Aggregator

メディアもソリューションのひとつ

15 years 8ヶ月 ago

 日本の広告会社は、「クライアントのために様々なソリューションを提供します。」と云いつつも、一方でメディアのセルサイドの立場(例えばメディアの枠を買い切っている)もあることが、広告主をしてこれを訝しく思わせている。

 私はネット広告の仕組み(アドサーバーによって、コンテンツ配信と広告配信が分離された)によって画期的なことが起こったと思っている。それは、広告を従来よりはるかにバイイングサイドの理屈で実行できる環境になったということである。確かに広告の掲載面としてメディアのスペースを利用するのだが、配信対象はあくまで広告主が配信したいユーザー(ブラウザ)であって、特定の掲載面ではない。インターネットの場合、ひとつのメディア、ビークルそのものに広告価値があるのではなく、それらのユーザーに価値がある。メディアのもつコンテンツの価値はどれだけマーケティング価値のあるユーザーの視聴を獲得できるかという点に収斂する。

 広告主にとって、買っているメディアの価値は、ROIを算出して測ることになる、これは当然である。しかしメディア側からすれば、それはAという広告主にとっての価値であって、それがすべてではない。だから、日本でも欧米のようなアドエクスチャンジが成立して、「売りたい価格」と「買いたい価格」で市場が形成されることで適正価格となるだろう。

 そうなって行くと、広告会社は、どちらをレップするか明確にスタンスを問われることになるだろう。ネット広告もメディア、アドネットワークまではセルサイド、真ん中にアドエクスチェンジがあって、DSP(デマンドサイドプラットフォーム)などのROI最適化のための第三者配信システムなどはバイサイドということになる。この構造はそのうちネット広告だけのものだけではなくなるだろう。

 メディアバイイングはクライアントに提供するソリューションのひとつである。決して別々ものではない。ただメディアセリングになるとソリューションとの整合性を欠く可能性はある。これからは、セルサイド自身のメディアが、もっとクライアントのソリューションの一環になることを意識することが重要だ。そのためにメディア同士が連携して、相互のソリューション力を高める努力も必要だろう。

英国インターネット広告費、2009年は4.2%増

15 years 8ヶ月 ago
2010年3月31日、イギリスのIABが2009年のインターネット広告費を前年比4.2%増の35億4,100万ポンドと発表。検索広告の成長率が高く、インターネット広告費の60.7%は検索広告が占めるようになっている。
------------------------------
IAB Online Adspend Factsheet - Full Year 2009
http://www.iabuk.net/en/1/iabresearchadspendadspendfctshth2009.html
------------------------------
noreply@blogger.com (Kenji)

2009年世界のネットワークカメラ(IPカメラ)出荷台数は171万台

15 years 8ヶ月 ago
2010/4/2の矢野経済研究所のリリースから。

本調査におけるネットワークカメラ(IPカメラ)とはサーバ機能を持ち、アナログ監視カメラのようにパソコンに接続する必要なく、単独でインターネット網に接続して使用可能な業務用カメラを指す。市場規模は日本・欧州・米国・中国・韓国・台湾のネットワークカメラメーカ37社合計の出荷数量ベースにて算出した。

世界におけるネットワークカメラ出荷台数は、2009年には世界的な不況の影響から1,710千台(前年比106.9%)と微増にとどまった。日本におけるネットワークカメラ出荷台数は、2009年にはやはり不況の影響から260千台(前年比104.0%)と伸びが抑制された。しかし今後は景気回復に連動して世界、日本ともに2012年に向けて、前年比120%前後の好調な伸びを続けていくものと予測する。


Hiromi.Ibukuro@gmail.com (衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ))

コムスコア、日本でもオンラインビデオ測定を開始

15 years 8ヶ月 ago
コムスコアが日本を含むアジア太平洋地域でもオンラインビデオ測定サービス「comScore Video Metrix」を開始。コムスコアによると、日本のオンラインビデオ視聴者の平均視聴時間は12時間半を超えており、アジア太平洋地域で最長。
noreply@blogger.com (Kenji)

スクロールさせる電子メール広告

15 years 8ヶ月 ago
ブラジルのウォーターパークにある巨大なウォータースライドを、縦に長い電子メールで表現。電子メールをスクロールさせるクリエイティブは、過去に日本でも事例がある。
------------------------------
パラパラレイク
http://tokyo.interactive.ad.awards.jp/results07/list/14.html
http://www.777interactive.jp/awards/2006/mail/e/
------------------------------
ユニクロのメールマガジンより長そう。
noreply@blogger.com (Kenji)

