東京都港区のコクヨホールで4月26日に開催された『 Google Developers Summit Tokyo 2016』に参加してきた。山口能迪(やまぐち よしふみ)氏によるAMPをトピックにしたセッションのなかから、特に、興味を引いた2つを紹介する。「AMPキャッシュされるには構造化データが必要」と「AMPとPWAの連携」
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熊本市に拠点を構える健康食品の通販・EC会社えがおは、熊本地震の被害を受けた1社。本社の一部損壊、事業の一部ストップなど企業活動に影響が発生した一方、周辺地域への支援に奔走する。こうした未曾有の事態が起きると、企業には経済活動だけではなく、支援活動など大きな役割が求められる。未曾有の事態に企業はどう動くべきか。BCP(事業継続計画)や地域支援といった観点から、えがおの震災後を追う。
4月14日、震度7の地震に襲われた熊本県。熊本市に本社を構える、えがおの経済活動にも直撃した。震源地付近ではあったが、「耐震構造をしっかりとした設計にしていた」(えがお広報担当者)ということもあり、被害は窓ガラスや壁の破損などにとどまった。
スタッフの安否は確認できたが、自宅の損壊など被災したスタッフは少なくない。いまでも避難所など自宅以外から出社している従業員もいる。
大きな地震が発生した後の4月16日、商品受注の大きな役割を担うコールセンターの運営を中断したが、17日午後には一部再開。物流インフラの寸断といった影響を受け配送面が一時ストップしたものの、4月22日前後には配送を再開した。ただ、物流インフラの寸断などの影響は現在も続き、荷物の配送に遅れが生じている。
えがおの通販ビジネスは、コールセンターでの顧客応対が中心。つまり、コールセンターの寸断は企業業績に直結する。また、本社でスタッフが稼働できなければ事業を継続していくことは難しい。えがおはどうしたのか?
まず熊本市に構える社屋。2014年に完成した新社屋は耐震化に優れた構造で設計。電源装置や貯水タンクを設備として備え、未曾有のトラブルにも対処できるようにしていた。その結果、停電や断水といった影響を避けることができた。
また、物流拠点は全国地域に複数分散。コールセンターの一部はアウトソーシングしていた。一極集中による効率化を求める体制ではなく、リスク分散を重視したビジネス設計を施していたことが、コールセンターや商品配送の早期稼働の実現につながった。
えがおの広報担当者もこう説明している。
物流拠点を複数個所に分散させていたり、コールセンターの一部をアウトソーシングするなど、一極集中していなかった点が早期復旧を可能にしたと考えます。
ちなみに、コールセンターを4月16~17日の間、一時ストップしたのは、地震による影響と社屋に避難した周辺住民など約300人の避難者対応を行うため(詳細は後述)。駆けつけることができた従業員が総出で、避難者の対応にあたった。

4月14日の地震発生直後。えがおは本社1階のレセプションホールを近隣住民の緊急避難所として開放した。不安になった地域住民がえがおの社屋に避難してきたため、急遽、緊急避難所として臨時開放。4月17日の昼頃まで避難所として提供した。
14日以降、本社に駆け付けることができた従業員は総出で避難者に対応。ただ、公設の避難所ではないため、当初、支援物資は皆無だった。スタッフが確保した水や食料品をまずは提供。自宅からお米や炊飯器を持ち出し、おにぎりやおみそ汁も作ったという。

14日夜は約30人、15日は10人ほどが宿泊し、社員数人が対応。16日未明の本震後は、地域住民が続々と避難するためにえがおの本社を訪れ、最も多いときで約200人、総勢300人ほどが滞在した。
その後、スタッフたちは各避難所を回り始める。4月19日からは野菜不足解消のために主力の青汁を提供。スポンサーを務めるサッカーJ2の「ロアッソ熊本」の選手とともに、子どもたちを対象としたサッカー教室を開くなど、支援活動を継続している。

その一方、北野忠男社長は被害の大きかった益城町や西原村、熊本市内の被災地域や避難所に足を運んだ。その中で、家屋の倒壊・損壊などで自宅へ戻れない人たちの切実な声を聞いた。


えがおは「次の住まいが決まるまで長期的にできる支援がないか」と模索。急遽、熊本市と連携して熊本市東区東本町にある旧本社ビルを避難所として開放した。4月27日現在、約60人の周辺住民などが避難生活を送っている。

えがおは、経営理念の下、ボランティア活動や社会貢献事業を積極的に行っている。震災後、自らも被災の影響を受けながらも、周辺地域への支援活動に精を出すのは徹底した経営理念が日頃から実践されているからだろう。
こうした状況や取り組みを踏まえ、えがおの広報担当者は次のようなメッセージを寄せてくれた。
全国の皆さまからの温かい励ましのお言葉やご支援、心より感謝申し上げます。復興までは長い道のりになると思いますが、地域の方とともに1日も早い復興のため、全社一丸となって取り組んでまいります。

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オリジナル記事:未曾有の事態、企業はどう動く? 熊本の通販会社えがおの活動に学ぶ
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オークファンの子会社であるNETSEAは4月27日、B2B卸のプラットフォームサイト「NETSEA」が外部からの不正アクセス攻撃を受け、会員情報は最大13万1464件、カード情報は最大7386件が流出した可能性があることを明らかにした。
流出した可能性のある個人情報は次の通り。
決済代行会社から4月4日、「NETSEA」で決済したカード情報を用いて不正利用が行われた疑いがあるとの報告が入り、翌日に第三者調査機関「Payment Card Forensics株式会社」へ調査を依頼。
4月15日にサイトの脆弱性を確認し、サーバープログラムの更新パッチを適用。4月18日にクレジットカード決済機能を停止した。

クレジットカード決済は「所定の安全性を満たすのかを徹底確認し、カード会社合意の上のうえで再開する」(NETSEA)という。今後は親会社オークファンの情報システム部門と連携、グループ会社全体のサイトセキュリティの強化を図るとしている。
「NETSEA」はもともと、ディー・エヌ・エーが提供していた「DeNA BtoB market」。オークファンが2015年に「DeNA BtoB market」事業を買収。DeNAが会社分割によって新設したNETSEAの全株式を取得する形で譲り受けた。
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オリジナル記事:BtoB卸の「NETSEA」に不正アクセス、最大13万件強の個人情報が漏えいした可能性あり
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埼玉県を中心とした家電量販店チェーンストアの、でんきちが運営する通販サイト「デンキチWeb」で、不正アクセスによりカード情報を含めた個人情報が漏えいした可能性があることがわかった。流出対象にはセキュリティコードも含まれている。
漏えいした可能性があるのは、2016年3月5日~22日の間、クレジットカードを使って買い物をした顧客の情報。
クレジットカード情報(カード名義・カード番号・有効期限・セキュリティコード)、住所、メールアドレスが流出した可能性がある。
3月22日にクレジットカード会社からカード情報流出の懸念について連絡を受け、同日に通販サイト「デンキチWeb」のカード決済を停止。情報漏えい調査などのPayment Card Forensicsに調査を依頼した。
4月5日に最終調査報告書を受け、漏えいの事態が発覚。カード会社などと対応を協議した。所轄警察署、所轄官庁にはそれぞれ3月24日に報告している。

