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ギグワーカー+置き配の新しい配送サービス、フェリシモとセイノーHDがスタート

5 years 8ヶ月 ago

フェリシモとセイノーホールディングス(セイノーHD)は8月19日、単発で短期の仕事に従事するギグワーカーを通じて通販・ECの荷物を置き配形式で配送する取り組みを始めた。

フェリシモ、セイノーHD子会社のココネット、ICTによる社会課題の解決に取り組む電警とのジョイントベンチャーであるLOCCO(ロッコ)を通じ、効率的な運用で低価格配送を実現するLCC(Low-cost carrier)宅配として提供する。

フェリシモとセイノーホールディングス(セイノーHD)は8月19日、単発で短期の仕事に従事するギグワーカーを通じて通販・ECの荷物を置き配形式で配送する取り組み「OCCO(オッコ)」をスタート
配送スキーム

サービス名称は置き配サービス「OCCO(オッコ)」。セイノーHDグループの持つ幹線輸送網、必要なときに必要な分だけ働くギグワーカーを中心とした柔軟なラストワンマイル配送パートナー網を組み合わせたLOCCOの「幹線+ギグワーク」を活用。2020年4月から首都圏でサービスを開始し、順次エリア拡大を進めている。

2019年末に行ったフェリシモ会員向け東京都内での実証実験では、利用者の利便性向上、物流コストが10%以上削減したという。

「OCCO」を全国展開するLCC宅配ネットワークを強化する施策として、リビングプロシードが2020年9月1日からセイノーHDグループへ参入する予定。リビングプロシードは40年以上にわたってフリーペーパー配布によるプロモーションを専業としている企業。約1万人の配布員ネットワークを「OCCO」と融合し、ラストワンマイルのオープン・パブリック・プラットフォーム(O.P.P.)構築をさらに加速していく。

O.P.P.はセイノーHDが標榜する物流プラットフォーム。ココネットなどの関連子会社を中心に、狭商圏の宅配シェアリングプラットフォーム「スパイダーデリバリー」、物流のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するラストワンマイル統合管理ソリューション「Delivery Solution SaaS」を提供し、全国の食品宅配ニーズに対応できる体制を整備している。

石居 岳
石居 岳

マイナポイント内容把握は35.5%。利用意向は約30%で設定したいキャッシュレスは「PayPay」「楽天カード」「au PAY」

5 years 8ヶ月 ago

MMD研究所とコロプラが提供するインターネットリサーチサービス「スマートアンサー」による共同調査「マイナンバーカードとマイナポイントに関する調査」によると、マイナポイントの内容を把握している割合は35.5%で、設定した決済サービス上位は「PayPay」「楽天カード」「WAON」だった。

「マイナポイントを聞いたことはあるが内容を把握していない」または「聞いたことがない」という回答者に内容を説明した上での利用意向は29.9%。設定したいキャッシュレス決済は「PayPay」「楽天カード」「au PAY」が上位だった。調査対象はスマートフォンを所有する18歳~69歳の男女5,353人。期間は2020年7月21日~7月27日。

35.5%が「マイナポイントの内容を把握している」

調査対象者にマイナポイントについて聞いたところ、「内容を把握している」が35.5%、「聞いたことはあるが、内容を把握していない」が47.6%、「聞いたことがない/わからない」が16.9%だった。

マイナポイント マイナンバーカード 調査 MMD研究所 マイナポイントの認知度
マイナポイントの認知度(n=5,353)(出典:MMD研究所)

「内容を把握している」と回答した人にマイナポイントの申請状況を聞いたところ、「申し込んだ」は23.9%。「申し込んでいないが、今後申し込む予定がある」は46.3%、「申し込んでおらず、今後も申し込む予定もない」は29.8%。

マイナポイント マイナンバーカード 調査 MMD研究所 マイナポイント申請状況
マイナポイントの申し込み状況(n=1,900)(出典:MMD研究所)

