8インチと言えば…フロッピーディスク!? 10~20代の2割は意外に利用経験あり【STRATE調べ】

「フロッピーディスク」について、認知や利用経験をアンケート。

SheepDogが運営する「STRATE」は、「フロッピーディスク」に関する調査結果を発表した。15歳~29歳の男女300人が回答している。

死に絶えた? 10代女性のフロッピー利用経験はゼロ

「8インチ」と聞いて、タブレットの画面サイズを思い浮かべる人だけでなく、フロッピーディスクを思い出す人も多いだろう。

フロッピーディスクは、パソコン黎明期に活用された記録媒体だ。フロッピーと略されることも多いが、ペナペナ(floppy)の樹脂に保護された磁気ディスクで、8インチや5インチサイズのものが普及。その後、硬質なプラスチックで保護された3.5インチのフロッピーディスクが流通した。ただし、光磁気ディスクやCD-R、USBメモリやSDカードなどに記憶媒体が移行し、最近見かけることは少なくなっている。

まず10代・20代男女に「フロッピーディスクを知っているか?」と聞くと、「知らない」58%が最多だった。「知っているが、使ったことはない」23%、「実際に使ったことがある」19%だった。意外にも2割がフロッピーディスクの利用経験があった。

10代と20代の年代別で見ると、「知らない」は10代が78%、20代が38%だった。ちょうど今の10代と20代で、断絶が生じていることがうかがえる。

さらに性別で見ると、「フロッピーディスクを知っていて、利用経験がある」は、20代女性の36%が最も多く、20代男性の28%を上回った。一方で10代女性は0%だった。10代男性は12%が存在するが、むしろどういうシチュエーションで遭遇したのか知りたいレベルだ。

調査概要

  • 【調査対象】宮城県,東京都,愛知県,大阪府,福岡県に住む15歳~29歳の男女・正社員
  • 【調査方法】ネットリサーチ
  • 【調査時期】2022年6月1日
  • 【有効回答数】300人
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