Aggregator

Demo 06. 長いLPのパーツごとに精読をカウント

5 years 6ヶ月 ago

LPのような長いページの場合、表示回数(PV)よりも、どこまでスクロールしてじっくりコンテンツを読み込んだか、が重要です。GTMを使うと、画面の何パーセントまでスクロールされたか、を簡単に計測できますが、ページによってパーセントの解釈が異なり、分析が難しくなるので、ページをセクション(パーツ)に分割し、その単位で画面にN秒間以上表示された、という計測方法がオススメです。

ただし、ページの作り方に合わせてGTMの設定を追加したり削除するのは運用が大変なので、ページ制作時に決められた属性を追加するだけで、GTMの設定を変更することなく計測すると良いでしょう。

このページ自体に実装してあるので、以下のセクションそれぞれを80%以上、ブラウザの画面に表示させた状態で3秒間が過ぎると、GAでイベントが計測され、画面右上に通知が表示されます。ゆっくりスクロールしてみてください。

新型コロナの影響は金融危機以上か

5 years 6ヶ月 ago
新型コロナウイルスのデジタル広告市場への影響を把握するため、IABが広告の買い手(広告主など)への調査を3月に、売り手(媒体社など)への調査を4月に行った。広告の買い手の74%は、新型コロナによる広告支出への影響は2008年から翌年にかけての金融危機(いわゆるリーマンショック)を上回るだろうと回答。買い手の24%は、すべての広告を止めている。買い手の25%は、7月以降の下半期の広告費の縮小まですでに決めている。一方、広告の売り手への調査では、ニュースのパブリッシャーが増加した在庫を十分に収益化できていないことが明らかに。売り手の市場の見通しは、買い手のそれと比較すると楽観的だった。
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Coronavirus Ad Spend Impact: Buy-Side
https://www.iab.com/insights/coronavirus-ad-spend-impact-buy-side/
Coronavirus Ad Revenue Impact: Sell-Side
https://www.iab.com/insights/coronavirus-ad-revenue-impact-sell-side/
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noreply@blogger.com (Kenji)

Yahoo!ショッピングで「ダイエット、健康」商品が好調。「おうち時間」需要で「ルームウェア」が伸び「パーティドレス」は大幅減

5 years 6ヶ月 ago

ヤフー・データソリューションは「Yahoo!ショッピング」のデータを利用し、「消費が増加しているもの」「消費が減少しているもの」について調査を行った。集計期間は2020年4月1日~5月10日。

自宅時間を有効活用する商品カテゴリが上位に

取扱高の前年度比を伸び率とし、伸び率順でランキングを作成。「Yahoo!ショッピング」の第1階層カテゴリごとにまとめている。

一番伸びているカテゴリは「ダイエット、健康」(前年度比4.01倍)、次いで「本、雑誌、コミック」(前年度比2.02倍)、「ゲーム、おもちゃ」(前年度比1.68倍)。

一方、伸び率が低いカテゴリは、「CD、音楽ソフト、チケット」(前年度比0.65倍)「スポーツ」(前年度比0.95倍)「ファッション」(前年度比1.00倍)。

ヤフー Yahoo!ショッピング ヤフーショッピング ヤフー・データソリューション 新型コロナウイルス 巣ごもり消費 おうち時間
伸び率を元に作成したランキング ※カテゴリ分類は店舗出店時の判断に準じており、売上金額が一定数に満たないカテゴリはフィルタしている(出典:ヤフー・データソリューション)

伸びているカテゴリで売れている商品は?