リンクシェアとトラフィックゲートが合併へ

15 years 8ヶ月 ago
2010年3月29日、楽天と三井物産はそれぞれの子会社であるトラフィックゲートとリンクシェア・ジャパンとを5月1日付けで合併させると発表。合併後の存続会社はリンクシェア・ジャパン。楽天は2005年にアメリカのリンクシェアを買収していた。
noreply@blogger.com (Kenji)

インタラクティブ広告給料ガイド

15 years 8ヶ月 ago
カナダのIABが、広告会社や媒体社に雇用されているインタラクティブマーケティングのプロフェッショナルについて、職種を分類するとともに、年収の指針を公開。世界初だとか。エクセルをダウンロードできる。
noreply@blogger.com (Kenji)

キャンペーンサイトなんていらない

15 years 8ヶ月 ago
ニューメディアエイジの記事「Coke drops campaign sites in favour of social media」からの引用と抄訳。
------------------------------
Coca-Cola will position its official Facebook and YouTube pages as the lead online channels for upcoming international activity for its Coke Zero and Fanta brands, new media age understands.
コカコーラは、これからフェイスブックとユーチューブの公式ページを主要なオンラインチャネルにしていく。
Prinz Pinakatt, the Coca-Cola Company's interactive marketing manager for Europe, said, "In some cases some of our campaigns won't need a coke.com-hosted site. In most cases these will still exist as it's the most obvious destination for a consumer, but it might only be a page linking to YouTube encouraging people to join the community there."
コークドットコムにウェブサイトを用意しないキャンペーンも出てくるだろう。キャンペーンサイトを用意しても、ユーチューブのコミュニティへの参加を促すためのリンクがあるだけかもしれない。
"We would like to place our activities and brands where people are, rather than dragging them to our platform," Pinakatt added.
消費者を我々のプラットフォームに引っ張ってくるのでなく、彼らがいるところで活動したい。
Unilever is also abandoning campaign sites in favour of long-term community engagement platforms.
ユニリーバもキャンペーンサイトをやめて、長期的なコミュニティでエンゲージしようとしている。
Cheryl Calverley, Unilever UK's senior global manager for Axe Skin, said, "You'll see fewer brands creating a site for one campaign and then throwing it away. Certainly we won't do that at Unilever any more."
キャンペーンごとにウェブサイトを作っては捨てるというブランドは減っていくだろう。もちろん、ユニリーバはもうそんなことはしない。
"It's natural online to go to the place where people are already consuming media," she added. "It's less effort to ask people to leave an environment they're already in."
オンラインでは消費者がいるところに出向いていくべきだ。そのほうが、そこから離れてと消費者に頼むより簡単だ。
------------------------------
noreply@blogger.com (Kenji)

デジタルペンソリューションを使って入退室管理を自動化

15 years 8ヶ月 ago
多くのことがウェブで出来るようになってきています。でも、紙に書いたりすることが無くなったわけではありません。紙に書く業務の一つとして、入退室管理があります。紙に書く入退室管理をデジタルペンでデジタルかする商品があるそうです。でも、デジタルペンってなんですか? 日立GPは、「千客番来」を汎用デジタルペンソリューションとして強化し、業種・業態を問わず様々な業務への対応を可能とするとともに、低価格かつ最短10営業日で導入可能なデジタルペンシステムを、3月9日より販売開始しますデジタルペンシステム、標準パッケージを利用し、低価格・短期間で導入~日立GP、デジタルペンソリューション事業を強化 業種・業態を問わず、様々な業務に対応~ | 日立公共システムエンジニアリング株式会社 | News2u.net Bluetooth®という無線技術で、ペンで書いたことがデジタル化され、処理されていくんだそうです。なんだか、近未来な感じがする商品ですよね。 ニュースリリースを読んでいると、「そんな新しい技術があるんだ」と思うことがあります。今回のニュースリリースも、その一つです。企業向けの商品で、新しい技術を使った商品は、専門誌を読んだりすることで情報を得ることができます。でも、ニュースリリースだと素早く情報をキャッチすることができますね。