「デンキチWeb」では現在、クレジットカードを使った決済を停止。システムの安全性が確認でき、クレジットカード会社に合意を得た上で再開する予定。今後は一層のセキュリティ、監視体制の強化を図るとしている。
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オリジナル記事:家電量販の「デンキチWeb」に不正アクセス、セキュリティコードなどカード情報が流出か
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「テレビCMを科学する」に関しては、「テレビCMの到達実態がここまで分かるのか」という反応をいただく。と同時に「こんなに解明しちゃって大丈夫ですか?」というご心配もいただく。w
この本の趣旨は、人口動態や視聴時間の偏差から、世帯視聴率だけでマーケティングすることに無理が出てきていて、また世帯視聴率ベースで番組が評価されてしまうと、ますます若い層のテレビ離れを促してしまうことになるので、視聴質という概念も含めて、「テレビの本当の効果を明らかにすることはテレビのためにほかならない」ということである。
テレビの持っているアテンションの力は、他のどんなメディアよりも強い。
それを明らかにすれば良いのだ。
ベムが明らかにしようとしているのは、「不都合な真実」ではない。「本当の効果」であって、テレビを最適化する材料である。もっと効果的に、もっと効率的にするためのデータである。
従来の評価の仕方を守って、テレビCM市場を守らないのでは意味がない。
マス広告を何も知らないデジタル小僧がテレビをディスってみせるのが、ベムは大嫌いである。テレビもネットも熟知しているからこそ、デジタル時代にどうしたらいいかをテレビ業界に提言するためにこの本を書いている。
テレビ業界の方たちに言いたいのは、「テレビの本当の味方は私だ」ということである。
KJ法を川喜田二郎先生より直接学ばれました北陸先端科学技術大学院大学 名誉教授 國藤進先生による講座を企画しました。
KJ法は、文化人類学者である川喜田先生によって創造された発想法で、1970年代に日本では一大ブームになりました。KJ法を創造的問題解決方法論として展開したのがW型問題解決学で、國藤先生も参画されました移動大学のメンバーによって洗練されていきました。
W型問題解決学 は、日本の各種製造業に品質管理運動として適用され、1980年代に自動車産業等に定着しました。1990年代になってアメリカの大学・研究機関は日本の1980年代の品質管理運動等を研究し、急速にアメリカの製造業の立て直しを行うこととなりました。
1990年代に日本のバブルがはじけて、アメリカは自分達の成長戦略に自信を取り戻しましたが、その際、諸般の理由で、アメリカではKJ法が発想法でなく、分類技法と紹介されたため普及が進みませんでした。しかし、W型問題解決学はデザイン思考として、最近日本の大学・研究機関に逆輸入されています。國藤先生は移動大学OB,OGと連係し、イノベーションデザイン論としてW型問題解決学の理論展開、発明・発見の科学としての実績を残され、またミニ移動大学として地域創生プロジェクトを牽引されています。
なお、本講座は、以下のHCD基本コンピタンスに関係する内容となります。
A3.定性・定量 データの分析能力
A4.現状のモデル 化能力
A5.ユーザー体験 の構想・提案能力
■日時:5月27日(金)17:00~20:00 (受付開始:16:45~)
■会場:ヤンマー株式会社 本社ビル11F
大阪府大阪市北区茶屋町1-32
https://www.yanmar.com/jp/about/company/yanmar/
■プログラム:
17:00 座学
ワークショップ
発表
ご講評
20:00 閉会
20:15 懇親会(希望者のみ)
■定員:50名(先着順)
■参加費:
HCD-Net会員:4000円/ 学生会員:2000円
一般:5000円/ 一般学生:3000円
懇親会費(希望者のみ):4000円
■参加申込方法:
メールタイトルを「KJ法セミナー@大阪参加希望」として以下の内容を
hcdnet_registration@hcdnet.org までご連絡ください。
---------------------------------------------------
氏名:
所属先名:
会員種別:正会員/賛助会員/学生会員/一般/一般学生
電話 番号:
メールアドレ ス:
懇親会:有 / 無
参加費領収書 の宛名:
※記載がない場合は所属先名で発行いたします。
----------------------------------------------------
※受付メールを事務局より返信いたします。参加費の支払い方法の案内は、受付メールに記載されています。受付メールが2、3日(土日祝日を除く)で届かない場合は、事務局にご連絡ください。請求書をご希望の場合は本文にその旨と、請求書のあて先と郵送先をご指定ください。
※不測の事態や事故等によりプログラムが変更される場合があります。予めご了承ください。

楽天とジェイアール東海髙島屋は5月3日から9日の7日間、ジェイアール名古屋タカシマヤで「楽天市場」で人気のグルメやファッション、雑貨を集めた催事イベント「楽天市場セレクション」を開催すると発表した。
「楽天市場」の人気グルメを集めた催事イベント「楽天うまいもの大会」は各地の百貨店で開催していた。今回は初めてファッションや雑貨を販売する。
「楽天市場セレクション」には、「楽天市場」に出店している店舗の中から、チョコレート専門店「横浜チョコレートのバニラビーンズ」やファッションセレクトショップ「イーザッカマニアストアーズ」、寝具・生活雑貨店「Fabric Plus -ファブリックプラス-」など人気店38店舗が出店。
イベントで先行販売となる新作ファッション商品も取りそろえ、併設のイートインコーナーでは、人気店のこだわりグルメをその場で実食することができる。
会場内では、楽天の研究開発部門「楽天技術研究所」が開発しているバーチャルショッピングアプリを紹介する。
楽天とジェイアール名古屋タカシマヤは、2012年から4年連続で「楽天うまいもの大会」を開催。2015年に開催した際には7日間の会期で約16万人が来場するなど、人気のイベントとなっている。今回はファッション、雑貨も取り扱うことで、さらなる来場促進を図る。

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オリジナル記事:JR名古屋髙島屋で「楽天市場セレクション」、グルメやファッションの催事イベント
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売れ残った人気のない商品を一生懸命販売した経験はありませんか?
売れる商品の在庫が無いのに、予算を達成するために苦しんだ経験はありませんか?
「売れない商品も売れるようにするのがプロ!『今あるものを売れ、それが会社のためだ』と、販促や広告に注力していませんか?
商品が売れる時期に、売り切れている商品(SKU)がある場合、在庫管理が適正ではありません。在庫管理を正しく実施するだけで、売り切れによる販売機会損失を抑えることができます。売れないモノを売る技術も大切ですが、売れる商品をより売れるようにするための在庫管理方法もっと重要。その方法を解説します。
在庫表を見た際、SKUの一部在庫が売り切れている店舗が多々あります。売り切れ状態が普通の状態と捉え、「異常」であると気付いていない店舗は少なくありません。
在庫切れがある状態を「売れたから仕方が無い」「何が売れるのかを予想できないから仕方がない」と考えがち(言われがち)ですよね。在庫があればお客さまが購入してくれた可能性があります(販売機会損失が発生している状態です)。
売上アップをめざす際、サイト改善や広告、特集ページを作成する店舗は多いですが、まず在庫切れによる販売機会損失をなくすことができれば、すぐに売り上げを伸すことができます。