伸びている上位10位内のカテゴリについて、さらに第2階層カテゴリで売れている商品を分析した。「ダイエット、健康」ではマスクやハンドソープなどの衛生用品が大部分を占めた。

「ゲーム、おもちゃ」を見てみると、1位の「パズル」は7.3倍、2位の「ボードゲーム」は6.1倍。「週末やGWのおうち時間を楽しむために購入されたと考えられる」(ヤフー・データソリューション)

ヤフー Yahoo!ショッピング ヤフーショッピング ヤフー・データソリューション 新型コロナウイルス 巣ごもり消費 おうち時間
「自粛生活を楽しむためのアイテムが上位に並んでいる」(ヤフー・データソリューション、 出典:ヤフー・データソリューション)

3位の「おもちゃ」カテゴリを詳しく見ると、「ブロック」と「バーチャルペット」が前年度比約3.7倍の伸び率だった。

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「パズル」「バーチャルペット」の伸び率(出典:ヤフー・データソリューション)

子供と自宅で過ごすための知育玩具を探していることや、一緒に過ごせるペットロボットが増えていることなどがわかった。(ヤフー・データソリューション)

伸び率が低いカテゴリ内で売れている物、売れていない物

伸び率が低い「ファッション」カテゴリの中で、「レディースファッション」について分析した。

ヤフー Yahoo!ショッピング ヤフーショッピング ヤフー・データソリューション 新型コロナウイルス 巣ごもり消費 おうち時間
「ファッション」カテゴリのランキング(​​出典:ヤフー・データソリューション)

「スヌード・ネックウォーマー」が前年度比5.6倍と伸び率が高い。この結果についてヤフーは「『スポーツ』カテゴリでも同様な傾向が見られる」とした。

春先にもかかわらず、「スヌード・ネックウォーマー」が伸びているのは、マスクの代替品であると考えられる。散歩や買い物、ランニング中のマスクの代替品としてネックウォーマーやネックゲイターを装着するなどの工夫が見られる。そのほか「ネックストラップ」「手袋」も除菌や感染防止対策として購入していると考えられる。(ヤフー・データソリューション)

また、「ルームウェア・部屋着」は前年度比2.85倍、「パジャマ」は前年度比2.64倍。「自宅や自宅近辺で過ごすための服を追加購入したり、オンライン会議でも着用できるリラックスがあるがある程度しっかりしているルームウェアを購入していると考えられる」(ヤフー・データソリューション)。

「ファッション」カテゴリで伸び率が低いのは、「パーティードレス」で前年同月比80.6%減と大幅に減少。ヤフー・データソリューションは「外祝自粛に伴い、結婚式や新年会などが自粛されたことが理由と考えられる」とコメントしている。同様の理由から「着物」は前年同月比49.2%減、「セレモニースーツ」は前年同月比45.0%減だった。

「家電」カテゴリも「おうち時間」の影響受ける

自宅で過ごす時間が増えたことにより、需要が高まっていると言われている「家電」カテゴリについて分析した。

ヤフー Yahoo!ショッピング ヤフーショッピング ヤフー・データソリューション 新型コロナウイルス 巣ごもり消費 おうち時間
「家電」カテゴリのランキング(​​​​​出典:ヤフー・データソリューション)

加湿器・ミシンなど「コロナウイルス関連」や炭酸水メーカー・ホームベーカリーなどの「自宅ご飯の充実関連」、スチーマーなどの「おこもり美容」、電気バリカンなどの「セルフケア関連」が伸びた。

ヤフー Yahoo!ショッピング ヤフーショッピング ヤフー・データソリューション 新型コロナウイルス 巣ごもり消費 おうち時間
「加湿器」「ホームベーカリー」の伸び率(出典:ヤフー・データソリューション)
ヤフー Yahoo!ショッピング ヤフーショッピング ヤフー・データソリューション 新型コロナウイルス 巣ごもり消費 おうち時間
「ボディ・フェイスケア」「メンズグルーミング」の伸び率(出典:ヤフー・データソリューション)

「家電」カテゴリの結果について、ヤフー・データソリューションは以下のように解説した。

3食の食事をすべて自宅で食べることが増えるため、楽しく簡単に済ませるための工夫としてホットサンドメイカーやホットプレートを買っていたり、たくさん時間がある中でホームベーカリーでパンを焼くことを楽しんでいる人がいることがうかがえる。

また、おうち時間を「おこもり美容」の時間に充て、有意義な時間を使っている人もいることがわかった。

藤田遙
藤田遙

佐川急便が置き配「指定場所配送サービス」をスタート

5 years 6ヶ月 ago

佐川急便は5月18日から、「指定場所配送サービス」を開始する。

佐川急便はこれまで、コンビニエンスストアでの荷物の受け取りや、宅配ロッカーの活用、配達日時を指定するサービスなど、ユーザーの行動に合わせた受け取り方を提案してきた。

