「人間関係リセット」ボタンポチー、37%が「した/したい」。男性・女性どちらが多かった?【クロス・マーケティング調べ】

大切にしたい人間関係、友人や恋人や子供より「親」。

クロス・マーケティングは、「人間関係に関する調査(2023年)」の結果を発表した。人間関係の重視度、より大切にしたい人間関係、その理由、人間関係のリセットの経験/リセット意向などについて、1,000人から回答を得ている。

人間関係を重視しているという人は68%、3人に1人は重視していない

まず「人間関係の重視度」を聞くと、「とても重視している」23%、「やや重視している」45%で計68%が重視で、前回よりわずかながら減少した。性年代別で見ると、女性、20代・50・60代は70%を超えたが、逆に40代のいわゆる就職氷河期世代は63%にとどまる。

「より大切にしたい人間関係」を聞くと、「親」が最多で、「友人・知人」「兄弟・姉妹」「恋人・パートナー(配偶者)」「子供」がそれに続く。「親」をより大切にしたいと思うのは若年層、逆に「子供」は上位の年齢層だった。なお50代・60代の「恋人・パートナー(配偶者)」では、男性は高いが女性は低い傾向が見られた。

図1:人間関係の重視度 図2:より大切にしたいと思う人間関係

自ら長期的に連絡を絶つ「人間関係リセット」について聞くと、「人間関係をリセットした/したい人がいる」のは37%だった。女性、30代・50代は4割を超える。リセットした/したい対象はさまざまだが、男性30代で「親」、女性30代で「友人・知人」、女性60代で「兄弟・姉妹」が目立つ。

「リセットした/したいと思った具体的な理由」では、家族・親族関係では「面倒/面倒くさい」「疲れた」、友人・知人は「面倒/煩わしい/性格が合わない/嫌い」「必要のない人からの連絡がストレスに感じる」、職場は「雰囲気が悪い」「妬まれると面倒」といった意見があがる。具体的なリセット方法では、SNSを見ない、LINEを見ない、音信不通になる、はがきでの連絡を止めるなどとなる。

図3:人間関係をリセットした/したい人の割合
図4:人間関係をリセットした/したい人
図5:人間関係のリセット方法

調査概要

  • 【調査対象】全国20~69歳の男女
  • 【調査方法】インターネットリサーチ(クロス・マーケティング セルフ型アンケートツール「QiQUMO」使用)
  • 【調査時期】2023年1月1日(前回2021年12月22日との比較)
  • 【有効回答数】1,000サンプル(人口構成比に基づいて割付)
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