Googleに勝利するリンク構築のテクニック大全

15 years 8ヶ月 ago
Wordpress SEOの記事を大ヒットさせた若干20歳のグレン君のリンク構築に関する記事。しかし内容が濃い!こんな人が新卒採用で来たらSEO会社の人はある意味感謝、ある意味脅威だろうな。。。内容的には前回以上に有益なノウハウが満載で一読の価値アリです。 — SEO Japan このブログの記事に関して最も多く依頼がある内容は、リンク構築に関することである。私はめったにリクエストには応えない。それはただ単に、人々は自分が本当に欲しいものが何か分かっておらず、与えられて初めて分かるからだ。しかし、今回はいつもとは違う。 まず初めに言っておくと、私は16歳の頃(もう5年前になる)から昼も夜もSEOの勉強をし続け、世界で最も競争率の高いキーフレーズの1つで、Googleのトップページにランクインしたことがある。そのため、私は、自分はこのトピックに関してはかなり詳しく、この場でいくつかの見識を提供することができると思いたい。 なぜリンクが重要なのかが分からない人には、あなたがもし主要な検索エンジンからのトラフィックを獲得したいのであれば、リンクは極めて重要だとだけ言っておこう。他のサイトからのあなたのサイトへのリンクは、あなたのサイトが信頼されていて、それが何のコンテンツであるにしろ価値のあるリソースであるということを検索エンジンに伝える“投票”のようなものなのだ。 アフィリエイトサイトの私の収益の大部分を占めるのはGoogleを経由したトラフィックからだ。ランクが1位と2位の違いで、実際に純利益で数千ドルも違うのだ。 SEOは一般的にサイト内最適化とサイト外最適化の2つに分けられる。サイト内では、ウェブサイトの実際のコードを変えることで順位を上げる。私の書いたWordpress SEO では、CMSを使っていないサイトに適用できるたくさんのヒントを紹介している。 今日は、サイト外最適化、つまりリンク構築について見ていこうと思う。 リンク構築の15の方法 他のリンク構築ガイドのように、あれをしろこれをしろと言う代わりに、たくさんの質の高いリンクを惹き付けるようなウェブサイトを作るのに重要だと私が信じている幾つかの法則を紹介したい。数年前ならば、ロボットのような単純なアプローチでSEOもできたが、今のウェブはウェブサイトのランクを上げるために古い戦術が通用するほど甘くは無い。 人のためのサイトをつくる 誰が言った言葉か思いだせないが、私の好きな言葉の中に、「検索エンジンは人の後を追う」というのがある。このモットーに従うことは、あなたを誠実な本物のサイトを作る方向に導くだけでなく、あなたのサイトへのリンクを獲得する正しい方法でもある。 あなたはウィキペディアがGoogle検索でどれだけ他を圧倒しているかに気が付いているだろうか?ウィキペディアが検索結果の50%で上位表示すべきとは思わないが、サイト創立者のジミー・ウェールズは人のためにサイトを作っている。ウィキペディアは事実、何千万人ものユーザーが活用しているウェブ上の情報源なのだ。 同時にオンライン上で競争率の高い多くのキーフレーズで、人気の高いブログやフォーラム、ニッチなソーシャルネットワークが上位に表示されているのを見かけることもあるだろう。あなたも、実際のユーザーにあなたが何をしているのかということに関心を持たせることができれば、そうなることも夢ではない。 オンラインで人々があなたについて話題にすれば、おのずとリンクもついてくる。 ゲスト投稿を活用する 私は、ゲスト投稿についてここでよく取り上げるが、これには理由がある。多くの利益があるのだ。ゲスト投稿をすることは、関連サイトからのトラフィックを獲得するだけでなく、上位表示されたいキーフレーズでのアンカーテキストからのリンクを獲得する最高の方法なのだ。 (註:ゲスト投稿とは、人気ブログにゲストライターとして記事を投稿する英語圏ではメジャーなPR手法です。日本ではCNETやウェブ担で記事投稿することでしょうか。英語圏では人気ブログ間で記事を書き合うことはより日常的に行われています。) ゲスト投稿に関しては、以前にもっと実践的なことを伝えた膨大な手引きを書いているので、この方法でリンクを獲得する詳細はそちらを読んで欲しい。この仕組みの最も基本的な形を説明すると、あなたが他のサイトに記事を(無料で)書けば、そのお礼として彼らは喜んでその署名欄にバックリンクを表示してくれるというものだ。 役に立つサイトにすること インターネット上にある本物のサイトのほとんど全てで、何らかの役に立つものをユーザーに提供している。Facebookは、友人や家族と連絡を取り続けることを可能にしてくれるし、Googleは素晴らしいサイトを見つけさせてくれる。Diggは他の多くの人が勧めているニュースを見つけさせてくれるし、Youtubeは、教育的価値のあるものやテレビ番組、商品レビューなどを提供してくれる。 これらはレベルの高い例ではあるが、実際オンライン上には何百万もの役に立つサイトが存在している。このブログは、読者がこの激しい競争社会から離れ、オンラインで生き残る手助けをする。PluginIDは、ユーザーがなりたいものになるための助けとなり、またそこに到達するまでの道のりに発生する問題を対処する助けとなっているのである。 