中古品の買取と販売を手がけるコメ兵は4月1日、自社ECサイト「KOMEHYO ONLINE STORE」に楽天会員が利用できるID決済「楽天ペイ(オンライン決済)」を導入する。
買い物の利便性を高め、店舗とECサイトの両方で「楽天スーパーポイント」を利用できる環境を整備。オムニチャネル化を推進する。
「楽天ペイ(オンライン決済)」を導入したECサイトは、楽天会員のIDとパスワードを使ってオンライン決済が利用できるようになる。楽天会員IDに登録しているクレジットカード情報を利用して決済する。楽天IDの登録数は延べ約1億人。「楽天ペイ(オンライン決済)」の導入店舗数は4000サイト以上(2017年3月時点)。
楽天会員は決済時に個人情報やカード情報を入力する手間がかからないのが特徴。買い物の際は「楽天スーパーポイント」を獲得したり利用することができる。クレジットカードのセキュリティに関する国際基準「PCI DSS」に準拠しているため安全性も高い。
楽天によると、「楽天ペイ(オンライン決済)」の利用者の転換率(サイトの訪問者数に対する購入者数の割合)は通常のカード決済より高く、初回訪問者が購入完了につながりやすいという。ある物販のECサイトでは、客単価が導入前後で23%UPした事例もある。
また、新規顧客の注文単価や注文回数がカード決済より高い傾向にあるとしている。
楽天ペイ(オンライン決済)導入効果(楽天ペイのHPから編集部がキャプチャ)
コメ兵は同日、全国35か所のリアル店舗に「楽天ポイントカード」を導入。リアル店舗とECサイトの両方で「楽天スーパーポイント」を利用できるようにすることでオムニチャネル化を進める。
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オリジナル記事:「楽天ペイ」をコメ兵が導入、オムニチャネル化推進の一環で
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