【これから始めるアクセス解析】第1回:お医者さんになるための基礎《Google Analytics》
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アナリティクスってどう見るの?
こんにちは。仕事柄、普段たくさんの経営者さんやWEB担当者にお会いしますが、よくご相談されるご質問の中に
「Googleアナリティクスの見かたが分からない」
というものがあります。
確かにアナリティクスの解説本は意外と少ないですし、本を読んだところで結局自分のとこのデータを見てもよく分からない、という方は多いのではないでしょうか。そこで、今回からはGoogleアナリティクスを使ったアクセス解析についてお話していきたいと思います。
個人的に、アクセス解析はとにかく場数だと思っています。色々なケースを想定してアクセス解析マスターを目指しましょう!
はじめに:アクセス解析の意味を考える
「そこから?」と思う方も、今一度おさらいしてみましょう。Googleアナリティクスはアクセス解析のためのツールですが、じゃあそもそもアクセス解析の役割って何でしょうか?
- 直帰率を調べる
- ユーザーの滞在時間を確認する
- ページごとの閲覧数を比較する
などなど。
こんなことを思い浮かべてしまったあなた、要注意です。
確かにアクセス解析では様々な数字を確認しますが、その数値を確認することが目的ではありません。では、アクセス解析の役割ってなんでしょうか。
アクセス解析は『診察』
アクセス解析の役割とは『何か変化があった時に原因を探るための調査』です。
「お問い合わせが減った」「予約の数が突然増えた」など、WEBサイト経由のアクションに変化があった際に、原因を探るためのアクションの一つがアクセス解析だと思っています。
例えるなら『診察』ですね。病院に行くとお医者さんがやるあれです。
「熱っぽい」「喉がイガイガする」という体調の変化に対して、症状を見極めてどうすれば良いのかを判断する、まさにそれがアクセス解析です。では、アナリティクスの役割とはなんでしょうか。
アナリティクスは『検査結果』
答えはズバリ『検査結果』です。
ここで重要なことは、検査ではなくあくまで『検査結果』ということ。血液検査などがイメージしやすいのではないでしょうか。しつこいですが、採血ではなくて、検査結果のあの紙です。
では、アクセス解析が問診でアナリティクスが検査結果なら、皆さんは何になるのでしょうか。それがまさに『お医者さん』です。
お医者さんがすべきこととは
つまり、皆さんがお医者さんとしてアクセス解析を通して行うこととは、診察を行って正しい検査を行い、出てきた検査結果から必要な数値を使って症状の原因を探ることです。
血液検査と同じで、症状と直接関係無かったり不要なデータも含まれている中から、必要であろう数値にあたりを付けて普段の数値と比較する、それがまさにお医者さんである皆さんの役割になります。
お医者さんが学ぶべきこと
皆さんの役割はハッキリしたところで、じゃあ何を学べば良いのでしょうか。答えは以下の4ステップです。
- 検査でどんな値が知れるのかを把握する
- 症状ごとにどの検査結果を使うのかを見極められるようにする
- 検査結果から原因を読み取る
- 原因に対しての対処法を知る
これらを一つ一つ分解してしっかり身につけることが、良いお医者さんになるための第一歩です。
まとめ
今回は概念的なお話になりましたが、Googleアナリティクスを見ることだけに焦点を当てると本当の目的が分からなくなってしまいがちです。
次回からは先ほどの4ステップについてご紹介していこうと思います。優秀なお医者さんを目指して頑張りましょう!
元記事はこちら http://quartet-communications.com/info/topics/23245
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