設定した決済サービス上位は「PayPay」「楽天カード」「WAON」

「マイナポイントを申し込んだ」と回答した人にマイナポイントに設定した決済サービスを聞いたところ、最多は「PayPay」(20.3%)。次いで「楽天カード」(12.8%)、「WAON」(12.3%)だった。

マイナポイント マイナンバーカード 調査 MMD研究所 設定した決済サービス PayPay 楽天カード WAON
マイナポイントに設定した決済サービス(n=454)(出典:MMD研究所)

マイナポイントを申請した理由の1位は「5,000円のポイントバックが魅力的だから」(76.7%)。「マイナンバーカードを持っているから」(37.9%)、「マイキーIDを持っているから」(11.5%)と続いた。

マイナポイント マインナンバーカード 調査 MMD研究所 マイナポイントの申請理由
マイナポイントの申請をした理由(n=454/複数回答可)(出典:MMD研究所)

マイナポイント利用意向は29.9%、設定したいキャッシュレス決済は「PayPay」「楽天カード」

マイナポイントについて「聞いたことはあるが、内容は把握していない」「聞いたことがない/わからない」と回答した人に、マイナポイントについて説明した上で利用意向を聞いたところ、「利用したい」が29.9%、「利用したいと思わない」が29.7%、「わからない」が40.4%だった。

マイナポイント マイナンバーカード 調査 MMD研究所 マイナポイント利用意向
マイナポイントの利用意向(n=3,453)(出典:MMD研究所)

マイナポイント利用意向者に設定したいキャッシュレス決済サービスについて聞いたところ、「PayPay」(24.5%)が最も高く、「楽天カード」(14.5%)、「au PAY」(6.7%)と続いた。

マイナポイント マイナンバーカード 調査 MMD研究所 設定したいキャッシュレス決済 PayPay 楽天カード au PAY
マイナポイントに登録したいキャッシュレス決済(n=1,032)(出典:MMD研究所)

マイナンバーカードの所有率は27.7%

調査対象者に顔写真付きマイナンバーカードを所有しているか聞いたところ、「顔写真付きマイナンバーカードを持っている」は27.7%で、「現在、受け取りの申請をしている」が7.2%、「マイナンバーカードを持っていない」が59.6%、「わからない」が5.5%だった。

マイナポイント マイナンバーカード 調査 MMD研究所 マイナンバーカード所有率
顔写真付きのマイナンバーカードの所有率(n=5,353)(出典:MMD研究所)

マイナンバーカード所有者と「受け取り申請中」と回答した人に取得した時期を聞いたところ、マイナンバーカード所有者は「2015年ごろ」(12.3%)、申請中の人は「2020年7月」(45.9%)が最多となった。

マイナポイント マイナンバーカード 調査 MMD研究所 マイナンバーカード取得時期
マイナンバーカードを取得/申請した時期(n=388)(出典:MMD研究所)

作成理由1位、所有者は「身分証明書代わり」、申請中は「マイナポイントで買い物」

マイナンバーカード所有者と「受け取り申請中」と回答した人にマイナンバーカードを作った理由を聞いたところ、最多は「身分証明書として使えるから」(36.3%)。次いで「今後利用できる場面が増えると思ったから」(31.4%)、「マイナポイントで買い物したいから」(21.7%)だった。

マイナポイント マイナンバーカード 調査 MMD研究所 マイナンバーカード作成理由 身分証明書代わり マイナポイントで買い物
マイナンバーカードを作った理由(n=1,873/複数回答可)(出典:MMD研究所)

所有者別で申請理由を見ると、所有者の最多は「身分証明書として使えるから」(39.9%)で、申請中の人は「マイナポイントで買い物したいから」(59.3%)だった。

マイナポイント マイナンバーカード 調査 MMD研究所 所有者別マイナンバーカードを作った理由
マイナンバーカードを作った理由(所有者別、上位5項目抜粋)(複数回答可)(出典:MMD研究所)
調査実施概要
藤田遥
藤田遥

スマホEC時代の新しいカゴ落ち対策。入力スピードや離脱軽減に役立つフォームの「1画面1質問」形式、知ってますか?

