媒体とは?メディア25種類をデジマチェーンが比較!おすすめ広告メディアエリア別解説付き
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「広告を出したいけれど、どの媒体に広告予算をかけるのが適切なのか分からない」
そんな悩みを抱えている方も多いでしょう。
集客を直接左右する広告だからこそ、広告目的に合った広告媒体を選びたいものです。
適切な出稿先を選ぶためには、まず広告媒体の種類と特徴を理解しましょう。
デジタルマーケティング支援のデジマチェーンが、広告媒体の種類、それぞれのメリット・デメリット、運用の注意点について説明します。
また、国内の地域ごとに、地域に密着した信頼度の高い広告媒体をまとめています。
広告媒体の特徴を抑えておけば、自社にとって今もっとも必要な広告媒体を時間と手間をかけずに見極めることができるでしょう。
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1.広告メディア・広告媒体について
広告媒体とは、広告を出稿する場所の事で、単にメディアや媒体とも呼ばれます。
広告を出稿する際は、自社商品のターゲットや目的に応じて広告媒体を選ぶ必要があります。
広告媒体には大きく分けて、以下の3つがあります。
それぞれの媒体について、次の章から詳しく説明します。
2.インターネット媒体
インターネット広告とは、インターネット上に掲載されている広告全般のことを指します。
ウェブサイトやソーシャルメディア、メール、アプリ、YouTubeなどに掲載されている広告まで非常に幅広いジャンルです。
その一方で、インターネットの進化やスマホの普及に伴いWeb広告の市場は急速に成長を遂げています。
電通の2020年 日本の広告費調査の以下の数字を見て分かるように、「新聞広告費」「雑誌広告費」「ラジオ広告費」「テレビメディア広告費」と言ったマスコミ四媒体広告費はマイナス成長が続いています。
一方、インターネット広告は一貫して右肩上がりで、その差はほとんどなくなりました。
マスコミ四媒体広告費 2兆2,536億円(前年比86.4%)
インターネット広告費 2兆2,290億円(前年比105.9%)
インターネット広告は今まさに成長している分野とも言えます。
インターネット媒体に掲載できる広告の種類比較一覧
広告種類 | 導入までの時間 | 導入の簡単さ | 導入コストの低さ | 運用の簡単さ | 運用コストの低さ | 認知度アップ | 売上への直結度 |
純広告・バナー広告 | ★★ | ★★★★ | ★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★ |
記事広告 | ★★★ | ★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
メール広告 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★ | ★★ |
テキスト広告 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★ | ★★★★ |
動画広告 | ★★ | ★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
ネイティブ広告 | ★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
アフィリエイト広告 | ★★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★★ |
SNS広告 | ★★★ | ★★ | ★★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★★ |
RSS広告 | ★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
DSP広告 | ★★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★★ |
ジオターゲティング広告 | ★★★ | ★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★★ |
純広告・バナー広告
純広告・バナー広告とは、サイト内で決められた広告枠を一定期間買い取り広告を表示させるものです。
Yahoo!JAPANや日本経済新聞社、ニコニコ動画といったさまざまなメディアで純広告が提供されています。
特化したジャンルの媒体を選べば、ターゲットをしぼって広告を配信することも可能です。
