Aggregator

【テレビ通販大手の2019年度売上高】ショップチャンネルは1634億円、QVCは1120億円

5 years 9ヶ月 ago

24時間365日生放送のショッピング専門チャンネル「ショップチャンネル」を運営するテレビ通販最大手ジュピターショップチャンネルの2019年度(2019年4月~2020年3月)売上高は前期比2.6%増の1634億円で、過去最高を更新した。

創業来21期増収を続けてきたショップチャンネルは2018年度に、売上高が初めて前年割れ(前の期比2.3%減の1593億円)。1年でV字回復を果たした。

カテゴリー面ではファッションを強化。新ブランドの発掘、2019年8月にはECサイトにファッションのみを特集する専用ページ「ショップチャンネル スタイル」をオープンした。顧客参加型のリアルイベントやコーディネート投稿キャンペーンを開き、ファッションを軸とした新たなコンタクトポイントを創出した。

大型特別企画として2019年9月に「秋いち大感謝祭」を初放送。9月2日~4日の計3日間で売上高は22億円超となり、第2四半期(2019年7~9月期)の売上伸長に貢献した。

TV通販2位のQVCは?

TV通販2位のQVCジャパンはQVC UK Holdings Ltd.と、三井物産の合弁会社。6割の株式を保有するQVC UK Holdings Ltd.は、米国のメディア関連企業Qurate Retail Groupの傘下企業。

Qurate Retail Groupが公表した2019年度(2019年1月~12月)における日本事業の売上高は、10億2800万ドルで前期比8.6%増だった。2019年の平均為替レート1ドル=109円で換算すると売上高は日本円で1120億5200万円(日本円ベースでは前期比6.6%増)。

Qurate Retail Groupの日本事業は、QVCジャパン、その子会社で衛星基幹放送事業のQVCサテライトが手がけている。

瀧川 正実
瀧川 正実

ファッションサブスクECのエアークローゼットに学ぶ、顧客の「生の声」を経営に生かすデータ活用法【無料ウェビナー7/3】

5 years 9ヶ月 ago

ファッションレンタルサービスを、サブスクリプション型のオンラインプラットフォームで展開するairCloset(エアークローゼット)は、データサイエンスに力を入れるファッションテック企業。7月3日(金)午後1時から、エアークローゼット代表取締役社長兼CEOの天沼聰氏と、国内外のファッションテック事情に詳しいpilot boatの納富隼平氏の対談形式無料ウェビナーを開催します。

タイトルは、「airClosetはなぜ『データ分析』に力を入れるのか。ファッションサブスクECを次世代型へアップデートする“唯一無二”のデータ活用法」

airClosetは、ファッション・コーディネートパターン・物流などから蓄積した2000万以上の実績データをビジネスに役立てるための特設ページ「airCloset Data Sciense Collection(エアークローゼットデータサイエンスコレクション)」を公開。airClosetが保有するビッグデータの活用方法を紹介しています。

5年かけて蓄積した膨大なデータをどう事業に生かしているのか。また知見を社外にも共有することで、ファッション業界にどのように貢献していきたいと考えているのか。天沼氏が1時間たっぷり語ります。

<こんな事業者にオススメ>

  • 蓄積したデータの生かし方に悩んでいるEC事業者
  • データ解析が事業に与えるインパクトについて学びたいEC事業者
  • 最新のファッションテックトレンドに興味があるEC事業者

<こんなことが学べます>

  • airClosetのデータサイエンスチームが、日頃どのような思考に基づきデータを活用し、サービスに実装しているのか
  • airClosetで蓄積したデータはファッション業界にどんな影響を与えるのか
  • airClosetが考えるファッションECの未来
  • airClosetの収集データから見る、Beforeコロナ/Withコロナのユーザーの行動変化

詳細とお申込みは以下をご確認ください。

「airClosetはなぜ『データ分析』に力を入れるのか。ファッションサブスクECを次世代型へアップデートする”唯一無二”のデータ活用法」

  • 日時:2020年7月3日(金)13:00~14:00
  • 参加費:無料
  • 参加申込方法:以下のフォームよりご登録ください。当日の参加URLをメールでお送りいたします。(アンケートのご協力もお願いいたします)
  • Facebookライブ配信:当日はFacebookライブ配信も行う予定です。詳細はネットショップ担当者フォーラムのFacebookイベントページよりご確認ください。https://www.facebook.com/events/602566130381627/

