あっという間に11月になりましたね。これからの2か月はイベントが目白押し!ボーナスも出るし、お買い物の機会がぐっと増えます。
などなど
ただでさえお財布の紐が緩むこの時期、EC事業者であれば誰もがこのチャンスを逃したくないと思っています。
ただ、この時期は競合も増え、クリック単価も上がりがち。いろんな広告媒体や広告メニューがある中、どの広告をどの時期に実施すればいいのかよくわからない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は年末商戦に合わせ、最適な広告とスケジュールをお教えします!
※商材のよって最適なメニューは変わりますので、あくまで一般的な意見として参考にしてください。
売り上げのヤマが来る前にすべきこと
Facebookページのファンを集める
Facebook広告には「ページのファンを増やす」という広告メニューがあります。
ページのファンが増えると何がいいのか・・?それは12月のヤマを迎えたとき、「オーガニック投稿」をたくさんの人に届けることができるということ。
「オーガニック投稿」にはもちろん広告費がかかりません。12月の競合が増える時期に広告を出すよりも、オーガニック投稿でリーチできる方がお得ですよね。
新規ユーザーの流入を増やす
12月での刈り取りに向け、この時期は新規ユーザーの流入に力を入れましょう。Facebook広告で、ターゲットを「会員の類似」や「CVユーザーの類似」などにするのがおすすめ。
YDNの「サーチターゲティング」はリスティング広告では出稿できない「競合名」が設定できるのがポイント。リスティング広告でキーワードを追加する場合は、単価の高騰を防ぐため、なるべく掛け合わせで追加しましょう。
×「クリスマスプレゼント」
〇「クリスマスプレゼント ネックレス」
専用のランディングページを作る
これは広告メニューではありませんが、12月に実施する広告用のランディングページを作成することをお勧めします。例えば「お歳暮」を狙いたい場合、ランディングページがただのギフトページの場合と、お歳暮に特化したページとでは印象が全く違います。CV率が0.5%上がるだけでも売り上げに大きな影響がでます。手間やお金はかかるかもしれませんが、ここは必ず押さえておきたいポイントです。
<おすすめ広告メニュー>
・Facebook広告(いいねを集める)
・Facebook広告(類似ターゲティングなど)
・ディスプレイ広告(サーチターゲティングなど)
・リスティング広告(年末関連のキーワードを追加)
売り上げのヤマが来るー!そのときにすべきこと
刈り取る、刈り取る、刈り取る!
12月になったら刈り取りを強化しましょう!11月はもしかすると広告費をかけただけの収益はなかったかもしれません。しかしそれはすべてこの時のため!アリとキリギリスで言えばアリです。きっと今までの苦労が報われるはず!
刈り取りメニューといえば「リターゲティング広告」です。狙うべきターゲットはさまざま。「サイトには来たけど購入しなかった人」に「セール」訴求のバナーで後押しするのもアリ。「購入ユーザー」へ新しい商品を紹介するのもアリ。
リターゲティング広告で一番強いと思われるのは「CRITEO」ですが、こちらは最適化に少し時間を要するので、できればヤマが来る前から始めておくのがよいですね。
<おすすめ広告メニュー>
・リターゲティング系広告(Yahoo、Google、Facebook、CRITEO)
なお、リターゲティング広告を始めるにはタグを設置してリストをためておく必要があります。実施するのは12月だとしても、早めに準備しなければなりません。
年に一度のこの機会を逃さないよう、計画的に準備しておきたいですね。
「ECコンサルコラムサイト「ECコンサル」」掲載のオリジナル版はこちら:
年末商戦を勝ち抜くために!今やるべき広告とは?(2016/11/09)
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:年末商戦を勝ち抜くために!ネットショップが今から用意しておくべき広告とは? | アラタナECコンサルがお伝えするECビジネスの課題を解決するヒント
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