23年度卒の就活、人事は“就活での蛙化現象”に注意!? 志望度が高まる要因と入社の決め手に違い【リクルートMS調べ】

エントリーのきっかけ、「希望する勤務地で働けそうだから」がジワジワ上昇。

リクルートマネジメントソリューションズは、「2024年新卒採用 大学生の就職活動」に関する調査結果を発表した。“採用活動や就職活動のハイブリッド化”“志向・価値観の変化”など、2023年度卒として就職活動を行った全国の大学4年生、大学院2年生計1,117人が回答している。

特に重要な「仕事の価値観」は、やっぱり「安定」志向が強い。

まず「就職活動における対面・Webの経験」を聞くと、「Webのみ経験あり」の比率がいずれの形態でも前年より減少。そのうち「インターンシップ」「座談会・社員交流会」は「どちらも経験あり」が半数超えまで増加していた。

一方、「3次面接以降~最終面接前」「最終面接」は、「対面のみ経験あり」が大きく上昇している。

「特に重要だと思う仕事の価値観」を聞くと、「安定」43.3%、「貢献」34.1%、「成長」30.8%と、2017年卒以来大きな変化はなかった。

「内定・内々定企業にエントリーするきっかけ」は「希望する勤務地で働けそうだから」65.7%、「業界に興味があったから」64.7%、「製品・サービスに興味があったから」57.8%。「業界に興味があったから」は前年から3ポイント減少した一方、「社名やグループ名を知っていたから」55.1%が、2023年卒の50.3%より4.8ポイント増加している。

経年の変化を見ると、「希望する勤務地で働けそうだから」がジワジワ上昇しており、ここでも安定志向がうかがえる。

「学生の志望度にもっとも影響が大きい場面」では、「インターンシップ」21.1%が「面接」20.0%を上回り1位になった。現在の就活ではインターンシップが最も成否を左右するポイントになっている。

なお「入社予定の企業との接点を望む理由」を聞くと、「社風や職場の雰囲気について知りたい」38.5%、「仕事内容や進め方を知りたい」38.0%が特に多く、「同期や先輩と上手くやっていけそうか知りたい」29.7%がそれに続いている。

一方「就職活動をするなかで、企業からあなたの印象や評価を伝えられた(フィードバックを受けた)経験」を聞くと、61.1%と微妙な数値。「良い印象+どちらかといえば良い印象をもった」という学生は71.7%なので、企業は、学生の特徴を踏まえた上で、印象を伝えるのが得策と言える。

内定や入社をきっかけに学生のモチベーションが急激に下がる“就活での蛙化現象”が指摘されるなか、こうしたフィードバック機会を逃さないことは重要だろう。

調査概要

  • 【調査対象】2023年度卒として就職活動を行った大学4年生・大学院2年生
  • 【調査方法】インターネット調査(調査実施:インテージ)
  • 【調査時期】2023年6月30日~7月12日
  • 【有効回答数】1,117人
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