Aggregator

小川卓主催!「提案型ウェブアナリスト育成講座」第5期1回目開催レポート

5 years 6ヶ月 ago

本日は、2020年5月19日に開催された「提案型ウェブアナリスト育成講座」のレポートをお届けします。

 

第5期生の記念すべき第1回目となる講座ですが、緊急事態宣言が出ていることもありZoomを使用しオンラインで開催されました。

今後の開催については、状況を鑑みつつオンライン/オフラインの開催判断をしていくとのことです。もし、勤務先の事情等でオフラインセミナーへの参加許可が出ない場合でも、自体が落ち着くまではZoom配信も同時に行う等の配慮も柔軟に検討予定となっております。

 

なお、通常開催の場合でも、業務によりどうしても参加が難しい場合や、当日の講義を復習したい!という場合も、毎回受講者専用ページにアップされる動画を視聴可能となっているので安心です。(せっかくの講座なので、可能な限りリアルタイムで参加したいところですが!)

f:id:ryuka01:20200601114637p:plain

Zoomを利用したオンライン講座の様子。受講者とコミュニケーションを取りながら進めていました。

 

ちなみにこの講座、以前のレポートにも書かせていただいたとおり、少人数制ならではの受講生とコミュニケーションを取りながら和気あいあいと進める形で行われています。

 

analytics.hatenadiary.com

 

前回は第8回の様子をお届けしていたので、各個人の意思表示や分からない箇所の質問なども活発な印象を受けました。今回はさすがにまだ初回ということもあり、心なしか受講生の皆さんには少し緊張や遠慮が見られました。

ここから短期間でコミュニケーションが活発になるということは、この講座がいかに濃い内容・密なやり取りを重ねて行われているかが想像できますね!

 

さて、前置きが長くなりましたが、初回である今回はこの講座全体の概要、今後どのように進めていくかのガイダンスから始まり、同期となる受講生同士の自己紹介、そして講座の本題へと入る流れで進められました。

 

第1回アジェンダ

  • アナリティクスの現状と講座のゴール
  • 自己紹介 - DMAIC及び能力マップを使って説明
  • Define: 目標設定
  • Define: KPI設計
  • Define: KPI設計 ビジネスロードマップ
  • 業種別KPI事例
  • ユーザー軸のKPIとは
  • 最後に

このレポートでは、一部を抜粋してご紹介します。当日の内容と雰囲気が少しでも伝われば幸いです。 

 
アナリティクスの現状と講座のゴール

 

講座の始まりとなったこのパートでは、自動化の波などを踏まえアクセス解析の現状と未来、そして変わりゆく求められるスキルセットについて話されました。

 

「提案型」のウェブアナリストを育成するためのこの講座では、ツールの使い方やレポートの作成方法ではなく、成果を出せるウェブアナリティクスの知識を身に着けることに重きが置かれています。

 

講座の目的

  1. 分析手法ではなく、気づきを発見する方法を学ぶ
  2. ツールの使い方ではなく、ツールの設計・設定方法を学ぶ
  3. 集計やレポート作成するのではなく、改善提案ができるようになる
  4. レポートを読んで終わるのではなく施策を実行してもらうようになる

 

ウェブ解析を学ばれている方の悩みとして「ツールの使い方は分かるしレポートも作れる、でもどう改善したらいいか分からない...」「色々なセミナーに参加して事例を聞いてはみたけど自社に当てはまる気がしない…」という声をよく耳にします。

この講座は、そういった課題の解決ができそうな予感がします。

 

講座中の小川さんの話の中に、

現在求められているのは「分析」だけではない、

どちらかというと分析以外の部分が重要になっているし、今後より重要になってくる

というものがありました。

受講回数を重ねる毎に、5期生の皆さんがどのように力を付けていくか楽しみですね!

 

f:id:ryuka01:20200601114909p:plain

DMAICプロセスに沿ったカリキュラムの紹介。 今回はオンライン開催もあるので、ワークをオフライン実施できるよう順番を組み替える等柔軟に対応するとのこと。

 

全10回のカリキュラムは、DMAICプロセスをベースとして構成されています。

 

中級レベルの小川さんのセミナーを受けたことがある方なら目にしたことがあるかも知れないこのDMAICプロセスですが、提案型ウェブアナリスト育成講座ではこのプロセスに基づいて進める中でワークショップや課題を織り交ぜた実践的な内容となっているのが特徴。

講義を聞くだけではなく、業務に活かせる力しっかりと身につけたい方に特にオススメの内容です。

 

なお、このレポートでは割愛しますが、話の中ではAdobe Summit 2020の内容など小川さんがご存知のアナリティクスの最新の話題なども共有されておりました。受講者ならではの、得られるトレンド情報も豊富そうです。 


自己紹介 - DMAIC及び能力マップを使って説明

普通ならただ「こんにちは」で終わる自己紹介も、この講座ではワークショップとして行われるのには驚き。DMAIC表と能力マップを用いて、今関わっている業務と能力を可視化し自己を紹介し合います。

 

ワークショップに使われたDMAIC表と能力マップ。

受講生それぞれ特徴のある内容にできあがっており、全員分をお見せできないのが残念!

 

f:id:ryuka01:20200601115030p:plain

ワークショップに使われたDMAIC表と能力マップ。 受講生それぞれ特徴のある内容にできあがっており、全員分をお見せできないのが残念!

ポイントは、謙遜しない・強みをちゃんと伝えることだそうで、自らと向き合いできること・できないことが表現されていきます。

 

5期生となる今回のメンバーは、事業会社で働く方も居れば、ご自身でコンサル業を営まれている方も居て様々。何を得意とするかも多様でした。

お互いに刺激し合える同期も居て、切磋琢磨するには最適の環境ですね!

