることが多いため、YMYLに抵触し、大きく順位を下げてしまったのではないか。(酒匂氏)

そのため、健康へ直結する商品はきちんとしたエビデンスが取れているもの、たとえば、医療機関、国家機関、厚労省のデータなどに商品ページからリンクを入れる方が良いとのこと。

意図や関連性の読み取りが深くなるGoogle検索

「Google検索は、検索意図のくみ取りや関連のくみ取りが強くなってきた」と酒匂氏。

今までの検索結果は、「ユーザーが検索した内容が入っていた場合」に太字でハイライトされるようになっていたが、「ユーザーが知りたいであろうキーワード、検索の先にあるユーザーの意図」をGoogleが読み取って表示するようになった

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変更があったのは赤い枠線で囲まれた部分

太字で表示されるキーワードは、ディスクリプションではなくコンテンツ本文にあるtableタグ内の内容。「htmlに準拠した記載方法で、tableタグ内に商品のスペックや材質、使用用途などををしていると出やすい」と酒匂氏は解説する。

3つに分類される検索キーワード

検索エンジンは、検索内容(キーワード)を以下3つの項目に分類されるという。

  1. ナビゲーショナルクエリ:案内型。特定のウェブサイトに行くこと
  2. インフォメーショナルクエリ:情報収集型。ユーザーが知りたい情報のこと
  3. トランザクショナルクエリ:取引型。購入や申込みに関すること

酒匂氏が特に注目したのは2のインフォメーショナルクエリと3のトランザクショナリクエリ。

2のインフォメーショナルクエリは「ユーザーが知りたいこと」や「ハウツー」などのことを指し「コンテンツを充実させるのにピッタリ」だという。

このクエリに該当するコンテンツを充実させると、同機の高い検索経由が取れる。ユーザーの同機が高そうなものをコンテンツで書いていき、そこから商品にリンクを貼ってSEOをしていく。(酒匂氏)

3のトランザクショナルクエリは商品の購入や会員登録、資料請求などの行為にあたるため、ECにとって重要な部分になるという。

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ナビゲーショナルクエリ、インフォメーショナルクエリ、トランザクショナルクエリの各例

「Do-Know-Go」を重要視した対策

Googleは「Do(Buy)-Know-Go」を提唱している。そのため、キーワードを見る際は「何をしたいのか」「何を知りたいのか」「どこのサイトに行きたいのか」「買いたいのか」といったユーザーの気持ちを読み取ることが大切だという。

Search Console(サーチコンソール)のデータを見て、クエリがDKG(Do-Know-Go)のどれに当てはまるのかを確認する。どのようなユーザーの意図が含まれているのか掘り下げてどんな文章、コンテンツを作るのか決めながら集客につなげていく。(酒匂氏)

上記を踏まえた改善ポイントを酒匂氏は以下のように解説した。

①検索順位は低いが表示回数が多い/クリック率が平均より高い
……検索結果の上位に表示されるコンテンツが、ユーザの意図を満たしていない可能性がある

②検索順位は高いがクリック率が少ない
……表示されるコンテンツがユーザーの意図とずれている可能性がある

いずれもコンテンツの見直しを行うことが重要という。

コンテンツ作りの基本は5W1H

酒匂氏は「コンテンツを作る際に大切なのは5W1Hだ」と説明する。

たとえば、複数人が1人の相手に対しそれぞれプレゼントを贈る場合。プレゼントを受け取る人は1人だが贈る人が複数いる場合、贈る人の数だけプレゼントを選ぶ基準がある。

そのためには、「プレゼント」というビッグワードを取るのではなく、「プレゼント 同僚」や「プレゼント バッグ」などロングテールで取っていく方が購入頻度が高くなる。(酒匂氏)

さらに、5W1Hにプラス1R(Research)をつけて考えると良いという。その部分はユーザーからのレビューで「こう言った目的ために使いました」という使用目的などを参考にし、社内で共有してコンテンツ作りに活かしていくと良い。

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コンテンツ作りの基本となる5W1H+1R

コンテンツマーケティングの基礎は100本ノック

コンテンツマーケティングについて、酒匂氏は自身の考えを「100本ノック」と説明。

コツコツとブログやコンテンツを更新していくことが大切。まずはたくさん書いてみること。(酒匂氏)

ただし「1日にたくさん記事を書くことより、安定して更新していくことが大切」とのこと。「ユーザーが見たときに『大体何日に1回更新しているんだな』と更新頻度がわかるようにコンテンツを更新するのが良い」(酒匂氏)

コンテンツは「好きなものを等身大で作ること」が大切

コンテンツ作りのコツを「コンテンツを作る前に、自分の職業と好きをマップ化するのが良い。そうすると良いコンテンツが生まれる」と酒匂氏は話す。

あるブライダル企業で「ディズニーが好き」というスタッフがいました。ディズニーについて話を聞いていたら「ディズニープリンセス」があると。「プリンセスならドレス着ていることが多いので、ウェンディングと絡めてコンテンツを作ってみたら」とアドバイスしました。