5 years 8ヶ月 ago
フォームの入力支援だけでは不十分!? 多くのEC事業者が頭を悩ませる「カゴ落ち(カート離脱)」問題に新提案。

ECサイトのカゴ落ち対策はEC実施企業が抱える永遠の課題です。スマートフォンで買い物をする消費者が増え、EFO(エントリーフォーム最適化)に苦心する事業者は少なくないでしょう。スマホで買い物をするユーザーにストレスなく個人情報を入力してもらうためにどうすればいいのでしょうか? 1画面に多数の入力フォームを掲載する一般的なエントリーフォームではなく、1問1答形式の入力フォームが最近、注目を集めています。

消費者の26%がカートのフォーム入力でつまずいている

ECサイトにおいて、消費者が商品をカート(買い物かご)に入れた後、決済せずにサイトから離脱することを「カゴ落ち(カート離脱)」と言います。

実店舗であれば、消費者が買い物かごに入れた商品を、決済しないということは少ないですが、ECサイトにおけるカゴ落ち率は、なんと平均69.57%にものぼることがわかっています。

米国のECサイトのカゴ落ち率(2006年〜2018年)
ECサイトのカゴ落ち率(2006年〜2018年)
https://www.codeinwp.com/blog/shopping-cart-abandonment-rate-stats/#stats
をもとに編集部で作成

カゴ落ち率を下げることは、ECサイトの売上アップと直結します。では、消費者がカゴ落ちする理由は何なのでしょうか?

Baymard Institute(ベイマード・インスティテュート)の調査によると、消費者の55%が、配送料、消費税、手数料といった追加コストの高さをカゴ落ちの理由にあげています

追加コストが高すぎる
サイトがアカウント作成を要求した
チェックアウトのプロセスが長すぎる/複雑すぎる
前もって注文の合計額を確認できなかった
クレジットカード情報を提供するまでの信頼感がなかった
Webサイトでエラーやクラッシュが発生した
配達までに時間がかかりすぎた
返金方針に納得がいかなかった
決済方法の種類が少なかった
クレジットカード決済が却下された
「カゴ落ちの理由」(n=4,584/米国の成人を対象に2018年に調査)
※グラフはBaymard Instituteのデータを元に編集部で作成

この中で注目すべきは「チェックアウトプロセスが長すぎた/複雑すぎた」という理由が3番目に多いこと。つまり、カートステップの問題が26%を占めているという点です。

1位の「追加コストが高すぎた」という点を改善するには、全体の利益構造含めたサービス内容の見直しが必要ですが、カートステップの問題であればすぐにでも改善可能です。その手法としてよく知られているのが「EFO(エントリーフォーム最適化)」です。EFOのツールは数多く存在しますが、メインの機能は「入力支援」です。

  • 漢字の名前を入力すると、ふりがなが自動で入力される
  • 郵便番号を入力すると住所が自動で入力される
  • 半角/全角が項目によって自動で変換される

上記のようなフォームの入力を支援する機能を追加することにより、カゴ落ちを防止が期待できます。

スマホでのフォーム入力に最適化した「1画面1質問」形式

ですが、こうした入力支援だけでは「チェックアウトプロセスが長すぎた/複雑すぎた」という離脱理由の解決には不十分です。

最近ECサイトで導入され始めているのが、「1画面1質問」形式にデザインが変わるEFOツールです。ここ数年、スマートフォン利用者がPC利用者を上回るECサイトが増えている中で、「1画面1質問」はスマートフォンでの入力に最適化したものです。

「1画面1質問」のフォームのイメージ
「1画面1質問」のフォームのイメージ

「1画面1質問」とは、その文字の通り入力項目が1画面に1項目表示され、その入力が完了したら「次へ」ボタンをタップし、次の項目が表示される形式です。画面に表示される情報を少なくシンプルにすることで、その情報の入力のみに集中でき、フォームが「長すぎる」「複雑すぎる」といったストレスの緩和が期待できます。