たとえばコンビニの在庫管理。お客さまは冷蔵庫の前からジュースを取り、スタッフは陳列棚のストックがなくなる前に、在庫を補完している裏側の冷蔵庫からジュースを補充します。そのため、在庫切れが発生しません。
アパレルでは、リードタイム(発注~納品)が1か月以上必要な場合があります。コンビニでは数分で補充(≒リードタイム)するから在庫切れが発生しません。しかし、リードタイムが1か月以上あるアパレルでは在庫切れが発生する場合がありますよね。
両者は異なる在庫管理方法に見えますが、在庫管理の要素(リードタイム、発注タイミング、発注個数、安全在庫)は同じ。共通要素をしっかりと管理することができれば、リードタイムが3か月と長期間であっても、必要最低限の在庫を確保しつつ、在庫切れリスクを少なくすることができます。
売り切れには3つの種類があります。
a. 商品が予想よりも売れた
b. 商品が予定よりも遅く届いた
c. 在庫切れが発生しても良い商品
c.は問題ありませんが(戦略的在庫切れ)、a.とb.の事象は「不可避」と考えている人が多いです。「在庫が無いものは仕方ない」「今、在庫があるものを売るべき」という声をよく聞きます。
しかし、経営者や担当者は、「必要なものを、必要な量だけ、必要な時にお届けする」ことが、ECサイトの使命であることを思い返してください。
在庫切れをなくすためにはどうすればいいのでしょうか?
「リードタイム=発注~納品」までの間に商品が売り切れた場合、販売予測が販売実績と合っていなかったと考えられます。販売予測を行う際に、よく間違えるのは以下4点(3.と4.に関しては次回連載で詳しく紹介します)。
リードタイム管理の仕組み作りが必要となります。商品の開発~納入までのモノと情報の流れを確認して、各工程にかかる時間を明確化しましょう。そして、リードタイム削減のためのアイテムを抽出して、それらの優先順位を決めて改善します。
また、仕入先・製造工場が海外でも、お互いに仕入管理を行える管理・関係・契約を強化する必要があります。
並行して、リードタイムを削減する活動を行う必要もあります。リードタイムを削減することができれば、売り切れが発生する可能性を低減することができ、在庫を減らすことができます。
販売予想を立てたにも関わらず、需要変動で商品が売り切れることがあります。この需要の変動を吸収するために「安全在庫」を持ちましょう。安全在庫とは以下の計算式で成り立つ数値のことです。
毎日5個商品が売れるのであれば、需要変動はゼロで、安全在庫を持つ必要がありません。しかし、現実は日々売れ販売数にバラツキが出てきます。このバラツキが大きいほど、需要変動が大きいと言え、販売予想と実績が乖離する可能性が高まります。この変動は販売実績の標準偏差で求めることができます。

また、リードタイムの時間が長ければ長いほど、販売予想と実績が乖離する可能性が高まります。これらに、どこまでが安全な在庫か、ということを見る係数(安全係数)を掛けたものが安全在庫です。
多くのECショップは、新商品の仕入数は経験とカンで決めたり、制約条件によるもの(店舗数やロット数など)が多いです。しかし、新商品の仕入数は、過去の販売実績から精度よく求めることができるものできるものなのです。

次回連載では、新商品や再販商品を仕入れる際、何を何個仕入れるべきかをSKU単位で決定する方法を解説します。
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:通販の基本は「必要なもの・情報を、必要な量だけ、必要な時に、お客様へお届けする」 | これができていないネットショップは成長できない~EC企業がやらなければならない通販の鉄則~
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私は東日本大震災を千葉県で体験しました。そのことに加えて、被災地にボランティアに行き、なおかつ販促のコンサルタントという立場で、何かお役に立てる情報が発信できるのではないかと思い、ブログに記事をアップしました。自分の体験と推測が、みなさんの今後の活動や判断にプラスになってほしいと思い、筆をとりました。
私の場合、販促が専門ジャンルということもありますので、その点に関して重点を置いてお話しします。まず、「私たちにできること」をレベル順に分けてみました。
熊本、九州以外に住んでいる私たちができることは、寄付しかないと思います。今回は交通インフラの被害が大きいので、勝手にボランティアに行ってしまうと、渋滞を巻き起こす可能性がありますし、ボランティアで宿泊施設を1室抑えてしまうことによって、被災され方や復興関係者のフットワークを悪くしてしまう可能性があります。だから「なんとかしてあげたい!」と思っている人でも、ひとまずは落ち着いて、「寄付をする」でアクションをとどめておき、様子を見守ったほうがいいと思います。

私が東日本大震災で被災した際、非常に困ったのが、ありもしない情報に振り回されてしまったことでした。震災直後に「千葉に大震災が来るかもしれない」という、訳のわからない直メールをもらったときには、正直、不安と腹立たしさで複雑な心境になりました。
もちろん、そういうメールを送る人は親切心でやっているかもしれませんが、不安な時に未確認情報を受け取ってしまうと、当事者としては、シャレにならないぐらい動揺してしまいます。なので、とりあえず、情報は根拠を確認してから発信するように心がけたほうがいいと思います。
震災に関しては、どんな状況であろうと、必ず“買い控え”が直後に発生します。こればっかりは避けれません。先の予測ができなくて不安を抱えている消費者は、まずは財布の紐を絞ります。そして、一時的に事業者の売り上げが下がります。
これが、商売人にとったら精神的に応えるところがありまして、「このまま自分たちは、一生売れないんじゃないか」という、不安感に襲われてしまいます。
しかし、震災による買い控えは、長くは続きません。事実、東日本大震災の時は3月11日に震災が起きて、3月の最終の土・日曜日には、映画館やショッピングモールは買い物客で大いに賑わいました。人は極端な我慢をすると、そのリバウンドで一気にお金を使ってしまうのです。
だから、熊本県の商売人のみなさんが消費の買い控えにもし陥って不安になってしまっても、まずは焦らないことです。そして、嵐を過ぎ去るのをじっと我慢してください。何度も言いますが、必ず、消費は戻ってきます。安心して下さい。
そして、インフラの復旧次第ですが、もし、熊本のネットショップの出荷体制が万全な状態に戻ったら、みなさんで熊本のネットショップから商品を購入してみるのも支援策としていいと思います。おそらく、ヤフー、Amazon、楽天市場などで、そのようなボランティアの販売ページ企画が設置されると思います。
そうなったときに、ネット通販をやっているような小さな会社やお店などから、少しでも商品を購入してあげると、小さな会社の経営者やスタッフは「大丈夫だ!」という前向きな気持ちになり、復興に向けてポジティブなモチベーションになってくれます。
これが商売をやっている人にとったら、一番の元気付けの材料になります。そして、商品を購入したらFacebookなどで「熊本のお店から買ったよ!」ということを、1人でも多くの人に伝えてあげて下さい。「いいね!」のボタンの1つが、きっと熊本を元気にする「いいね!」につながると思います。