今回、荷物を受け取る人が希望する場所に届けする「指定場所配送サービス」を新たな受け取り方法として開始、さまざまな受け取り方法を提供する。

「指定場所配送サービス」は、個別契約を結んでいる荷主から出荷される荷物が対象となる。配達時に、受取人が指定する玄関先や車庫内などの場所に荷物を届ける。指定場所に荷物を届けた際、佐川急便のセールスドライバーが配達状態を撮影する。

配達対象となるのは「飛脚宅配便」「飛脚航空便」「飛脚ジャストタイム便」。これらの配送に対して、時間帯指定サービス・指定日配達サービスの併用が可能となる。

配送キャリアでは、日本郵便がすでに、あらかじめ届け先から指定された場所(玄関前、置き配バッグ、宅配ボックス、車庫、物置など)に非対面で荷物などを届ける置き配サービスを実施している。対象となるサービスは、郵便受け箱または差し入れ口に入らない「ゆうメール」「ゆうパケット」「郵便物」のほか、「ゆうパック」「国際郵便物」。

ヤマト運輸は、受取人がインターホンなどで希望場所をセールスドライバーに伝えれば、玄関前などに荷物を置く非対面受け渡しを実施している。受取人から希望があった旨をセールスドライバーが配達票に記載することで、受領印に代えている。なお、電話などの依頼による不在中の配送は受け付けつけていない。

石居 岳
石居 岳

【寄稿】リアルタイムで「小川卓の本気な9個の改善案」―SchooのテキストメディアをLIVE分析【第2回】

5 years 6ヶ月 ago

最初に言ってしまうと、今回の講義ではなんと「小川卓の本気な9個の改善案」のクライアントへの提案風景をリアルタイムに見ることができます!(最初にハードル上げておきます!)

 

「SchooのテキストメディアをLIVE分析」は小川卓が「PENCIL」という実在するメディアサイトに関して、ヒアリングから改善提案、実施、振り返りまでを、生放送でリアルタイムにやってしまおう!という業界の方には非常に興味深いであろう講義です。

 

今回は第2回「サイト内の改善」です。

 

・第1回「サイトに関するヒアリング

・第2回「サイト内の改善」 ←今回はここ!

・第3回「一ヶ月で数値に変化はあったのか生放送で検証」6月17日(水)開催予定

 

* 当日はLIVE配信を行っておりましたが、現在Schooさんのサイト上で録画授業として公開されています。

 

 

schoo.jp

 

 

ウェブ解析の第一線を走る小川卓の実際のコンサルティング風景をリアルタイムで見られるのはこの講座だけかも!?

 

今回は小川卓の弟子(と勝手に自称する)福田が個人的な質問も含めて「SchooのテキストメディアをLIVE分析 第2回」を受講します。

 

それではいってみましょう!

 

【目次】

 

 

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講座の概要と前回の簡単な振り返り

■講義のプラットフォーム:

Schoo - 大人たちがずっと学び続ける生放送コミュニティ

受講生が画面の前で「着席」してリアルタイムで講義を聴くことができます。

コメントももちろんリアルタイムなので、

「蝶ネクタイを期待していました。」

「今日も背景込みで可愛いですね!」

といった小川卓いじりを聞いて一人で笑っていました微笑ましい光景もSchooの魅力ですね。

 

■分析対象サイト:Schoo PENCIL

Schooが運営するオウンドメディアです。

(ぜひ実際のサイトを見ながら読み進めてください!)

