上場企業の平均年収は「620万4,000円」。キーエンスや三菱商事を抑えたトップは? 【TSR調べ】

平均年収ランキング、トップは年収3000万円超え。

東京商工リサーチは、上場企業3,235社の年間給与に関する調査(2022年度)を実施した。

2022年度、平均年収は「620万4,000円」で増加傾向

2022年4月期-2023年3月期 上場企業平均年間給与

調査によると、2022年度の上場企業3,235社の平均年間給与は620万4,000円(前年比2.4%増)で、前年度よりも15万円増加した。

2022年4月期-2023年3月期 上場企業平均年間給与 前年度増減

前年度と比較可能な3,124社のうち、約7割の企業で年間給与が増加。2年連続で「増加」が「減少」を上回っており、円安や賃上げ機運が年間給与の押し上げに寄与したとしている。

2022年4月期-2023年3月期 上場企業平均年間給与 産業別

産業別にみると、電気・ガス業を除く9産業で前年度を上回る結果に。電気・ガス業の729万7,000円が最も高く、以下「建設業」「不動産業」と続いた。

平均年収ランキング、1位は「M&Aキャピタルパートナーズ」

年度別 平均年間給与 金額別

年間給与を金額別で見ると、「1,000万円以上」の企業は66社。「500万円以上600万円未満」「500万円未満」の社数が減少傾向である一方、「600万円以上」のレンジは上昇し、年間給与を底上げした。

2022年度 個別企業の年間給与 ランキング

個別企業の年間給与は、「M&Aキャピタルパートナーズ」の3,161万3,000円がトップに。2位は「キーエンス」の2,279万3,000円、3位は「三菱商事」の1,939万3,000円と続いた。

調査概要

  • 【調査概要】本調査は、2022年度決算(2022年4月期-2023年3月期)の全証券取引所の上場企業を対象に、有価証券報告書の平均年間給与を抽出、分析。変則決算企業と持株会社は除いた。業種分類は証券コード協議会の定めに準じた。
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