熊本県に限らず、九州各都道府県のお店のネット通販で商品を購入してあげることです。先述したように、今回の震災は交通インフラの復旧に時間がかかりそうです。そうなると、九州以外の日本の各都道府県からのボランティアによる支援が、かなり難しいか、もしくは時間がかかる可能性があります。
そうなると、できるだけ九州各県の企業やお店が元気になり、熊本を助ける経済基盤を九州全土に作ることできます。同じ商売人に対して全国の商売人ができる支援だと思います。だから、熊本の復旧の状況を見守りながらという条件付きですが、福岡、大分、宮崎、鹿児島、佐賀、長崎の各県のネットショップやネットサービスを利用してあげて、九州全土を応援してあげる必要は、今回はあると思います。
ちなみに、この「落ち着いたら、熊本のネットショップで商品を購入する」と「落ち着いたら、九州の各県のネットショップで商品を購入する」に関しては、受け入れる側の準備も必要です。
熊本県でネットショップを運営されている方は、ひとまず余震も落ち着き、状況を冷静に判断できるようになってからで構いませんので、自分たちのお店が、今、出荷体制ができる状況なのか分かり次第、情報をホームページにアップしたほうがいいかと思います。お客さんもそれを見て安心してくれますし、仮に見知らぬお客さんが来ても、「熊本」という住所を見て、「届かないかな?」「今、注文したら悪いかな?」と思われてしまい、買い控えされてしまっては、大きな機会損失を起こしてしまいます。
特に今回は、局地的な直下型の地震ということもあり、同じ熊本県内でも、被害の大きかったところと小さかったところに、大きな差が生じています。せっかく出荷体制が整っていても、お客さんが誤解をして、注文を控えてしまう可能性は、十分にあると思います。なので、熊本県内のネットショップやお店は、できる限り、ホームページで自分たちのお店が大丈夫な旨と、製造体制、出荷体制がどのような状況なのか分かり次第、お客さまに告知した方がいいと思います。
そして、これは九州各県のネットショップにも同じことが言えます。意外に、関西より上の都道府県の人たちは、自分の馴染みのない地方が、どのような位置関係になっているのか良くわかっていないところがあります。
私が東日本大震災で被災した際も、被害には遭ったものの「千葉」はそこまで大きな被害はありませんでした。でも、九州や関西の知人からたくさんの「大丈夫か!」というメールが届いて、驚いたことを今でも覚えています。「結構、被害が大きかったところとは距離があるのになぁ」と思ったんです。馴染みのない人にとったら、やはり千葉と東北はすごい近い感覚があるようです。
なので、今回の地震でも熊本県が大きな被害に遭いましたが、おそらく、関西より上に住む人たちは、「福岡も大変だ」「長崎も大変だ」と思ってしまっている可能性があると思います。そのため、熊本以外のネットショップさんも、もし、交通インフラの状況がわかって、問題がない状況であれば「お店は大丈夫です」「出荷も通常通りできます」としっかりアピールしておいた方がいいと思います。

できるだけそのような料理店で食事をすると、巡り巡って九州全土にお金が落ちていくという意味です。もちろん、店舗によっては、まったく九州から仕入れいていないお店もあるかもしれません。とりあえず、そういう飲食で食事をすることも、熊本の皆さんの手助けに遠からずつながっていくことは頭の中に入れておいた方がいいと思います。
今回の震災で、熊本料理のお店に対して、手を差し伸べたい人たちがたくさん来店すると思います。でも、お店がいっぱいだったからって諦めずに、「じゃあ、博多もつ鍋を食いに行こう」「宮崎料理でも食べに行こう」という感じで、九州を軸に消費を少しでも考えてもらえれば、熊本の元気につながっていくのではないかと思います。

今回は交通インフラの復旧が長引きそうなので、一先ずボランティア活動は熊本県内の人、そして九州各県の人にお願いをして、それ以外の人は、状況をしばらく見守った方がいいと思います。
私の予想ですが、熊本県外の人がボランティアに参加できるのは、ゴールデンウィーク前か、もしくは空けてからぐらいでしょう。距離的にも、人口が比較的多い福岡県の人が日帰りでボランティアに駆けつけやすいところでありますが、それでも、被災地というのは慢性的な人手不足であることには変わりありません。
なので、熊本県内、もしくは九州各県で、「ボランティアに行ってもいいかな」と思っている人がいれば、インフラが整い次第、駆けつけてあげて下さい。大義名分や意義などは必要ありません。僕も初めてボランティアに行った時は、「俺みたいな人間が行ってもいいのかな」「1人で行っても大丈夫かな」という不安がたくさんありました。
でも、現地に行けば、なんとかなってしまうものです。そして、現場では本当に人がいません。特に、平日はめちゃくちゃ人がいないところがあります。もし、時間とお金に余裕がある人がいれば、無理しない範囲で結構ですので、ぜひ、ボランティアに足を運んでみてください。
以下に、5年前に東北にボランティアへ行ったレポートがあります。準備や心構えなどを記載しているので、参考にしていただければ幸いです。今回は東北の震災と比較して、水による被害が少ないので、東日本大震災ほど重労働ではないと思います。ぜひ一度、足を運んでみてください。
大丈夫! 個人でも行けるボランティアマニュアル! 【経営コンサルタント】(竹内謙礼氏のブログにジャンプします)

