業界人間ベム

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業界人間ベム
更新: 20分 39秒 前

「枠から人へ」と言った私が言うのはなんですが・・、さらに新たな「枠」にシフトします。

2017年2月11日(土) 12:40
  「枠から人へ」というワードはずいぶんいろんなところで使っていただいたようだが、DSP/RTBを象徴する概念だったのは間違いなかった。ただ、プログラマティックの進化は一方で、掲載面の質を問うことを怠ってしまった。
クッキーやIDをターゲティングする配信なので、ターゲットの出現率を高めるために掲載面は基本ど …… 続きがあります

「働き方改革」をしたいなら

2017年1月7日(土) 13:53
  「マーケティングダッシュボード」活用に関する本を上梓することになった。この本を書いていて、会議体のあり方を考察することになった。
  会議の資料をそれぞれの部署の現場の若手が徹夜でつくるようなことがよくあると思う。しかも会議では、資料のデータが指標としてオーソライズされていないので、データの信憑性につい …… 続きがあります

2017年広告マーケティング業界 7つの予測 その④~その⑦

2017年1月3日(火) 14:35
④ トランスペアレンシーは広告主・エージェンシー相互関係の構築へ
2016年に起きた事象は、デジタル広告(特に細かいオペレーションを伴うもの)が従来の枠取引とは違う文化にあることを改めて再確認した。ベムは、「紙のレポートを1週間に1回代理店の営業が持ってきて広告主に向き合って報告するモデル」から、「広告主と …… 続きがあります

2017年広告マーケティング業界 7つの予測 その①~その③

2017年1月3日(火) 14:24
今年でブログ「業界人間ベム」も10年目に入りました。
年初の業界動向予測も2010年からそれらしいことを書いてきたので、これが8回目になります。

 さて、2017年の広告マーケティング業界7つの予測である。
2016年は広告業界にとって衝撃的なことがいくつかあった。いろ …… 続きがあります

DACの20周年に寄せる

2016年12月2日(金) 07:28
 今日12/2はDACの設立記念日です。ベムはDACの起案設立者として創業に最初から関わったので、20周年ということに感慨深いものを覚えます。
 当時旭通信社会長の亡き稲垣正夫氏にインターネットがどう広告媒体になるかを説明した時に「横山さん、これはミニコミですね。」と言われたのをよく憶えています。
…… 続きがあります

良質な受け皿が不足する?

2016年11月27日(日) 10:12
既に、2017年広告マーケティング業界7つの予測のひとつを明かしてしまうエントリーになっております。(笑)
 先日、ベムの会社でインターンをしていた学生の就職先がデジタルの運用型広告の会社に内定したので、思わず「ご両親はなんと言ってた?」と訊いてしまった。「やはり心配してます。」との答えに、今、「広告」とか …… 続きがあります

AD WEEK ニューヨーク 速報その2 メディア透明性議論、アドウィークで再開

2016年9月29日(木) 15:47
デジタルインテリジェンスNY 榮枝のレポートです。

ニューヨークのアドバタイジングウィークが26日月曜日から開催されているが、メディア取引の透明性議論について全米広告主協会(ANA)側が広告業協会(4A)と対抗する様相になってきた。
28日に行われたANA主催のセッションには、 …… 続きがあります

AD WEEKニューヨーク速報レポート その1  ~デジタルインテリジェンスNY榮枝から~

2016年9月26日(月) 07:33
AD WEEK ニューヨークが開催されます。デジタルインテリジェンスNY代表榮枝からのレポートを速報で掲載します。
今年のOpening Galaは、何と、今年出来たばかりのワールドトレードセンター施設のOculusの「中」で行うと。
これはすごいです。JTB的には、観光ネタの目玉ですね。
…… 続きがあります

電通のネット広告不正請求問題(特に海外報道)に関して

2016年9月24日(土) 18:48
 出遅れてしまったので、少し角度をかえて取り上げてみたいと思います。
 
 この件、どういう訳か海外メディアから報道され、そもそも日本の広告マーケットの不透明性を槍玉に上げているようだ。海外メディアの論調は、電通だけが悪いのではなく「日本ってそういう国」、「こういう取引が当たり前の国」というイメ …… 続きがあります

広告コストのアカウンタビリティ向上は結構な話ですが・・・。

2016年9月4日(日) 18:39
広告コストのアカウンタビリティ向上は結構な話ですが、オーディットでそれをコストカット材料にするだけでは意味がないのです。

大企業が広告に使うコストについて、社内的にそのアカウンタビリティを求める動きは常にある。特にネット広告の効果指標が(部分最適だが)明確に感じられる分、マス広告特に巨額なテレ …… 続きがあります

