ALBERTがAI・機械学習活用チャットボット型接客ツール「Proactive AI」ベータ版公開

30日間の無料トライアル実施、サイト訪問者が困っている状態をシステムが自動で把握

山川 健(Web担 編集部)

2016年12月20日 16:57

2019-03-12 編集部追記

システムソリューションのALBERT(アルベルト)は、人工知能(AI)・機械学習技術を活用したチャットボット(自動コミュニケーションツール)型接客ツール「Proactive AI(プロアクティブ エーアイ)」のベータ版を12月15日に公開した、と同日発表した。実店舗のスタッフと対話するような接客を実現する。2017年2月末までに導入する企業を対象に、30日間の無料トライアルを実施している。初期費用はなく、月額利用料はページビューに応じた従量課金で6万4000円(税別)からとなる。

ECサイトに加えて求人サイト、メディアなど幅広く対応する。チャットウインドウの背景やアイコンのデザインはカスタマイズ可能。サイト訪問者が困っている状態を自動的に把握して呼び掛け、離脱防止やコンバージョン(最終成果)率向上を図る。訪問者ごとに算出した親和性スコアから対話内容をパーソナライズし、最適な商品や情報を見付けられるようにする。2017年3月には無料通話・無料メールアプリ「LINE」、「Facebook」のメッセージ機能「Facebook Messenger」と連係する。

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