このページは、外部サイト
ikedanoriyuki.jp | Tribal Media House, Inc. の情報をRSSフィード経由で取得して表示しているため、記事の一部分しか表示されていなかったり、画像などが正しく表示されなかったり、オリジナル記事が意図したデザインと異なっていたりする場合があります。
完全な状態のオリジナル記事は 「
「人生の成功」vs「幸せな人生」」 からご覧ください。
あえてタイトルを「vs」にしてみましたよ。
そりゃね「どっちか」じゃないですよ。
「どっちが良い」という話は乱暴かもしれないし、「どっちも」かもしれない。
でも、あえて「vs」。
じゃないと論点が曖昧になるからです。
さて、まず「人生の成功」から。
Amazonで「人生 成功」と検索すると、こんなにたくさんの本が出てきます。
僕もいままでたくさん読んできました。特に20代のとき。
これ系はセミナーも情報商材も本当にたくさんある。
「成功の定義」はいろいろあれど、まとめると「仕事上の地位」「名誉」「お金」ですよね。
他の人と比べて勝ったぞ!
と。
相対的な価値観。
一方の「幸せな人生」
Amazonで「人生 幸せ」「人生 幸福」と検索すると、「人生の成功」よりも少ない。
「幸福な人生」もいろいろあれど、まとめると「バランス(地位や名誉やお金だけじゃない)」、「家族」「友人」「趣味」「自分らしさ」などが多い気がします。
私は幸せだ!
と。
絶対的な価値観や解釈。
あなたの人生の目的はなんですか?
という問いがあったとき、あなたは「成功すること!」と答えるでしょうか。それとも「幸せになること!」と答えるでしょうか。
もちろん、「成功して幸せになること」が一番良いわけですが、ここで取り上げたいのは、下記の左上か右下だったらどっち?ということ。
あなたの周りに、「確かに世の中的には成功をおさめているけど、決して幸せそうには思えない」という人、いますか?
余計なお世話だし、幸せというのは他人が測るものじゃなく自分が感じることだから、本当のところ、そんなことはわからないんだけど、飲むと本人が漏らすこともありますよね。「不幸だ」「辛い」「ぜんぜん幸せじゃないよ」など。
一方、世の中的な成功度(地位や名誉やお金)は普通でも、とっても幸せそうな人がたくさんいます。勤めている企業のブランドや規模、お給料、持ち家の有無、自家用車の有無などにかかわらず、幸せそう。家族や友人に囲まれ、仕事も趣味も全力もしくは等身大で楽しんでいる人。
そんな人たちを見ていると、いよいよ、いままでの生き方や価値観は大きな転換期にきているなぁと。
良い大学入って、大きな会社に入って、死ぬほど仕事して、できる限り昇進して、お給料上げて、できる限り高級なモノを所有し、消費する。それが人生の目的であり、成功であり、勝利。そんな人生に「幸福さ」を感じなくなってきている人が多くなってきているし、たぶんこれからそちらの人がマジョリティになるんだろうなと。
成功するために頑張る。でも、幸せじゃなかったらもともこもない。
成功は、幸せな人生の手段であって目的じゃない。
目的は幸せになることだから、仮にどちらか選べと言われたら、迷うことなく幸せを選ぶ。でも、地位も名誉もお金も大事だから、幸せが担保された上で、できる限りの成功も目指す。
そんな
SuccessよりもHappyがいい。
派の出現と隆盛を感じながら、さて仕事、仕事。