会社によっては、同じ業務にあたるのが自分一人という場合も少なくありません。ここには成長できる環境があります。

 

講座の概要にも記載されているとおり、活躍中のウェブアナリストでも得意不得意があり満遍なく力をつけている方は稀で、最初の段階でこれら全てを満たしていなければ参加できない訳ではありません。

この講座を受講することによって、自分に足りない力を補って、ビジネスで成果を出すための「5つの力」を養えるとのことです。

 

ウェブアナリストに必要な5つの力

  1. 設計力
  2. 仮説力
  3. 施策実行力
  4. 情報収集力
  5. 情報発信力

 

詳細の記載は控えますが、講座中ではこの5つそれぞれの必要なスキルセットが紹介されていました。なるほど納得!というものから目からウロコの着眼点のものまで、スキルの内容は様々。「社内でなかなか改善案が実行に移せない」とお悩みの方の解決に役立ちそうなスキルもあり、個人的にも興味津々です。

 

受講することでスキルアップだけではなく視野を広げることもできそうです。第1回目だけで、個々の大きな成長が予期できるような内容となっておりました。


Define: 目標設定とKPI設計、ビジネスロードマップ

カリキュラムなどの概要的な話が終わると、DMAICプロセスの始まりとなる「Define」に移ります。いよいよ具体的な内容となっていくのですが、現実に即した内容で丁寧に説明されているのが印象的でした。

 

このDefineのパートでは、「登る山との登り方を決める」と例えと共に

  • (ウェブ)ビジネスあるいはプロジェクトのゴールを決めること
  • 達成のためのプランを決める(=KPIを決める)

について説明されています。

 

KPIを設定することで改善の方向性を揃えられることを、「山を登る」という分かりやすい例えで山の登り方(=やり方)の合意取れてないと登頂できなくなくなるという話をされていました。

 

この講座の内容においては、目標設定もKPI設計も書籍などでありがちな実現不可能かに思える理想論ではなく、現場感のある実行していけるものとなっています。

 

KPI設計をより実践的に考えられるよう、今自らが関わる業務を想定した「ビジネスロードマップ」の作成が個々の宿題として出されていました。

この課題は、期日までに講師である小川さんに個別提出します。こういったフィードバックを個々にもらうことができるのも、少人数制で開催されている講座ならではのメリットですね。羨ましい!

 

f:id:ryuka01:20200601115224p:plain



KPI設定のポイントとして4種類の例(BtoBサイト、ECなどのBtoCサイト、ランディングページ、オウンドメディア)が紹介されたのですが、そのサマリとして話された「KPIを決めるということは、戦略を決めるということ。この数字を上げようではなく、こういうやり方で行こうというのが大事」というフレーズはとても印象に残りました。

 

また、やることを決めるというのは同時にやらないことを決めるべきというのも、とても重要だと感じました。リソースの問題があるので、どこに注力すべきか(注力しないべきか)を整理し明確にしておくのが何より大事というのは大納得です。

 

f:id:ryuka01:20200601115303p:plain

 

講座内容は以上です。

 

上記以外にも「ユーザー軸のKPI」についての話は、とても興味深い内容でした。ビジネス軸のKPI以外に、「何がユーザーの心を動かしたか」を考える中長期的に響いてくるKPIについて。後々の回で詳しく掘り下げるようなので、そちらも楽しみですね!

 

最後に、この講座ならではの環境をご紹介してこのレポートを終わりたいと思います。

 

この講座の特徴

  • 講座は最大15名までの少人数制(第5期生は7名で開催!)
  • ワークショップ多数!同期同士で刺激しあい高め合える環境
  • 基本的にはオフライン開催なので、休憩時間などに気軽に相談可能
  • 受講生専用slackチャンネル有り、講師である小川さんに直接相談や連絡が可能
  • 受講生専用ページあり、欠席時や復習に役立つ動画や課題などのまとめを掲載
  • 実際の案件を用いての課題解決も受講生全員NDAを締結するので安心して取り組める環境
  • 提出する課題は個別に小川さんからのフィードバックを貰える

 

最後までお読みいただきありがとうございました!本レポートを通して「提案型ウェブアナリスト」への理解が深まれば幸いです。

happyanalytics.co.jp

 

ドラッグストアのサンドラッグが通販強化へ物流拠点を拡大

5 years 6ヶ月 ago

ドラッグストアチェーンを展開するサンドラッグは、通販事業を強化するため物流拠点を拡充する。

横浜市や福岡市、昭島市の物流拠点が稼働したことに加え、今期(2021年3月期)は北海道などで拠点開設を計画している。

ドラッグストアチェーンを展開するサンドラッグが通販・ECを強化
サンドラッグの業態戦略(決算説明会資料から編集部がキャプチャ)

前期(2020年3月期)は通販の品ぞろえの拡充、店舗受け取りサービスの強化、第1類医薬品の販売サイトの拡大になどに取り組んだ。2020年3月期における通販事業の増収率は前期比52.4%増。通販事業の売上高は公表していないが、連結売上高に占める通販事業の比率は約1.5%だという。

ECサイトは本店(自社ECサイト)、楽天市場店、PayPayモール店、Amazon店、Tmall国際店などを運営している。2020年1月に発表された「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2019」では総合賞10位を受賞した。

サンドラッグの通信販売強化策
通販・ECへの取り組み(決算説明会資料から編集部がキャプチャ)

2020年3月期連結決算は前期比5.1%増収

サンドラッグの2020年3月期の連結売上高は前期比5.1%増の6177億6900万円、営業利益は同3.9%増の366億400万円、経常利益は同3.8%増の371億5900万円、当期純利益は同1.0%減の236億9200万円だった。

ドラッグストアとディスカウントストアを合計1168店舗(2020年3月期末時点)を展開している。ドラッグストア事業は「サンドラッグ」「星光堂薬局」「サンドラッグプラス」「サンドラッグファーマシーズ」などで合計876店舗、ディスカウントストア事業は「ダイレックス」が292店舗。

渡部 和章
渡部 和章

イオンがスポーツECサービス事業、オリジナルユニフォーム販売や情報配信アプリなどを展開

5 years 6ヶ月 ago

スポーツECプラットフォームを展開するドイツのSIGNA Sports United GmbH(SSU)とスポーツECサービスを展開する共同出資会社「イオン・シグナ・スポーツ・ユナイテッド株式会社」を新設。6月1日から順次、スポーツECサービス事業を開始した。

