リスキリング、約6割の人が「産休・育休中は無理」。関心は高いが、実施環境が整っていない?【アクシス調べ】
岸田首相の答弁、「育休中にリスキリング」は現実的なのか? リスキリングに関する意識を調査した。
2023/2/8 16:00 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
アクシスは、日本国内で働く20~50代の300名を対象に、「リスキリング(学び直し)」に関する意識調査を実施した。
岸田文雄首相は、2023年1月27日の参議院本会議で、賃金上昇やキャリアアップに向け、産休・育休中のリスキリングを「後押しする」と答弁している。
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4割以上の人が「リスキリング」を実践している
まず、「リスキリング」という言葉の認知度を調べると、「知っている」と答えた人は50.0%だった。
「リスキリングをしたことがあるか」という質問では、「ある」と答えた人は43.3%だった。
リスキリングに対する意欲を聞くと、83.7%の人が「してみたい」と回答した。
日本国内ではリスキリングの社内制度が整っていない?
所属する会社にリスキリングに関する制度があるかを聞くと、73.3%の人が「ない」と答えた。
「リスキリングにより所属企業で年収アップできるか」を聞くと、75.3%の人が「いいえ」と答えた。
産休・育休中のリスキリングは約6割が「無理」
「産休・育休中のリスキリングが可能だと思うか」という質問では、6割弱の人が「いいえ」と回答した。
調査概要
- 【調査対象】日本国内で働く20代~50代の男女
- 【有効回答数】300名 ※回答者の年齢構成:20代:67名、30代:118名、40代:82名、50代 33名 ※回答者の雇用形態の構成:正社員187名、契約社員19名、派遣社員14名、アルバイト80名
- 【調査時期】2023年1月30日
- 【調査方法】自社インターネット調査(クラウドワークス)
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