一般的なフォーム(左)と「1画面1質問」形式の比較イメージ
一般的なフォーム(左)と「1画面1質問」形式(右)の比較イメージ

画面下には全設問数と現在の項目番号を示すプログレスバーが表示されているので、進捗状況を確認できます。また、エラーが発生すると次ページに進めないため、「すべて入力した後にエラー箇所に戻って入力し直す」といった従来型のフォームによくあるイライラもありません。

「1画面1質問」の導入でCVR123%改善した事例も

実際に「1画面1質問」のEFOを導入した企業で、入力支援のみのEFOツールを利用していた時と比較して、入力完了率が123%改善されました。

導入前 従来の入力フォーム導入後 CVR123%
「1画面1質問」の導入事例

特筆すべきは、入力項目数が同じで、画面数が増えているにも関わらず、入力開始から完了までの入力時間が110%も改善されたことです。消費者がサクサクを入力できていることが、数字からもわかります。

◇◇◇

昨今の社会情勢から、初めてECを利用するシニア層も増えている中、カゴ落ち対策は急務になっています。こうした対話型入力フォームは最近、さまざまな企業がEFOツールとしてリリースしています。「対話型入力フォーム 」「対話型フォーム」といったキーワードで検索し、ぜひチェックしてみてください。

株式会社エフカフェ
株式会社エフカフェ

200万円以下の無人店舗が登場! 最新テクノロジーで「店舗KPI」を見える化する「AI STORE LAB」探訪記

5 years 8ヶ月 ago
企業向けのセキュリティソリューション「SECURE」を提供するセキュアは、アイスタイルグループとのコラボにより、次世代型無人店舗「AI STORE LAB」の実証実験を開始している。顔認証による入店、AIカメラによる来店客のデータ取得など、最新テクノロジーを活用しながらも、驚きの低価格を実現。その全容は?

無人店舗への初期投資は200万円以下(※一部設備をのぞく)――。AIカメラやセンサーなどを搭載した次世代無人店舗を低コストで構築したのは企業向けセキュリティソリューション「SECURE」を提供するセキュア。2020年7月、アイスタイルグループのコスメ商品「@cosme nippon(アットコスメニッポン)」とコラボし、次世代型無人店舗「AI STORE LAB」の実証実験を開始した。

「AI STORE LAB」は、セキュアが開発・提供する最新技術を導入した最新型の無人店舗。店内に計50台設置したAIカメラやセンサーなどで多角的なデータを取得し「店舗KPIの見える化」を実現。什器、セキュリティゲートなどは除くものの、低コストで「AI STORE LAB」の運営を実現できた理由は? サービス概要と合わせて、同事業の責任者である平本洋輔氏(取締役・事業開発部長)に話を聞いた。

顔認証で入店。キャッシャー不要の無人店舗

「AI STORE LAB」は、キャッシャーを不要とする無人店舗。入店や決済は顔認証で行う。

利用イメージとしては「Amazon GO」に近いが、Amazon GOが入店時にスマホアプリを利用するのに対し、「AI STORE LAB」は事前に登録した顔情報により認証が行われるため、スマートフォンを携帯していなくても買い物できるところに違いがある。

AI STORE LAB利用の流れ
「AI STORE LAB」利用の流れ

初回来店時に、店頭の外に設置された端末を利用し、登録サイト(セキュアが開発した専用アプリと連携)から、顔やクレジットカードなどの「個人情報」を登録すれば、次回以降は顔認証でセキュリティゲートを通過できる。

客は商品を棚から取るだけで、商品棚に搭載されたセンサーが自動で商品を識別。店内のAIカメラで撮影した顧客情報とひも付け、専用アプリ内の「カート」に入れる。退店時にゲートモニターに決済画面が表示され、内容に問題がなければ、あとは顔認証で決済が終了するという流れだ。

