マーケティングリサーチのタイムカレントは10月6日、全国の20歳~30歳代女性を対象に「スマートフォン(スマホ)活用(日常生活のスマート化)」に関する実態調査の結果を公表、スマホ経由でネットショッピングに使う月次平均金額は9511円だった。
年齢別にみると、20歳代は8067円、30歳代は1万1002円。未婚者は8552円、既婚者は1万461円だった。
スマホ経由で「ネットショッピング」で購入しているジャンルを調査。1位は「衣料、ファッション」で71.4%、2位は「書籍」(56.8%)、3位は「化粧品・小物」(45.1%)、4位は「スイーツ・お菓子」(38.9%)、5位は「日用品・雑貨」(38.4%)と続いた。
6位以降のカテゴリーは日常使用する身近な商品、安価な商品が多くの票を集めている。タイムカレントによると、「スマートフォンによる『ネットショッピング』が日常化してきている実態が浮き彫りとなった」としている。
スマホ経由で購入した商品ジャンルについて
ここ1年間で「ネットショッピング」を利用する頻度や購入金額の変化を聞いたところ、「増えた」が47.8%。「変わらない」を含めると8割以上の女性ユーザーでは、ネットショッピングの利用頻度や金額が増加傾向にある。
「ネット予約」や「ネットショッピング」をする頻度や金額について
ネットショッピングやネット予約に利用する端末では、最も多かったのが「パソコン」で49.3%。ただ、スマホも47.3%と続きほぼ同率。
年代別でみると、20歳代では「スマートフォン」が53.4%で1位。2位の「パソコン」(43.7%)に約10ポイントの差を付けた。30歳代では「パソコン」(54.6%)と「スマートフォン」(41.5%)の順位が逆転している。
ネットショッピング・ネット予約で最も利用する端末について
タイムカレントは「パソコンを立ち上げての利用よりも、より手軽なスマートフォンへの移行が進んでいる様子がうかがえる」としている。
今回の調査は20歳~30歳代女性に対し、スマートフォン所有率を調査。全体のスマホ所有率は65.6%で全体の7割がスマホを所有している。
スマートフォンの所有率について
調査概要は以下の通り。
- 調査方法:インターネット調査
- 調査日:2014年9月19日~9月21日
- 有効回答数:前半(ネットショッピングやネット予約に関する利用経験率や習熟度などの調査)は2755人 (20代:40.7%、30代:59.3%)。後半(具体的な活動実態の調査)は437人 (20代:50.8%、30代:49.2%)
- 調査エリア:全国
- 調査対象条件:前半は20代~30代の女性。後半は20代~30代の女性でスマートフォン所有者、「ネット予約」「ネットショッピング」利用経験者
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オリジナル記事:スマホ経由でECに使う月次平均金額は9511円、20~30代女性のネットショッピング利用実態 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
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