データビークルがWOW WORLDの新CDP「WOW engage」を高度なデータ分析で支援

あえて情報を送らないことも、高度な分析で顧客コミュニケーションを量から質へと転換

データサイエンスツール開発・販売のデータビークルは、5月に資本業務提携したWOW WORLD(ワオワールド)の新商品「WOW engage(ワオエンゲージ)」に高度な統計手法に基づく分析機能を提供する、と8月24日に発表した。CDP(顧客データ基盤)ソリューションのWOW engageに、データビークルの拡張データ分析ツール「dataDiver」で得た知見を生かし、「企業と顧客のちょうどいいコミュニケーション」の実現に貢献する。

WOW engageは、企業内で別々に管理されている個人情報や購買情報、Webサイト上の行動履歴を統合したCDPを中心としたエンゲージメントソリューションで、BtoB(法人向け)や、BtoC(消費者向け)を問わず幅広い業種で利用できる。統計的因果推論などの手法で得られた分析結果をもとに、顧客にとって最適な情報を、最適なタイミングと最適な手段を選んで配信できるようになり、マーケティング効果の最大化が期待できる。

WOW WORLDグループ全体で提供するソリューションで、子会社で企業のデジタル戦略支援のコネクティがCDPを開発した。WOW WORLDのコミュニケーションシステム「WEBCAS(ウェブキャス)」で情報内容によってメールやSMS、LINEと配信チャンネルを出し分ける。高度な統計手法に基づく分析機能で「その情報はあえて送らない」や「別の情報に差し替える」など顧客コミュニケーションの量から質への転換を進める。

概要
WOW engageの管理画面イメージ
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