新会社設立で、SUUが持つスポーツECプラットフォームの構築・運営ノウハウと高い顧客提案力を活用。高い専門性を求める顧客ニーズに対応する商品やサービスを提供する。

顧客が選んだスポンサー企業のロゴを印字したオリジナルユニフォームをオンラインで簡単に作成・購入できるECサイト「Outfitter(アウトフィッター)」を6月1日からスタートした。

「Outfitter」は、スポンサー企業のロゴを入れる位置や個数に応じて、ロゴを入れた場合は10%~50%の割引でオリジナルのユニフォームの作成ができる国内初のサービスとなる。

テニスファン向けの情報配信サービスアプリ「Tennis-Point(テニスポイント)」を7月上旬から配信を始める。スポーツバイクのECサイト「Probikeshop(プロバイクショップ)」の運営も7月下旬から開始する予定だ。 

イオンは2018年、出資比率7.5%とするSSUへの出資を発表。SSUのノウハウを活用し、中期経営計画で掲げた「デジタルシフト」を加速させる方針を示していた。

イオンのデジタルシフト戦略は、投資の比重を従来の店舗中心からIT・デジタル・物流へと移す「投資のシフト」の一環でもある。グループ売上高に占めるデジタル売上高は2016年時点で0.7%。この比率を2020年に12%まで引き上げる計画を掲げていた。

今後もイオンは、グループ戦略の1つである「デジタルシフト」を加速し、国内外を問わず、さまざまな協業先とともに協働することで、グローバル水準のデジタルインフラの構築に取り組み、快適な買い物環境の提供と顧客満足の最大化を図っていく。

石居 岳
石居 岳

新型コロナで需要増のオイシックス・ラ・大地は売上710億円で11%増、営業利益は6.7%増の約25億円【2020年3月期】

5 years 6ヶ月 ago

食品宅配大手のオイシックス・ラ・大地の2020年3月期における連結売上高は、前期比11.0%増の710億4000万円だった。営業利益は同6.7%増の24億6700万円。

ミールキットの需要拡大などでOisix事業の売り上げが伸びたほか、2020年3月以降は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛で宅配の需要が高まっているという。

新型コロナウイルスの影響で、国内宅配事業を中心に売上高が約9億円、利益は約2億5000万円の押し上げ効果があったとしている。

食品宅配大手のオイシックス・ラ・大地の2020年3月期における連結売上高は、前期比11.0%増の710億4000万円
オイシックス・ラ・大地の業績(画像は決算説明会資料から編集部がキャプチャ)

なお、前連結会計年度(2019年3月期)は「らでぃっしゅぼーや」を吸収合併した影響で、「らでぃっしゅぼーや」の13か月間(2018年3月~2019年3月)の損益を業績に計上。「らでぃっしゅぼーや」の2018年3月度の損益を除外して業績を比較すると、2020年3月期の売上高は前期比13.8%の増加、営業利益は同10.0%の増加となる。

「Oisix」は21%増収、「大地を守る会」と「らでぃっしゅぼーや」は減収減益

オイシックス・ラ・大地は主に「Oisix」「大地を守る会」「らでぃっしゅぼーや」の3つのブランドで食品宅配事業を展開している。

「Oisix」は増収増益

「Oisix」の売上高は前期比21.0%増の358億2900万円、セグメント利益は同19.0%増の48億100万円だった。

大規模なプロモーション施策や、解約率を低減するための施策を行なったことで、ミールキット「Kit Oisix」のコースを中心に定期宅配サービス「おいしっくすくらぶ」の会員数が増えたという。会員数は2020年3月末時点で前年比18.8%増の24万4740人となり、売上高の増加に寄与した。

オイシックスの会員数など(画像は決算説明会資料から編集部がキャプチャ)

「大地を守る会」は3.3%減収

「大地を守る会」の売上高は前期比3.3%減の105億4100万円、セグメント利益は同6.1%減の15億3900万円だった。

新規会員獲得において非効率なチャネル経由での集客を抑制した結果、会員数は2020年3月末時点で前年比7.5%減の3万7188人に減少した。定期会員の購買頻度と購買単価は上昇したが、売上高の減少に伴い固定費の比率が増加し、セグメント利益が減少したとしている。

大地を守る会の会員数など(画像は決算説明会資料から編集部がキャプチャ)

「らでぃっしゅぼーや」は16.9%減収

「らでぃっしゅぼーや」の売上高は前期比16.9%減の149億8000万円、セグメント利益は同20.2%減の26億6700万円だった。

単価の低い赤字受注の削減に取り組んだ。新規会員の獲得を戦略的に抑制したこともあり、会員数は2020年3月末時点で前年比9.6%減の5万7393人に減少している。

らでぃっしゅぼーやの会員数など(画像は決算説明会資料から編集部がキャプチャ)

宅配需要の拡大を受け2021年3月期は増収増益を計画

2021年3月期の連結業績は増収増益を見込んでいる。連結売上高の計画は2020年3月期と比べて約10%増の780億円、営業利益の計画は同約22%増の30億円。

「Oisix」ブランドを中心に宅配需要の拡大を見据え、神奈川県内にサテライトセンターを増設するなど物流キャパシティの拡充を図る。また、既存の契約生産者との取引量の拡大や、新規の契約生産者の開拓にも取り組むとしている。

渡部 和章
渡部 和章

【越境EC】Shopifyが解説 米国、韓国、台湾、中国市場の攻略法【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ

5 years 6ヶ月 ago
ネッ担まとめ

国によって特徴があるのに日本の感覚で売っている人も多いです。「韓国はGoogleではなくNaver」など、最低限のことも知っておきましょう。

検索行動だけでも国によって大きく違います

【主要国別】海外Webマーケティングにおけるポイントを解説! | Shopify WORKS
https://blog.shopify-works.com/know-how/2255/