自分自身に尋ねてみて欲しい、自分のサイトは果たして人の要求を満たし人を助けているのかどうか。もしそうではないのであれば、どうしてあなたのサイトに関心が持てるだろう?聞こえは良くないかもしれないが、オンライン上にいる人は誰でも、通常は自分のために必要なものがそこにはあるのかどうかということだけを考えているものなのだ。 人々が必要としているものを与えることができれば、あなたも自分が欲しいものを手に入れることができる。 競争相手のバックリンクを調査する 私が競争相手について話す時、それはただ単に同じキーワードやフレーズでGoogleの上位表示されようとしている人を指す。例えば、このサイトは口コミマーケティングというフレーズで上位表示するように“トライ”している。なぜトライという言葉を強調したのかと言うと、私はそれほどランキングに惑わされないので、この戦略は少ししか実施していないのだ。 もし私が、良いリンクソースを見つけたかったら、そのフレーズで上位に表示されているサイトを見て、彼らがどこからリンクされているかを調べることができる。例をあげると、現在私にとって2位表示されるサイトはWilson Webのページだ。そのURLを使ってYahooのリンク検索をすると(Yahooの方がGoogleよりも多くのバックリンクを表示する)、私も使えるであろうリンクソースを見つけることができるのだ。 私がYahooで使用している検索方法は、単に“link:pageurl -site:domain.com” (引用符は入れない) を入力しただけだ。もちろんあなたが使用する場合は、太字の部分のサイトをあなたのキーフレーズで上位表示されるサイトに変更する。 自分の競争相手をチェックし、あなたのサイトでも使えそうな無料のリンクソースがないか調べてみよう。それらのリンクによってサイトが上位表示されているのなら、おそらくあなたのサイトにも役立つだろう。 ブログにコメントをのこす 大部分のブログコメントはnofollowリンク(つまり、検索エンジンはそのリンクを重要視しないことになっているということだ。YahooとBingに限ってはまだしているようだが)であるため、ブログコメントに直接的な利益はない。リンクを重要視するコメントを残すことができるようなdofollowのブログのリソースもあるが、その多くはスパム化されており、あなたの分野に関連したものは極わずかだ。 私はブログコメントをサイトへのリンクを獲得する間接的な方法として使用したいと思う。例えば、私が有名なブロガーにいきなり連絡をして、私の最新記事にリンクして欲しいとお願いしても、おそらくうまくはいかないだろう。しかし、それまでに彼らのコミュニティで交流をし、コメントを残していたら、私のリクエストにも応えてもらいやすくなるだろう。(自分のリソースがそれと関連した素晴らしいものである限りは・・・) また、ブログコメントはあなたのサイトへの訪問者も増やし、検索エンジンは人の後を追うという核心に戻るのだ。 Flippaオークションをチェックする 素晴らしいソースを見つけるために私が気に入っている方法の一つは、Flippaの市場を見ることだ。Flippaとは、人々がウェブサイトを売り買いする場所で、かなり活発なコミュニティだ。あなた自身がサイトを売り買いするつもりがなくても、リンクを見つけるには最高の場所なのだ。 注意深く見ていると、すごいスピードでGoogleに上位表示されているサイトを売っている常連がいることに気がつくだろう。時には、これらのサイトはたった何カ月かで何千ドルもの価値を生み出すフレーズで上位表示されている。 これらのサイトを見て、バックリンクがどこから来ているのかを調査することで、簡単にまねのできる戦術やGoogleに好かれるリンクを知ることができる。 充実したコンテンツを書く 数年前ならば、素晴らしい記事を投稿すればたくさんのリンクを獲得することができた。昔のCopybloggerやSteve Pavliaの投稿へのトラックバックを見てみると、私が何を言っているのか分かるだろう。TwitterやStumbleUponのようなサイトの登場により、人々は、自分のブログからリンクを貼るよりも、そのサイトを“共有”するようになってきたのだ。 素晴らしいコンテンツに対して獲得できるリンクの数は確実に減ってはきているが、完全に止めてしまったわけではない。Wordpress SEOの私の記事は、多くのブログリンクをピックアップしているし、常に新しいものを見つけている。私の友人Dannyもブロガーのリンクが減っていることに気づき、それに対する小さなキャンペーンを始めている。 “素晴らしい”コンテンツという意味が指すことは、人それぞれである。このサイトに関して言えば、それは大きなリソースとなる投稿だ。ユーモア系のブログでは、面白い画像かもしれない。もし、あなたがガジェットのブログを書いているなら、誰よりも早く新しい製品についてレポートすることかもしれない。 あなたが自分の分野に関して熟知していれば、人々が何を欲しがっているのかも分かるだろう。 ソーシャルブックマークサイトに参加する 実は正直言って、私はこの戦術が好きではない。