SHIBUYA109エンタテイメントが運営する若者マーケティング機関「SHIBUYA109 lab.」は、「SHIBUYA109 lab.トレンド予測2026」を発表した。15~24歳女性401名が回答している。
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Z世代女子の流行の最先端! 2026年のトレンドを予測
【カフェ・グルメ部門】キーワードは「うま確フード」?
カフェ・グルメ部門では、引き続き中国・韓国発祥の食トレンドに注目が集まっており、おいしいことが確定している「うま確フード」に惹かれるという声が多く見られた。
ペットボトル飲料よりも大容量な「デカドリンク」や、メキシコ料理のタコスを使った「タコスパーティー(タコパ)」、もちもちとした食感が特徴のグルテンフリースイーツの「sago(サゴ)」などが話題を呼んでいる。
【モノ・コト部門】少人数・オフラインで楽しめる体験に注目
モノ・コト部門では、SNSやスマホから離れ、不特定多数からの注目を避けるような体験(アテンション・デトックス)が好まれる傾向に。「スマホなし旅行」やクラフト系の遊びなど、少人数・オフラインで楽しめることが注目を集めている。
友人内で画像やメッセージを共有できるSNSアプリ「yope」や、BeReal.で撮影した写真をアルバムにした「BeReal.ノート」、ステッキなどの魔法少女をテーマにした世界観「魔法少女界隈」や新たなデコトレンド「お薬手帳界隈」も話題に。
【ファッション・ビューティー部門】平成女児ブームが継続
ファッション・ビューティー部門では、2025年に引き続き、少女漫画のキャラクターのヘアスタイルやファッションを取り入れるなどの「Y2K」「平成女児」テイストが流行中。
「おもちゃコスメ」や「缶バッジ」といったファッションアイテムに加え、「ジェリーシューズ」や「ジェリーティント」など、キラキラした可愛らしい質感のものが人気を集めている。
【アーティスト部門】カワラボからVTuber、韓国アイドルまで
アーティスト部門では、アソビシステムの「KAWAII LAB.」から2024年に誕生した7人組ガールズグループ「SWEET STEADY(スイートステディ)」、VTuber事務所「にじさんじ」に所属する男子高校生アイドルグループ「すぷれあ」、韓国大手事務所「SMエンターテイメント」から5年ぶりにデビューした注目の新グループ「Hearts2Hearts(ハーツ・トゥー・ハーツ)」などが挙げられた。
【ヒト部門】ファミリー・親友・カップルなど、親密さが共通点
ヒト部門では、Z世代女子と同年代のインフルエンサーやタレント・俳優が多数ノミネート。ドラマ『どうする家康』に出演し、高い演技力が評価された「白鳥玉季」や、NMB48を卒業してモデルや俳優としても活躍している「山本望叶」、何気ない日常の雑談やファッションセンスが注目を集めている3人組YouTuber「2nds-セカンズ」など。
【キャラクター部門】「コラショ」「ケロロ」など平成キャラに注目
キャラクター部門では、平成を感じさせるキャラクターが話題に。「進研ゼミ小学講座」に登場するランドセルモチーフのキャラクター「コラショ」や、宇宙人であるケロロが主人公の漫画・アニメ『ケロロ軍曹』などの懐かしの作品から、「ふわきゅん」「じょせまる」「mojojojo」といったぬいぐるみまで幅広くノミネートされた。
調査概要
- 【調査期間】2025年10月~2025年11月
- 【調査対象】around20(15歳~24歳)の女性
- 【有効回答数】401名
- 【調査方法】WEBアンケート調査
- 【調査実施・分析】SHIBUYA109 lab.