アメリカ

リスティング広告、コンテンツマーケティング、SNSを活用したインフルエンサーマーケティング、バイラル(バズ)マーケティング、Webブランディングが有効

たとえば日本では「iphone 修正 水没」 だとしても、アメリカでは「how to repair iphone when wet」 といった形になります。フレーズを完成させて検索する傾向があるのです

韓国

NAVERを使ったブログSEO、NAVERのリスティング広告が有効

NAVERリスティングの特色は、最大20以上の広告が同時に表示されることです。日本のGoogleやヤフーのリスティング広告と比べると、圧倒的に競合の数が多いのです

台湾

Yahoo!奇摩のリスティング広告、Facebookを活用したSNSマーケティングが有効

Yahoo!奇摩でリスティング広告を出す場合に大事なことは、台湾用にローカライズ化されたサイトと広告文を用意すること

中国

weibo 微博を通じてインフルエンサーに情報拡散してもらうことが有効

インフルエンサーやパワーブロガーを使ったプロモーションで、ブランド認知を強化したり、フォロワー数を一気に増やしたりして、影響力を強められる可能性があります

日本のような狭い国ですら都道府県単位で特徴がありますので、国が変わればその特徴も大きく変わります。わかっていながらも日本の感覚で売ろうとしてしまいますので、この記事を読んで特徴をつかんでおきましょう。アメリカは州単位でも特徴が異なりますし、英語を使う国は多いので、漠然と「英語圏」をねらうのはやめたほうが良いです。お金がいくらあっても足りないですよ。

関連記事

手持ちの資金を確保して足場を固めるタイミング

中小企業がコロナ禍で生き残るために知っておきたい「資金繰り」「変化対応」「イノベーションの心得」 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/7651

まとめると、

  • ①Nowコロナ(短期戦) ②Withコロナ(中期戦) ③Afterコロナ(中長期戦)という3つのフェーズで戦略を立てる
  • Nowコロナは特別貸付、融資、持続化給付金制度、雇用調整助成金など使って手持ち資金を確保する
  • Withコロナで消費者は、「不要と不急」という価値の転換を余儀なくされる。自分たちが消費者に売っているものは何なのかを考え直す
  • 今からAfterコロナに備え、①今後影響を受けやすい事業(商材) ②受けにくい事業(商材) ③伸びが予想される事業(商材)に分類し、経営資源の配分や投資の見直しを始める

各社、事業活動を行う上で最も大切にしていることは異なります。なぜなら辿ってきた歴史が異なるからです。そこには創業時の商売や理念も関係してきます。よって会社の歩んできた道を遡っていくと、自社が最も大切にしている価値観が見えてきます。

自社の価値観を導き出せば、今度はその延長として「今後、歩みたい未来」というものを描くことができるはずです。

今、会社が存在しているのはお客さんがあったから。そのお客さんが支持してくれたものは何なのか?を考え続けるしかないようです。変に焦って新しいことに手を出すのではなく、今は過去を振り返って足場を固める時期です。

米国で注目のFacebook Shop。日本ではどうなる?

Facebook Shopsは、今度こそオンライン大鉱脈であるECでの収益化を実現できるのか | eコマースコンバージョンラボ
https://ecclab.empowershop.co.jp/archives/65908

【保存版】管理しているFacebookページに「Facebookページショップ(Facebook Shops)」を導入する方法 | メディコム株式会社
https://next-com.biz/facebook-shops/

まとめると、

  • Facebook Shops(日本名:Facebookページショップ)では、WhatsAppやMessenger 、またはInstagram Direct経由で、質問をしたりサポートを受けたり、配送を追跡したりが可能
  • メッセージアプリ内でのソーシャルショッピングは、中国のWeChatのように巨大化する可能性がある
  • 決済は購入に関するメッセージを送ってもらう方法か、外部サイトに誘導する方法がある

(Facebookは)消費者のFacebookアカウントをロイヤリティプログラムにリンクさせる方法をテストしている。そして、中小企業が、Facebook Shops上でロイヤリティプログラムを作成、管理、表示できるようにする方法も模索している。
https://ecclab.empowershop.co.jp/archives/65908

アメリカではかなり本格的に取り組んでいるFacebook Shopsですが、日本ではまだまだ未知の部分が多いですね。そもそもFacebook上で商品を買うのか? 決済が外部サイトなのでそこで離脱するのでは? という疑問もあります。手軽に設定できるので、とりあえず作っておくぐらいが現状でできることでしょうか。

EC全般

ベガコーポレーションが約3億円の営業赤字から1年で黒字転換、増収増益を達成した4つのポイント | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/7652

ネットショップを変えたわけではなく、販売価格の見直しや物流の効率化の結果です。

ECプラットフォーム「futureshop」が決済を拡充、「d払い」「PayPay(オンライン決済)」を実装 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/7669

ネットショップでのカード決済はどんどん減る傾向にあります。

「洋服の青山」の青山商事、抗菌・消臭・抗ウイルス加工の「日本製布マスク」を抽選販売 | ITmedia ビジネスオンライン
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2005/27/news133.html

ユニクロが “エアリズムマスク” 販売へ⇒「需要しかない」の声 | ハフポスト
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5eca1d0dc5b69a62df962b29

今年の夏は機能性マスクが売れるのは間違いなさそう。

知識ゼロから独学でネットショップ運営を学んだ倉庫業の勉強法 | ECzine
https://eczine.jp/article/detail/7714

誰もが一度は通る道ですね。販売と関係ないことも勉強が必須です。

東京ディズニーリゾートのアプリでグッズのネット通販、臨時休園期間限定で自宅からの購入を実現 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/7657

ディズニーも通販を始めるくらい状況が変わっているということですね。

【ウォルマート】、ストアアプリから食品注文が50%!ネットスーパーのクロスセルとは? | 激しくウォルマートなアメリカ小売業ブログ
http://blog.livedoor.jp/usretail/archives/52095169.html