九州各県の人が足を運べる距離にあったとしても、せいぜい、ボランティアに行ける人は、広島県ぐらいが限界ではないでしょうか。ただ、東日本大震災と熊本地震のもう1つの大きな違いは、LCCの格安航空会社の便が良い点です。
ジェットスターは成田発で大分、鹿児島、福岡へ飛行していますし、春秋航空に関しては、佐賀へも飛んでいます。往復でも、安いものであれば1万5000円ぐらい。復興に向けて増便する可能性もありますし、ボランティアの人手不足が深刻であれば、LCC側もボランティア向けの格安航空券キャンペーンを展開する可能性が考えらます。
交通インフラが整えば、レンタカーで空港から行ってもいいですし、もしかしたら、被災地に向けて定期バスが出る可能性もあります。バイクの免許があれば、福岡はレンタルバイクが充実しているのも見逃せないところです。
博多空港のレンタルバイクについて(外部サイトにジャンプします)
ただ、ホテルはかなり厳しいと思います。
特に福岡は訪日客でホテルがいっぱいの状況。ここにきて、復興作業の方や被災された方がホテルに宿泊することを考えると、よほど前から予約を取らなくては、宿泊は難しいと思います。そのため、今回のボランティア活動は、できる限り知人の家を頼るか、ボランティアの団体から指示のあった宿泊施設に泊まることが、ベストなのかもしれません。
あと、もう1点、私がボランティア活動で気になっていること。今回の熊本地震は、被災地が広く分散している点です。ニュースで集中的に報道された地域にはたくさんのボランティアが集まりますが、ニュースで報道されない地域にはボランティアが少なく、復旧が滞ってしまうことが多々あります。
私が北関東の水害被害ボランティアに行ったときのこと。あまりニュースで報道されない栃木県鹿沼市の被災地に足を運んだのですが、やはりボランティアの数は少なく、復旧に苦戦していました。なので、皆さんがボランティアに行く際は、できるだけ人手が少なくて困っている地域をめざして、足を運んでください。
以上、「私たちにできること」の話でした。
最後に。
あまり言いたくはない話ですすが、現実的な「今後」について話をします。
現時点では不謹慎な話になるかもしれませんが、私が東日本大震災で被災して余震に怯える日々を過ごしている中、冷静に「今後」をアドバイスをしてくれた投資会社の人の言葉に、勇気付けられた経験がありました。なので、誤解のないように、言葉を選びながら、慎重に、私なりの「今後」についてお話させていただきます。
まず、2017年4月1日の消費税増税に関しては、高い確率で見送られるのではないでしょうか。増税は復興には大きなマイナスになると思いますし、政府にとっても、延期する理由としては「経済状況があまり良くないから延期するわけではない」という面子が保てるところがあると思います。
そうなると、駆け込み消費と買い控えはなくなりますから、本年度の消費はかなり落ち着いたものになると思います。そして、しばらくしたら、九州を中心に、大きな復興需要が起きると思います。
九州はもちろん、博多の、特に中州あたりは、かなり景気が回復するのではないでしょうか。一方、博多市内のホテルは予約が取りにくくなると思います。出張する方は、早めに宿を予約した方がいいと思います。訪日客も多いですから、宿泊施設の予約は困難を極めるという覚悟が必要です。
また、消費税が延期された場合、どこかで税金を穴埋めしなければいけませんし、復興に関する税金も、どこかでカヴァーしなくてはいけません。それらの増税も含めて、経営者は今後難しい舵取りを迫られると思います。
もう1つ懸念すべきことは、深刻な「人手不足」の問題が起きる可能性です。
今現在、東北が慢性的な人手不足に陥っているように、九州全土で人手不足が発生する可能性が高いと思います。また、これを境に人件費が高騰する可能性がありますので、中小企業は警戒する必要があります。
特に、スーパーや小売業に関しては、建設業に人材が持っていかれてしまうところがあります。「効率的な採用」と「辞めさせない雇用」は今まで以上にしっかり会社として取り組んでいかなければいけません。
また、人材や資材が九州に回ってしまうことで、東北の復興が遅れてしまうことも懸念材料の1つです。まだまだ東北には元気になってもらわなければいけませんから、私たちも忘れてはいけないこととして、心の奥底に刻んでおく必要があると思います。

以上、ざっくりとですが、今現在(2016年4月16日現在)で私が思ったことを記載しました。私は全国をセミナーや講演会、コンサルティングで回っていることもあり、熊本県も、よく足を運ぶエリアの1つです。そういう意味では、全国各地に「想い」があることから、少しでも、お役に立ちたいと思っている次第です。
でも、その前に、まずは状況が落ち着いたことを確認できたところで、熊本、九州の美味しいものやお酒をネット通販で注文することから始めたいと思います。
熊本が大変な状況になっているからといって、東京や大阪、名古屋の人たちが、買い控えをしたり、元気をなくしてしまったら、意味がありません。僕ら商売人が今やるべきことは、もしかしたら「販促の手を緩めず、売り上げをしっかり作る」ということだと思います。
それこそ商売人が販促を控えてしまったら、熊本県の皆さんを元気にできる活動すらできなくなってしまいます。熊本県の皆さん、そして被災された皆さんが、1日でも早く、少しでも元気になってもらえるよう、陰ながら応援させて頂きます。
この記事は、「週刊 竹内謙礼のボカンと売れる講座!!」で記載された記事を、竹内氏に許可をいただいた上で、「ネットショップ担当者フォーラム」用に編集したものです。
「週刊 竹内謙礼のボカンと売れる講座!!」掲載のオリジナル版はこちら:
熊本地震で『私たちのできること』と『今後』(2016/04/21)
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オリジナル記事:熊本地震でネット通販に携わる人たちができること
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ジャパネットたかたなどを傘下に持つジャパネットホールディングスは、熊本地震災害の義援金として1億7858万円を寄付したと発表した。寄贈するのは創業者・高田明氏が出演を果たした4月21日のテレビ通販、ラジオショッピングで販売した防災グッズの売上全額、ECサイトでの売り上げの一部など。
ジャパネットたかたでは、熊本地震の支援の輪を広げようと「熊本地震 被災地支援プロジェクト」を社員が立ち上げた。創業者の髙田氏にも協力を要請し、4月21日のテレビショッピングやラジオショッピングへの出演が実現した。
4月21日は、充電式電池やラジオボイスレコーダーなど防災グッズ6商品を義援金の対象として販売。テレビショッピングは3番組、ラジオショッピングは64局で放映した商品の売上全額分、通販サイトでは該当商品の売り上げを義援金として寄付した。
なお義援金は商品売上に加え、社内での募金活動も含まれている。また、掛布団・備蓄食も寄付した。寄贈先は社会福祉法人中央共同募金会、日本赤十字社。

※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:ジャパネットたかたが1.7億円を寄付、商品売上や社内募金を熊本地震被災地へ
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Search Engine Landの創始者で編集者でもあるダニー・サリバンが、この20年間で目撃してきた検索の変化について記事を執筆している。

*記事内のリンク先は一部を除き英語となっています。
検索業界と検索エンジンを初めて記事で取り上げてから、本日で20年目を迎えた。この節目を迎えるに当たり、検索業界に携わった20年の間に、私が見てきた大きな変化を振り返ろうと思う。
何か疑問が浮かぶと、まず最初に頼りにするのは、検索エンジンではないだろうか。Googleかもしれないし、Siriかもしれないし、Bingかもしれない。Yelpの時もあるだろうし、複数の検索エンジンを組み合わせて利用することもある。
あまり深く考えず、我々が当たり前のように実行しているこのシンプルな行為は、人々が情報を求めるプロセスに対しての革命とも言えるものだ。消費者をターゲットとした検索エンジンが20年ほど前に誕生する以前は、何百年、何千年前と同じ方法で人間は情報を得ていた。つまり、「誰かに尋ねる」という方法だ。
何かに対する答えが必要になったら、教師、専門家、親友、または、司書のような人物を頼りにする。もちろん、ツールも利用していたはずだ。図書館、図書館の目録、イエローページ、そして、LexisNexisなどの専門家のデータベースだ。しかし、多くの人にとって、他の人に尋ねて疑問を解消するという方法が、最も一般的であった。
そして、今から遡ること20年と少し前、必要とする答えを全て把握しているように思える、検索エンジンという新たなパートナーが登場する。検索エンジンは、スマートフォンがコミュニケーションの方法を変えたように、情報収集の方法に革命的な変化をもたらした。しかし、スマートフォンとは異なり、検索エンジンは静かなる革命の担い手であった。 このツールが与えた奥深い変化は、賞賛に値したものの、あまりにも自然に発生したため、誰も意識しなかったのだ。
もしも時間に余裕があれば、8分ほどの下記の動画を視聴していただきたい。数年前に私がTEDxで講演した動画であり、検索の革命をより理解できるはずだ。
Appleはスマートフォンを発明したのはではない。Appleはスマートフォンのコンセプトを完成させ、誰もが真似したくなるようなものを作成したのだ。同じように、Googleも検索エンジンを考案したわけではない。Googleが誕生する以前にも、既にOpen Text、Infoseek、WebCrawler、Lycos、Yahoo!、AltaVista、Exciteなどの有名な検索エンジンが存在していた。

