講談社の広告配信プラットフォーム「OTAKAD」が「Outbrain」とのデータ連携を開始

読者の「オタク」度合い活用、タイアップ広告に適切なユーザーをOutbrainから誘導可能に

講談社は、同社の広告配信プラットフォーム「OTAKAD(オタカド)」がコンテンツレコメンデーション事業の米国Outbrainが運営する「Outbrain」のネットワークと連係を始めた、と11月25日に発表した。OTAKADは講談社の各サイトの閲覧データに基づく趣味趣向に合わせた広告配信だけでなくOutbrainを通じたターゲティング配信が可能になった。

 

Outbrainは、Web上でネイティブ広告(コンテンツに溶け込ませる広告)フィードを提供して媒体社サイトを収益化している。今回の連携でOTAKADは、AI(人工知能)解析技術で講談社の各サイト読者の「オタク」度合いを解析した消費傾向の高い読者セグメントのユーザーや類似ユーザーを、Outbrainの豊富なメディアネットワークを活用して誘導できる。

例えば、講談社の各Webメディアで実施したタイアップ広告にアクセスしたユーザーを、連載タイアップ広告への誘導に役立てたり、商品購買サイトに誘導して販売促進につなげたりできる。講談社はOTAKADを今後、Outbrainのネットワーク接続に続いてDSP(広告主向け広告配信プラットフォーム)や「Facebook」「Instagram」への接続も予定する。

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