データビークルの分析ツール「dataDiver」で保健所向け児童虐待予防データ分析を開始

日本コンピューターが「WEL-MOTHER」の母子保健情報データを「dataDiver」で分析して提供

データサイエンスツールの開発・販売のデータビークルは、同社の拡張データ分析ツール「dataDiver(データダイバー)」と、自治体業務支援システム開発の日本コンピューターの保健所システム「WEL-MOTHER」の母子保健情報を活用し、虐待予防データ分析事業を11月から始める、と10月27日に発表した。児童虐待を減らす取り組みを支援する。

日本コンピューターはデータビークルのAaaS(Analytics as a Service=サービスとしての分析)パートナーで、dataDiverを活用してデータ分析サービスを提供する。統計学のエビデンス(根拠)に基づいて効率的で効果的にデータを分析して、社会問題となった児童虐待を1件でも減らせるよう自治体保健所の活動を支援する仕組みを確立する。

データビークルのdataDiverは、グラフ描画が主体のBI(ビジネスインテリジェンス)ツールと異なり、統計学と機械学習を応用してデータに基づき最適な意思決定を支援する。日本コンピューターのWEL-MOTHERは、政令指定都市の8割、特別区の9割が採用する保健所向けパッケージソフトウェアで、自治体の公衆衛生活動を約30年間支援してきた。

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