「ウォルマートアプリは個人化された売り場になる」。日本でもこれを始るところが出てくると脅威。

いざ、モールECへ出店!選び方、特長の出し方、期待しない方がよいことは? | 川添 隆と皆で模索する、小売ビジネス・働き方ノート/エバン合同会社
https://evanh.jp/n/nb04a912f7e3d

コロナの影響でECを始めた人は読んでおきたいです。特に粗利率は考えておかないと赤字にしかなりません。

今週の名言

やる気が起きない時、10分だけでいいからやり始める事

やる気の出し方 | 廣井 友信 | note
https://note.com/hiroi111/n/n106e795545c8

やる気の起きないニュースが多いですが、10分だけやってみると結構終わってしまうはず。

森野 誠之
森野 誠之

#HairWeGo を #部屋WeGo に変更

5 years 6ヶ月 ago
P&G「パンテーン」が、「おうちヘア」をテーマに情報を発信する「#部屋WeGo」プロジェクトを開始。新型コロナウイルスの影響を受け、これまで展開していた「#HairWeGo さあ、この髪でいこう。」キャンペーンを変更した。
------------------------------
今はおうちで、#部屋WeGo
https://pantene.jp/ja-jp/hair-we-go/heyawego
------------------------------
noreply@blogger.com (Kenji)

ベイクルーズがライブコマースを強化、実店舗スタッフがネット上で接客

5 years 6ヶ月 ago

ベイクルーズがライブコマースを強化している。

ファッション通販サイト「BAYCREW'S STORE(ベイクルーズストア)」で、初の試みとなるライブコマース「LIVE STYLING」を5月22日から開始。5月29日には「spick&span」のアイテムによるライブコマースも始めた。

ライブコマースは、ライブ動画を視聴しながら商品に関する質問やコメントに対応、紹介した商品もページ内からそのまま販売するECサービス。

スマートフォンやパソコンからURLにアクセスするだけで、誰でも視聴できる。ベイクルーズストア内の「NEWS」から参加する仕組み。

ファッション通販サイト「BAYCREW'S STORE(ベイクルーズストア)」で、初の試みとなるライブコマース「LIVE STYLING」を5月22日から開始。5月29日には「spick&span」のアイテムによるライブコマースも始めた
ライブコマースの専用コーナー(画像は編集部がベイクルーズのECサイトからキャプチャ)

5月22日の配信は、実際に店舗で顧客と接している「JOURNAL STANDARD」レディーススタッフが出演。5月29日は、「spick&span」のレディーススタッフがなどがライブコマースに出演した。

顧客と接しているスタッフのほか、プレス、ECのスタッフも出演。アイテムを紹介しながらリアルタイムで質問にも対応している。

紹介した商品はライブコマース配信の専用コーナー内から購入することが可能。配信後は録画したアーカイブを残し、都合が合わない顧客も後日に視聴できるようにしている。

石居 岳
石居 岳

LINE元社長の森川氏が立ち上げたC Channelが株式上場、EC売上高は7.9%増の56億円【2020年3月期】

5 years 6ヶ月 ago

メディア事業やEC事業を手がけるC Channelが5月25日に公表した2020年3月期連結決算によると、「eコマース事業」の売上高は前期比7.9%増の56億7100万円だった。

セグメント利益は8000万円で、前期(2019年3月期)の2億6200万円の赤字から黒字転換した。

「eコマース事業」は連結子会社のマキシムが手がけるアパレルブランド「KOBE LETTUCE」を中心に、韓国ファッションなどのアパレルブランド「Isn’t She?」や、化粧品・美容器具のブランド「BELL PALETTE」などを展開している。インフルエンサーを起点とした販売や、動画メディアを活用した販売促進を行なっているのが特徴。

メディア事業やEC事業を手がけるC Channelのビジネスモデル
C Channelのビジネスモデル(画像は特定証券情報から編集部がキャプチャ)

主力ブランド「KOBE LETTUCE」は自社ECサイトのほか楽天市場、ZOZOTOWN、Yahoo!ショッピングといったECモールにも出店している。実店舗は国内に4店舗を持つ。商品単価は2000~3000円で、動画メディア「C CHANNEL」と同じF1層(20~34歳の女性)が主なターゲット。

連結売上高74億円、約18億円の最終赤字

「メディア事業」や「海外事業」を含む2020年3月期連結売上高は、前期比横ばいの74億4900万円だった。

営業損失は13億9000万円、経常損失は15億5100万円、当期純損失は17億9500万円。

TOKYO PRO Marketに上場

C Channelは5月25日に東京証券取引所TOKYO PRO Marketに株式を上場した。

TOKYO PRO Marketはプロの投資家に限定したマーケット。上場の目的についてC Channelは、上場企業になることで社会的な信頼を得て、人材採用や資金調達を円滑化することなどをあげている。

C Channelは2014年7月の設立。設立当時の社名はLisBe。2015年2月に社名をC Channelに変更した。設立当初から代表取締役社長を務めている森川亮氏はLINEの元社長。

渡部 和章
渡部 和章

動画+ECで売上・集客UPを実現するには?動画コンテンツのメリットや活用方法まとめ | E-Commerce Magazine Powered by futureshop

5 years 6ヶ月 ago

EC市場が年々拡大する一方、ネットショップに参入する競合も続々と増えています。その中から自社を選んでもらう施策として有効な手段が「動画」の活用です。

今回はECサイトに動画が有効な理由や活用法、動画を取り入れているサイト事例など「ECサイトにおける動画の効果やメリット」について説明します。売上を伸ばしたい方や、より商品の魅力をアピールしたい方はぜひ参考にしてください。

ECサイトに動画が有効な3つの理由

ECサイトに動画が有効な理由は大きく3つあります。

  1. 売上UP:購入意欲の訴求や不安の払拭ができる
  2. 集客力UP:より多くのユーザーの流入が見込める
  3. ブランド力UP:他社との差別化やブランド構築に役立つ

