中古車などの越境ECサイトを運営するビィ・フォアードが、女性従業員の就業支援に力を入れている。
7月23日に公表した資料によると、2016年度から2023年度までの7年間で女性社員数は38人から114人に増加。女性社員比率は21.5%から40.9%まで高まった。
社員数、男性社員、女性社員の数、女性社員の比率の推移
女性社員数の増加に伴い、キャリアを諦めることなく仕事と家庭を両立できる環境整備にも注力。柔軟な勤務時間の導入、在宅勤務制度の拡充など社員が長くキャリアを形成できる取り組みを進めており、2023度は産休・育休からの復職率が100%となった。
また、女性の働き方をサポートするため、パートナーである男性の育児休業、産後休暇制度を定めて働き方改革にも努めている。
ダイバーシティー&インクルージョン推進の取り組みの一環として、女性の「働きがい」「働きやすさ」を向上させ、さまざまな個性を持ったスタッフが活躍できる環境作りもめざしている。働き方を自分で選択でき、リモート率が9割を超える部署もある。こうした取り組みを通して、女性のライフステージに合わせた働き方とキャリア形成を支援していく。
ビィ・フォアードは国境や文化、言語や宗教を超えて、あらゆるビジネスを現地で展開。社内には30を超える国籍の人が働いており、創業当初から性別、年齢、国籍、言語、人種、民族、宗教、風習、趣向、過去の経歴などに囚われない人間関係が自然と構築されているという。新卒採用にはグローバルな採用を実施しており、国籍などを問わないダイバーシティー採用を実施している。
ビィ・フォアードの2023年6月期売上高は前期比33%増の1084億3040万円。売上高が1000億円を突破したのは創業以来初めて。
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オリジナル記事:越境EC大手のビィ・フォアードが取り組む女性が活躍できる職場作りとは? 女性社員比率は4割超
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