 

pencil.schoo.jp

 

〇クライアント

古瀬さん 株式会社Schoo 取締役COO(小川卓のリクルート時代の上司)

青野さん 株式会社Schoo マーケティングユニット(PENCILのディレクション・グロース担当)

 

このLIVE分析ではコンサル側の小川卓と、クライアントの取締役やディレクターとの対話で進行していきます。提案に対するクライアントからのリアルな質問や、小川卓の話の持って行き方などが生々しく見られるので、「自分だったらどうしていたかな」と考えながら受講していました。

 

今回は第2回の「サイト内の改善」ですが、第1回では「サイトに関するヒアリング」を行っています。

詳細は「スクーのオンライン授業を受講してみました!「SchooのテキストメディアをLIVE分析【第1回】」」をご覧ください。

 

 

集計&分析結果の共有

第1回のヒアリングをもとに、小川卓が実際にGoogle Analyticsなどを使ってPENCILのサイトを分析し、プレゼン資料を作成してきています。

 

序盤に受講生から

「本気の改善提案」

「プレゼンテクニックにも注目してください!」

 

といったコメントもあり、わが師、小川卓にどんどん生放送のプレッシャーがかけられていきます。卓ちゃん頑張って!!

 

(ちなみにですがこれリアルガチでやっているそうです。Google Analyticsの画面には日時なども表示されているので、ごまかしが効かないですね。。)

 

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小川卓が分析で実際に使った項目は?

 

今回の改善提案に先立って、小川卓が実際に分析をして気づきを得たデータは以下のものでした。

・訪問者数の推移

・流入元の推移

・デバイス別推移、PC増加理由

・TOPページの離脱率

・新規とリピーター推移

・人気キーワード

・上位ページ

・記事のスクロール率、デバイス別のスクロール率

 

もちろん、そのサイトや目標などによって見るべき数字は変わってきますが、実際に分析のときに小川卓がどのようなデータを使っているのかを垣間見ることができました。

 

分析結果の解説とプレゼン

上記で挙げた分析結果の中から、いくつかピックアップして見ていきましょう。

 

流入元の推移、デバイス別推移

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「流入元の推移」と「デバイス別推移」から、直近一か月の「PCからのDirect(直接)流入」が増加していることがわかりました。

 

まだ施策を実施していないのでこれは小川卓の成果ではなく、Schooさん自社での施策の成果ですが、素晴らしいですね!また、アナリストとして自分の成果を確認するために、施策実施前の数字をしっかりと理解しておくことの重要性を感じました。

 

PENCILの大きな目的は「認知の向上」であり、これらの流入は新規ユーザーの割合が明らかに低いため、今後はOrganic(自然検索)流入数を増やしていきたいですね、というところに持っていきました。

 

また、これに伴って新たに発生した課題についても解説しており、後に改善提案に盛り込んでいます。

 

ここで、受講生を代表しての疑問ですが、「同じドメインであるSchoo本サイトからの流入がDirectに分類されていた」とのことですが、どうしてこのようなことが起こるのでしょうか?また、どのようにそれを確認・解消すればよいのでしょうか?

 

小川さん!補足解説願います!

「こちらに関しては、同じドメインではあるものの別サイトのため、Google アナリティクスのプロパティ(計測単位)が違います。この場合はschooからpencilに入ってくる際に広告パラメータを付けておくことで分類し、見やすくするのが良いでしょう。」

 

上位ページ

 

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PV(ページ閲覧数)が多い各記事の数字が提示されています。

情報量は非常に多いのですが、とても見やすく小川卓独自のまとめ方が見られて参考になります。

 

・ページビュー数

・滞在秒数

・離脱率

・クリック率

・スクロール率

 

これらの数字からたくさんの気づきが得られたそうです。

「どんな記事が人気なのか」

「PVが多いが、クリックに繋がらないページ」

「PVが少ないが、クリックに非常に貢献しているページ」

「クリック率とスクロールには相関を確認してみよう」

などなど

 

スクロール率や読了率をGoogle Analyticsで取得する方法については、こちらの記事で解説しています

 

blog.hatenablog.com

 

(かつて私もこの記事を参考にしてスクロール率を導入しました。)

 ここからさらにスクロール率を深堀りして話が行われていました。もちろん改善提案ではこれらスクロール率や回遊率を上げるための施策も盛り込まれています。

 

 

 

分析結果を聞いてのクライアントの反応

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古瀬さん 「離脱率が低いというお話について、流入元によって離脱率は変わると思うのですがいかがでしょうか?」

