楽天グループと博報堂DYホールディングスが新会社「楽天データソリューションズ」設立
楽天の消費行動分析データと博報堂DYグループの生活者データなどを活用して研究・開発
2022/9/2 7:01 マーケティング/広告
楽天グループと博報堂DYホールディングスは、広告クライアントを対象にしたデータソリューションの研究・開発を行う新会社「楽天データソリューションズ」を設立し、9月1日に営業を始めた、と同日発表した。楽天の1億以上の会員基盤に基づく消費行動分析データと、博報堂DYグループが持つ生活者データ、メディアデータとマーケティングの知見を活用する。
楽天データソリューションズは、両社が展開してきた企業のマーケティング支援をベースに、それぞれの特性を組み合わせる。資本金5000万円で出資比率は楽天グループ51%、博報堂DYホールディングス49%。楽天グループと同じ東京都世田谷区玉川に置いた。社長には、楽天グループ傘下でインフルエンサーマーケティングを手掛けるMIHAの田中利昌社長が就いた。
企業の継続的な事業成長に向けたマーケティング活動でLTV(顧客生涯価値)の最大化が不可欠とされ、企業には商品・サービス認知、購買、ファン化といった生活者の行動過程に応じた対応が求められる。楽天データソリューションズは、これら各段階のマーケティング活動を一括して支援するため、データを活用した新しいデータソリューションを研究・開発する。
ソーシャルもやってます!