【まもなく強制移行】検索順位の低下に繋がるモバイルファーストインデックス(MFI)強制移行とは?

※この記事は読者によって投稿されたユーザー投稿のため、編集部の見解や意向と異なる場合があります。また、編集部はこの内容について正確性を保証できません。

本日は、2021年4、5月に強制移行のあるモバイルファーストインデックス(MFI)についてご紹介します。
WEB担当者の皆様はWEBサイトの検索順位向上のため日々様々な施策を講じられているかと思います。
SEO対策の方法は多々ありますが、その中の一つである「モバイルファーストインデックス(MFI)」はご存知でしょうか?
このコンテンツは、以下のような点についてお悩みの方に特に役立つ情報となっています。

・現在運用しているWEBサイトにモバイル用のページがない
・取引先などから、自社のWEBサイトがモバイルでは使いづらいと言われる
・サイトリニューアルを検討しているが、モバイル用ページを用意するか悩んでいる

▼目次

1. モバイルファーストインデックス(MFI)とは
2. 押さえておきたいポイント3選
モバイルフレンドリーなWEBサイトかどうか
PC向けページとモバイル向けページでコンテンツに差ができているかどうか
モバイル向けページにも内部リンクがしっかりと設置されているかどうか
3. モバイルファーストインデックス(MFI)対応の確認方法
4. モバイルファーストインデックス(MFI)になっていない場合の解決策
モバイルフレンドリーなWEBサイトにする
PC向けページとモバイル向けページでコンテンツを統一する
ページ表示スピードを改善する
5. まとめ

モバイルファーストインデックス(MFI)とは

 


モバイルファーストインデックス(MFI)とは、SEOの評価基準をPCからモバイル向けページへと変える、というGoogleの動きのことを指し、2018年3月以降から順次移行しています。
これは、今や検索するユーザーの大多数がPCからではなくモバイルに移行した点に起因します。
これまではPC向けページの内容を基に検索結果の順位付けがされていましたが、MFI移行後はモバイル向けページの内容を基に判断するようになるため、モバイル向けページの対策が不十分な場合は検索順位が低下することも考えられます。
そのため、モバイル向けサイトの整備が必要不可欠だと言えます。

押さえておきたいポイント3選

では、どのような状態ならモバイルファーストインデックスに対応できている、と呼べるのでしょうか?
代表的な評価ポイントを3点ご紹介いたします。

モバイルフレンドリーなWEBサイトかどうか

まず初めに挙げられるのは、モバイルフレンドリー、すなわちモバイルから訪問した際にユーザーが使いやすいWEBサイトになっているかどうかです。
モバイルフレンドリーでないWEBサイトは、検索結果の評価に影響を受ける可能性があります。
具体的な例としては、文字が小さすぎて読みにくい、ページの読み込み速度が遅い、コンテンツが画面の幅と合っていない、などの問題があれば要改善だと言えるでしょう。
モバイルファーストな状況であれば、当然モバイルフレンドリーのWEBサイトであるべきです。

PC向けページとモバイル向けページでコンテンツに差ができているかどうか

また、PC向けページとモバイル向けページでコンテンツが統一されている必要があります。
モバイルファーストインデックス(MFI)が導入されることで、評価基準はモバイル向けページになります。そのため、PC向けページにしか存在しないコンテンツは評価対象外となってしまいます。
これまで重要なコンテンツをPC向けページにしか配置していなかったWEBサイトは、モバイル向けページにも反映させる必要があります。

モバイル向けページにも内部リンクがしっかりと設置されているかどうか

こちらも先ほどのコンテンツ統一と同様、PC向けページだけでなくモバイル向けページにも内部リンク(ご自身のWEBサイト内で関連するコンテンツのリンク)をしっかりと設置しなければなりません。
文面などのコンテンツだけでなく、導線もPC向けページと同等のものを用意することで、ユーザーやクローラがページを発見しやすくなり、検索順位の低下を防ぐだけでなく、順位の向上に寄与する可能性があります。
コンテンツだけでなく、内部リンクの差異もないようにすることが重要です。

上記でお伝えした評価ポイントはあくまでも一例です。

モバイルファーストインデックス(MFI)対応の確認方法

 


https://search.google.com/search-console/about?hl=ja

次に、モバイルファーストインデックス(MFI)対応の確認方法についてお伝えします。
モバイルファーストインデックス(MFI)に移行しているかどうかは、Search Consoleの設定画面で確認することができます。
また、移行が完了していれば、切り替わった日付も表示されるため、そのような記載がない場合はまだ移行できていないということになります。

モバイルファーストインデックス(MFI)になっていない場合の解決策

先程の方法で確認した際、まだ移行できていない場合の解決策は以下の通りです。

モバイルフレンドリーなWEBサイトにする

まずはモバイルフレンドリーなWEBサイトにしていく必要があります。
例えば、モバイル向けページはレスポンシブWEBデザインにするなどが挙げられます。
これは、Googleも実装を推奨しており、URLがPCと同じであるため管理しやすいといった点や、ページが表示されるまでの読み込み時間が短縮される点などがメリットとして挙げられます。
ユーザーの利便性を考えたWEBサイト構成であることが求められています。

PC向けページとモバイル向けページでコンテンツを統一する

PC向けページにのみ配置して、モバイル向けページでは省いていたコンテンツがあれば、モバイル向けページでもしっかりと表示させましょう。
どちらのページでも同等なコンテンツを提供する必要があります。
これは、内部リンクについても同様で、ユーザーの利便性だけでなくコンテンツ統一という意味合いでも重要になってくるため、統一できていない場合は統一させる必要があります。

ページ表示スピードを改善する


https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=ja

モバイルファーストインデックス(MFI)に移行すると、ページ表示スピードはモバイルサイトの評価が適用されます。
これまではPCサイトの表示スピードが評価対象でしたが、モバイルサイトに代わることによって表示スピードが低下しないようにすることが求められます。
Googleが公開しているページ表示スピードチェックツールを使用してチェックするとともに、要改善であれば改善ポイントが表示されるため、ツールに従って改善を行いましょう。

上記でお伝えした解決策はあくまでも一例です。

まとめ

スマートフォンの普及やモバイルファーストインデックス(MFI)によって、モバイル向けページの重要性が高まってきています。
Googleは2021年3月末までにすべてのWEBサイトでモバイルファーストインデックス(MFI)に移行すると発表しており、移行できていないWEBサイトも強制的に移行させられてしまいます。
現状では、約半分のWEBサイトが移行済みといわれていますが、強制移行後に検索順位が低下するWEBサイトも出てくるかもしれません。
そうならないためにも、まだ移行済みでないWEBサイトでは早急に対応する必要があると言えるでしょう。

センタードでは、WEBディレクター×WEBコンサルタントが連携し、貴社サイトがモバイルフレンドリー化されているかチェックし、改善方法の立案から実装までサポートいたします。
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