 

小川卓  「流入元によって記事に期待することが変わると思います。これをもうちょっと細かく分析するためには、流入元ごとに直帰率と離脱率を見ていきます。

そこで流入元ごとで大きく変わらない場合は記事自体を改善、流入元ごとで大きく変わる場合には流入元の方を改善する、ということになります。」

 

古瀬さん 「離脱率や直帰率はどれくらいの数字を目安に良い・悪いを考えれば良いのでしょうか?」

小川卓  「メディアサイトでは、ユーザーはその記事を読みに来ているので、どうしても離脱率や直帰率が高くなります。私は直帰率が約80%くらいが平均と考えているので、それよりも高い記事には改善の余地がある、と思っています。」

 

各指標の目安を知っておくのは分析・改善を進めるにあたって重要な事ですね!

 

ここで再び受講生を代表して質問を。

メディアサイトの離脱率の目安については「平均が80%から~~%」の部分の音が途切れてしまっており、上限の目安が聞き取れませんでした。

また、コーポレートサイト、ECサイトなど他のジャンルのサイトについても目安となる離脱率が知りたいです。

 

小川さん!補足解説願います!

サイトの規模や集客状況によって大きく変わるので具体的な目安的なものはないのですが、50%を超えていたら改善の余地があるというお話をさせていただいております。

 

 

改善案

小川卓の「本気の9つの改善案」は以下になります。

 

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クライアントとのディスカッションを円滑に、効率的に進めるためにも一枚のスライドに施策の一覧とその優先度や難易度がまとめられているのはとても便利ですね!

 

ここでもいくつかピックアップしてみましょう

 

分析結果の解説とプレゼンテーション 

学びのエッセンス改修

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記事の最初に「学びのエッセンス」という項目がありますが、これが実際は「エッセンス」ではなく「目次」になっており、ユーザーが期待するものになっていない、という課題です。ここでのスクロール率の離脱が多いのも分析から見えました。

 

小川卓から

  • 実際にエッセンスに書き換える
  • クリックできる「目次」に変更する

という改善提案がされました。

 

この施策に対しては小川卓とクライアントとの非常にリアルなディスカッションが繰り広げられていました。

 

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青野さん 「スクロール率を上げる、という目的を考えた時に「目次」と「エッセンス」のどちらが良いんですかね?」

小川卓  「なかなか結論が出ないことだと思うので、わがままを言えばABテストをするのが理想ですね。」

古瀬さん 「そうですね。今後のフォーマットになっていく部分なので、ひとつずつ積み上げて一番成功に近い形で型を作ってやっていきたいです。」

 

本文最後に誘導 

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記事ページの下の方に関連記事へのリンクを貼りつけることは多いと思いますが、それを一工夫しよう、という提案です。

 

具体的には現在は記事が終わって、ソーシャルボタンなどがあるさらに下の部分に関連記事が表示されていますが、そうではなく、ソーシャルボタン等の上側、つまり記事本文のすぐ下に関連記事を表示させよう、ということです。

 

これは小川卓が別のサイトで過去に実施したところ、関連記事のクリック率がなんと!!

 1.5% -> 7%

 に改善したらしいです!

 

もの凄い説得力だ。。。これにはクライアントも大賛成となりました。

キーワード等から見えた記事3案 

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小川卓がPENCILをGooglerアナリティクスとサーチコンソールで分析していく中で見えてきた、成果の出そうな記事案を提示しています。

拡散力を上げるために「講師の集客を利用」というのはシンプルなようで、とても強力そうですね!

 

さいごに

小川卓は「施策を複数提案したあとに、クライアントに実施する施策を選んでもらうことで、クライアントの納得感もあるし施策の実施確立の向上に繋がる」と言います。

 

その言葉どおり最後に施策一覧を見ながら、クライアントに特に実施したい施策を確認します。

 

古瀬さん 「本文の最後に参考記事を入れる、というのはぜひやりたいです。あと、PCの方での横幅の改善もやりたいですね!」

青野さん 「タイトルと見出しは一致させた方が良いのかな、と思いました。」

中田さん(受講生代表) 「私も検索するときに、サイト名の下の説明の部分を参考にするので、そこを改善してほしいです。」

 

確かに、この流れで話を進めるとクライアントとしても、

納得して自主的に実施する施策を選んだ -> 自分で決めたからにはやらなければ!