<登壇者プロフィール>

天沼 聰 (あまぬま さとし)
天沼 聰 (あまぬま さとし)
株式会社エアークローゼット 代表取締役社長 兼 CEO
1979年生まれ、千葉県出身。高校時代をアイルランドで過ごし、英ロンドン大学コンピューター情報システム学科卒。2003年アビームコンサルティングに入社し、IT・戦略系のコンサルタントとして約9年間従事。2011年に楽天に転職し、UI/UXに特化したWebのグローバルマネージャーを務めた後、「ワクワクが空気のようにあたりまえになるライフスタイルを提供する」ことをビジョンに、2014年7月にエアークローゼットを設立。2015年2月に日本で初めての普段着に特化した月額制ファッションレンタルサービス「airCloset」を立ち上げる。その後、2016年には表参道エリアにファッションレンタルショップ「airCloset×ABLE」を、2017年には提案型ファッションEC「airCloset Fitting(旧pickss)」をリリースし、パーソナルスタイリング提供サービスを中心に事業を展開。
2020年4月にはメーカー公認月額制レンタルモール「airCloset Mall」でファッション以外の分野でも事業展開をスタート。一般社団法人日本パーソナルスタイリング振興協会 理事、一般社団法人日本サブスクリプションビジネス振興会 理事、一般社団法人シェアリングエコノミー協会 幹事を務める。
納富 隼平(のうとみ じゅんぺい)
納富 隼平(のうとみ じゅんぺい)
合同会社pilot boat 代表社員CEO
1987年生まれ。明治大学経営学部卒、早稲田大学大学院会計研究科修了。在学中公認会計士試験合格。大手監査法人を経てベンチャー支援会社に参画し、2017年に合同会社pilot boatを設立。自社メディアを中心に他社媒体でもスタートアップ関連の記事を執筆。大企業向けオープンイノベーションのコンサルや、スタートアップ関連のリサーチも手がける。得意分野はFashionTech・BeautyTech・FemTech。

ご登録いただだきましたメールアドレスに、当日のWebinar用URLをお送りいたします。

公文 紫都

コロナ禍でシニア世代のEC利用「頻度が増えた」が2割、スーパーでの買い物「減った」が4割

5 years 9ヶ月 ago

セガは6月18日、シニア層の趣味活動を応援するWebサイト「シュミカツ!」で、緊急事態宣言中のシニア世代における巣ごもり消費をテーマに調査を実施、その結果を発表した。それによると、「通販・ECサイト」の利用は約2割が「以前より頻度が増えた」と回答。一方、「スーパー」の利用は約4割が減ったと答えている。

ネットサービスとして、「通販・ECサイト」「ネットスーパー」「料理・食材宅配サービス」「フリマアプリ・ネットオークション」「インターネット金融サービス」の利用頻度の変化を質問した。

利用率が一番高いのは「通販・ECサイト」で、「以前から利用しており、頻度が増えた」が19.3%と最多。利用率が2番目に高いのは「インターネット金融サービス」で「頻度が増えた」が2位の3.8%。

セガが実施した緊急事態宣言中におけるシニア世代の巣ごもり消費調査 ネットサービスの利用頻度
ネットサービスの利用頻度について

生活必需品を扱う「スーパー」「コンビニ」「ドラッグストア」「個人商店」について、新型コロナウイルス感染拡大の影響による利用頻度の変化を聞いたところ、全てで減少傾向となった。「減った」の割合が一番高いのは「スーパー」の38.2%で、年代が上がるほどその割合は大きくなっている(50代33.8%、60代40.4%、70代44.1%)。

セガが実施した緊急事態宣言中におけるシニア世代の巣ごもり消費調査 リアル店舗の利用頻度について
リアル店舗の利用頻度について

各ネットサービス利用者を対象に、実店舗でのサービスと比べて便利な点を質問したところ、全てのサービスで「外出する必要なく、サービスを利用できること」がトップだった。

セガが実施した緊急事態宣言中におけるシニア世代の巣ごもり消費調査 実店舗と比較したネットサービスの利便性について
実店舗と比較したネットサービスの利便性について

さらに、各ネットサービス利用者を対象に、サービスを選ぶときに重視する点の質問では、「通販・ECサイト」「ネットスーパー」「フリマアプリ・ネットオークション」で「価格や利用料が安いこと」が1位。一方、インターネット金融サービスでは、「セキュリティー面など安心して利用できること」、料理・食材宅配サービスでは「豊富な商品や高い質のサービスを提供していること」がそれぞれ1位となっている。