ネット企業は広告主となるとテレビCMのつくり方が分からないのかも

2016年8月19日(金) 19:24

ゲームアプリやEC系ビジネスなどネットビジネスが広告主となってテレビ広告を大量に使うようになった。もちろんどのCMクリエイティブでどのくらいダウンロードされたかとか測定はしているものの、そもそもCMクリエイティブ開発には、ろくにクリエイティブブリーフもない感じで、いきなり出てきたアイディアベースのつくり方をしていると感

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日本では無理してCMOをつくるよりCDO設置がいい。

2016年8月7日(日) 12:15
CMOを育てようというムーブメントが起きて久しい。しかし、日本企業でのCMO設置は相変わらず進んでいるとは言えない。
 その本質は、「日本ではマーケティングという考え方そのものが根づいていないこと」、それに尽きる。
・マーケティングが定義されていない。
・広告・販促のことをマーケティ …… 続きがあります

POEを単に職務分掌ための概念にしてはいけない。

2016年8月5日(金) 09:08
2009年にWeb研セミナーにおいて私が「3つのメディア」として考え方を紹介したことを契機に、「トリプルメディア」という概念はかなり普及したと思う。
https://www.wab.ne.jp/wab_sites/contents/115
翌2010年には拙著「トリプルメディアマーケティング」が …… 続きがあります

届かないパットは入らない。

2016年8月4日(木) 07:11
テレビCMに関しては、他のマスメディアと比べれば従来からもかなり科学的なアプローチをしてきたと言える。リーチ、フリークエンシー、GRP・・・と確立した指標がある。しかし、人口減少社会となった現在、いくつかはそのまま使っていていいのかと首を捻りたくなるものも、そもそも「そんなんでいいのかな?」というのもある。
…… 続きがあります

逃げ切り世代は、本当に逃げ切れるか

2016年7月31日(日) 10:11
 サラリーマンでいると、年金の仕組みがどうなっているかの実際のところは、定年まじかになって講習を受けたりするころにやっと理解する場合が多いらしい。
 つまり、後輩たちが頑張ってその企業の業績を維持してくれないと、OBの年金も怪しくなることをそこで知るのだ。部下に厳しいおとうさんが、急に優しくなるらしい。(笑 …… 続きがあります

欧米エージェンシーの進化系報酬制度は日本にも来るか

2016年7月28日(木) 08:01
久しぶりにデジタルインテリジェンスニューヨーク(榮枝代表)からのレポート抜粋です。

旧来のエージェンシーとは全く別の「新種のエージェンシー」が数多く登場した事により、依頼主(クライアント)とエージェンシーとの取引形態に変化が起こっている。
まずは「業態が違えば、それぞれにふさわしい …… 続きがあります

業態と人材

2016年7月12日(火) 07:08

  「広告会社という業態を維持していていくためには、今の人材では立ち行かなくなった。」そう感じる関係者が多くなった。「業態」の維持というより、今の販売先と仕入先、つまりはポジション(立ち位置)の維持ということを言っているのかもしれない。消費者のコミュニケーション構造が変わり、クライアントの求めるものが変わった。広告主と

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「グロス・アテンション・ポイント」

2016年7月1日(金) 09:16
 デジタルインテリジェンスからGAP「グロス・アテンション・ポイント」の測定と指標化について昨日リリースした。
 テレビ画面注視率(アテンション・インデックス)をその投下CMすべてにおいて他仕上げた数値と言ったらいいだろうか。GRPと相当する注視率総計である。
 
 ベムは昨年から「 …… 続きがあります

テレビ広告のバイイングの未来

2016年6月21日(火) 15:16
先日DIGIDAYにテレビのプログラマティックバイイングについて書いた。
http://digiday.jp/agencies/tv-programatic-buying/?platform=hootsuite
で、もっと話を付け加えておきたい。

そもそも日本でテレビス …… 続きがあります

ターゲットに強く刺さるCMはつくりにくくなった。

2016年5月30日(月) 17:26
 広告業界に35年いるとCMの歴史をそれなりに辿って、その変遷をイメージしたりすることもある。最近とみに感じるのは、どうも「ターゲットに強く刺さるCMはつくりにくくなったのではないか」ということである。逆に誰にでも好感をもたれる最大公約数のCM、つまりネガティブな反応が少ないCMが受け入れられている。
 そ …… 続きがあります

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