動画を取り入れるとなると、少しハードルが高いと思うかもしれません。まずは、動画の価値をしっかり理解することから始めましょう。

1. 売上UP:購入意欲の訴求や不安の払拭ができる

ECサイトの最大の弱みは、ユーザーが購入前に商品を手に取れないことです。そのため「本当に買って大丈夫か」と不安に思い、購入を見送るユーザーもいます。

しかし、動画を活用すれば実際の使用感やサイズ感など、リアルに近い商品情報を伝えられます。「1分の動画は180万語に匹敵する」と言われるほど、情報の伝達力が圧倒的に高いからです。

商品への理解を深めることで、ユーザーの不安を払拭しスムーズに購入へとつなげることができます。

米Brightcove社による2018年の調査では、以下のような結果が出ています。

  • 動画を視聴後に、商品を購入したことがある消費者は76%
  • ミレニアル世代(18~34歳)は特に多く85%

ほかにも動画が購入に役立つ調査報告は多くあります。

2. 集客力UP:より多くのお客様の流入が見込める

動画は売上を伸ばすだけでなく、ECサイトへの集客にも役立ちます。具体的な理由を3つ紹介します。

  1. 独自の動画コンテンツを盛り込むことで、SEO効果が期待される
  2. ユーザーのページ滞在時間が延びることで、SEO効果をさらに高めることが期待される
  3. YouTubeやSNSで動画を公開することで、検索エンジン以外からの流入も狙える

動画はSEO面で有利に働くと考えられるだけではなく、サイトへの流入元も増やせるということです。

実際に「動画コンテンツによって、検索流入が157%増える可能性がある」という報告もあります。また、動画を編集し直して広告配信するという手もあります。

3. ブランド力UP:他社との差別化やブランド構築に役立つ

圧倒的な情報伝達力を誇る動画は、ブランディングの面でも効果的です。なぜなら商品の魅力や世界観、メッセージなどをストレートに伝えやすく、ユーザーのロイヤリティ(愛着・忠誠)をより高められるからです。

また、テキストや画像だけでなく動画も用意するホスピタリティは、信頼の獲得にもつながります

その結果、数多くあるECサイトから自社を選んでもらいやすくなり、商品の継続的な購入・利用が期待できます

ECサイトに動画を取り入れるデメリットや注意点2つ

ECサイトの動画にはメリットがある一方、デメリットや注意点も存在します。

  1. 動画を作るためにコストがかかる
  2. 動画制作のスキルが必要

ECサイトに動画を取り入れる際には、これらにどう対応するか事前に検討することが大切です。

1. 動画を作るためにコストがかかる

商品の説明文や画像を用意するよりも、動画制作には多くの時間や手間が必要です。その分スタッフの負担が大きくなるので、本来の業務に支障が出るおそれがあります。

そのため、以下のような工夫や調整が大切です。

  • スタッフの作業内容や作業量を見直す
  • LPやチラシ、DMなどの素材を動画に流用する

2. 動画制作のスキルが必要

ユーザーの興味を引く魅力的な動画を作るためには、撮影や編集に相応のスキルが求められます。しかし、

  • 社内にノウハウがない
  • スキルを持った人材がいない

というケースは少なくないと思います。そんなときは、将来的には内製も視野に入れてプロに依頼することがおすすめです。

いきなり商品の特徴やイメージを正確に伝えるのは難しいので、まずはプロのお手本を参考にしましょう。また、セミナーや講座に参加し、撮影・編集のスキルを一から学ぶことも一つの方法です。「素人感」や「手作り感」を演出するなら、高性能なスマホや簡単な編集アプリでも十分なケースがあります。

しかしそうでない場合は、長期的な目線から初期投資をかけるのがおすすめです。

ECサイトにおける動画の主な活用法

ECサイトに動画を取り入れる際のメリット・デメリットを紹介したところで、次はどのような活用法があるのか説明します。

  1. 商品の魅力をアピールする
  2. 商品の使い方を紹介する
  3. 商品のブランドを伝える

1.商品の魅力をアピールする

商品の外観やスペック、細かい作りなどを紹介する方法です。具体的には、

  • 服やアクセサリーをモデルが着用して動くシーン
  • 日用品を実際に使うときの使用シーン

などがあります。特にアパレル系では試着ができないため、角度による見た目の違いやサイズ感など、ディティールを気にする方が多いです。

実際に商品が届いて、「カラーや質感のイメージが違う」などのクレームや返品を防ぐためにも、動画の活用はおすすめです。

ただし、必要以上に商品を良く見せることは必要ありません。テキストや画像だけでは伝えにくい魅力を、動画で表現するイメージで大丈夫です。

2.商品の使い方を紹介する

ハウツー動画として、商品の使い方や正しい知識を実演して伝える方法です。例えば

  • 家電の取り付け方や操作方法
  • コスメの正しい用法
  • 食品をつかったレシピ動画

などです。これにより、購入前の不安を払拭させたり、購入後のイメージをより湧きやすくさせることができます。また、実際に商品を購入したユーザーのサポート効果も期待できます

3. 商品のブランドを伝える

商品へのこだわりやメッセージなど、ブランドを伝える方法です。内容としては、以下のようなものがあります。

  • 商品誕生の背景や開発ストーリー
  • 原材料や製造工程の紹介
  • 開発者インタビューや生産者の声

これらは安心・安全を求められる食品系でよく使われており、ユーザーからの信頼を高めることに効果的です。また、商品のこだわりや作り手の想いなどを伝えることで、感動や共感を得やすくなります。

ECサイトに動画を取り入れているサイト事例

ECサイトの商品説明や集客に、動画を活用するケースは増えています。そこで、futureshopのサービスを利用しているショップの中から、動画を活用しているショップ例を紹介します。

  1. シャツの専門店「ozie」
  2. 竹材専業メーカー「竹虎」
  3. 祭り用品「祭すみたや」

ショップから直接コメントもいただいているので、ぜひ参考にしてください。

1. シャツの専門店「ozie」

動画 EC 動画コンテンツ 集客 ブランド認知 売上向上 動画活用例 オジエ ozie

シャツの通販ショップ「ozie」は、ネクタイの結び方やシャツの選び方などユーザーに役立つノウハウを動画でわかりやすく発信しています。

①ECサイト内で、どのように動画を活用していますか?