しかし、ソーシャルブックマークのリンクが、私のサイト順位に役立っていることは否定できない。Deliciousのようなブックマークサイトは、お気に入りのリンクを体系化されたアーカイブに保存するための場所を提供しており、ブラウザのブックマークバーよりも断然に便利だ。 世界中のどこからでもどのコンピューターからでも利用することができるため、これらの多くのサイトはその便利さのために急浮上した。こういったサイトの大部分が、dofollowリンクと自由に設定したアンカーリンクを提供しているのだ。と言ってもそれらのリンクは、獲得するのに世界で最もよいリンクだとは言えないが。 Bookmarking Demon(アフィリエイトリンクではない。ここではそういったものは紹介しない)などを利用するとこのプロセスを自動化することができるし、何百ものサイトへの登録も自動的にデジタルポイントで支払うことができる。 この戦術をもっと道徳的な方法で活用するには、あなたが本当に使用したいサイトにいくつか登録し、ウェブ上で気に入ったリンクをブックマークすればいい。とにかく自分のサイトへのリンクは忘れないようにすることだ。 フォーラムの署名欄にリンクを追加する ここまで議論してきたnofollowリンクのブログと違って、多くのフォーラムでは、毎回投稿する度にあなたの署名欄にフォローされたリンクを置くことができる。あなたがすでにオンライン上のコミュニティで活動しているのであれば、署名欄にリンクが設置できるかどうか見てみよう。 リンクを獲得するためだけに数多くのサイトに登録することは勧めないが、あなたが本当に興味があって参加したいと思うのであれば、あなたのサイトにリンクさせればよい。ただし、あなたがすでにフォーラムで10,000もの投稿をしていてリンクも追加していたとしても、それは異なるサイトからの10,000のリンクと比べたら大した力にはならないということを覚えておいて欲しい。 同じソースからたくさんのリンクを得るよりも、異なるドメインからのリンクの方がよっぽど良いのだ。 無料のコンテンツサイトを活用する もう1つ私が好きではないリンクソースがある。Squidoo、Gather、Hubpagesなどの無料コンテンツサイトだ。しかしこれもまた、活用することができる。これらのサイトは、基本的には、登録後に自分の好きなことについて書き、それを好きな場所にリンクすることができるというものだ。 これらのハブページは全くもって野放しになっていて、基本的にどんなサイトでも受け入れている。しかし、Squidoo(オーナーはSeth Godin)は最近、数千にも及ぶスパムページを削除し、その後も絶えず監視をしている。 こういったサイトを利用するつもりならば、ただ単にリンクを投げるのではなく、少なくともユーザーにとって良いリソースを作る手間が必要だ。それによって、あなたのリンクを価値のあるものにするだけでなく、コミュニティにとってもより良いものとなる。 記事ディレクトリを使用する コンテンツのお返しにリンクを獲得したいのであれば、記事ディレクトリがもっといいリンクソースとして機能する。最低なスパム化したディレクトリも数多く存在するが、探す価値のあるものも少しは存在する。 私のお気に入りには、Ezine articles、Article Dashboard、Go Articles などがある。Ezineや他の多くのサイトは、初めは自動で記事をレビューするため、あなたのサイトはスパムを送ることはできない(もちろんそんなこと望むべきではないが)。しかし、良いコンテンツを書くか、お金を払うことで、代わりにリンクを獲得することができる。 Ezineは間違いなく最も信頼ができるサイトであるし、あなたが書いた記事のページが相当早くにかなり良い順位に表示されることが分かるだろう。一度あなたの記事コンテンツを入力すると、作者欄への記入の機会が与えられ、そこに自分のリンクを置くことができるのだ。 影響力のある人とコラボレートする PluginIDでの人気のある記事のいくつかは、私が自己啓発の分野で影響力のある人とコラボレートしているものだ。例えば、時に複数の人に同じ質問を投げかけているFace-Offシリーズもこれに含まれる。 あなたのアイディアがユニークで面白いものであれば、関係者も喜んでそれをソーシャルメディアを介して共有してくれるし、彼らのブログからリンクも貼ってくれることもあるかもしれない。 重要人物にインタビューをする 前述のアイディアと似ているが、あなたの業界にいる誰か、または誰か知名度の高い人にインタビューをすることで、あなたへの注目を集めることもできそうである。この方法によるリンク獲得には二つの方法がある。 まず初めに、その人のブログから記事にリンクを貼ってもらいたいと思う人にインタビューする場合だ。それか、あなたのコネクションを利用して、質問の答えに達することのできない誰か普通の人をインタビューするのだ。 私個人では、Eckhart Tolle(Oprahに注目してその本がミリオンセラーになった作家)にインタビューしようとしたが、うまくいかなかった。もし、インタビューにこぎつけることができていたならば、多くの人が自然とそれにリンクしたであろうことは分かっている。 