AI STORE LAB
退店時。顧客情報と商品情報が自動でひも付けられている。問題がなければ「お支払い」を押せば、顔認証により決済が完了しゲートが開く

「店舗KPIを見える化」する最新技術を導入

店内には、入店・退店時に使用する顔認証システムのほか、従来難しいとされてきた「店舗KPIを見える化」するための最新技術がいくつも導入されている。

1. AIカメラ

天井と商品棚にAIカメラを設置。来店客の導線、顧客情報(手に取った商品情報とのひも付け、1歳単位の年齢、性別、感情など)を把握。店内の混雑状況を把握し、「密」と判断した場合には、セキュリティゲートを開かないようにするなどの連携も。

天井に設置されたAIカメラ

2. AI商品棚(ヒートマップ搭載)

リアルタイムに在庫数を把握し、棚に置かれた商品数が一定数を下回った場合、店内スタッフの携帯端末に商品補充のアラートが行く。

店内入って左側に2つの商品棚を設置。写真にはないが、右側には美容部員が接客にあたれるスペースを用意。商品補充などの業務を効率化することで、「接客」にさらに時間を割けるという

また来店客が手に取ったが購入されなかった商品、商品配置の変化によって生じた売り上げへの影響などは、顧客情報とともにリアルタイムに分析され、専用のダッシュボードから確認できる。大量持ち去りがあった場合の万引き検知も行う。

AI STORE LAB
ダッシュボード。商品配置の変化によって生じた売り上げへの影響など、さまざまな分析に役立てられる

3. 商品連動サイネージ

各商品棚にはカメラ付きモニターが設置されており、来店客が棚から商品を手にすると、モニターに関連する情報、口コミが表示される。

AI STORE LAB
手にした商品の情報が表示されているようす

第一弾でコラボしている「@cosme nippon」との取り組みでは、実際に「@cosme」上に投稿された口コミを表示させることで、購入の後押しをする。

AI STORE LAB
手にした商品に関連する「@cosme」上の口コミ情報

精度は8-9割。残り1-2割の課題は?

無人店舗を展開する場合、利用企業が一番気になるポイントは「精度」だろう。棚から取っていない商品がカートに入っていた、購入したはずの商品がカートに入っていない。これらのミスが多発するようでは、無人店舗としての価値が軽減するからだ。

「AI STORE LAB」の事業責任者・平本洋輔氏(取締役・事業開発部長)は、「精度は、8~9割程度」という。

1~2割程度のミスが起きるのは、「1つの商品に対し複数人の手が重なるなどのシチュエーション」(平本氏)だという。

こうした課題解決策として、店頭スタッフもしくは来店客自らが棚のタッチモニターで商品の追加(+)や削除(-)ができるほか、退店時にJANコードでの追加、セキュリティーゲートに設置されたタッチモニターから商品の追加(+)や削除(-)などを行い、「修正」できるようにしている。

また、来店客が商品を手に持っているかどうかも、リアルタイムに管理モニターに表示されるので、不具合を検知した場合には、その場で修正できる運用にしているという。

セキュアの平本洋輔氏
セキュアの平本洋輔氏(取締役・事業開発部長)

初期費用200万円以下はなぜ実現?

「AI STORE LAB」は、ショールームという位置づけで、セキュアが提供する複数のソリューションを体験してもらう場としている。そのため企業は、店内のすべてのソリューションをトータルで導入することも、「顔認証システム」「AI商品棚」「スマホアプリ」など部分的に導入することもできる。

トータルで導入した場合でも、今回の実験店舗と同様の内容、規模感であれば、初期費用は200万円以下で収まるという(※什器、セキュリティゲートなどを除く)。低価格化の理由について、平本氏は次のように説明する。

商品棚に使用しているセンサーは既製品だったり、スペックの低いPCでもパフォーマンスが落ちないような開発設計をしたりと「モノ」にかけているコストが低いのが一つ。また、システムの構築をローカル(処理が軽いもの)、クラウド(処理が重いもの)で分けることで最適化を図っている。今後は軽量化に向けてさらに改善していく予定だ。(平本氏)