Googleは検索エンジンを完成させた。少なくとも、検索エンジンに出来ることを大幅に改善した。Googleはウェブページへリンクを張る行為を分析することで、関連性が高く、総合的な検索結果を提供することが出来る点を実証したのである。人気のあるトピックでも、曖昧なトピックでも検索することを可能とし、それらに対し、優れた検索結果を得ることが可能になった。
また、Googleは自身を「二番手」とすることで、繁栄することに成功した。当時の検索エンジンは、その多くが有償の結果に対する非難を逃れるため、検索から直接収益を得ることを行わなかった。現在では当たり前のこととして受け入れられているが、1996年にOpen Textが試験的に導入したところ、ユーザーを激怒させることとなり、その他の検索エンジンもこの分野から手を引くことになったのだ。
Googleがもっと早く誕生していたら、検索に力を入れるよりも、ライバルサイトのように「ポータル化」に焦点を絞っていたかもしれない。しかし、Googleは最適なタイミングで誕生したと言える。丁度その頃、GoTo(後のOverture)が有料の検索結果(ペイドサーチ)という概念を復活させていた。このタイプの検索結果が新たに受け入れられたことと、Googleの優れた検索テクノロジーによって、Googleは瞬く間に検索業界の台風の目となった。
Googleは時間の経過とともにライバルを蹴落としていく。現在、検索と言えば、真っ先にGoogleを思い浮かべるはずだ。事実、中国とロシアなどの一部の国を除く、ほとんどの国でGoogleは検索を独占している。その結果、会社名が動詞になるほどの、究極の賛辞を獲得した。つまり、「ググる」という言葉が「検索する」という意味を持つことになったのだ。
サービスを立ち上げたばかりの頃のGoogleの目的は、可能な限り早く、ユーザーを別のサイトへ導くことだった。共同設立者のラリー・ペイジ氏は、2004年にIPOを実施した頃に行われたPlayboyでのインタビューで次のように述べている。
ペイジ氏: ユーザーがGoogleにアクセスし、すぐに探していたアイテムを見つけてもらうことを私達は目標にしています。見つけてもらったら、喜んでその他のサイトにユーザーを送ります。実はここが大事なポイントなのです。反対に、ポータルサイトでは、全ての情報を自身で所有しようと試みています。
PLAYBOY: ポータルサイトは、「スティッキーコンテンツ(sticky content)」と彼らが呼ぶコンテンツを作り、出来るだけユーザーを長くサイトに留めようとしていますね。
ペイジ氏: そこが問題なんです。大半のポータルは自分のコンテンツをその他のウェブサイトのコンテンツよりも上部に掲載してしまいます。これはユーザーの利益に相反しており、検索結果に対して、料金を要求するようなものです。ポータルサイトの検索エンジンは、必ずしも最高の検索結果を提供しているわけではありません。あくまでも自分達の結果(ポータルサイトが所有するコンテンツ)を提示しているのです。Googleはこの概念から距離を取るようにしています。ユーザーが出来るだけ早くGoogleを去り、適切な場所に向かってもらいたいと願っています。ポータル化戦略とはビジネスモデルが大きく異なるのです。
PLAYBOY: Google ニュース、Gmail、Froogleなどをローンチするまでは、そう言えるでしょうね。
ペイジ氏: と言っても、それらはウェブを利用する上で役に立つテクノロジーに過ぎません。あくまでも代わりのサービスです。もちろん、良いサービスにしたいとは考えています。しかし、最善のウェブサイトにユーザーを導き、ユーザーの利益になることを実行しようと常に心掛けています。例えば、Google ニュースでは、Googleはそのニュースを購買することはしません。Googleが所有するその情報に、ユーザーを導くことを考えていないのです。我々は多くのニュースソースを集め、整理して表示し、外部のウェブサイトにユーザーを誘導します。また、Gmailは容量の大きな優れたメールプログラムに過ぎません。
重要なポイントを太字で表示している。ペイジ氏、そして、Googleは、Google自身がコンテンツを所有することは、ユーザーを最高の情報に導くという検索エンジンの主な仕事の利益と相反すると考えていた。
しかし、当時、GoogleはGmailやBloggerなどの検索ではないサービスを展開しており、既にコンテンツの矛盾を抱えていた。時間の経過とともに、この矛盾は肥大化していく。例えば、Googleの所有物であるYouTubeで動画を視聴してもらうことは、明らかにGoogleの利益になる。次の検索結果を見てもらいたい。

上記の画像は、Googleで「rogue one trailer」を検索して表示された結果である。Googleが所有するサービスのYouTubeが、ページを占有するほどの大きさの画像でトップに表示されされている。Appleも同じ予告動画を提供しているにもかかわらず、下位に沈んでいる。Googleに有利なことは明白だ。
なぜGoogleは自身を贔屓しているのだろうか?YouTubeの方がAppleで視聴するよりも、体験として優れていることが理由なのかもしれない。個人的にはその通りだと思うが。しかし、YouTubeのコンテンツをより目立つ位置に表示することが彼らの利点となることを、Googleが理解していることが理由なのかもしれない。他にも色々な理由が考えられる。しかし、理由が何であれ、自社の動画サービスを検索結果に提示する限り、矛盾の問題は残るままだ。
多少矛盾が生じることは避けられないことなのだろう。例えば、ローカル検索はレビューに密接に結びついており、自社のレビューを表示することなく、良質なローカルのリスティングサービスを提供することは難しいのかもしれない。しかし、Yelpやその他のサービスからライセンスを得て、彼らのレビューデータを利用することで、この矛盾を避けるという手もある。
それでも、大体の場合において、Googleは検索と自社製品とのバランス、また、ユーザーの利益とのバランスをうまくとっていると私は思う(ただし、当然、例外は存在している)。それでも、野心的なプロジェクトを統括するAlphabetと呼ばれる新たな会社まで誕生しているが、Googleが成長するにつれ、こうした矛盾は数十倍に達し、恐らく今後もGoogleに付きまとうはずだ。
この件の詳細は、過去に投稿した「How Google Went From Search Engine To Content Destination」で確認してもらいたい。