セガが実施した緊急事態宣言中におけるシニア世代の巣ごもり消費調査 ネットサービスを選ぶ時に重視する点
ネットサービスを選ぶ時に重視する点

ネットサービスを利用しない人を対象に、利用していない理由を質問したところ、全てのサービスで「必要性を感じないから」が1位。特に年代が上がるほど増加する傾向があり、「通販・ECサイト」(50代47.1%、60代55.2%、70代58.6%)、「ネットスーパー」(50代54.0%、60代64.4%、70代66.2%)、「料理・食材宅配サービス」(50代64.4%、60代75.2%、70代76.0%)では、10ポイント以上の差異が見られる結果となった。

セガが実施した緊急事態宣言中におけるシニア世代の巣ごもり消費調査
ネットサービスを利用しない理由

調査実施概要

  • 調査対象:「シュミカツ!」会員、50歳以上の男女
  • 総回答数:1065人(男性777人、女性288人、50代456人、60代421人、70代以上188人)
  • 調査期間:2020年4月24日~5月6日
  • 調査方法:インターネット
  • 調査地域:全国がが
石居 岳
石居 岳

寝具のD2C「コアラ・マットレス」はコロナ禍も成長、2020年売上は4倍に増える見込み

5 years 9ヶ月 ago

コアラ・マットレスの販売を手がけるKoala Sleep Japan(コアラスリープジャパン)は6月16日に行ったオンライン新商品発表会で、新商品「コアラ・ベッドフレーム」などの製品紹介、日本における成長実績や今後の戦略について説明した。

「コアラ・マットレス」は、コアラスリープジャパンの親会社 Koala Sleep Pty Ltd Australiaが手がける寝具ブランド。Koala Sleep Pty Ltd Australiaはオーストラリアのダニエル・ミルハムとミッチェル・タイラーという2人の元ラガーマンが、寝具の2015年に共同で創業したECベンチャー。創業1年目で13億円、2年目には33億円を売り上げ、2017年に日本市場に参入した。

日本法人の2019年における売上度実績は2018年比で2.5倍。2020年度は1月から5月の5か月間ですでに2019年度売上実績を超えたという。2020年度は前年比4倍の売上高を見込む。

2018年2020年成長実績
Koala Sleep Japanの成長実績(2018年度〜2020年度)

2019年度はインフルエンサー、(UGC)担当、広告運用担当、制作担当、PR担当、リアルイベント担当、Webサイト担当とという各業務を1部署で機能させ、企画立案から実行までを内製を基本にスピーディーに行った。

2019年の取り組み
右上はKoala Sleep Japan日本代表のアダム翔太氏

最も効果があったと感じたのは口コミやSNSへの書き込みなど。コアラには店舗やショールームはないが、移動式快眠ルーム「koala sleep car」による「お昼寝デリバリー」といったイベントを通して、ユーザーコンテンツが増加。認知度と信頼感を獲得してきた。

マーケティング事例
直近で成功したマーケティング施策

創業当時の商品はマットレスのみだったが、現在は枕、ソファー、ベッドフレームが加わり、家具ブランドへと変化してきた。送料無料や120日トライアル、環境負荷の低い商品の開発といったこれまでの姿勢を保ちつつ、今後はさらにアイテムを増やす予定。自社オフィスの新設も予定している。 

ベッドアイテム1分組み立て&マットレスワイングラスチャレンジ
オンライン新商品発表会での「ベッドアイテム1分組み立てチャレンジ」の様子。残念ながら1分は過ぎてしまったが、女性1人で短時間に組み立てられた
内山 美枝子
内山 美枝子