それを受けて書いた記事は「ディズニー 結婚式 大阪」と検索した結果、2060万中の2位。好きなことと職業を絡めて良い結果が出た例だと思います。(酒匂氏)

複数のコンテンツを自社で競わせる「パシュートSEO」

自社の2つのコンテンツを『追い抜き』させながら強いコンテンツを探し、作る」というSEOの手法について酒匂氏は説明。

商品ページを先に一定作りこみ、検索結果の順位を確認して先行させます。その商品ページと順位を指標にしてカテゴリを作りこむ。先行する商品ページをカテゴリページで検索順位を追いかけていく。場合によってはブログでさらにロングテールを撒き、スケートのパシュートのように2つのページで追い抜き競争をさせていきます。(酒匂氏)

既存コンテンツに対して後発(ブログ)コンテンツで追い上げをかけることも可能だ。専門性があると検索上位を取ることができるとのこと。

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酒匂氏が実際に行ったパシュートSEOの手順

「セレンティビティ」なコンテンツは強い

酒匂氏は「自分が良いと思えるような商品に偶然出会える『セレンティビティ』なコンテンツを持っているサイトは強い」と言う。

セレンティビティなコンテンツは閲覧からすぐにコンバージョンには結びつかないかもしれないが、社の存在を知ってもらい、自社とユーザーの出会いを作りながら新規のユーザーを獲得していくことができる。(酒匂氏)

「SEOなどのように直接的でなくても、変化球からお客さんを入れ込んでいくこと」に力を入れていくことが大切だという。

1つの受注の質を見る

SEOを開始してユーザーにたどり着くまでにいろいろな方法がある中で、酒匂氏は「セレンティビティなコンテンツ作り」を推奨した。

まっすぐなSEOは効果が出るが、大手の壁、巨大通販モールの壁に直面する。セレンティビティはコスト・時間ともにかからないが、効果が出るまでに時間がかかる。リスティングは効果がすぐに出るが価格が高い。それぞれ特徴がある。

いくつかある方法の中で「結果が出るまでに時間がかかるが、ユーザーに『あった!』と思わせるコンテンツ作りが濃いユーザー獲得につながる。ニーズやペインが強いワード、ニッチ、ロングテールのキーワードをかき集めることが大切。(酒匂氏)

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SNSの活用事例

酒匂氏はSNSの活用事例について説明した。「SNSを複数使うことに越したことはないが、ツイッター、フェイスブック、インスタグラムと各SNSを使っているユーザーの属性を理解することが必要」(酒匂氏)

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「自社のコアターゲットと利用しているユーザー層が近いSNSでは効果が出やすいので、自社にあったSNSから始めていきましょう」(酒匂氏)
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ツイッターの4択アンケート活用

ツイッターの活用事例では「4択アンケート」を利用した例をあげた。

「4択アンケート」を利用することにより、ユーザーの考えを知ることができる。これにより社内の意見で固まってしまい、失敗してしまうことを防ぐことが可能。「内輪だけで『これだ』と決めつけないためにも4択アンケートは有用」(酒匂氏)

「4択アンケート」で広く意見を募集したい場合は、投稿内容に「フォロー&リツイートで」など拡散してもらいたい旨を記載すると拡散数が増えやすいという。

また、イベント時などは「○名にギフトカードをプレゼント」など景品を用意するとユーザーの反応が良くなる可能性があるという。

フェイスブックのモデル写真をユーザーに

酒匂氏は企業フェイスブックのヘッダー写真に自社商品を着用したユーザーの写真を使用している例をあげた。

「予算的にモデルを雇うのが厳しいので、ユーザーに着てもらいその写真を使わせてもらいたい」と考えたのがきっかけです。写真に採用されたユーザーは自分の写真が使われると嬉しくなる。そうすると「ここに自分の写真が載っている」といって拡散してくれるようになるんです。ユーザーがインフルエンサーになる例です。(酒匂氏)

インスタグラムでABテスト

「インスタグラムでABテストを行うと、ユーザーの好みやささりやすさを確認できる」とのこと。

同じハッシュタグ・投稿時間に設定し、写真を変えてABテストを行ってみるというもの。

最後に

酒匂氏は最後に「コンテンツマーケティングとは、お客様のお悩み解決・お役立ちコンテンツ」と締めくくった。

お客さんの分からないに手を差し伸べるようなコンテンツ作りをする。「あなたが探しているものを私たちは持っています」と提案できるようなコンテンツ作りを心がけて下さい。(酒匂氏)

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▼前半:「Google検索のあの噂は本当?」「強調スニペットとは?」「Dsicoverを狙う」ECのためのGoogle検索の基礎を解説▼

藤田遙
藤田遙

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