ユニークで美しいサイトをデザインする ウェブサイトの見かけを良くする方法はいくらでもある。私的には、Theme Forest から好きなテンプレートを購入し、それを大量にカスタマイズするのが好きだ。(ViperChillでもそうしている)。それか、Reeseのようなデザイナーを雇って見事なオリジナルサイトを作ってもらうこともできる。 美しいサイトを手に入れれば、実際に多くのリンクの機会ができる。「どこに?」と聞いたあなた、答えは、「CSSとデザインディレクトリの中」だ。美しいデザインを紹介しているサイトは山ほどあり、そこからサイトへのリンクも貼られているため、ユーザーはスクリーンショットやサムネイルではなく実際のサイトを見ることができるのだ。 これらのサイトはGoogleで多くの信頼を得ているので、まずはココから探してみるといいだろう。 重要なリソースを作成する サイトワイドなPluginIDへのリンクを貼っている自己啓発ブロガーが多くいるが、それは私が素晴らしいリソースを作成しているからだ。そのリソースは、私の業界のトップブログに名を連ねているが、あなたのサイトがそうある必要はない。 あなたはニーズに応えた無料の電子ブックを作れるだろうか?○○するための101の方法についてのリソースはどうだろう?人気トピックに関するいいアドバイスが書かれている他のサイトのリストは?あなたのサイトの読者が求めていて、それをまとめるには多くの労力が必要なものは何か考えてみて欲しい。 それこそが、あなたが作るべきリソースなのだ。 してはいけないこと ここまで、サイトへのリンクを獲得するために私がおススメする方法を紹介してきたが、次にいくつかあなたがするべきではないことをざっと挙げていこう。検索エンジンは一般的に多くのリンクがあるサイトを上位表示することで評価しているが、検索エンジンが好まないことがいくつか存在する。 注意して欲しいのは、検索エンジンはユーザーにとって最も良い結果を表示したいということだ。あなたがリンク数を巧みに操作し、対象フレーズで上位表示されるのに真にふさわしくない場合、検索エンジンはそれを表示しない。 以下にあなたが気をつけるべきことを挙げておこう。 早すぎるリンク構築 – リンク構築が早すぎるのは自然ではない。一晩で何百ものリンクが付くような投稿を書く場合もあるが、それはペナルティにはならない。しかし気をつけなければならないのは、サイト全体にたくさんのリンクを構築することだ。私は検索エンジンではないから、正確な数字を言い当てることはできないが、自分でやり過ぎだと感じたなら、それはやり過ぎなのだ。 スパムのリソースを使用すること – 全てのリンクが平等に作られたとは限らない。ViperChillにとってProbloggerからのホームページリンクを持つことは、ハブページや自動化されたリンクファームからのリンクよりも圧倒的な力を持つ。 あなたは、あなたのサイトにリンクする人をコントロールすることはできないが、自分でリンク構築する時にはどこにするのか注意することができる。 相互リンクに参加すること – もし、ブログロールやリソースページにサイトを追加したいのであれば、追加してもいいが、ただリンクが欲しいだけのためにするのはやめた方がいい。相互リンクは2年前では機能していたが、検索エンジンはすでにそれに気が付いているので時代遅れの技術である。 ひとつのフレーズでのリンク構築 – 上位表示させたいフレーズがあると思うが、一番良い方法はそのフレーズでアンカーテキストとしてリンクを構築することである。しかし同じフレーズだけでのリンク構築はかなり不自然である。一般的には、ほとんどのリンクが役に立つので、異なるフレーズを使用することを恐れないこと。例えば、http://www.viperchill.comのように、ドメイン名を直接表示させてもいいのだ。 もし、あなたが他にもリンク構築の良い手法を知っていたら、是非コメント欄で聞かせて欲しい! この記事は、Viper Chill : Viral Marketingに掲載された「How to Really Build Backlinks and Dominate Google」を翻訳した内容です。 リンク構築手法の記事は日米問わず定期的に誰か書きますし、この記事にしても特に個別の手法に新規性があると言う訳ではありませんが、ここまで具体的、かつ本人の経験に基づいていると思われる説得力のある記事も中々無いでしょう。と、グレン君ファンになってしまった私でした。日本市場で考えた場合、記事ディレクトリ等はそもそも余り使われていませんが、影響力のありそうな人とのコラボレートや、インタビュー、ゲスト投稿なんかはもっと活用されてもいいかもしれませんね。 英語圏では、個人レベルでもこの種の共同作業を積極的に行って大手メディアに負けないトラフィックのサイトを運営していたり(SEO Japanでも翻訳しているSEO BookやCopybloggerが正に代表例)、個人のブランディングに成功している例は多いです。日本でも一部の個人でブランディングに成功している人は各業界でいると思いますが、もう少しコラボレーションワークで個人全体の底上げ活動と言うものがあって良いかもしれません。 — SEO Japan

