ネットショップでSEOを実施するためには?具体的な方法や成功のコツを解説

ネットショップへたくさんの人を誘導するためには、SEO対策も必要です。この記事では、SEO対策の概要とともに、ネットショップでのSEO対策の方法について解説します。 自社のネットショップの集客がうまくいかず悩んでおり、SEO対策を取り入れたいと考えている人はぜひ参考にしてください。
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この記事は、ネットショップかんたん作成のshop byが運営するオウンドメディア「ECナレッジ」から転載しています。  https://shopby.jp/ecknowledge/

(目次)

  • そもそもSEOとは?
  • ネットショップにSEO対策を取り入れるメリットとデメリット
  • ネットショップのSEO対策1:内部施策
  • ネットショップのSEO対策2:外部施策
  • ネットショップのSEO対策を成功させるコツ
  • ネットショップのSEO対策の注意点
  • ネットショップの運営者が使うべきSEOツール
  • まとめ

そもそもSEOとは?

そもそもSEOとはどのようなものなのでしょうか。ここでは、SEOの概要や重要性について解説します。

そもそもSEOとは?

■SEOの概要

SEOとは、インターネット上のGoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索したときにWebサイトを上位表示させるための手法です。SEOとは「Search Engine Optimization」の頭文字をとった表現であり、日本語に訳せば「検索エンジン最適化」となります。

検索エンジンの検索結果は一定のアルゴリズムに基づいて表示されています。それを考慮してWebサイトを作成し、上位表示を目指すのがSEOです。検索エンジンはインターネットを利用するユーザのニーズにあうWebサイトを評価し、上位表示する傾向があります。

■ネットショップにおけるSEOの重要性

インターネット上にはさまざまなWebサイトが存在し、ネットショップはもちろん、そのほかのメディアもSEO対策に力を入れています。そのため、何も対策していない状態で上位表示させるのは困難です。検索エンジンはネットショップにとっても貴重な流入経路であり、上位表示されなければ商品を購入してもらうチャンスも少なくなります。

ネットショップにSEO対策を取り入れるメリット・デメリット

ネットショップにSEO対策を取り入れる場合、メリット・デメリットの両方があります。以下でそれぞれ解説します。

■メリット

SEO対策が成功した場合、わざわざ広告費をかけなくてもたくさんの人にネットショップを訪れてもらえます。コストをかけずに集客できるため、効率的です。
また、一度SEO対策がうまくいくと、その後は中長期的に一定数の流入を見込めます。最初にしっかりSEO対策をしていれば、後は簡単な作業だけでアクセス数を維持できます。
SEO対策のためにユーザ目線でWebサイトを作れば、ブランディングの効果も期待できるでしょう。

■デメリット

SEO対策は、始めてすぐに効果が出るわけではありません。成果が出るまでに時間がかかるため、長い目でコツコツ取り組む必要があります。
さらに、ネットショップのライバルは多いため、SEO対策に力を入れても簡単には効果が出ません。ほかのWebサイトの状況もチェックしながら、自社ならではの戦略を打ち出す必要があります。
また、検索エンジンのアルゴリズムは定期的に更新されるため、場合によっては順位が下がる可能性もあります。

ネットショップのSEO対策1:内部施策

ネットショップのSEO対策として、内部施策があります。ここでは、内部施策についてくわしく解説します。

■スモールキーワードの選定

検索エンジンではさまざまなキーワードが検索されています。特に検索数が多いものはビッグキーワードとよばれており、競合も多いです。いきなりビッグキーワードでの上位表示を目指しても、なかなか成功しません。
まずは、検索数が比較的少ないスモールキーワードを選んでSEO対策をしていきましょう。たとえば、複数のキーワードの組み合わせやニッチなキーワードはライバルも少ないです。狙えそうなスモールキーワードから対策を始め、着実に上位表示を目指しましょう。

■コンテンツマーケティングの実施

ネットショップの商品ページを検索エンジンで上位表示させるのは難しいといわれています。そのため、コンテンツマーケティングを実施し、間接的な流入を増やしましょう。コンテンツマーケティングとは、ユーザのためになるコンテンツを提供してコンバージョンにつなげるための手法です。
ネットショップでは、扱っている商品に関連するコンテンツを作ると効果的です。たとえば、商品の素材について紹介したり、手入れの方法を説明したりする記事を作成しましょう。

■ページの独自性の向上

SEO対策においては独自性も重要です。ほかのWebサイトやネットショップにない情報を掲載していると検索エンジンからも高く評価されやすく、上位表示につながります。ほかにはない情報が得られるWebサイトは、ユーザの利便性や満足度を向上させられるからです。
たとえば、ほかのネットショップと同じ商品を扱っている場合でも、自社独自の情報を掲載しましょう。商品を実際に見た印象や使用感を添えるのもおすすめです。

ネットショップのSEO対策2:外部施策

ネットショップではSEO対策としては、外部施策も重要です。外部施策とは、主にほかのWebサイトからの被リンクの獲得を意味しています。被リンクとは、ほかのWebサイトに自社のネットショップのURLが貼られて紹介されている状態です。