という思考プロセスになりそうな気がします。

 

実際に自分がコンサルするときにも意識していきたいテクニックだと思いました。

 

 

そしてついに次回、第3回は施策を実施した後の結果発表です!

小川さんプレッシャー受けてるだろうなぁ。。。もしも次回の講義がなくなった場合は心中を察してあげてくださいw いやいや、恐らく結果を出してくれることでしょう!!

 

それでは次回、結果発表と小川卓の「どや顔」に期待しましょう!!

 

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(1時間とはとても思えないほど濃密な内容だったため全てを紹介できませんでした。実際に小川卓が提案している光景も見られるのでSchooで講義動画をご覧になることをおすすめします!)

 

schoo.jp

 

ワールドのEC事業など含むデジタル事業の売上収益は250億1900万円【2020年3月期】

5 years 6ヶ月 ago

パレル事業などを手がけるワールドが5月7日に公表した2020年3月期連結決算(国際会計基準)によると、EC事業を含む「デジタル事業」の売上収益は前期比1.8%増の250億1900万円だった。

売上収益は前の期を上回ったものの、EC事業におけるポイント値引きや配送のコストが増加したほか、M&Aやシステム投資などが先行したことから、セグメント利益は4億4600万円の赤字となった。

「デジタル事業」ではファッション通販サイト「ワールドオンラインストア」や他社の公式ECサイトの運営受託、越境ECサイト「FASBEE」の運営などを手がけている。

また、子会社のファッション・コ・ラボを営業窓口とし、他社に基幹システムや顧客管理システムなども提供している。

このほか、ユーズドセレクトショップ「ラグタグ」を運営するティンパンアレイ社、オンラインカスタムシャツブランド「オリジナルスティッチ」を運営するオリジナル社、ブランドバッグに特化したサブスクリプション型のレンタルサービスを手がけるラクサス・テクノロジーズ社などの事業も含む。

セグメント利益は4.6億円の赤字

EC事業は販売競争の激化でポイント値引きが増加したほか、配送費も高騰したとしている。

また、情報システムへの投資やM&Aの費用などが利益を圧迫。「デジタル事業」のセグメント利益は2019年3月期の8億8500万円から、2020年3月期は4億4600万円の赤字に転落した。

渡部 和章
渡部 和章

ニトリグループの最新技術を活用した「共同配送事業」「新・配車システム」構想とは

5 years 6ヶ月 ago

ニトリの物流を始め、他社向けにも物流事業を外販するニトリグループのホームロジスティクス(ホームロジ)・深作康太氏(最高情報責任者、ソリューション事業本部本部長)へのインタビュー。前編に続き、後編ではホームロジが注力する、最新技術を流通に活用した大型プロジェクトの中身を紹介する。

深作氏は、ホームロジの提携先である運送会社約150社を中心に、二次請け、三次請け、荷主、各種ベンダーを巻き込む壮大な構想を描く。プロジェクトは何段階かに分かれる予定だが、第一弾として「配車システム」を整備。まずは自社利用からスタートする形で、2020年秋のローンチをめざす。

データの電子化が生み出す2つの事業

ニトリグループは、物流・配送関連データの電子化により何を始めようとしているのか。深作氏によると、考えている事業が2つあるという。1つは共同配送事業。もう1つは配車システムの整備だ。

運送会社の「年間稼働率100」をコミットするための共同配送

ドライバーのスキルや車格などのデータを電子化できると、繁忙期など車両が足りなくなる時期においては運送会社を経由しなくても、ホームロジとドライバーとの「直接契約」が可能になる。

近年は物流費の高騰が社会問題となっており、「日々対応を模索しているニトリとしては、自社でなんとかしたいという思いがある」(深作氏)。

加えて、「現在、二次請け、三次請けは運送会社さん任せになってしまっている。契約の価値を平等に連鎖させることをしないと取り組みが前に進まない」(深作氏)と、「価値の平等の連鎖」という表現を用いて変革を起こしていきたいとする。