小売業界が抱える「IT化への遅れ」と「デジタル人材不足」という2つの課題

コスト重視の姿勢を貫く理由として、平本氏は「小売り出身」という自身のバックグラウンドと、そこで感じた「デジタル人材不足」の2つの課題をあげる。

小売業界にはIT化への遅れと、対応できるデジタル人材不足という課題がある。人がいなければ新しい取り組みはできないし、最新技術を導入してもどう効果測定していいか分からず、結局有効活用されない。加えて現在のコロナ禍では、万引きやロス率が増えるなどの問題も生じており、そうしたトラブルにも、当社が提供しているような最新テクノロジーが一役買う可能性があるが、前述した理由により導入ハードルは高い。(平本氏)

そこで、「実際に体験してもらうことで、『これは使える』。しかも低コストならうちでも導入できる」と、まずは体験できる場を用意することで、敷居を下げようと試みた。データの可視化により、業務効率の改善、売上向上、人件費の削減、ロス率の低減などさまざまなメリットも感じてもらいやすい。

「AI STORE LAB」
オンラインでリアルタイムに購入情報を確認できる

半年単位で企業と実証実験を行う予定

「AI STORE LAB」は、東京・西新宿の新宿住友ビル地下1階にある。セキュアでは同スペースを2年間契約しており、契約期間内に半年単位で複数の企業と実証実験を行う予定だ。その間に、AI活用のカギとなるさまざまなデータを収集しながら、さらなる改善を続けていく。

公文 紫都
公文 紫都

Google検索ランキング要因 “ではない” 36の項目(公式根拠リンク付き)【海外&国内SEO情報ウォッチ】

5 years 9ヶ月 ago
Web担当者Forum の連載コーナー「海外&国内SEO情報ウォッチ」を更新。グーグルの検索ランキング要因「ではない」のに、SEO 施策の対象だと勘違いされがちなものは多い。36 個の「順位決定要因ではないけど、そうだと思われがちなもの」を紹介する。
Kenichi Suzuki

イオンが倉庫型でネットスーパーを本格稼働へ、新会社「イオンネクスト」を設立

5 years 9ヶ月 ago

イオンは8月19日、次世代ネットスーパーの運営を予定する子会社のイオンネクストを通じて、千葉市緑区誉田町に顧客フィルメントセンターの建設予定用地の取得に関する予約契約をエム・ケーと締結したと発表した。

誉田町に建設する顧客フィルメントセンターの建築面積は2万7500平方メートル。まずは千葉県と首都圏を対象に、生鮮食品を含む暮らしの必需品を販売する。今後、数年内に同様の施設を他の地域で建設する方針。

イオンは、次世代ネットスーパーの運営を予定する子会社のイオンネクストを通じて、千葉市緑区誉田町に顧客フィルメントセンターの建設予定用地の取得に関する予約契約をエム・ケーと締結
建設を予定している顧客フィルメントセンターのイメージ

イオンは英国のネットスーパー企業OcadoSolutionsと日本国内における独占パートナーシップ契約を2019年11月に締結し、同12月にイオンネクストを設立。2023年に最先端AI(人工知能)、ロボティクス機能を導入した顧客フィルメントセンターとネットスーパー事業の本格稼働をめざす。

顧客フィルメントセンターは、センター内で約5万品目の商品を扱うことができ、ロボットとAIによる24時間稼働や効率的なピックアップによる安定的な供給力を持つのが特長。

OcadoSolutionsのソリューションを活用し、顧客フィルメントセンター内のロボットは50点の商品に関する配送までの業務を約6分間で処理。最先端AIアルゴリズムを用いて最適な配送ルートを特定するという。

イオンは英国のネットスーパー企業OcadoSolutionsと日本国内における独占パートナーシップ契約を2019年11月に締結し、同12月にイオンネクストを設立。2023年に最先端AI(人工知能)、ロボティクス機能を導入した顧客フィルメントセンターとネットスーパー事業の本格稼働をめざす
顧客フィルメントセンターでは稼働するOacdo社のロボット