スマホユーザーを効果的&効率的に集客できる媒体はありませんか? スマホ時代の新しいEC売上拡大策【マンガでわかるLINE広告】

5 years 9ヶ月 ago
ここからスタートはぁ… やはりスマホからの売上が弱いな… スマホユーザーを効果的に獲得できる媒体はないかなあ
広田さん 起きてください! 噂の新人さんが来てます!!
寝てないよ! おお、例の会社から転職してきたあの人?
矢野です 良いままでの経験を活かして頑張りますのでよろしくお願いします。
矢野さん この通販サイトに関わっていたって本当ですか?!
ここからスタートはい 主に広告運用を担当していました
それはすごい!!
この通販サイトは最近認知度を上げ急成長したことで話題のサイトだ 彼女ならきっと この状況を打破するための相当なノウハウを持っているはず……!
詳しく話を聞かせてください!
ちょっと広田さん!? 落ち着いて!
どうぞ
ありがとうございます
すみません 新規顧客を効率的に獲得するための秘訣を知りたくてつい…
うち スマホからの売上が伸びないんですよね〜
そうでしたか
ここからスタートあのサイトがあそこまで成長したのはLINE広告をうまく活用するようになってからなんです
LINE広告!?
LINEはまだ試したことないですね
LINEでプロモーションねえ
アレって大企業しか出稿できないのでは? うちみたいな中小企業じゃ…
それは違いますよ広田さん 今は申し込みから広告出稿まで 中小企業でもオンライン経由で始められるんです
そうなんですか!?
でも実際どれくらいの効果が期待できるんだろう?
うちの会社でもうまくいくんですかね?
ここからスタートでは私がLINE広告についてお教えします
お願いします!!
まずLINEのユーザー数について なんと8400万人で日本で一番利用者が多いコミュニケーションアプリなんです
確かに今では当たり前の連絡手段ですもんね
子供からお年寄りまで使っているし年齢層も幅広そうだな
そしてSNS利用者中 LINEのみ使用のユーザーは4割にものぼります
─LINEだけ使っているユーザーは40.6%
他のSNSでは接触できないユーザーにもアプローチができそうだなあ
さらに利用者のうち 86%が1日に一回以上利用しているんです。
広告を見る回数も多そうですね! でも広告ってそんなに表示されてたっけ?
トークリストの一番上に広告が出たりするじゃないですか

※1 LINEアプリ 月間アクティブユーザ(2020年3月末時点/調査:LINE)
※2 全国15歳~69歳のスマートフォンユーザーを対象としたインターネット調査(2020年1月実施/n=20,000/調査:マクロミル)
※3 月間アクティブユーザーにおけるDAU(Daily Active User/ 1日に1回以上利用したユーザー)の割合(2020年3月末時点/調査:LINE)

ここからスタートタイムラインやLINE NEWSもあります LINEマンガなどのサービスにも掲載されますよ
LINEアプリ内だけじゃないんですね!
そういえばLINEマンガでマンガを探しているときに…
私もLINE NEWSで…
どのLINEサービスも活用している方がこんなにいらっしゃいます
併用している人も多そうですね〜
他のSNSより断然見る頻度が高いって言えるかもな
そして当然対象となるよろしくお願いします。ユーザー属性や興味関心を指定したターゲティング配信ができます 実際に広田さんにはどんな広告が表示されていますか?
男用のシャンプーとか 男性向けが多いですね

※4※5 2019年4月時点
※6 2019年9月時点
※7 2020年2月時点

ここからスタート性別や年代はもちろん 興味関心と言ったみなし属性を指定して広告の配信が可能なんです
そういや気になってクリックしたかも…
過去に購買に至ったユーザーに類似したオーディエンスを作成できるので、費用対効果が高いんです
性別と年齢だけじゃないなんて…
意外に細かく設定できるんだな
「配信開始から日を追うごとに狙った商品の売り上げが向上した」「他の年代のユーザーが増えた」など 成功事例がたくさんあるんですよ!
効果がこんなに!
つまりLINEで広告を出稿すれば より広い層に高頻度に効果的なアプローチができるんです
これなら新しいお客さんを増やせそう…!
LINE広告 やってみる価値あるな!
矢野さん! どうやって始めるのか教えてください!
ここからスタートまず広告アカウントを開設します。LINEビジネスIDの発行をしましょう
これでLINE広告の管理画面にログインできるようになるんですね!
次に広告アカウントを作成します。これがLINE広告の広告配信を管理するアカウントになります
商材ごとに広告アカウントを作成する必要があるみたいですね
そしてクレジットカードの登録をします
登録後にLINEのほうで企業や商材情報の審査がされるんだな
無事審査が通ったら次は広告配信の設定です。ガイドラインに沿ったメディアを入稿しましょう
こおで配信目的とかターゲットとか細かい設定するのか…
ココまでの審査が完了したら配信を開始できるんですね よーし!
やってやろうじゃないか! 俺たちには矢野さんが付いてる!
ここからスタート後日─
広田さーん!
どうした?
見てくださいこれを!
こんなに!? 予想以上じゃないか!!
LINE経由での売上がすごい増えているんですよ! 驚きの結果はこれだけじゃないんです!
え、30代以下のお客さんがこんなに?
うちのブランドに興味がある若年層がいるってことですよね!
LINE広告始めたおかげで 全体の売上は上々ですね!
せっかくゲットした新しい顧客層だ!次の商品開発も頑張らなくちゃな!
矢野さんがLINE広告のことを教えてくれたおかげです!
私はそんな…大したことはしていないですよ それよりも……
ここからスタート購入につながったLINE経由のお客様をリピート顧客に育成していきましょう! ここからが勝負です!
えーっと…どうしたらいいんでしょう?
LINE広告経由の新規顧客にLINE公式アカウントの友だち登録を案内しましょう!
友だちを増やすことが顧客育成になるんですか
友だちになればお得なクーポンや最新の情報を直接届けることができるんです
なるほど! LINEであればメールよりも開封率が高そうだし コンバージョンにつながりそうですね!
そういえばLINE広告でもキャンーペーン目的に「友だち追加」ってありましたね!
店舗にQRコードを掲示したらどうでしょう? お客さんが友だち追加してくれるかもしれません
なるほど!!
こうしちゃいられない! 早速やりましょう
内山 美枝子