弊社で動画をアップする最終目的は「ozieの認知度を上げるため」です。

リピートされないショップの一番の特徴は忘れられているから。覚えてもらうことが、オリジナルの商材を扱う店にとって業績アップにつながります。そして、覚えてもらうために大切なのが「コンテンツ」だと思っています。

なぜなら、ユーザーが知りたいノウハウや知識をわかりやすく正しく伝えることで、検索で上位に表示されやすくなりアクセスも増えるからです。

それがネクタイの結び方など動きのあるノウハウであるほど、何度もアクセスしてもらうことで接触頻度が上がり、ozieを覚えてもらいやすくなる、と思っています。

動きのあるノウハウに動画は最適ですし、素材の説明や商品説明など文字でも伝わるような動きがないコンテンツでも、動画なら撮影してすぐに公開することができる。簡単だし、スピード感があって良いかなと思っています。

また、現ページにあるコンテンツの中で動画の説明があったらよりわかりやすいもの、もしくは現ページにテキストの記載がないコンテンツの中で、動画の説明があったら良いと思える内容を撮影するように意識しています。

前者であれば現ページの一番下に動画を掲載していますし、後者であれば動画を元にテキストのページを作ったりします。

スタッフも各自でコンテンツを作成・公開していますが、私が作る内容の方が濃くなるのは事実。その濃い内容の動画を見ながら文字起こしをするのは簡単なので、動画からテキストのコンテンツページを作成、ページ下部に動画も掲載という流れで行っています。

あとは、ozieのFacebookページにも必ずアップするようにしています。

②動画を取り入れたことで、どのような効果や変化がありましたか?

一番嬉しいのが、ショールームに来てくださるお客様から「動画よく観てます!参考になります」と言っていただけること。直接そんなことを言われたら、嬉しくて涙が出てしまいますね。

問い合わせでも「動画を見て質問します」という内容が結構あります。このあたりはまさに「認知度を上げる」につながっていると思います。

YouTubeに公開した動画がGoogle検索でどの位置に表示されるかは逐一チェックしています。動画タブでチェックすると、ほとんどが1ページ目に掲載されています。これが続くと、検索の全体タブでも1ページ目に掲載されることが多くなってきます。

コンテンツを動画で上げることによって、お客様の役に立って接触頻度が上がり、店を覚えてもらいやすくなることにつながりますし、アクセス数が増えるほど検索順位が上がる好循環にもなります

今後の課題は、テキストページがなく動画のみのコンテンツをテキストページでも作っていくこと。動画だけでも検索順位が高いコンテンツは、テキストページもあるとより相乗効果を発揮しますので。

2. 竹材専業メーカー「竹虎」

動画 EC 動画コンテンツ 集客 ブランド認知 売上向上 動画活用例 竹虎 竹チューバー

創業明治27年の老舗「竹虎」は、竹を題材にした動画を作るユーチューバーならぬ「竹チューバー」して活躍しています。

①ECサイト内で、どのように動画を活用していますか?

ECサイト内のブログや商品ページなどに、動画を貼りつけています。

ブログ記事への理解を深めてもらったり、商品の使い方や保管方法、どのように作られているかなど、画像だけでは伝えきれない部分を動画を使って説明しています

②動画を取り入れたことで、どのような効果や変化がありましたか?

公開している動画の中には、27万回再生されている「うなぎうけの制作風景」動画があります。関心のある動画は多くの方が見に来ていることを実感しています

動画は皆様がご存知ないものをよりリアルに伝えられるので、今後も力を入れていきたいと考えています。

3. 祭り用品「祭すみたや」

動画 EC 動画コンテンツ 集客 ブランド認知 売上向上 動画活用例 祭すみたや

お祭りグッズを専門に扱う「祭すみたや」は、商品の使い方やよく寄せられる問い合わせを動画で紹介しています。

①ECサイト内で、どのように動画を活用していますか?

主に商品の使い方を動画で紹介しています。弊社は「お祭り用品」を扱っており、使用方法や着用方法がわからないなどの問い合わせが多い商品もあります。

例えば「チャンパ」と呼ばれる和楽器はサイズ別に音色が異なり、電話で「4号はどんな音ですか?」とお問い合わせをいただくことがあります。以前は電話をしながらチャンパを実際に鳴らして、「こんな音色ですよ」とお答えしていました。

しかし、動画で伝えたほうが伝わりやすいと気付き、そこからYouTubeに動画をアップするようになりました。

②動画を取り入れたことで、どのような効果や変化がありましたか?

商品ページに動画を掲載したことで、「動画があって分かりやすかった」というお声をいただくようになり、購入時の参考になっているように思います

また、ECでの購入だけではなくYouTube動画をきっかけに店舗を知っていただき、静岡の実店舗に全国各地から来ていただけることが増えました

各地のお祭を主催されている団体様が、バスで大勢で来店されることもあり、間接的な動画のPR効果も感じています

まとめ:動画を活用してEC商品の魅力を伝えよう

最後に、本記事のポイントをまとめます。

ECサイトに動画が有効な理由

  1. 売上UP:購入意欲の訴求や不安の払拭ができる
  2. 集客力UP:より多くのお客様の流入が見込める
  3. ブランド力UP:他社との差別化やブランド構築に役立つ

EC動画を取り入れるときの注意点

  1. 動画を作るためにコストがかかる
  2. 動画制作のスキルが必要

ECサイトにおける動画の主な活用法

  1. 商品の魅力をアピールする
  2. 商品の使い方を紹介する
  3. 商品のブランドを伝える

動画を活用するとなると、少しハードルが高いように思うかもしれません。

しかし、スマホで誰もがECサイトを利用できる中、動画の重要性はどんどん増しています。次世代通信技術の5Gが商用化されれば、動画コンテンツのニーズはさらに高まることでしょう。

