Web広告の運用は単調なのに複雑? なんと担当者の97%が「仕事に限界」を感じていた!【全研本社調べ】
全研本社は、「Web広告運用担当の悩み」に関する調査結果を発表した。Web広告の運用を担当している101人が回答している。
9割超が転職・キャリアチェンジを検討
最初に「Web広告運用の仕事に限界を感じたことがありますか」と聞くと、「かなりある」が50.5%と半数を超え、「ややある」46.5%と合わせると、97.0%にまで達した。
具体的に「Web広告運用の仕事に限界を感じた場面」(複数回答)を「ある」と回答した98人に聞くと、「コンテンツ作成の要望に応えられない」49.0%、「運用の経験しか積むことができない」46.9%、「成果が出ない」45.9%の3つが上位となった。
複雑な仕事内容の割に実作業が単調な点のほか、「効果が実感できない」「常にリソースが不足がち」「マンネリ」といった傾向にも不満の声があがっている。
なお「Web広告運用の仕事に刺激がないと感じたことはありますか」という質問には、「かなりある」51.5%、「ややある」35.6%と、9割近い87.1%(88人)が「ある」と回答している。この88人に「刺激がないと感じた理由」を聞くと、「クリエイティビティを発揮する機会がない」58.0%、「細かい作業が多い」42.0%、「結果が出るまで時間がかかる」42.0%が上位だった。それ以外では「飽きた」「効果が実感できない」といった意見が多いようだ。
こうした背景からか、Web広告担当の多くが転職やキャリアチェンジを検討しており、「転職やキャリアチェンジを考えたことがありますか」という質問に「かなりある」52.4%、「ややある」41.6%と回答している。
これらの人に「次の仕事に求める要素」を聞くと、「企画など上流工程に携われる」56.8%、「クリエイティブが行える」45.3%、「Web以外のマーケティングにも携われる」40.0%などが上位だった。自由意見では「きちんと目標が明確なこと」「チームで教育しながらお互いに成長できる環境」「効果が実感できる」「飽きない」などがあがった。
調査概要
- 【調査対象】Web広告の運用を担当している人
- 【調査方法】IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
- 【調査時期】2022年7月4日~5日
- 【有効回答数】101名
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