EC売上TOP200サイトの表示スピードランキング! 「家電」「食品」「総合」「ファッション」「化粧品・健康」「日用品」「家具」別【2020年】 | 勝手にスピードテスト Powered by SpeedCurve

5 years 9ヶ月 ago

今回は、EC売り上げトップ200の表示スピード調査の続編レポート。カテゴリー別にスピードデータ傾向を分析しました(複数ECサイトがある場合、本店ECサイトを計測しています。この記事はPCでの閲覧をおすすめいたします)。

Amazon、ヨドバシ.com、ビッグカメラを上回る「家電・PC・カメラ」

EC売り上げトップ200ランキングでは、家電・PCカテゴリーがランキングの上位を占めていました。その中でも、表示スピード1位の「セブンスター貿易」と家電の雄「ヨドバシ.com」や「ビックカメラ.com」の表示スピードは何が違うかを検証しました。その結果、「セブンスター貿易」の表示スピードと比較すると、約2倍も遅い状況でした

この2社の計測データが「セブンスター貿易」と何が違うか詳しく考察してみましょう。Backend②が約2.5倍以上、StartRender③が1.5倍遅い状態です。これは、バックエンド(システム、アプリケーション、ネットワークインフラ側)、フロントエンド(Webページの構造、コーディング、リクエスト数)の処理スピードが遅く、結果としてWebページの表示スピードが遅くなっているという課題が見えてきます。

家電・PC・カメラ TOP7

順位サイト名Speed
Index
(秒)①
Back
end
(秒)②
Start
Render
(秒)③
Size
(MB)④
Request
1セブンスター貿易1.690.621.650.1222
2家電のSAKURA1.900.721.790.2339
3秋葉原アウトレットプラザ2.541.162.450.2646
4激安家電販売PCあきんど3.010.922.821.1226
5GIGA3.051.373.040.3725
6ビックカメラ.com3.141.912.500.62100
7ヨドバシ.com3.271.573.060.3351
8PCボンバー3.581.903.520.5583
9ドスパラ3.980.902.872.87323
10ツクモ(TSUKUMO)4.001.273.141.35165

最も遅い「食品」は綺麗で重い商品画像が機会損失に?

次は、Web表示スピードが最も遅い「食品」カテゴリーの計測データを見てみましょう。

1位のWebサイトは「越前かに職人 甲羅組」です。TOP3のWebサイトはWebサイトスピード研究会が提唱する「SpeedIndex4秒目標」をなんとかクリアしていますが、4位以下は基準を満たしていません。(参考:SpeedIndexの基本合格基準、5秒から4秒の引き上げを決定 | スピードプラス

「食品」カテゴリー全般の傾向として、バックエンドが2秒以上と遅い傾向があります。フロントエンドの表示スピードに影響するであろうページ全体のファイルサイズが平均3.4MBと大きく、結果として表示スピードが遅くなっていると予測されます。

同研究会のメンバーである大日本印刷 hontoビジネス本部の近藤洋志氏は、以下のようにコメントしました。

「食品」カテゴリー上位の数社のWebサイトでは、大きめの商品画像が何枚も掲載されており、ブラウザ表示が完了するまでの体感スピードがもたつく印象がありました。昨今のコロナ禍における巣ごもり需要で「食品」の利用は増加していますので、この状態はもったいないですね。

また、「表示スピードを速くすることで購入までの時間を短縮させるUXを意識して、相対的に受注件数を増やす」施策を考えるべきです。「綺麗でわかりやすい商品画像でCVRを上げる」施策とのバランスをとりつつ、進める必要がありますね。(参考:新型コロナのEC影響、緊急事態宣言の全国拡大で注文数50%増も | 通販通信