「ECサイトの売上や集客を伸ばしたい」という考えがありましたら、長期的な視点に立ちぜひ動画の制作を検討してみてください。

E-Commerce Magazine
E-Commerce Magazine

物販から役務サービスまで。規模やビジネス形態にあわせたBtoB-ECサイトの構築・運用に強いコマース21のパッケージを解説 | さらばアナログ受注! 専門書に学ぶ「BtoB-EC」の基礎

5 years 6ヶ月 ago

BtoB-ECの導入において、拡張性×初期コスト/事業規模で分類される構築の3パターン(専門書『BtoB-EC市場の現状と販売チャネルEC化の手引き2020[今後デジタル化が進むBtoBとECがもたらす変革]』の連載第1回を参照)で、パターンB「業務に合わせてカスタマイズ可」に該当するECサイト構築パッケージ「Commerce21 Sell-Side Solution(セルサイド・ソリューション)」は、大規模なECサイト運営を必要とする大手企業を顧客対象にしている。導入企業の事業規模や、ビジネス形態に合わせたカスタマイズが特徴だ。またソース開示による内製化支援も行っており、BtoB-EC事業の継続的な成長をサポートする。

大規模・特殊なECサイトにも対応

顧客の事業規模やビジネス形態に合わせてカスタマイズ可能

コマース21は、1999年からECサイト構築パッケージ「Commerce21 Sell-Side Solution(セルサイド・ソリューション)」を開発・販売している。パッケージは、BtoC-EC、BtoB-ECに対応。コマース21によると、BtoC-ECで培った実績とノウハウをBtoB-ECに活用して支援、構築するケースも増えているという。

製品には、各機能が独立したサービスとして稼働するマイクロサービス指向のアーキテクチャを採用。IoTの普及に伴い拡大する多様なデバイスやシステムとの連携ニーズへ柔軟に対応できる。スマートフォンアプリや店頭端末など、ECサイト以外でのチャネルの決済基盤や商品カタログ基盤としての活用を想定した構造となっているのだ。

商品点数で数千万規模、EC売上高が数百億円以上、瞬間トランザクション数が数万件などの大規模なECや、特殊なECを必要としている事業者の支援実績が多い。そのため拡張性の高いシステム基盤を実現。また顧客事業の継続的な成長をサポートするため、ソースコードの開示による内製化支援も行う。

コマース21 Sell-Side Solutionのポジショニングマップ
コマース21 Sell-Side Solutionのポジショニングマップ(画像はコマース21のサイトより編集部がキャプチャ)

大手携帯キャリアや教育コンテンツなど、物販以外の企業も導入

BtoB-ECは、「注文するもの」という意識が強いことから物販に強いソリューションとみなされることが多いが、実はECパッケージの対応範囲は物販に限らない。「EC=モノを販売・購入する場」から視点を広げると、あらゆる業種や役務へ応用できる。

コマース21では、すでに大手携帯キャリアや教育コンテンツなど、物販以外の領域でもECサイトパッケージの導入を進めている。今後も物販に限らず、さまざまな企業への支援を強化していく予定だ。

コマース21Sell-Side Solutionの強みや他社との差別化ポイント

・コンサルタントのように一社一社に深く入り込むことで、業務効率化や売上改善を意識したBtoB-ECサイトを構築

瞬間的なアクセス増にも対応するスケーラビリティ

・CMS製品、アプリなど、EC以外のチャネルとの接続基盤としても活用可能

料金体系

  • 初期開発費用:3000万円~
  • 保守費用:50万円~100万円程度(月額)

※初期開発費用は、デザインの有無や顧客の要望によって大きく変わる

※ソースコードを開示しているため、保守を内製化することも可能

会社概要

会社名 株式会社コマースニジュウイチ
URL https://www.commerce21.co.jp/
所在地 東京都港区元赤坂1-2-7 赤坂Kタワー6階
設立 1999年12月
資本金 2億2万4680円
代表者 代表取締役社長 田中裕之
事業内容 ECサイト構築ソフトウェア開発・販売、ECサイト構築サービス、データセンター運用、保守など
社員数 130名
◇◇◇

BtoB-ECについてより詳しく知りたい方は、ぜひ本書をご購読ください。BtoB-ECの基本的な解説から市場全体の動向、ユーザー企業がBtoB-ECに取り組もうとするときに参照できる導入手順までを解説しています。また、製造業や卸売り業の企業にアンケートを実施し、ユーザー企業の取組状況も掲載しています。

もっとBtoB-ECのことを知りたい方へ

BtoB-EC市場の現状と販売チャネルEC化の手引き2020 [今後デジタル化が進むBtoBとECがもたらす変革]』は、インプレス総合研究所で販売しています

BtoB-EC市場の現状と販売チャネルEC化の手引き2020 [今後デジタル化が進むBtoBとECがもたらす変革]

BtoB-EC市場の現状と販売チャネルEC化の手引き2020 [今後デジタル化が進むBtoBとECがもたらす変革]

  • 監修:鵜飼 智史
  • 著者:鵜飼 智史/森田 秀一/公文 紫都/インプレス総合研究所
  • 発行所:株式会社インプレス
  • 発売日:2020年3月24日(木)
  • 価格:CD(PDF)版、ダウンロード版 90,000円(税別) 、
    CD(PDF)+冊子版 100,000円(税別)
  • 判型:A4判 カラー
  • ページ数:200ページ
公文 紫都
公文 紫都

Core Web VitalsがGoogle検索のランキング要因になるアップデートに関する疑問に回答してみた

5 years 6ヶ月 ago
Core Web Vitals(コア ウェブ バイタル)をページ エクスペリエンスとしてランキング要因に組み込む予定であることを Google は先週アナウンスした。この記事では、Core Web Vitals がランキング要因になることに関してよくある質問と今後出てきそうな質問に回答する。
Kenichi Suzuki

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る