ワンソースマルチデバイスCMS『aiship』の導入ステップについて

※この記事は読者によって投稿されたユーザー投稿です:
  • 編集部の見解や意向と異なる内容の場合があります
  • 編集部は内容について正確性を保証できません
  • 画像が表示されない場合、編集部では対応できません
  • 内容の追加・修正も編集部では対応できません

ワンソースマルチデバイスCMSとは

“1つのWEBサイト”をスマートフォン・PC・タブレットなどあらゆるサイズのデバイス毎に、サイト自身が最適なデザインに自動変化し表示するものをワンソースマルチデバイスWEBサイト(通販サイトの場合ワンソースマルチデバイスECサイト)といいます。

このとても便利な“ワンソースマルチデバイス”という方法で企業サイトや通販サイトを安価・簡単に実現させるためには専用のCMSの存在が必要不可欠となります。その専用のCMSが『ワンソースマルチデバイスCMS』です。弊社が提供している「aiship(http://www.aiship.jp/)」はこのような便利なWEBサイトのワンソースマルチデバイス運用を実現するための『ワンソースマルチデバイスCMS』なのです。

企業サイトでも通販サイトでもワンソースマルチデバイスCMS「aiship」を導入することで、スマートフォン、PC、タブレットなどあらゆるデバイス向けに1つのWEBサイト(1つのソースコード)で対応させることが可能になります。

この『ワンソースマルチデバイスCMS』の最大の特徴はあらゆるデバイス向けのページが

“一つのURLに対し一つのソースコードである”

ということです。

PCやスマートフォン向けに一部のソースをデバイスに向けて使い回ししている(ワンソースマルチユースしている)CMSは数多くあります。しかしそれらの多くは、一見URLは1つですがソースコードはPC・スマホと異なり、結局デバイス毎にページやコンテンツを作る手間が膨大に発生してしまいます。

またページを別々に作る膨大な手間の問題もありますが、同様に見逃せない問題はページを別に作ることでは十分な検索エンジンの対応(SEO)ができないことです。ワンソースマルチデバイスCMSを利用することでこれらを全て解決することができるので“本当に便利”ということが理解いただけると思います。

ワンソースマルチデバイスCMS導入のメリット

前述しましたがワンソースマルチデバイスCMSを利用してサイト運用するメリットは大きく2つあります。

1つ目は、何と言ってもあらゆるデバイス向けに構築運用するWEBサイトは“1つだけでいい”ということです。PCやスマホなど端末別にサイトを構築運用する必要がなく、サイト構築運用の手間が圧倒的に少ないというものです。

これまで端末毎にWEBコンテンツを制作していたサイト運営担当者にとっては、かなりの手間の削減が実現できます。サイトの初期導入コストもワンソースマルチデバイスCMSを利用してワンソースマルチデバイスでWEBサイトを導入することで大幅削減でき安価に導入可能となります。

また運用するサイト自体も端末別に構築する必要がなく、サイトデザインやコンテンツの更新などが一元化され、1サイト運用のコストと同程度に低いコストであらゆるデバイス向けのWEBサイト運用が実現できるため経営者やコスト管理者にとっても嬉しいことです。

2つ目は、ユーザにとって使い勝手が良いということ、すなわち顧客満足度が高いWEBサイト運用の方法であるということです。

ワンソースマルチデバイスのWEBサイトを実現させるサイト構築の方法として“レスポンシブWEBデザイン(Responsive Web Design)”があります。デバイスのサイズによって、Responsive=反応するWEBデザインという意味で、1つのWEBサイト自身が、ユーザの閲覧端末に合わせて上手く勝手に変化し、自動的にデバイスに適した表示になるというものです。

Googleの2012年8月の記事:(https://developers.google.com/webmasters/smartphone-sites/details)を参照されるとよくわかりますが、以下のようにGoogleはこの方法を推奨するとしています。

“同一のURLに対して同一のHTMLで、すべてのデバイスに対応するように構築されているレスポンスの良いWEBデザイン(レスポンシブWEBデザイン)をGoogleは推奨する”

また、Googleが推奨するということは顧客満足度が高いのみならずGoogleの検索エンジンにも最適であるため、スマートフォンなどGoogle検索の上位表示を得るためにも超重要ということになります。

ですから、ワンソースマルチデバイスCMSを導入することで、『多重サイト運営の手間削減』、『更新やサイト管理などの運用コストの削減』が図れると共に、Google検索エンジンにも最高に対応した、あらゆる端末ユーザにユーザビリティが高いWEBサイトの提供が可能になるのです。

ワンソースマルチデバイスCMS導入ステップ

実際にワンソースマルチデバイスCMSを利用してワンソースマルチデバイスのWEBサイトを導入するステップはそれほど手間なことではありません。aishipでは現状運営しているスマートフォンサイトのコンテンツが充実しているのであれば、基本的にワンソースマルチデバイスCMSへコンテンツの移設を行う作業でワンソースマルチデバイスのWEBサイト導入が完了するため、安価に早く実現することが可能です。

具体的なCMS導入ステップは以下の3ステップです。

【1】コンテンツのコピーを移設
今運営のPCやモバイルサイトはそのまま運営しながら、コンテンツ(画像やテキスト)のコピーをワンソースマルチデバイスCMSへ移設

【2】ドメインの設定変更
ワンソースマルチデバイスCMSへコンテンツ移設が完了し、ワンソースマルチデバイスのWEBサイトを新サイトとして運用可能になった時点でPCやモバイルで利用しているドメインを新サイトへ向ける(DNS変更)

【3】移設完了
新サイト運用が問題なければ、現状のPCやモバイルで利用しているシステムを閉鎖する(問題があればスグに戻せるように1,2か月は残すことをお勧めします)

ステップの中でもわかるように、今運営のPCやモバイルサイトとは別に、ワンソースマルチデバイスWEBサイトを新たに構築運用して、新サイトが完全に運用できるようになった時点で新サイトへ切り替えることがポイントです。

またこれまでの運用している基幹システムとの連携などのカスタマイズが必要となる場合は、実現までに少し時間を要す場合があります。場合によってはご担当者様や外部パートナー会社と問題を解決する手間がかかります。

ですから何よりも導入のステップで重要なことはワンソースマルチデバイスCMSの必要性をよく理解し、低コストで最高に便利で素晴らしいワンソースマルチデバイスWEBサイト運用へ絶対に移行させるという会社全体の強い方針と意識の共有が必要だと思います。

aiship 岩波

=============================
掲載元のブログではわかりやすい画像つきで公開しています。
■aishipスマートフォン&モバイルEC事例・ノウハウ集
http://www.aiship.jp/knowhow/archives/4303
=============================

この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

TLS
「TLS」(Transport Layer Security)は、Webサイトを ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]