食品 TOP7

順位サイト名Speed
Index
(秒)①
Back
end
(秒)②
Start
Render
(秒)③
Size
(MB)④
Request
1越前かに職人 甲羅組3.671.062.393.7569
2プレジャーワイン3.781.102.411.7547
3板前魂3.941.082.8915.87161
4匠本舗4.460.892.164.04247
5cotta6.272.483.572.27135
6セブン・ミールサービス7.642.366.593.03190
7ENOTECA8.552.713.861.50197

その他のECサイト・カテゴリー別データ

総合 TOP10

順位サイト名Speed
Index
(秒)①
Back
end
(秒)②
Start
Render
(秒)③
Size
(MB)④
Request
1サンテクダイレクト2.840.971.970.6959
2amazon.co.jp2.981.022.242.32182
3ショップチャンネル3.841.582.881.70118
4阪急オンラインショッピング4.011.183.611.89132
5PREMOA4.651.803.212.69215
6通販生活5.282.984.432.01122
7三越オンラインストア5.781.622.921.78192
8ショップジャパン5.820.965.241.88264
9ディノスオンラインショップ5.861.864.022.99259
10QVC.jp5.881.523.574.07349

ファッション TOP10

順位サイト名Speed
Index
(秒)①
Back
end
(秒)②
Start
Render
(秒)③
Size
(MB)④
Request
1腕時計のななぷれ2.91.062.000.9138
2MAGASEEK3.511.001.982.19221
3ワールドオンラインストア3.791.082.705.41259
4フードユニフォーム
(FOOD-UNIFORM)
4.000.891.921.40127
5DHOLIC4.021.172.7223.57188
6USAGI ONLINE4.091.083.023.96179
7オットー・オンラインストア4.110.932.651.98151
8フラッグショップ4.151.292.621.53111
9GLADD4.340.952.210.7463
10ミックスドットトウキョウ
(MIX.Tokyo)
4.421.002.912.51254

化粧品・健康 TOP10

順位サイト名Speed
Index
(秒)①
Back
end
(秒)②
Start
Render
(秒)③
Size
(MB)④
Request
1ポリピュアEX2.800.882.331.47486
2北の快適工房3.340.932.174.6492
3LIONウェルネスダイレクト4.101.053.052.66679
4アイドラッグストアー4.250.891.940.89158
5ベルタ(BELTA)4.700.942.254.19181
6ファンケルオンライン4.991.373.474.83343
7やずや5.001.023.066.87328
8FABIUS5.130.904.723.4179
9Dr.Ci:Labo5.461.603.065.12303
10オージオネット5.580.902.533.60199

日用品 TOP10

順位サイト名Speed
Index
(秒)①
Back
end
(秒)②
Start
Render
(秒)③
Size
(MB)④
Request
1ドライブマーケット2.580.912.071.2953
2AXELショップ2.851.032.241.04112
3ユーキャン2.880.732.112.3298
4漫画全巻ドットコム3.000.842.361.43116
5とらのあな3.030.882.421.02100
6SOUND HOUSE3.381.572.681.80197
7GDO3.571.122.972.83341
8交換できるくん
(旧:サンリフレプラザ)
3.651.452.351.44246
9駿河屋3.721.773.560.9064
10自然大好き!
ニッチ・リッチ・キャッチ
3.721.062.772.1075

家具・雑貨 TOP8

順位サイト名Speed
Index
(秒)①
Back
end
(秒)②
Start
Render
(秒)③
Size
(MB)④
Request
1daily-32.590.871.900.5650
2ゲキカグ!2.850.632.222.59213
3タンスのゲン2.920.872.473.39151
4ニトリネット3.621.092.624.34431
5ほぼ日刊イトイ新聞4.790.772.732.8355
6こだわり安眠館6.422.865.252.78136
7家具通販のロウヤ(LOWYA)7.602.924.617.56269
8生活堂11.292.927.964.98192

表示スピードのデータ分布図からの気付き

次に、SpeedCurveによる延べ10万回の計測データから分布図を見てみましょう。このデータ分布図では、ページサイズ、リクエスト数、StartRender(ブラウザで表示レンダリングが開始されるまでの時間)と、SpeedIndex(「Webページが表示された」と人間が認識するWebサイトの体感表示スピードの指標)の相関関係となりますが、ヒントになりそうなデータが見えてきました。