ホームロジスティクス 深作康太氏(最高情報責任者、ソリューション事業本部本部長)
ホームロジスティクス 深作康太氏(最高情報責任者、ソリューション事業本部本部長)

しかしドライバーとの直接契約を無理に進めると、運送会社の反感を買ってしまう恐れがある。ホームロジの外販事業は、提携先の運送会社の協力なしでは推進できない。ホームロジとしても運送会社とぶつかり合うような事態は避けたいところだ。

そこで双方にとって「Win-Win」の関係を維持するために深作氏が考えたのが、「共同配送」モデル。

ホームロジの年間の稼働車両台数を数値化したところ、引っ越しシーズンの4月の稼働率が高いが、夏は稼働が落ちていることがわかった。

ピークの4月の稼働率を100とすると、夏は80に物量が落ちる。つまり車両の稼働率も80に落ちることになる。ニトリグループとして実現したいのは、運送会社に対し、年間を通して車両の稼働率を100にするというコミットだ。(深作氏)

4月を標準とした場合、他の月でどのくらいの活用余地が出るか。ホームロジの試算では、4月以外すべての月で活用余地があるという。

深作氏は、「この波動を意識し、たとえば夏場であればその時期に需要があるアパレル、飲料、スポーツ用品などの他の企業と組み、共同配送を実現していきたい」(深作氏)と息巻く。

車両の安定供給を実現することで、ドライバーとの直接契約についても理解を得たい考えだ。

ホームロジが描くビジョン
ホームロジが描くビジョン(画像はホームロジが提供)

ニトリグループ独自開発の配送システム

もう1つ、深作氏が考えているのが「配車システム」だ。配車システムには、主に以下2つの役割がある。

  1. トラックがどういう順番で配送先を回ったら、効率化するかを計算する機能
  2. トラックが今どこにいるのかを動態管理する機能

すでに国内外合わせて配車システムは複数あるが、「ニッチな業界」ならではの課題がある。それは、パッケージ販売されているケースがほとんどということだ。

パッケージによるメリットは大きいものの、機能の重複、高額化しやすい、導入企業がすべての機能を使いこなせないといったデメリットもある。

そこで深作氏が進めているのが、「機能の切り売り」だ。

パッケージ販売している各社の得意な機能を組み合わせて、1つのソリューションにする。(深作氏)

ホームロジが開発を進める配車ソリューションの特徴
ホームロジが開発を進める配車ソリューションの特徴(画像はホームロジが提供)

ホームロジは現在、宅配ルート作成、測量、継走経路など、それぞれの分野で強みを発揮する数社と共同でサービス開発を進めている。

まずは各社が得意とする機能を組み合わせたり、実際の利用を見込む荷主からの要望をヒアリングしたりするなどして、システムに必要な500機能を洗い出した。一部はこれから開発予定の機能も含まれる。

「誰でも使いやすいUIをめざす」(深作氏)と、深作氏がシステム作りにおいて一番こだわるポイントはUIだ。

まずは2020年秋頃にローンチし、ニトリが社内で利用を開始した後に、他の荷主にも順次提供していく考え。また機能は拡充していく予定で、労務管理や請求管理のクラウドサービスを提供する会社とも話を進めている。

「APIを公開しているサービスであれば、どんどんつないでいける」(深作氏)と、物流事業に関わるすべてのソリューションを同システムに組み込んでいくという。同システムの開発にもブロックチェーンを活用していく考えだ。

◇◇◇

インプレスが5/21に開催する「ネットショップ担当者フォーラム 2020 春」にて、深作氏が登壇。「33期増収増益を続けるニトリのEC・デジタル・物流の戦略秘話」をテーマに、ニトリグループのデジタル戦略、物流改革などについて講演します。当日はオンラインでの配信となります。以下URLからお申し込みください(参加費は無料です)

ニトリグループのEC・物流戦略などが学べるオンラインセミナーイベント

公文 紫都
公文 紫都

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