純広告の最大の魅力は、今まで自社製品に興味・関心のなかった潜在層にもアプローチできる点です。
特に利用者の多い媒体に掲載すれば、かなりの数のユーザーの目に触れることになります。
一度出稿すれば、運用コストはかからないのもメリットです。
注意点としては、純広告は、たとえ効果がなかったとしても費用がかかってしまいます。
人気のWebサイトだと広告枠がかなり高額なケースもあるので、失敗した時のリスクは大きいです。
国内の各地域で、純広告・バナー広告を出稿できる魅力的なメディアについては、「5.魅力的な広告媒体地域別一覧」をご覧ください。
記事広告
記事広告は「タイアップ広告」とも呼ばれ、通常の記事と同様の体裁で掲載される広告のことです。
他のクライアントと提携し、第三者にユーザー目線で商品やサービスについてのPR記事を作成してもらい配信する広告手法です。
多くの場合「広告」や「PR」などの表記がなされるので、通常の記事とは区別がつくようになっています。
記事広告のメリットは、第三者の目線で商品やサービスを紹介してもらえる点です。
第三者の率直な感想が入った記事広告なら、信頼を得やすく、ユーザーは購入後の自分をイメージできます。
また、タイアップするメディアの認知度が高ければ、そのブランド力を活用し、信頼感や購買意欲を高めることができます。
注意点として、記事広告は比較的高額で、小さな媒体でも50万程度、それなりの媒体で掲載するとなると100〜200万円程度が相場になります。
質の高い紹介記事を制作するとなれば、制作までの手間がかかるため、出稿まで時間がかかる広告手法でもあります。
国内の各地域で、記事広告を出稿できる魅力的なメディアについては、「5.魅力的な広告媒体地域別一覧」をご覧ください。
メール広告
メール広告とは、電子メールの形で送信される広告のことです。
メールマガジンやニュースメールの記事内に広告文を挿入する「メールマガジン型」と、全文広告を配信する「ダイレクトメール型」があります。
「テキスト形式」や「HTML形式」で送信することが可能で、HTML形式であれば、Webサイトのように文字のフォントや画像を用いて自由に表現できます。
メール広告のメリットは、以下の2点です。
- 見込み客に直接アプローチできる
すでに自社の商品やサービスに関心を持つユーザーがアドレス登録をしているため、購入につながりやすい客層へのアプローチが可能となります。 - 入稿から配信までの期間が短い
特にテキスト形式の広告なら、準備にそれほど手間がかからず、入稿からの配信までの期間が短いため、急なイベントの告知やセールにも対応できます。
メール広告のデメリットは、開封されない可能性があるということです。
それまでの内容や配信回数が適切でなければ、自分にとって必要のない情報だと認識されてしまい、開封率は低下します。
テキスト広告
テキスト広告とは、Googleの検索広告が代表的な、広告文だけで構成せれた広告のことを言います。
ビジュアル面ではバナー広告のインパクトに劣りますが、サイトと違和感のない形で広告掲載ができるので高い反響が見込めます。
訴求したい内容をテキストベースで掲載できるため、具体的な商品販促をできる点でバナー広告より優れているでしょう。
また、テキスト広告であれば短時間で作成できるため、タイムリーに広告出稿ができ、ベストタミングを逃しません。
動画広告
動画広告とは、YouTubeをはじめとした動画視聴媒体に動画広告を掲載する広告手法です。
テレビCMのように、映像と音声で構成されておりクリック率が高い傾向にあります。
YouTubeなどの動画コンテンツ内で再生される「インストリーム広告」や、記事やコンテンツ内に挿入されている動画広告が自動再生される「インフィード広告」などがあります。
商品販促だけでなく、企業のブランディングとしても非常に有効な手段です。
話題性のある動画を制作できれば、SNSでの拡散で一気に認知度を上げることも可能です。
注意点としては、動画広告は、静止画やテキスト主体の広告より、作成するための時間と費用がかかります。
また、クオリティの優劣がユーザーに伝わりやすいのもデメリットになります。
ネイティブ広告
ネイティブ広告とは、記事と広告を自然に溶け込ませ、ユーザーにストレスを与えずに情報を提供する広告です。
例えば、ニュースサイトの記事やSNSのフィードの中に混ぜて自然に表示させます。
ネイティブ広告は、コンテンツと広告のマッチングが重要と言われており、いかに自然にコンテンツに溶け込ませるかが重要になります。
実際には広告であるため、どこかに「広告」であることは明記されます。
ネイティブ広告の最大のメリットは、クリック率の高さです。
広告を見せられているという感覚が少ないため、興味を持ちやすく、自然とクリックされやすい傾向があります。