  1. リクエスト数は100、200、300でそれぞれグループを形成していますが、SpeedIndexが3秒以内の上位サイトは、リクエスト数として100~120前後が多くみられます
  2. 「1MB以下の超軽量ページがSpeedIndexでも上位である」ということがほぼ当てはまります。しかし、約1MB付近のサイトでもランキング上位のWebサイトは少なくありません
スピードカーブ speedcurve 表示スピード測定 webページ表示速度 調査 ドーモ EC表示速度カテゴリ別
ページ容量10MB以下のサイトでのページ容量とSpeedIndexの関係図:実測値(上段、単位:秒)および順位(下段、単位:位)
スピードカーブ speedcurve 表示スピード測定 webページ表示速度 調査 ドーモ EC表示速度カテゴリ別
StartRenderとSpeedIndexの関係図:実測値(上段、単位:秒)および順位(下段、単位:位)
スピードカーブ speedcurve 表示スピード測定 webページ表示速度 調査 ドーモ EC表示速度カテゴリ別
リクエスト数とSpeedIndexの関係図:実測値(上段、単位:秒)および順位(下段、単位:位)

ユーザーを待たせない購買体験を実現する指標とは?

分布図から、SpeedIndexが速いサイト=サイズ、リクエスト数、StartRenderの数値が小さいということがわかりました。1位の「セブンスター貿易」のWebサイトを改めてこの視点で見てみましょう。

「セブンスター貿易」のSpeedIndexは、わずか1.62秒という驚くべき数値でした。この1.62秒がどのように達成され、顧客体験(UX)としてどのような状況を生み出しているのでしょうか。

  1. BackEndが0.7秒以下
  2. StartRenderは1.6秒
  3. StartRenderとSpeedIndexの差はほとんどありません。ブラウザでページの描画(レンダリング)が始まった途端、即座にページ表示されます
  4. 圧倒的なページ軽量化(0.12MB)、リクエスト数を削減(22リクエスト)

驚いたのは、「セブンスター貿易」はトップ200の中で1つの指標だけでなく、5つの指標ですべて「1位」を獲得していること

2位の「家電のSAKURA」もSpeedIndexで1.9秒と良い数字を獲得しており、激安家電通販のサイトはどれも素晴らしい数値ということがわかります。

その理由として以下のことが考えられます。

  1. 激安・家電という競合が多数あるこのカテゴリーでは、検索エンジン(Google経由)からの流入数は重要なKPIとなっている
  2. GoogleはPSI(ページスピードインサイト)で、同カテゴリー内で相対的スピードをスコアリングしている。そのため検索エンジンのSEOアルゴリズムにおいても、表示スピードは影響を及ぼしている。各企業は、競合対策としても表示スピードを強く意識せざるを得ない

Amazonの表示スピードはなぜ遅くなっているのか?

Webサイト高速化の必要性を常に主張してきたAmazonのランクが、前回の4位から13位に大きく下がりました。この原因は何でしょうか。

Amazonの昨年対比での計測数値です。Backend、Requestはわずかながら数値が向上していますが、StartRenderは0.18秒、ページ容量は約0.35MBほど増加しています(赤字が増加数値)。その結果、SpeedIndexは0.29秒(290点)ほど数値が悪くなっています。

調査年度順位サイト名Speed
Index
(秒)①
Back
end
(秒)②
Start
Render
(秒)③
Size
(MB)④
Request
201913Amazon2.981.022.242.32182
20186 2.691.072.061.95191

次に、Amazonより上位にあるサイトの表示スピードを昨年のデータと比較してみましょう。

今回順位(前回順位/変動)サイト名Speed
Index(秒)
Back
end(秒)
Start
Render(秒)
Size
(MB)
Request
今回前回/差今回前回/差今回前回/差今回前回/差今回前回/差
1(5/セブンスター貿易1.692.72
-1.03
0.620.97
-0.35
1.652.68
-1.03
0.120.22
-0.1
2230
-8
2(6/家電のSAKURA1.902.82
-0.92
0.721.21
-0.49
1.792.64
-0.85
0.230.24
-0.01
3932
7
3(2/秋葉原アウトレットプラザ2.542.52
0.02
1.161.17
-0.01
2.452.45
0.00
0.260.27
-0.01
4646
0
4(66/ドライブマーケット2.585.45
-2.87
0.911.54
-0.63
2.072.82
-0.75
1.291.29
0.00
53143
-90
5(29/daily-32.593.83
-1.24
0.871.39
-0.52
1.902.97
-1.07
0.564.41
-3.85
50353
-303
6(97/ポリピュアEX2.806.38
-3.58
0.881.19
-0.31
2.335.43
-3.1
1.471.44
0.03
486544
-57
7(79/サンテクダイレクト2.845.79
-2.95
0.971.83
-0.86
1.974.99
-3.02
0.690.77
-0.08
5955
4