Yahoo!に若干の動き?

15 years 8ヶ月 ago
すでに、いくつかのブログでもエントリーされていましたが、
3月31日からYahoo!が小規模~中規模な動きをしている模様です。

弊社でも、モニタリングしているキーワード、URLのいくつかに比較的大きな変動が見られました。

今回の動きの特徴としては、
通常時よりもやや大きく動いているものが多いこと。
例えば、それまで15位くらいにいたものが8位くらいなったり、
25位くらいにいたものが40位くらいになったりと、
インデックスアップデートほどは動いていないけれど、
通常よりは大きく動いている
というものが多いように思います。

もうひとつは、フィルター(所謂TDP等)がかかったり解除されたりしているもの。
圏外から1ページ目へ、もしくはその逆というのが、
比較的少数ではあるものの存在していました。

Yahoo!がインデックスアップデートである、アルゴリズム更新であると発表している以外でも、
微小なアルゴリズムの入れ替えというのはGoogle同様に当然存在しているはずであり、
その影響でランクが変動するということはあり得ることです。
それが今回のようにやや規模が大きくなることもあれば、
ほとんど気付かない誤差の範囲だと片付けてしまうこともあるということです。

SEOで特に「ランク」ということを気にしているのであれば、
Yahoo!側が発表しようが、しまいが、
敏感に動きを感じ取る必要があるのかもしれません。
積み重なる変化にも目を向けるべき として過去にアップしましたが、
一日単位など短い時間間隔だけでなく、一週間、一ヶ月といった単位でも、
動きをおう必要があるでしょう。

本来であれば、小さな検索エンジンの変動にはびくともしないようなサイトなり通常トラフィックなりを確保しておくのがベストです。
多少のアルゴリズムの変動ではランクが動かないオーソリティあるサイトのようになるには、
どうしてもサイトの本質部分の強化が必要ですし、
アルゴリズム変動の影響が最小限に留まるほど、
通常様々なルートでトラフィックを稼げるとうなサイトならなおさらですが、
時間をかけてこのようなサイトを目指すというのが本来の姿ではあると思います。

今後、SEOの概念をランクからトラフィックというところにさらに広げて解説していければと思っています。
また、今回の変動の内容も詳細分かり次第ご報告したいと思います。

【木村 賢】

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る