直接的なユーザーだけでなく、潜在層へのアプローチも期待できるでしょう。
ネイティブ広告のデメリットは、それぞれのコンテンツに合わせて広告の見栄えや内容を組み換える必要があり、広告制作に手間がかかることです。
アフィリエイト広告
アフィリエイト広告とは、インターネットにおける成果報酬型の広告です。
アフィリエイト広告を出稿するためには、アフィリエイト・サービス・プロバイター(ASP)に申請をします。
ユーザーがアフィリエイト広告を通じて、設定したアクションを取ると広告主に広告費用が発生します。
例えば、ある商品の「購入」をアクションとして指定していた場合、ユーザーがその商品を購入することで初めて広告費用が発生します。
多くの場合、ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)というアフィリエイト用の仲介サイトを使います。
アフィリエイト広告のメリットは、その費用対効果の高さです。
広告主が定めた成果地点に、ユーザーが到達した時のみ費用費用が発生するので、無駄な広告費を最小限に抑えることができます。
デメリットとしては、広告主側で掲載メディアを選べないことです。
もし、あやしいブログや合法すれすれの広告手法を用いるサイトに広告が掲載されると、企業のブランドイメージや、自社の商品・サービスの評判が傷つけられるリスクがあります。
SNS広告
SNS広告とは、TwitterやInstagram、TikTokなどのSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)に配信する広告のことです。
SNSに登録されているユーザの属性や趣味・関心データを基に、最適なターゲットに集中して広告を配信することができます。
代表的なSNS広告は以下です。
- Twitter広告
- Instagram広告
- Facebook広告
- LINE広告
- TikTok広告
- Pinterest広告
SNS広告の強みは、その拡散力の高さです。
独特な広告や面白い広告など、ユーザーが他の人にシェアしたいと思うような内容の広告を配信することができれば、爆発的に情報を広めることができます。
注意点として、SNS広告では、魅力的でユーザーの注目を集めるような広告でなければ見てもらえない可能性が高いです。
他の投稿より魅力的に見せる必要があるため、画像や動画、テキスト使い方などをよく考える必要があり、出稿までの手間やコストがかかります。
加えて最近は、インパクトだけをねらった広告を配信してしまうと「炎上」という悪い形で拡散されてしまうこともあります。
RSS広告
RSS広告とは、ユーザーのRSSフィード内に表示される広告です。
RSSの購読者情報を保持する媒体に出稿することで、利用可能となっています。
Webサイトの更新情報などをピンポイントで表示できるので、ユーザーの興味を引き、コンバージョンにつながりやすいです。
見込み顧客が興味を持つWebサイトの更新情報などと一緒に広告が表示されるため、更新情報を見つつ、広告にも目が止まりやすくなります。
RSSにある更新情報などと、関連のある広告を配信することが重要です。
DSP広告
DSPは、「デマンドサイドプラットフォーム(Demand-Side Platform)」の略で、広告主側の広告効果を最大限に発揮するプラットフォームです。
広告主側が予算や、サイト情報、さらに配信設定などを登録することで、DSPの管理する複数のネットワークで広告枠を自動的に買い付けて配信を行います。
広告主が狙いたい属性のユーザーに対し、リアルタイムに広告枠の入札が行えるという特長があります。
主なDSP広告サービスは以下です。
DSP広告の最大のメリットは、ターゲットユーザーにピンポイントでアプローチできる点です。
ユーザーデータを設定すれば、高度なDSPの最適化エンジンによって、ターゲットに最適化された広告が配信されます。
特定の期間のみ入札額を上げる、特定ジャンルの媒体に絞って配信するなど、配信条件を細かく設定できます。
DSP広告の注意点としては、DSP会社によって提携している配信メディアのジャンルや、保有するデータ、アルゴリズムにより、配信先となるユーザーの選定に大きな差が出ます。
それぞれのDSP会社の特徴をよく把握してから選ぶ必要があるでしょう。
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5.魅力的な広告媒体地域別一覧
日本国内で信頼性が高く、広告能力の高いメディアをエリア別に分けて紹介しています。
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