TOP10の平均値の数字を昨年と比較すると、以下のようになりました。

  • SpeedIndex:-1.67秒向上
  • Backend:-0.4秒向上
  • StartRender:-1.25秒向上
  • PageSIze:-0.55MBの削減
  • Request:-61.7の削減

TOP10企業は、SpeedIndexが平均1.67秒ほど向上しています

Amazonの各種指標がわずかに下がっている反面、上位TOP10サイトは大幅に数値が向上しています。この数値の向上トレンドは、TOP10の上位層だけでなくTOP50の範囲でも同様です。

Google社が表示スピードを重要視する傾向を踏まえると、各社はさらに表示スピード改善に取り組むことが必至になってきます。

対策・施策なしに、表示スピードが速くなることはまずありません。「少なくともTOP50位までは、表示スピードUPにつながる何らかの施策、対策を明確な意志を持って進めている」と捉えるのが自然です。Amazonが現状のままで他社サイトの高速化が進めば、さらにランキングが落ちる可能性もあります。

今回のレポートでも明らかになったように、同一カテゴリー内で上位を確保することはSEO的にも非常に重要です。ぜひ今回の結果を参考に、自社のサイトのポジションを理解してみてください。

◇◇◇

グローバルで進む「カテゴリー別Webサイト表示比較」について

Webサイト表示スピード計測に関して、Googleと連携しながらWebサイト表示スピードの計測機能の改善・改良を日々進めているSpeedCurveですが、ドーモと共同で日本においても上記課題を解決する取り組みを進めています。それがPSB(Page speed Benchmarks)です。カテゴリー別の表示スピードをビジュアルでわかりやすく比較できるようになっています。

2020年6月時点では、EUと米国で各カテゴリー別の表示スピードをFilmstripおよび各指標で比較できます。各指標も55以上、ビデオやWebpagetestなどとの連携もほぼフルサービスで提供しています(視聴は無料)。

スピードカーブ speedcurve 表示スピード測定 webページ表示速度 調査 ドーモ EC表示速度カテゴリ別 PSB
Page Speed Benchmarks(PSB)の表示画面

調査概要

調査期間:2019年12月27日(金)12:30~2020年1月10日(金)12:30までの14日間

調査対象:「月刊ネット販売 2019年10月号」(宏文出版・刊)の「第19回ネット販売白書」において、EC売上高上位200社に掲載されている企業。

三越伊勢丹ホールディングスの2サイト(三越、伊勢丹)は別サイトとしてそれぞれ計測。ログインや会員登録が必要、モール出店のみの場合などは計測対象から除外。計測後に正常な値が取得できなかった場合は除外、もしくは24時間の補正、追加、再計測を行っている。

調査範囲:1サイトにつき①トップページ、②リストページ(カテゴリページ)、③商品詳細ページの3つのURL(サイトの構成上、該当ページがなく測定できなかったサイトもあり、実際に計測したのは①184URL、②181URL、③182URLの計547URL)。当該サイトURLは、検索エンジンによる検索結果から移動できるURLを用いた。

計測時間:12:30、18:30、22:30の1日3回

測定プロファイル:iPhone 7(4G)、GalaxyS7(4G)、Chrome(cable) このうち掲載したのは「iPhone 7(4G)」

1回あたりの計測数:3 checks

計測回数:547URL × 1日3回 × 3checks × 3デバイス × 7日間 = 103,383回計測

エミュレート回線品質(4G):ダウンロード 8.8Mbps/アップロード 8.8Mbps/レイテンシー 170ms

前回の値について「EC売上トップ200企業の「表示スピード」を大調査! 1位は「腕時計のななぷれ」!」記事掲載にあたり計測した結果を前回の値とする。

サイト調査実施:株式会社ドーモ  監修/占部雅一、レポート/種村和豊、協力/Webサイトスピード研究会(IDOM村田創、DNP近藤洋志)

占部 雅一
占部 雅一

コアウェブバイタル改善にはメリットしかない。離脱率24%減・トップニュース表示は魅力的【海外&国内ウォッチ】

5 years 9ヶ月 ago
Web担当者Forum の連載コーナー「海外&国内SEO情報ウォッチ」を更新。今週もグーグルの「コア ウェブ バイタル」3指標についてさらに情報を。モバイル検索でのトップニュース枠掲載の条件になる予定と、この指標を真面目に改善していくと売上や利益といったビジネス指標にも効果があるという話題だ。
Kenichi Suzuki

この結果を見てもまだ従来型のインフルエンサーマーケティングを続けますか?

5 years 9ヶ月 ago

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る

企画広告も役立つ情報バッチリ! Sponsored