「食品ロス削減アプリ」の利用経験率、日本は8%で米仏を大きく下回る【MMD研究所調べ】

SDGs達成のためにできることは? 環境問題やエシカル消費への意識を日米仏で比較。

MMD研究所は、「日米仏3カ国比較:都市部消費者の食の意識・動向調査」を実施した。日本、アメリカ、フランス都市部在住の20~40代男女に対し、環境問題やエシカル消費に関する意識を聞いている。

「マイバッグ・マイボトル・食品ロスの削減」は3カ国共通

環境問題や倫理的な消費への意識から取り組んでいること・心がけていること(複数回答)

まず、環境問題や倫理的な消費のための取り組みを聞いたところ、日米仏ともに「買い物時にマイバッグを持つようにしている」「食品ロスがでないように心がけている」「外出時にマイボトルを持つようにしている」が上位3項目となった。

環境問題や倫理的な消費への意識から取り組んでいること・心がけていることで日本と他国の差が大きかった3項目

日本と米仏の取り組みを比較すると、特に「動物福祉が考えられた商品の購入」「有機農産物・無農薬農産物の購入」「コンポストや生ごみ処理機を用いた家庭ごみの削減」の項目において、日本は20.0%以上他国を下回っていた。

フードロス削減アプリの利用経験、日8.4%・米36.9%・仏53.7%

食品ロス削減を目的としたアプリの認知~利用・興味

続いて、食品ロス削減を目的としたアプリについて聞くと、利用経験率は日本8.4%、アメリカ36.9%、フランス53.7%と大きく差が開いた。一方で、「知らなかったが説明を見て興味を持った・利用してみたい」という割合は、日本が31.6%と最も高かった。

知っているもしくは利用しているエシカル消費の推進や環境問題に取り組むスマートフォンアプリ

エシカル消費の推進に関して、知っている・利用しているスマートフォンアプリとしては、上図のような回答が得られた。

調査概要

  • 【調査期間】2023年2月15日~2月20日
  • 【有効回答数】日本430人、アメリカ406人、フランス406人 ※人口構成比に合わせて回収
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査対象】日本(東京)、アメリカ(ニューヨーク)、フランス(パリ)に住む20歳~49歳の男女
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