Oacdoの拠点は英国。最先端テクノロジーを活用したネットスーパーを運営している。店舗を持たず、オンラインで食料品などの注文を受け、顧客に配送するビジネスモデル。

最先端の顧客フィルメントセンターを動かすために必要なロボット工学やAI、ECのソフトウエア、配送ルーティング技術などに投資を継続。こうしたフルフィルメントソリューションは、世界最大級の食料品販売の小売業者にも提供している。

イオンが手がようとしているネットスーパー事業は「倉庫型」と言われるビジネスモデル。「倉庫型」は初期投資の負担が大きい先行投資型で、住友商事の子会社が運営するネットスーパー事業「サミットネット―パー」が2014年、サービス開始約5年でネットスーパー事業から撤退した。

ネットスーパーを手がける企業の多くは、店舗から商品を出荷する店舗型ネットスーパー事業を展開している。

石居 岳
石居 岳

通販・EC市場は8.8兆円で8.2%増(JADMA調査)【2019年度】

5 years 9ヶ月 ago

公益社団法人日本通信販売協会(JADMA)がまとめた「2019年度通販市場売上高調査」によると、2019年度(2019年4月-2020年3月)における国内の通販・EC市場は、前年度比8.2%増の8兆8500億円だった。金額ベースでは前年度と比べて6700億円増えた。

マイナス成長を記録した1998年度以降、21年連続で増加傾向が続く。直近10年の平均成長率は7.5%。市場規模は10年で約2倍に拡大した。

公益社団法人日本通信販売協会(JADMA)がまとめた「2019年度通販市場売上高調査」によると、2019年度(2019年4月-2020年3月)における国内の通販・EC市場は、前年度比8.2%増の8兆8500億円
JADMA調査の通販・EC市場の推移

2019年度は前年度と同様、BtoBやモール系が堅調だったほか、商材では家電系や趣味・嗜好系が伸長したという。

「2019年度通販市場売上高調査」では、JADMA会員428社(調査時点)の売上高を調査したほか、各種調査から推計できる有力非会員企業375社の売り上げを加えて算出している。

経産省調査では2019年の物販EC市場は10兆円

経済産業省が7月22日に発表した「令和元年度内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業(電子商取引に関する市場調査)」によると、物販系ECは前年比8.09%増の10兆515億円。物販分野を対象としたEC化率は6.76%で同0.54ポイント増。

BtoC-EC市場規模および各分野の構成比率「令和元年度内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業(電子商取引に関する市場調査)
BtoC-EC市場規模および各分野の構成比率

ホテル予約などサービス分野、デジタル分野を含めた全体のEC市場は前年比7.65%増の19兆3609億円に拡大している。

BtoC-ECの市場規模および物販系EC化率の経年推移(単位:億円)「令和元年度内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業(電子商取引に関する市場調査)
BtoC-ECの市場規模および物販系EC化率の経年推移(単位:億円)
瀧川 正実
瀧川 正実

検索エンジンがWebサイトに”ペナルティ”を与える理由とは?

5 years 9ヶ月 ago

かつてほどではなくなりましたが、検索エンジンによる”ペナルティ”(あえて、こうした表現を使用しますが、Googleは”ペナルティ”という表現を用いません)は多くの議論を呼ぶトピックでした。特にSEOへの知識が乏しいWebマスターなどにとっては、大きな脅威であり、絶対に避けるべきものという認識があったと感じています。しかし、ブラックハットの手法が蔓延していた時代は過ぎた今、”ペナルティ”はどう捉えられるべきなのでしょうか? 以前、GoogleのSearch Qualityチームにも属していた、カスパー・シマンスキー氏の記事を紹介します。 続きを読む

投稿 検索エンジンがWebサイトに”ペナルティ”を与える理由とは?SEO Japan|アイオイクスのSEO・CV改善・Webサイト集客情報ブログ に最初に表示されました。

