中小企業の資金繰りを助ける12種類の助成金をまとめました
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※当記事は2019年11月29日に作成しています。助成金は頻繁に制度変更が行われ、厚生労働省から告知されます。当ページは信頼できると考えられる情報に基づいて作成しておりますが、情報の正確性、信頼性、完全性を保証するものではありません。最新の内容は厚生労働省ホームページを確認するか、弊社までお問い合わせください。
資金面のの苦労が多いのは、どこの企業も同じ。特に大きな資本を持っていない中小企業にとっては頭を悩ます機会も多いと思います。
そんな時、活用したい制度が「助成金」です。助成金はは厚生労働省から企業に支給される原則的に返済不要な支援金で、働き方改革の影響もあり、働き方関連の助成金が増えています。
似た言葉に「補助金」がありますが、補助金は助成金と比べると予算上限が決まっているため審査が厳しく、ハードルが高い制度です。
助成金を取得すると企業の信頼が上がる?
助成金を受け取るには厚生労働省の認可を得たりと様々な書類手続きが必要になります。急ぎの資金繰りなどが目的であれば助成金は向いていないかもしれません。
しかし、助成金が受け取れるということは、こうした申請手続きをスケジュール通りに実施している証です。また、当然過去に不正受給をしていたり、労働保険を滞納していたり、労働関連法規に違反していたりしていたら当然審査が通りません。
助成金が受け取れるということは、信頼できる企業の証でもあります。
助成金を取得すると企業が成長する?
助成金の活用というと、お金を借りたりするのと近い印象を受けるかもしれません。
しかし、助成金とは、多くの企業にとって「やっておいたほうがいいけれど、今すぐやるとコストや手間がかかってできない」ことをサポートするものです。
残業時間を削減することでもらえる助成金もありますが、短期的に見たら企業の生産力低下につながるでしょう。しかし、残業時間を削減することで、従業員の満足度が上がり、生産性の向上、離職率の低下などの効果が期待できます。
助成金は「お金をもらうもの」ではなく、「労働環境を改善するための努力をした結果にもらえるもの」です。助成金をもらうための様々な取り組みは、長期的には企業の成長に繋がるでしょう。
企業の信頼を上げ、長期的な成長に繋げるために、ぜひ助成金を活用してみてください。
プロがお勧めする12種類の助成金
- 正社員の新規雇用-最大72万円(1人当たり)
- パートタイムの新規雇用-最大36万円(1人当たり)
- パートタイマーへの健康診断-最大48万円
- 共通賃金の導入-最大72万円
- 新しい手当の導入-最大48万円
- インターバル制度の導入-最大100万円
- 評価制度の導入と賃金アップ-130万円
- 離職率をさげる取り組みを行う-最大72万円
- 働き方改革に伴う従業員の採用-最大75万人(1人当たり)
- 経験が未熟なスタッフを育成する-最大75万円
- メンタルヘルスチェック等を導入-最大10万円
- 生産性向上の投資を行う-最大100万円
それぞれの給付上限や給付条件について、紹介しています。ぜひご活用ください。
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