ポイ活で意識して貯めているのは1位「楽天ポイント」2位「PayPayポイント」【Appliv調べ】
ナイルが運営するスマホ関連メディア「Appliv」は、「ポイ活」に関する調査結果を発表した。ポイ活をしている10代~60代の男女671人が回答している。
「ポイ活」とは、店舗利用・商品購入などさまざまなシーンで配布されているポイントを貯め、貯まったポイントを利用すること。
王道節約術は「外食を控える」「まとめ買い」「家計簿」
まず全体に「ポイ活をする理由」を聞くと、「生活費を節約するため」409人が特に多く、「趣味や嗜好品を安く購入するため」333人と節約志向の回答が続くが、3位には「ポイント収集自体が楽しいため」260人と、純粋に日常の楽しみにしている人も一定数存在した。
「もっとも意識して貯めているポイント」を具体的に聞くと、「楽天ポイント」35.2%が断トツで多く、「PayPayポイント」15.2%、「dポイント」12.2%がそれに続いた。いずれもオンラインショッピングに加え、コンビニ・スーパーや飲食店など、さまざまな店舗やシーンで利用できるのが特徴だ。なお通信会社のデジタル系ポイントが主流のためか、「貯まっているポイント残高の把握方法」でも「サイトへのログイン」36.8%、「専用のスマホアプリ」34.0%と、7割の人がオンラインで残高を把握していた。
「ふだんから行っているポイ活」では、「ポイント対象店舗を選ぶ」339人「ポイント対象サイトを選ぶ」324人、「アンケートに回答する」308人が上位で、地道にコツコツと貯めている人が多い。「支払方法を統一する」「公共料金の支払の工夫」なども人気の方法のようだ。
「ポイ活が節約に繋がっているか」については、「実感あり」が65.9%で「実感なし」11.3%、「わからない」22.8%を大きく上回る。実際に「ポイ活で年間どのくらいのポイントが貯まったか、現金に換算した金額」を調査すると、もっとも多かったのは「1万円以上5万円未満」28.0%、以下「5,000円以上1万円未満」26.7%、「5,000円未満」19.5%という結果だった。「5万円分以上10万円未満」7.6%と「10万円以上」4.3%を合わせると、1割以上が年間5万円以上を獲得したこととなる。
最後に「ポイ活以外で節約のためにしていること」も聞くと、「外食を控える」204人、「セール時にまとめ買いする」170人、「家計簿をつけ収支を把握する」167人と、王道の節約術が上位だった。
調査概要
- 【調査対象】ポイ活をしている全国の10~60代の男女
- 【調査方法】インターネット調査(調査委託先:ジャストシステム)
- 【調査時期】2023年10月13日~16日
- 【有効回答数】671人
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