主な連絡アプリ、日本「LINE」米国「Instagram」中国「微信(WeChat)」【MMD研究所調べ】
MMD研究所は、日本、アメリカ、中国に住む15歳~69歳のスマートフォンを所有する男女を対象に、「日米中3ヶ国都市部スマートフォンユーザー比較調査」を実施した。今回の調査は、第1弾「端末・通信編」第2弾「お金編」に続く、第3弾「アプリ編」となっている。
主な連絡アプリ、日は「LINE」米は「Instagram」中は「微信」
まず、週に1回以上利用しているアプリのジャンルを聞いたところ、日本では「メッセージアプリ」が78.1%と最も多く、ついで「Eメール」が63.2%、「天気」が54.9%となった。アメリカでは「電話」「Eメール」「SNS」の回答が多く、中国では「メッセージアプリ」「電話」「ネットショッピング(ネットスーパー以外)」が多い結果となった。
週に1回以上利用しているメッセージアプリ・SNSの種類を聞くと、日本では「LINE」が最も多く91.2%、ついで「Twitter」が56.6%、「Instagram」が45.8%となった。
アメリカでは、「Instagram」が最も多く69.0%、ついで「Facebook」が67.5%、「Messenger(Facebook Messenger)」が50.8%となった。
中国では「微信(WeChat)」が最も多く97.4%、以下「抖音(Douyin)」「微博(Weibo)」と続いた。
日米で最も使われている音楽アプリは「Spotify」
また、現在利用している音楽再生アプリの種類を聞いたところ、日本では「Spotify」が最も多く34.3%、ついで「Amazon Prime Music(Unlimited含む)」が27.2%、「Apple Music」が24.9%となった。
アメリカでは「Spotify」が最も多く54.1%、ついで「YouTube Music(Premium含む)」「Apple Music」と続いた。
中国では「QQ音乐(QQ Music)」が最も多く63.5%、ついで「網易雲音楽(NetEase Cloud Music)」「酷狗音乐(KuGou Music)」となった。
有料動画アプリの利用率、日本は米中よりもかなり低い?
続いて、現在有料で利用している動画再生アプリの種類を聞いたところ、日本では「Amazon Prime Video」が最も多く38.7%、ついで「Netflix」が17.6%、「YouTube Premium」が8.2%となった。また日本は、「有料で動画再生アプリは利用していない」の割合が42.3%で、他2ヶ国と比べ、圧倒的に高いことが明らかになった。
アメリカでは「Netflix」が最も多く79.2%、ついで「Hulu」が56.0%、「Amazon Prime Video」が53.7%となった。
中国では「腾讯视频(Tencent Video)」が最も多く65.1%、ついで「爱奇艺(iQIYI)」が62.1%、「優酷土豆(YoukuTudou)」が33.4%となった。
人気ゲームにも各国で特色あり。日米はパズル、中国はシューティング
1年間で遊んだモバイルゲームのジャンルを聞いたところ、日本は「パズル」「ロールプレイング」「音楽、リズム」が多く、アメリカは「パズル」「アドベンチャー」「スポーツ」、中国は「シューティング」「ロールプレイング」「アドベンチャー」が人気という結果となった。また日本では、「この1年間でモバイルゲームはプレイしていない」の割合が53.7%と他2ヶ国と比べて高かった。
調査概要
- 【調査期間】2022年8月23日~8月28日
- 【有効回答】日本557人、アメリカ562人、中国552人 ※人口構成比に合わせて回収
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査対象】日本(東京、大阪)、アメリカ(ニューヨーク州、カリフォルニア州ロサンゼルス、カリフォルニア州サンフランシスコ)、中国(北京、上海)に住む15歳~69歳のスマートフォンを所有する男女
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