「東京都家賃等支援給付金」受付開始/百貨店がECに注力できない理由【ネッ担アクセスランキング】 | 週間人気記事ランキング

5 years 9ヶ月 ago
2020年8月14日~20日にアクセス数の多かった記事のランキングを発表! 見逃している人気記事はありませんか?
  1. 中小企業・個人事業主の家賃を東京都が一部補助する「東京都家賃等支援給付金」とは? 申請受付をスタート

    「東京都家賃等支援給付金」は、家賃などの負担軽減と事業の継続を下支えするため、国の「家賃支援給付金」に独自の上乗せ給付(3か月分)を行う制度

    2020/8/17
  2. 百貨店が店舗の営業自粛でECサイトも休止した理由とECに注力できないそもそもの課題

    新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言下、なぜ百貨店はECサイトも休止したのか。その理由から百貨店ビジネスの課題と可能性について解説します(連載特別版)

    2020/8/19
  3. すかいらーくがネット通販に参入。年内に楽天とAmazonに出店、自社ECサイトは2021年に開設

    2020年10~11月に「楽天市場」「Amazon.co.jp」に出店。2021年2月以降、自社ECサイトを開設。withコロナ時代への対応として、従来事業の枠を超えて新たな販売チャネルの拡大に取り組む必要があると判断した

    2020/8/17
  4. ファッションEC「ZOZOTOWN」が始めたライブコマースの仕組みと内容とは?

    「Yahoo!ショッピング」が展開しているライブコマース機能「ショッピングLIVE」を活用。ZOZOのスタッフや著名人を起用したライブコマースを30分内の尺で展開し、「ZOZOTOWN」で販売する商品を紹介している

    2020/8/18
  5. コロナ対策の長期化とSNSネイティブ世代の成人で、これからの10年、ECを取り巻く状況は激変する

    『2025年、人は「買い物」をしなくなる 次の10年を変えるデジタルシェルフの衝撃 次の10年を変えるデジタルシェルフの衝撃』(望月智之 著/クロスメディア・パブリッシング 刊)ダイジェスト・序章

    2020/8/17
  6. 消費者庁が定期購入の規制強化へ――特商法改正で誤認表示の厳罰化も影響は限定的?

    消費者庁は、「初回無料」などとうたい複数回の継続を要件とするいわゆる「定期縛り」を規制するため、定期購入の新ルールを設ける。消費者の誤認を招く表示や解約を妨げる行為を厳罰化する

    2020/8/19
  7. 搬送ロボット、自動梱包機器など最新テクノロジーを駆使したSGホールディングスの次世代型物流センター「Xフロンティア」とは

    SGホールディングス(SGHD)の次世代型大規模物流センター「Xフロンティア」内、「シームレスECプラットフォーム」では自動搬送ロボット「EVE」や「OTTO」、自動梱包機など最先端のテクノロジーを駆使した設備が稼働している

    2020/8/17
  8. 新型コロナ下のEC利用状況調査、利用デバイス、新規客、購買単価や決済手段の変化は?

    SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」のフューチャーショップが、「futureshop」シリーズの利用状況からコロナ禍における消費者のEC利用状況に関する調査結果を発表

    2020/8/18
  9. Webからチャットで問い合わせするのは50代が最多。多様化が進むネット経由の問い合わせ動向【ネッ担まとめ】

    ネットショップ担当者が読んでおくべき2020年8月3日〜16日のニュース

    2020/8/18
  10. ECにInstagramマーケを採用する企業が増加――ニューバランスジャパン、SHIPS、ABCマート、ライトオン、コーセー、吉野家など

    デジタル施策におけるビジュアル活用支援を手がけるvisumoによると、Instagramの写真や動画をECサイトで活用し商品訴求力を高めるビジュアルマーケティングツール「visumo social curator(ビジュモソーシャルキュレーター)」を導入した企業が200社を突破した

    2020/8/19

    ※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

    内山 美枝子

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