Adobeが「Firefly」の音楽・音声・効果音の生成機能を正式提供、AIアシスタントも強化
「ストーリーボードの作成」「ブランドキットの作成」を導入、日本語で無料体験も
8月24日 7:01
米国Adobeは8月20日(米国時間)、クリエイティブAIスタジオ「Adobe Firefly」において、オーディオツールの「音楽を生成」や「音声を生成」、「効果音を生成」を製品版として提供を開始したと発表した。SNSコンテンツやライブVlog、短編映画、製品チュートリアル、ポッドキャストクリップなどのクリエイティブワークフローで、安全に商用利用が可能なAIを活用できるようになった。
音楽の生成は「Firefly Music Model」によって、ビデオの長さや雰囲気に合わせて完全ライセンス対応済みのオリジナルトラックを作成する。音声の生成は「Firefly Speech Model」と「ElevenLabs」を選択でき、台本を声や速さ、感情表現まで調整して明瞭で自然なナレーションに変換する。効果音の生成は「Firefly Audio Model」でアクションやタイミングに合ったカスタムサウンドを作成する。
自然言語で指示する「AIアシスタント」も強化した。「ストーリーボードの作成」と「ブランドキットの作成」の機能が加わり、日本語ユーザーに毎日一定回数まで無料で試せる体験プログラムを開始する。利用できるAIモデルは「Google」「Kling AI」「Luma AI」「OpenAI」「Runway」などに加えて「Gemini Omni Flash」を追加。テキストにビデオ、音声、画像を添えたプロンプト(指示文)に対応する。
ストーリーテリングで適切な音楽・音声・効果音は、オーディエンスの関心をつかむために不可欠だ。ただサウンドは、専門ツールや別サービスを利用して編集され、コンテンツへの統合に手間がかかることからクリエイティブな流れが途切れがちだった。Adobeはこうした課題に対応するため、Adobe Fireflyのオーディオ機能を一般提供に切り替え、AIアシスタントの機能を拡充した。