あなたが手にしていものはスマートフォンではない。サーチフォンなのだ。
もちろん、Facebookで投稿するために、メッセージを送信するために、Eメールを利用するために、動画を見るために、ゲームで遊ぶために使用していることは確かだ。しかし、答えを得るためにも利用していることが多いはずだ。どこでも、いつでも、次々に質問を端末に投げ掛けていることだろう。
情報を求めるプロセスに検索エンジンが革命を与えたとすれば、スマートフォンは「常にそこにある」検索を実現した、第二の革命の担い手と言える。答えを探し、リサーチを実行するために、オフィスに戻ってノートパソコンを開く必要はなくなったのだ。今なら、そう思った瞬間に検索を行うことが可能だ。事実、検索の大半が現在はモバイルで行われている。
その結果、昼夜を問わず検索が行われ、購入に結び付く買い物などの行動に大きな変化をもたらしている。また、テレビ番組等のコンテンツとも結びついており、見ている番組によって、関連するコンテンツの検索が急激に増加する現象も起きている。
スマートフォンは、Star Trekで見られるようなコミュニケーションの方法とは異なるかもしれないが、あらゆる物事に対する答えを持つ「図書館のようなコンピュータ」に常に接続しているという状態をもたらした点においては、一致していると言えるはずだ。
カーク船長(Star Trekの主人公)が惑星に降り、川の前で「川の長さ」を尋ねるシーンを想像してもらいたい。現在、このシーンは地球の至る所で実際に見ることが出来るのだ。
「10本の青いリンク」というフレーズに聞き覚えがあるなら、恐らく、Ask Jeevesとジム・ランゾネ氏のおかげだろう。同氏はCBS Interactiveで製品担当のバイスプレジデントを勤め、後にCEOに昇格し、現在は会長職に就いている。
実際にはAsk Jeevesとランゾネ氏がこの用語を創っていない可能性もあるが、この用語を初めて使ったうちの一人であり、Ask Jeevesを新しく、新鮮なサービスへと変える手段として広めたことは間違いない。検索結果として「10本の青いリンク」を返すのではなく、Ask Jeevesは新しい方法でより有益な情報を提供することをユーザーに約束した。
10本の青いリンクは実際に消滅したわけではない。主要な検索エンジンは、今でも従来型のウェブリンクを提供している。しかし、それ以上に、ダイレクトアンサーやカルーセルの表示などによる、検索結果を利用する新しい手段を提供している。
次のスクリーンショットは随分と長いが、この変化を確認する上で非常にわかりやすい画像となっている(クリックすると拡大する)。
左側のスクリーンショットは、2002年にGoogleで「cars」を検索した際の結果画面だ。広告と自然検索結果の全てがリンクである。画像は、Googleのロゴのみだ。
一方、右側には現在、モバイル端末を使って同じキーワードで検索を実行した場合の結果画面である。この検索結果にもリンクが多数表示されているが、グラフィックが増えており、アプリへのリンクはカラフルなフォーマットで提示されている。ニュースへのリンクは画像付きで、スワイプ可能なカルーセル内に表示されている。ローカルのリスティングはマップに掲載され、クリックすれば電話をかけることができるボタンも用意されている。ご覧のように、過去の10本の青いリンクとは大幅に異なっているのだ。
検索結果は、今後の数年間で、さらにグラフィックを多用し、双方向的な利用が可能になるはずだ。同様に、検索は今後もキーボードを離れ、Amazon Echoをはじめとする各種の端末に、欲しい情報を呼び掛けるという傾向に拍車がかかるだろう。

検索エンジンが生まれて間もないころ、一部のコミュニティでは「エージェント」がユーザーが求めている情報を見つけてくれるようになり、我々が積極的に検索を行う必要はなくなるのではないか、という考えが存在していた。
このアイデアはまだ実現してはいない。今後数十年とは言わなくても、数年間は実現する可能性は限りなくゼロに近い。配管が壊れて始めて配管工の助けを必要とするよう状況のように、何か緊急の事態が発生するまでユーザー自身が何を必要としているか分かっていないことを、エージェントが検索することは非常に難しいことだ。
それでも、過去数年の間に予測検索の分野で、目覚ましい発展が起きている。Google Nowは、私が検索を行う前に必要とする情報を提示してくれており、それについては毎日のように驚かされている。MicrosoftのCortanaはGoogleのライバルとして名乗りを上げている。AppleのSiriは今も後塵を拝している状態だが、注目に値することに変わりはない。下記に、予測検索を取り上げた過去の記事を幾つか紹介しておこう。
(日本語記事:Google Now – あなたの行動を予測する革新的検索サービス)
予測検索の従兄とも言えるボットの存在も忘れてはならない。
予測検索はあくまでも受動的な検索だ。予測検索のエージェントは、優秀なアシスタントが上司に頼まれる前にアポイントを取るように、ユーザーが何を必要としているかを時間をかけて学び、提案する。
ボットは通常の検索と同じく能動的なものだ。しかし、あなたが購買を行う可能性のあるページを探し出すだけでなく、ボットはその全てを一つにしようとするのだ。これは、現実の世界において、アシスタントに誰々に花を贈りたいことを伝え、実際に行動に移してもらう、といった形に近い。
MicrosoftとFacebookがツールを紹介したことで、ボットへの注目はここ数ヶ月の間に非常に大きくなった。このツールは、デベロッパーやパブリッシャーが、コンサートのチケットの予約や花の注文などのタスクを、自動的に処理することができるボットの開発する手助けしているのである。
アメリカでは、ボットはまだまだ初期段階であり、一つのタスクに限定されている。花を贈りたいなら、生花店のボットが助けてくれる。しかし、タコスが食べたいなら、タコスボットが別に必要となる。いずれは、多くのタスクを処理することが可能なメタボットが登場するかもしれない。
ボットに関する詳細は、私、および、スタッフが投稿した最近の記事で確認してもらいたい。
この分野は注目に値する。予測検索とボットは、検索における刺激的な分野の一つであり、また、潜在的に業界を再編する力を持つ分野の一つでもある。
マシンラーニングも、検索の分野の中で成長著しい分野である。現在の検索エンジンは、数百点のシグナルを解析し、検索結果にランクインさせるコンテンツを決めるための、人間が作り出した複雑なレシピ、つまり、アルゴリズムに大きく依存している。
マシンがマシンを教育できるようになったら、何が起きるだろうか?昨年、Googleは検索エンジンが処理する”非常に大きな大部分”にマシンラーニングが取り入れられているという驚くべき事実を明かにした。このマシンラーニングのプロセスには、RankBrain(日本語記事)という名前すら、与えられている。
RankBrainが何を表示するかを我々が知るすべはないが、碁というゲームについての現状はご存じだろうか?この複雑なゲームで、マシンラーニングシステムのAlphaGoが世界チャンピオンを負かして世間を驚かせた。
検索結果の判断に関しても、勝負の「一手」が次々に繰り出されている。検索順位は、勝利の一手と敗北の一手が明確に分かれているわけではない、主観が支配するゲームだ。同じ地域で二名のユーザーが「abortion(中絶)」と検索しても、最も適切な検索結果に対する考え方は大幅に異なる可能性がある。「football」の検索結果に相応しいページも、アメリカ人とイギリス人では異なる。皆があらゆるトピックにおいて専門的な知識を持っているわけではないから、最高のコンテンツを決定することは非常に困難であるのだ。
検索は難しい。私の知る限り、Googleが実施しているマシンラーニングが行っている範囲は、複雑な検索をより一般的な検索とマッチさせ、同様の結果を表示させる試みが中心となっているはずだ。これは、非常に有意義な試みである。なぜなら、一般的な検索に照らし合わせることによって、Googleは検索結果に自信を持つことができるからだ。特に、予測されるクリック率を下回り始めた場合は、その検索結果の品質に問題があると言えるだろう。
マシンはさらに賢くなっていくはずだ。マシンは独自のルールを作り、様々なシグナルを分析するようになる。最も好奇心をくすぐられるのは、人間が思いつかなかったシグナルや関連を発見し、検索を改善することが出来る可能性があるという点だろう。
マシンラーニングについての詳細は、下記の記事を参照にして欲しい。
(日本語記事:Googleの新しいアルゴリズム、RankBrainの全容)
時間に余裕があるなら、下記に記載する、Googleのポール・ハー氏によるプレゼンテーションを視聴してほしい。Googleの複雑なランキングシステムをより深く理解することができるだろう。上から順に、プレゼンテーション、Q&Aセッション、スライドとなっている。