より多くのWebサイトから被リンクを獲得できれば、ユーザにとって魅力的であると検索エンジンが判断します。そのため、検索結果においても上位表示されやすくなります。ただし、関連性が低いWebサイトからの被リンクは質が低いと判断されて逆効果になる場合もあるため要注意です。

ネットショップのSEO対策を成功させるコツ

ネットショップのSEO対策を成功させるには、さまざまなコツがあります。具体的なコツについて解説します。

■ショップのジャンルを意識する

SEO対策を始める際は、自社のネットショップのジャンルをしっかり意識しましょう。コンテンツマーケティングを実施する場合は、必ず自社のショップのジャンルにあわせる必要があります。検索エンジンでは、Webサイトとしての専門性や網羅性も評価基準のひとつとなっているからです。似ているショップの戦略も参考にしながらSEO対策をしましょう。

■過度な売り込みをしない

SEO対策の一環としてコンテンツを作るなら、過度な売り込みは厳禁です。自社が扱っている商品を贔屓するのではなく、なるべく公平な目線で記載する必要があります。コンテンツ上で宣伝ばかりしていると、ユーザからも敬遠されます。コンテンツは宣伝というよりも、ファンや認知を得るための方法だと捉えましょう。

■顧客の役に立つコンテンツを作る

SEO対策を成功させるためには、ユーザの役に立つコンテンツを作る必要があります。常にユーザの意識を考慮し、それに対応できるコンテンツを作成しましょう。自社がアピールしたいことを無理矢理伝えるのではなく、ユーザが欲しがっている情報を中心に提供していかなければなりません。

ネットショップのSEO対策の注意点

ネットショップにSEO対策を取り入れるうえでは、気をつけたい部分もあります。ここでは、具体的な注意点を解説します。

SEOはデジタルマーケティングで重要な施策

■ネットショップのSEO対策は効果が出にくい

ネットショップは、一般的なWebサイトよりもSEO対策の効果が出にくいといわれています。特に、商品を他社から仕入れて販売しているネットショップの場合、SEO対策で効果を出すのは簡単ではありません。似たようなネットショップがたくさんあり、ライバルが多いためです。
とはいえ、どのようなWebサイトにおいても、SEO対策の効果はすぐには出ません。どのようなWebサイトでも、少しずつ対策しながら上位表示を狙う必要があります。

■順位が下がる可能性もある

一度SEO対策に成功しても、永遠に上位表示され続けるとは限りません。検索エンジンのアルゴリズムは一定ではなく、定期的に更新されています。アルゴリズムが変化すればWebサイトの評価基準も変わるため、表示順位が下がる可能性もあります。
ペナルティの対象になれば、問題を解決しない限り上位表示できなくなるため注意が必要です。SEO対策に取り組むなら、常に最新の情報に基づいてネットショップをアップデートしなければなりません。

ネットショップの運営者が使うべきSEOツール

ネットショップを運営するうえで役立つSEOツールはたくさんあります。ここでは、代表的なSEOツールについて紹介します。

■Google Search Console

Google Search Consoleは、Googleが提供している公式ツールです。キーワードごとの検索順位やWebサイトのアクセス数などをはじめとし、SEOに関するさまざまな指標を表示できます。検索結果の順位に影響する可能性のある要因があるかどうかもチェックできるため、ネットショップのSEO対策を強化するために役立ちます。
利用するためにはgoogleアカウントの作成が必要となりますが、SEOに取り組むのであれば早めのうちに開設することをお勧めします。

Google Search Consoleのホームページ

■リッチリザルトテストツール

リッチリザルトテストツールも、Googleが提供している公式ツールのひとつです。リッチリザルトとは、一般的な検索結果よりも高機能な検索結果のことです。たとえば、画像やカルーセルなどを含めて表示できます。リッチリザルトを表示するには適切な形式で実装する必要があり、リッチリザルトテストツールを活用するとスムーズに作業できます。

リッチリザルトテストツールのホームページ

■キーワードプランナー

キーワードプランナーもGoogleの公式ツールであり、キーワードが検索されている回数などをチェックできます。ライバルの多さや入札価格についても確認できるため、キーワードを選定する際の参考になります。ただし、広告を出稿していないと詳細なデータまでは確認できません。ほかのツールも組みあわせて活用しましょう。

キーワードプランナーのホームページ

■SEOチェキ!

SEOチェキとは、キーワードごとの検索順位、出現頻度、リンク数などをチェックできるツールです。ダウンロードの必要がなく、WebサイトのURLを入力するだけで簡単にさまざまなことを確認できます。自社のネットショップのSEO対策の成果を確認するために活用し、さらにアクセスを増やすための施策を考えるために役立ててください。

SEOチェキ!のホームページ

まとめ

SEO対策を実施すれば、少しずつネットショップへの流入増加を期待できます。コツコツ取り組んでいきましょう。ただし、売上アップを目指すならネットショップのデザインや機能性も見直さなければなりません。ネットショップを作り変えたほうが成果につながりやすい場合もあります。

NHN COMMERCE JAPAN株式会社が提供するshop by(ショップバイ)、URLを決めるだけで簡単にネットショップを作成できるツールです。テンプレートがたくさんあり、ショップのイメージにあわせてデザインを選べるため、ぜひ活用してください。

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