学習ドリル「Fujitsu×うんこドリル AIとのつきあい方」を富士通がサイトで無償公開

AIについて楽しく学べる、教育支援プログラムを通じて全国の小学生に学習機会を提供

富士通は、AI(人工知能)について楽しく学べる学習ドリル「Fujitsu×うんこドリル AIとのつきあい方」を制作した、と9月6日に発表した。デジタル社会を支えていく子供たちがAIとの付き合い方を楽しく、分かりやすく学べる内容で、富士通のホームページなどで公開し、希望する教育機関へ冊子を無償提供する。富士通が展開する教育支援プログラムやワークショップなどを通じて、全国の小学生にAIの学習機会を提供する。

「Fujitsu×うんこドリル AIとのつきあい方」の表紙画像

累計1000万部を超える文響社の学習教材「うんこドリル」シリーズと共働し、「富士通研究所 人工知能研究所」が制作に関わった。二択クイズ形式の「AIを使う時に気を付けないといけないこと」を出題して、なぜ気を付けないといけないのかを解説。富士通がスカラーシップパートナーで参画する「神山まるごと高等専門学校」(徳島県神山町)の学生のアイデアを盛り込んだ「未来のAIニュースを考えよう」の学習ページなどがある。

AIはますます身近な存在になり、子供たちが利用する機会が増えることから、ドリルはAIに関する留意点を学び、上手に付き合うことでどんな社会になっているかを考え、AIに関係するテクノロジーを子供たちが自ら学習することを促す構成となっている。AIをキーテクノロジーのひとつとする富士通は、信頼できるAIの開発やAI倫理の確立に取り組んでおり、学習ドリルの制作はデジタル社会の発展につながるコミュニティ活動の一環。

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