1990年代半ばに検索エンジンが登場したころ、検索エンジンが原因で、20年後に欧州裁判所が「忘れられる権利」を認める判決を出すことになるとは誰も想像していなかったはずだ。
これは、検索エンジンが社会を形成した数多くの構造の一つに過ぎない。あなたが欲しいものをすぐに見つけることが可能になったということは、他の人には見つけてもらいたくないことが簡単に見つかってしまうことも意味している。
先週も、カリフォルニア大学デービス校が、胡椒スプレー事件による失墜したイメージを改善するため、Googleの検索結果を変える取り組みを行っていたことが判明し、話題になっていた。当然、以前にも同じ試みを行った学校や企業は多数存在するはずだ。検索マーケッターに注目してもらいたいのは、この試みがことごとく失敗しているということだ。
コンテンツを消し去りたい人がいる一方で、そのコンテンツを確実に表示させたい人もいる。検索により、多くの会社が頭角を現し、成長した。以前は、主要なトラフィックを広告に頼っていたが、大量の無料のトラフィックを検索エンジンによって得られるよになったのだ。このトラフィックはとても重要になり、検索トラフィックを失うと、ビジネスの収益に大きな影響を及ぼすほどになった。eBay、Overstock、Demand Media、Verisignが良い例だ。これらの会社は、過去の収益の急激な減少をGoogleのアルゴリズムの変更を原因としたことがある。
検索に関連する司法の動向にも注目して欲しい。アメリカ国内で、検索エンジンには米国憲法修正第1項の言論の自由が認められている。ドイツでは事実上、検索エンジンがニュースの情報源にリンクを張る行為に課税する「付随的な著作権」の法律が可決された。スペインでも同様の法案が通過している。検索エンジンを巡る法律分野の戦いは続いているのだ。
検索エンジン自体も、検索結果に何を、どのように表示すべきかという問題に取り組んでいる最中である。自殺者の遺書を検索結果にに留めておくべきだろうか?戦争の記録映像を削除するべきだろうか?固定概念を含むオートサジェスチョンを検閲するべきだろうか?全て実際にGoogleが抱えている問題の一つである。詳細については、次の動画で確認することが出来る。
検索エンジンはその他にも社会に影響を及ぼしてる。
我々は、自分自身もGoogle検索にかけている。ケイティ・ペリーもその一人だ。マージ・シンプソンも自分の名前を検索している。ほぼ全ての人が経験済みであることだろう。
検索エンジンが浸透する以前は、大勢のオーディエンスに接触する方法は、高額でありながら、ターゲットが全く絞られていなかった。TVの広告を買い、商品に関心を持つ人達が見ていると思われる時間帯に放映する。しかし、実際にCMを見ている人達のほとんどは、商品に興味を示さない。通常は早送りされてしまう。
検索はこの仕組みを変容させた。少ない金額で、大勢のオーディエンスに接触することが出来るようになったのだ。さらに言えば、あなたのコンテンツは、検索を行い、商品やサービスに関心があると明言した人達にピンポイントで表示されるのだ。
車を販売している会社を例にとって考えてみよう。テレビで多額の料金を支払い、大勢のオーディエンスに車の購入を呼び掛ける。しかし、実際に車の購入を検討している人はごく僅かだ。検索はわずかな金額をあなたから徴収し、「cars」で検索を実行したことがあり、購入を検討している人達に接触することを可能にしている。その上、実際に広告をクリックした場合のみ、あなたは料金を支払えばいい。また、無料のリスティング(自然検索結果)がクリックされた場合は、1円も支払う必要はない。
検索がオンライン広告の原動力となり、アメリカ国内のオンライン広告の支出の半分を占めるほど成長したのは、当然の成り行きだと言えるだろう。
また、現在のインターネットで常識となった、パフォーマンスを計測することが可能なマーケティングの基礎を築いたのも検索だ。検索出身のマーケターが、支出する価値が大いにあることを証明するため、ツールやレポートを片手に予算を巡る争いに参戦した。この知識が、この戦いが、そして、この進化が、動画からソーシャル、そして、ディスプレイなどのその他の形式のデジタルマーケティングが成長するお膳立てをしたのだ。
しかし、SEMでも、SEOでも、検索に関わる人達は今でも戦い、そして、正しく評価してもらえないと感じていることだろう。そろそろ価値を認めてあげるべきだ。彼らは、事実と賞賛に値する働きをしているのだ。少なくとも、Googleの自動運転自動車に衝撃を受けている人を見つけたなら、「その自動車を作ることが出来るほどの収入をGoogleに与えたのは、私のコンテンツであれ、広告だ」と言っても罰は当たらないはずだろう。

検索のテクノロジーは悲しいほど不当に評価されている。SpaceXがファルコン9のロケットを浮いている離着陸台に着陸させた動画はバイラル化した。AppleがiPhoneをリリースする度に行列ができる。Googleの自動運転自動車は、テクノロジーの素晴らしさを世間に認識させている。
一方の検索は…ロケットを発射するわけでもなければ、毎年行列に並んでも買いたくなるオシャレなニューモデルをリリースするわけでもない。 検索は検索でしかない。元はSFの世界の話ではあるが、あまりにも当たり前の存在になり、普通であったり、魅力に欠けるツールと見なされ、注目されなくなってしまった。
検索は近年登場した数ある「ガジェット」の中でも特に重要度が高い。同じく当たり前の存在と化したインターネットとトップの座を争っている。科学、そして、テクノロジーがもたらした奇跡であるのだ。
そこで、今度検索を行う際は、1秒も経過しないうちに、星の数ほどのページが集められ、格納され、そして、順位付けされ、最高のページが表示される事実を少しの間だけでも噛みしめてもらいたい。これを実現するテクノロジーと検索エンジンを支える人達に感謝するべきだ。その価値は十分にあるはずだ。そして、私は運よくこの素晴らしいテクノロジーが展開する様子を特等席で見ることが出来ている。
この記事は、Search Engine Landに掲載された「10 big changes with search engines over my 20 years of covering them」を翻訳した内容です。