夏セール「利用した/利用予定がある」のは3人に1人、アパレル購入「安く買えて満足した」57.3%【メルカリ調べ】

短期間で使い潰すより、リセール・リユースのバリューを重視する傾向。

メルカリが運営するリコマース総研は、「アパレル消費とリコマース市場」に関する調査結果を発表した。

「特定の決まったブランドで買うことが多い」全体平均42.7%だが、Z世代は56.3%と高め。

まず2023年のサマーセールについて「購入した/購入予定がある」としたのは29.9%。42.0%は「購入しない/購入する予定はない」と回答している。コロナ禍の行動制限がなくなったにも関わらず昨今のセール離れがうかがえる。

「サマーセールを購入しない/購入する予定がない」理由を聞くと、「欲しいアパレルがないから」42.7%が特に多く、「すでに夏物アパレルがたくさんあるから」25.2%、「買っても使う予定がないから」23.3%がそれに続いた。

「セール品を購入した際の意識」については、「安く買えて満足した」57.3%が最多で、「気に入ったものが買えた」33.9%がそれに続く。「デザインに満足した」19.0%、「品質に満足した」15.6%はかなり低めだ。

「1. ファストファッションで2,000円のTシャツを購入し、1シーズン着て捨てる」「2. 6,000円のTシャツを購入して1シーズン着た後、フリマアプリで4,000円にて売却し、実質2,000円でTシャツを購入したことになった」「3. 定価6,000円のTシャツがリユース品にて2,000円で買えた」という“2,000円の買い物の3パターン”について聞くと、Z世代では3つめの「3. 定価6,000円のTシャツがリユース品にて2,000円で買えた」の満足度が47.1%で最も高かった。

同等の出費(2,000円)でも、短期間で使い切るより「リセールバリューを考慮して買ったモノ」や「リユース品の購入」の満足度が高い傾向が判明した。

調査概要

  • 【調査対象】全国18~69歳男女
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査時期】2023年07月11日~12日
  • 【有効回答数】1,030名
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